ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

米の配達 r+2575

知り合いの米屋から聞いた話だ。 ある日の昼下がり、電話が鳴った。いつもの常連から、米の配達を頼まれたという。「夕方ごろで頼むわ」と言われたので、その時間に行くことにしたそうだ。その日は朝こそ暇だったが ...

札幌・米里の家(ヨネサトノイエ)r+4750

これは、かつて同じ職場で働いた「鍋倉さん」という男の話だ。 祟りというものが本当にあるのだと、彼を見送ってそう実感したと、楡井さん(仮名)は語る。 鍋倉さんは四十二歳、かつては大手住宅メーカーでバリバ ...

ヒサル r+2862

これは、長野の山奥に住む知人から聞いた話だ。 小学校の頃、村の子供たちはよく川でザリガニ採りをしていた。彼もその中の一人で、仲間たちと夢中になって川べりでザリガニの決闘に興じていた。だが、ふと山の方を ...

イタコの言葉 r+2236

これは青森県津軽地方に住む方から聞いた話だ。 津軽地方には、恐山のイタコと同じく「イタコ」がいるという。恐山で知られるイタコは、少なからずテレビ番組などで取り上げられ、「インチキじゃないのか」と思われ ...

爺さんの秘密 r+2186

これは、大学の友人Aがしみじみと語ってくれた、家族の話だ。 Aの祖母は、数年前からボケが始まっていたが、徘徊や大声をあげるわけでもなく、ただ穏やかに寝たきりで日々を過ごしていた。 古びた大きな籐の椅子 ...

夜更けの訪問者:消えた母と残された声 r+4402

これは、ある女性から聞いた話をもとにしている。 彼女はかつてキャンギャルやイベントコンパニオンをしていたが、華やかな仕事に嫌気が差し、今では毎日すっぴんで過ごしているという。 その友人の一人もまた華や ...

被猿 r+4895

これは、四国の片田舎で生まれ育ったある男性から聞いた話だ。 その町では、彼が小さい頃まで独特の風習と価値観が色濃く残っていた。例えば、障がいを持って生まれた子や双子のように「普通とは違う」特徴を持つ子 ...

奇妙な電話 r+4709

これは、かつて同じクラスだった吉岡くん(仮名)から聞いた話だ。 彼は、高校に入学して間もなく、クラスでの小さなトラブルに巻き込まれ不登校になった。昼間は家でテレビを見たり、ゲームをしたり、年の離れた四 ...

ピンクの小さなボール r+4160

これは、知人の由美子さん(仮名)から聞いた話だ。 夏休みのこと、友人に誘われ、彼女は生まれて初めて「お見合いパーティー」なるものに参加したらしい。会場には年配の参加者も多く、裕福そうな人もいない。それ ...

憑かれし家系~木札に秘められた祈り r+3885

これは、ある地方の古い家系に生まれた友人の話だ。 彼は「俺は憑かれやすい体質だ」と言っていた。子どもの頃から、祖母が常にお守りを持たせてきたという。それは、彼が「良くないモノ」を引き寄せやすい体質だか ...

尻切れ馬 r+3954

2024/11/10   -短編, r+, 土着信仰

ある年末、帰省した際の奇妙な出来事を語った話。 これは、大学生だった彼が実家のある田舎町で体験した。 夕暮れのコンビニ。代金支払いのためだけに行くのも気が引けて、缶コーヒーをひとつ手に外へ出た。駅周辺 ...

異界の縁:犬神と猫神が囁く村 r+4327

2024/11/10   -短編, r+, 土着信仰

これは、ある田舎に住む祖母から聞いた話だ。 祖母が幼い頃住んでいた地元は、本当に何もないような田舎で、昔ながらの集落がいくつかの本家とその親戚で構成されていた。外の人間が入り込むことも滅多になかったた ...

もののけ旅館 r+3537

これは、ある旅館に泊まった男性から聞いた話だ。 そこは山奥にひっそりと佇む小さな宿で、訪れる人も少なく、辺りにはしんとした静寂が広がっている。宿のスタッフは親切で、館内の清掃も行き届き、庭には見事な手 ...

中華屋珍満 r+4857

近所の中華料理店でラーメンを食べていた際、支払いをしようとしたところ、店主が「いらない」と言った。店主によると、この店は今日で閉店するという。経営が厳しくなったことや高齢による体力の限界などが理由で、 ...

男児の宿命、名付けの法則 r+1931

これは、同僚の田村さんから聞いた話だ。 彼の家系には、代々「男子の名前はある特定の法則に従って付けねばならない」という、奇妙な決まりがあるらしい。その法則を記した古い本が本家に存在し、そこには画数や読 ...

思い出の山小屋 r+4264

幽霊とか妖怪とか神様とか、そんなのじゃないけど、俺が本気で怖かった話。 俺はかなりのお婆ちゃんっ子で、小学生の頃はよく祖父母の家に遊びに行き、近くの山で山菜を採ったり、近所の子供たちと遊び回っていた。 ...

軽装の一団 r+3504

俺には、趣味らしい趣味が無い。 もしあるとすれば、色んなことに軽く手を出しては飽きてやめる、それを繰り返すのが「趣味」ってやつだろうか。 その頃は登山にちょっと興味が湧いて、関東にあるある山に何度か登 ...

冷たく見開かれた瞳 r+3474

これは、親しい友人にだけしか話したことがない話だ。 俺自身も、いまだ信じ難い出来事だし、仕事柄、職務上の秘密も多いので、どうしても誰彼に話せるものでもない。 俺は地方のとある警察署で働く警察官だ。あの ...

言葉の裏側 r+7424

これは、コーチングをしている知人の田原さん(仮名)から聞いた話だ。 ※コーチング…コーチ(聞き手)との問答による精神治療、セラピーみたいなもの。 田原さんのクライアントに、工藤というベンチャー企業の社 ...

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