ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「奇妙な話・不思議な話・怪異譚」 一覧

🚨入れた理由 nc+

最上階のアーカイブ室には、窓がなかった。 正確に言えば、あるはずの壁面に、外光の痕跡が一切残っていなかった。 私が都心の設計事務所でインターンをしていた頃、仲間二人と無断で侵入したその部屋は、建物の最 ...

乾かない駅名 rw+142

高校二年の春だった。もうすぐ日が落ちる頃、名鉄神宮前の駅から少し離れた道を、自転車で走っていた。 その日、友人の家に泊まる予定だった。熱田神宮の裏手を抜け、車通りの多い大通り沿いを走っていた時、音が遠 ...

出られない升目 nc+

小学生のころ、同級生二人と一緒に、町外れの離れに忍び込んだ。 理由は単純で、二階が「宝部屋」だという噂があったからだ。 ガンプラや古い玩具が山ほど積まれているらしい。鍵も塀もない家で、誰もいない時間帯 ...

水道カメラが拾った《目》nw+586

もう五年以上前の話だ。 あの現場の記録番号はいまでも覚えている。だが番号より先に浮かぶのは、あの“目”だ。 当時、俺は下水道の調査を請け負う設備保全会社にいた。暗く、臭く、酸素濃度を気にしながら作業す ...

撮れない教室 rw+12196

俺が小学校六年だった頃の話だ。 あの年の記憶は、今でもやけに湿っている。 夏の終わり、蝉の声が途切れる瞬間があるだろう。あの間が来ると、決まって思い出す。汗とは違う、背中の内側からにじむような濡れた感 ...

四十九日まで動かすな rw+2,723

死んだ祖父の話だ。 いや、あれが本当に「死んだ」と言っていいのかどうか、今でも判断がつかない。 祖父は八十四歳で息を引き取った。戦後の焼け跡を生き延びた世代で、背中には色の抜けた不動明王の刺青があった ...

見られた場所 rw+117

うちは父方の祖父が出雲地方の神主の家系だったらしい。そのせいか、子どもの頃、よく「白い人」を見ていた。 初詣に行くと、みんなは決まって本殿に向かう。あれが不思議で仕方なかった。俺はというと、本殿ではな ...

🚨真ん中だけ、書かない nc+

北国の漁港だった。 観光地としての役割はとうに終わり、錆びたクレーンと廃業した缶詰工場の煙突だけが、防波堤の向こうに突き出している。集落の奥、坂を登りきった先に、小さな診療所があった。週に三日だけ開く ...

部屋の中に急にアリが出るようになった #3,538

部屋の中に急にアリが出るようになった【ゆっくり朗読】 個人的に怖かったというか不気味だった話。 815 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2017/07/16(日) 06:27:42.43 I ...

渡された日付 rcw+2,595

大阪の祖父が死んだのは、私が小学五年のときだった。 病名は膵臓癌だったと聞かされた。肺でも心臓でもなく、内側から静かに腐っていく臓器らしい。苦しんだと母は言ったが、最後に会った祖父はまだ肉付きがよく、 ...

春の穴 nc+

小学六年生の立春の日のことだ。 その日は、暦の言葉とは裏腹に、指先がかじかむほど冷たい風が吹いていた。歌では南国と呼ばれる土地でも、冬はちゃんと冬の顔をする。校門を出てから家までの道は、畑と古い家がだ ...

🚨街灯の中央 nc+

その話は、ある占い師が酒の席で「昔、実際にあったらしい」とだけ前置きして語ったものだという。 真偽は分からない。ただ、聞いた者の多くが、後になって同じ場所を思い出すたび、説明できない違和感を覚えたそう ...

狭山異空間事件 #30,451/フジテレビ:世界の何だコレ!?ミステリーで紹介されました~埼玉県・知らない町につながる林

狭山異空間事件【ゆっくり朗読】 二十年前くらい、小学四年生のときに埼玉県狭山市の富士見小学校っていう小学校に俺は転校しました。 「狭山市立富士見小学校」でグーグルマップで検索してみてください。そこです ...

泣きぼくろ nc+

私の祖母はいわゆる「みえる人」だったらしい。 少なくとも、祖母自身はそう信じて疑わなかった。私は祖母に育てられたようなもので、幼い頃から怖い話や不思議な話を、昔話の延長のように聞かされてきた。その多く ...

外を見ないで rw+184

夕方、親父が物置の奥からガラクタを掘り返していた。 日が落ちる頃、居間に戻ってきた親父は、ちゃぶ台の上に戦利品を並べ始めた。古びたフレアパンツ、針の折れたレコード、鼻の欠けた陶人形、背表紙の文字が読め ...

正しい選択 nc+

母が最初に違和感を覚えたのは、息子の声が少しだけ低くなったことだった。 小学校六年の春。団地の中庭で遊んでいた頃と比べて、話し方が妙に落ち着いている。言葉を選ぶというより、相手の反応を待ってから続きを ...

外でお弁当 nw+752

今日は外で食え。 社長がそう言ったとき、冗談だと思った。だが本気だった。十一月とは思えない陽気で、窓越しの光がやけに白く、社内の蛍光灯よりも強く感じられた。 「今日は温かい。昼は外で食え。全員だ」 外 ...

扉のない店 ncw+960

十年ほど前の話になる。 当時はまだ高速道路の整備も今ほど進んでおらず、県境を越えるだけでも時間がかかった。私は同じ部署の先輩に誘われ、兵庫県の山間部まで車で出かけた。 目的は、知る人ぞ知る巻きずし屋だ ...

息子に怖い話をしただけだった nc+

夜の寝かしつけは、いつも同じだった。 絵本を一冊読んで、電気を消して、それでも眠れない日は適当な作り話をする。息子は小学生で、怖い話が好きだった。怖いと言いながら、最後まで聞きたがる。だからその日も、 ...

それは人に見えた nc+

彼女が大学生だった頃に付き合っていた男の話を、別れてから何年も経ってから聞いた。 彼のことを、彼女は最後まで「目が悪かった人」と呼んでいた。視力の話ではない。検査をすれば両目とも一・五は出る。眼鏡もコ ...

五階のドアノブ rw+3,800

幼稚園の年長だった。 ある晩、眠っていた私を母が揺り起こした。「着替えて」と囁く声は、夜よりも低かった。訳もわからないまま服を着せられ、車に乗せられた。窓の外を流れる住宅街の灯りが、やがて途切れ途切れ ...

呼ばれた。 nc+

最初は、音だけだった。 意味はなかった。ただ、空気が少し震れて、その震れが自分の輪郭に触れた気がした。 次に、繰り返された。 同じ音。少しだけ抑揚がついて、今度は確かにこちらを指していた。 それが、自 ...

出来なんだ rw+4.002

昔話だと思ってくれていい。そうやって笑ってくれたほうが、たぶん安全だ。 だが、これはじいちゃんの話であり、そして今は、俺の番の話だ。 じいちゃんは山で生きていた。遊びではなく、生活として山に入っていた ...

何度目の十月二日 nc+

タイムリープに成功したけど質問ある? そう書き込んだ瞬間のことは、よく覚えていない。 焦っていた、という感覚だけが残っている。手が震えていたのか、キーボードを叩く音がやけに大きく感じられた気もする。 ...

一合と三本 nc+

祖母はいわゆる「みえる人」だった。 子どもの頃、私はその祖母から、夜ごと聞かされる怖い話や不思議な話を子守唄代わりに育った。その中でも、今もはっきり覚えている話がある。 商売人冥利につきる話だと、祖母 ...

死ぬべきだった日 rw+1,782

隣に住む奥さんが言ってくれたの。 「うちは賑やかすぎるくらいだから、たまにはお茶でもどう?」って。 その声はやさしくて、窓越しに見える食卓には、いつも誰かの笑い声が重なっている。でも、あたしには少し眩 ...

手が足りた日 nc+

私の祖母はいわゆる見える人だったらしい。 そう自分で名乗ったことは一度もないが、おばあちゃん子だった私は、折に触れて祖母の口から、怖い話とも不思議な話ともつかない出来事を聞かされて育った。これは、その ...

一時三十分 nc+

その日は、特別なことは何もなかった。 部活もなく、補習もなく、夜は家でだらだらテレビを見て、十一時前にはベッドに入った。ただそれだけの一日だった。 当時、俺の部屋には二段ベッドが置いてあって、下が俺、 ...

聞くだけの存在 nc+

昔、中学生くらいの頃の話だ。 その頃、私は夜が苦手だった。暗いのが怖いというより、静かになるのが嫌だった。家が古く、夜になると音が途端に減る。遠くを走る車の音も消え、風が止まると、世界から自分だけが切 ...

刀にまつわる怖い話 #+5,610

怖い話ではないと思うが、現在進行形で起こってる話。 720 刀 2006/12/22(金) 12:38:16 ID:E6ar14uE0 文才もないんで事実だけを並べてくよ。 俺は今、一九歳で二回生に上 ...

足元の庁舎 rw+3,811

あの靭帯を切った日から、左足だけが他人のものみたいに冷たい。 痛みはない。動かそうと思えば動く。けれど、足首の奥に、何か余計なものが入り込んでいる感じが消えない。骨と骨の隙間に、指を差し込まれているよ ...

まだ来ていない足音 rw+4,091

職場の休憩室で、何気ない雑談の流れから、私は自分の過去の話をした。 子どもの話だ。 「ちょっと不思議なことがあってね」と前置きしてから話し始めたのに、話し終えたあと、なぜか私は妙な後悔に襲われた。口に ...

描かれたのは誰か nc+

ある国に、腕は比類なく、気性だけが歪んだ絵師がいた。 殿の御用を務める身でありながら、媚びもへつらいもせず、命じられた題に対しても一切の妥協を許さなかった。その態度は、忠誠というより挑発に近かった。 ...

使われない四〇二号室 iwa+

間取り図には、確かに載っている——怪談『使われない四〇二号室』 ——出版予定 原稿 一部公開 間取り図には、確かに載っている。契約書にも記載がある。だが、そのドアは、どこにもない。 廊下の壁は、四〇一 ...

迎えは天井の隅から rw+1,974

近所の古道具屋の奥さんから聞いた話だ。 店に顔を出すたび、ある娘さんが決まって母親のことを話していく。九十をとうに越えた一人暮らしの老人。骨ばった身体で、皮膚は薄く、影に溶けそうなくらい小さい。それで ...

ジョン・タイター 2036年から来た男!? その正体と予言 まとめ #40,470

ジョンタイター 2036年から来た男!?その正体と予言【まとめ・ゆっくり朗読】 「2036年から来たジョン・タイター」について ジョン・タイター(英: John Titor) は、2000年にインター ...

軽すぎる肩 rw+4,381

仕事を辞めて三か月ほど経った頃、旧い取引先から温泉旅行に誘われた。 慰労という名目だった。気乗りはしなかったが、断るほどの理由もない。私は山奥の湯治宿へ向かった。 宿は古びていたが、玄関をくぐった瞬間 ...

歌わせる山 rw+4,230

職場の同僚と居酒屋で飲んでいたときに聞いた話だ。 都内の中小SI企業に勤めていた男の話だった。仮にS氏とする。 炎上案件をいくつも抱え、帰宅は深夜、休日出勤と徹夜が続き、睡眠は一日二、三時間。三十を過 ...

会社から抹消された女 rw+3,691

三年前の冬のことだ。いまでも誰にも話していない。 話したところで理解されない。いや、理解されないどころか、病院を勧められるのが落ちだろう。 だから黙ってきた。 だが、沈黙しているあいだも、あの人は消え ...

すざく駅 rw+4,631

終電間際の車内が、あれほど静まり返ることがあるのか。 九州地方の高校に通う島崎くんから聞いた話だ。十二月も終わりに差しかかった夜、彼はいつものようにJR九州のK線で帰宅していた。部活帰りで疲れてはいた ...

見返しただけ nc+

五年勤めた木材加工工場が移転することになったのは、特別な事情があったわけではない。 老朽化とコストの問題で、より広い敷地を安く借りられる場所が見つかった。それだけの理由だった。 移転先は、かつて大きな ...

出迎えたもの nc+

実家で飼っている猫の話だ。 その猫は、私が当時アルバイトしていた職場で捕獲された。野良として処分される寸前だったところを、引き取った。名前はマコト。雄で、生後半年ほどだった。 マコトは極端に人見知りを ...

保存済み rw+2,758

夜の校舎に残るのは、罰を受けた生徒か、何かを隠したい教師だけだと思っていた。 Kが中学二年の夏にやらかしたのは、ただの未提出課題だった。居残りを命じられ、同じく常習犯のCと二人で教室に取り残された。二 ...

触っていない nc+

朝の申し送りが終わる前から、病棟がざわついていた。 「飛び降りがあったらしい」 誰かがそう言って、誰かが「またか」と舌打ちした。 その病院は、糖尿の患者が散歩に使うという名目で屋上が常時施錠されていな ...

【御殿場冤罪事件】奇妙な裁判 #4,005

奇妙な裁判【ゆっくり朗読】 昨年TVで見たドキュメンタリーの話。 105 :奇妙な裁判 その1:2006/02/05(日) 16:04:41 ID:4ThCuGi90 冒頭は、裁判所に向かう4人の青年 ...

足元の助手席 nc+

エンジン音とアイドリングの微振動が、腹の奥に溜まっていた疲労をかき混ぜるように響いていた。 その日は、理由のはっきりしないだるさが朝から抜けなかった。寝不足でもなく、仕事が立て込んでいたわけでもない。 ...

たんぽぽの帽子 nc+

私の祖母は、編み物が得意な人だった。 いわゆる霊感だとか不思議な力だとか、そういう言葉で説明されがちな人でもあったが、私にとっての祖母は、冬が来るたび黙々と毛糸を編む、少し無口で、少し心配性な人だった ...

通り道 nc+

休日の午後だった。 外出の予定はなく、母も私も家にいた。母は居間で新しく買ったテレビゲームに没頭していて、私は床に座り、猫たちとだらだら過ごしていた。窓は閉まっている。外は静かで、風の音も聞こえない。 ...

降霊陣 nc+

これから書くことは、かつて出版社に勤めていた父が、ある人物から預かっていた体験談である。 事情があって長く表に出なかったが、書いた本人は「自分のような軽率な人間が一人でも減るなら、それでいい」と言って ...

離すなよ rw+3,120

黒瀬からその話を聞いたのは、酒の席だった。 酔っていたはずなのに、彼はやけに細部を覚えていた。波の高さ、車内に流れていた曲の順番、トンネルの入口のひび割れまで。 忘れたい話ほど、細かく残るんだと言って ...

Copyright© 怖いお話.net【厳選まとめ】 , 2026 All Rights Reserved.