-
-
図書室の丸い目《月うさぎ3》 iwa+
2026/02/15 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子学校であったこと、ちゃんと書きます。 変だったらごめんなさい。 最近、少しだけ、頭の中の順番が入れ替わっている感じがします。 今日も放課後、図書室に残りました。 友達は部活で、私は帰る理由がなかったか ...
-
-
マジでやばい占い師 rc+9,318
2026/02/15 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300ご存知の方もいるかもしれないが、これはあるスタジオミュージシャンがラジオ番組で語った話である。 このミュージシャンは、家族ぐるみで付き合いのある占術師と交流があった。 とはいえ、彼女を霊能者としてでは ...
-
-
三十一人目の出席番号《月うさぎ2》 iwa+
2026/02/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子担任のことを書きます。書かないほうがいいのかもしれません。でも、たぶん、書かないほうがよくない気がします。 うちの担任は国語の先生です。三十代くらいの女の先生で、静かな人です。怒鳴ったりはしません。声 ...
-
-
芽殖孤虫(がしょくこちゅう)#7,218
2026/02/14 -短編, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300【芽殖孤虫】(Sparganum proliferum)人体寄生虫の一種。 580: 本当にあった怖い名無し:2011/06/11(土) 10:09:49.11 ID:0miTCnAG0 「孤虫」の名 ...
-
-
消えた中学生の投稿公開《月うさぎ1》 iwa+
2026/02/13 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子志那羽岩子です。以下の投稿をした者です。 保存された行 iwa+ この話を公開するかどうか、正直に申し上げて長いあいだ迷っていました。というのも、これは私自身の体験ではなく、十数年前に個人が運営してい ...
-
-
聞こえない音 rw+2,141
殺人光線Z!! 殺人兵器の秘密基地 島田研究所とは 太平洋戦争日本海軍の秘密 知られざる旧日本軍の最終兵器 [出典:blogs.yahoo.co.jp/kakuchan1964] 静岡県島田市に住む古 ...
-
-
宛名のない訪問者 rw+8,800
2026/02/13 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300三年前、一人暮らしをしていた頃の話だ。 仕事を終え、夜九時過ぎに帰宅した。梅雨の時期で、アパートの廊下には湿った空気が溜まり、足音が妙に響いていた。鍵を回し、玄関を開けた瞬間、背後でインターホンが鳴っ ...
-
-
保存された行 iwa+
2026/02/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子まだスマートフォンが当たり前ではなかった頃の話です。 インターネットには、今よりもずっと個人の気配が濃く残っていました。検索すれば何でも出てくる時代ではなく、辿り着いた場所が「そこだけの空間」である感 ...
-
-
「たぶん、みつけられました」 iwa+
2026/02/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
志那羽岩子夜に変なことがあって、どうしたらいいかわからないので書きます。 うそじゃないです。ほんとです。 こわいです。 私の部屋の押し入れで、夜になると音がします。 最初はネズミかなって思いました。前に台所で見 ...
-
-
庭に立っていたもの rw+8,657
2026/02/12 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300ゴールデンウィークに、家族を連れて実家へ帰省していた。 到着して間もなく、庭で洗車をしていると、道路の向こうに懐かしくも思い出したくない顔を見つけた。近所に住むエヌ氏だ。子供の頃から気味の悪い人物で、 ...
-
-
半分、置いてきた ncw+
早朝、標高が千五百を少し超える程度の、名もなき里山へ足を踏み入れた。 足元に広がる腐葉土は、昨晩の雨をたっぷり含み、長靴の底を吸い込むような重さを持っている。湿った土の匂いに、早春の冷気が混じり、鼻腔 ...
-
-
前から、こうでしたっけ rw+2,189
2026/02/11 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
背乗り私は二十代後半の女性だ。学歴は高卒で、専門学校も途中で辞めた。 職歴は長いが、どこも長続きしなかった。理由を説明しようとすると、いつも話が長くなる。 最初はコールセンターだった。顧客データの入力ミスが ...
-
-
箱の中ではなかった rw+8,812
2026/02/11 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300友人の宮崎は、古い木造アパートの一階角部屋に住んでいた。 角部屋というより、建物の裏側に貼り付くような位置だ。ベランダの柵を一つ越えると、裏口へ続く細い通路があり、昼でも薄暗い。住人はほとんど使わず、 ...
-
-
神降ろし #5667-6376
2026/02/11 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
神降ろし【ゆっくり朗読】 大学生になって初めての夏が近づいてきた、金曜日頃のこと。 人生の中で最も『モラトリアム』を謳歌する大学生といえど障害はある。 ポストモラトリアム時代の若者たち 社会的排除を超 ...
-
-
床下にいた人たち rw+5,745
2026/02/11 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
夏休みに何か高収入のバイトがないかと友人と探していたときのことだ。 バイト雑誌をめくっていると、「山小屋の管理を一日お願いしたい」という募集が目に留まった。日給は二万円。条件が良すぎると思いながらも、 ...
-
-
窓の外に立てない男 rw+4,442
2026/02/10 -短編, r+, 山にまつわる怖い話, 洒落にならない怖い話
北海道北海道の昭和炭鉱での話だ。 かつて炭鉱で栄え、多くの人が暮らしていた町は、俺たちが訪れた頃には完全に廃墟になっていた。夏休みの悪ふざけがきっかけだった。言い出しっぺは定岡で、俺は乗り気じゃなかったが、 ...
-
-
叫び声の方向 rw+4,639
二年前、二十歳のときの話だ。 大学の先輩に誘われて、何人かで岩手へ旅行に行った。 メンバーは先輩の鏑木さん、瀬長さん、田勢さん、首藤さん、同期の久間木、それと俺。東京から車で向かい、途中のパーキングエ ...
-
-
あの夢の中身 rw+4,378
2026/02/10 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
ネットで有名な怖い話母方の実家は熊本県にある。そこにずっと暮らしている母の姉が、先日うちに遊びに来た。 ちょうどテレビで『ターミネーター2』が流れていて、家族でなんとなく観ていた。核爆発の想像シーンで、子供たちが一瞬で焼 ...
-
-
山が先に見ていた nw+
十一月の山形は、空気の角が尖っている。 登山口へと続く細い県道を車で進むほどに、フロントガラスの向こうの色は抜け落ち、湿った灰色だけが残った。目的地は、名前を地図で探してもすぐに指が止まるような、地元 ...
-
-
ログイン中 rw+7,535-0121
2026/02/09 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300数年前のことだ。 特定されないように、いくつか事実をずらして書く。 私は田舎を出て、八王子に近い街の古いアパートで一人暮らしをしていた。女子大に通い、サークルには入らず、駅前のファミレスでバイトをして ...
-
-
音だけがいた rw+5,344
2026/02/09 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
山梨県甲府方面にある旅館に泊まった時の話だ。 付き合って一年ほどの彼女と、行き先を決めない気ままな電車旅をしていた。初日は清里に泊まり、翌日は富士山方面へ向かう途中で甲府に寄り、城跡を見てからさらに電車に乗 ...
-
-
置かれたままの酒 rw+4,470
2026/02/09 -短編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話自分も『ヨウコウ』と似た体験をしたことがある。 当時は、じいさまが子供を怖がらせるために言った戒めだと思っていた。だが『ヨウコウ』を読んでから、もしかすると自分も境目に触れていたのではないかと思うよう ...
-
-
通過した直後に立っている ncw+
2026/02/08 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
その話は、彼が酒の席でぽつりと漏らしたものだという。 誰に向けたわけでもない。卓上の灰皿の縁を、意味もなく指でなぞりながら、思い出すともなく語り始めたらしい。 季節ははっきりしない。ただ、夕方だったこ ...
-
-
見えなくなっただけ rw+4,614
2026/02/08 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
二年前の夏、俺はバイクで北海道を走っていた。 金を使わないと決め、道の駅と野宿を繋ぐ三日間の予定だったが、距離の感覚を誤った。町は遠く、人の気配は消え、ガソリンスタンドの営業時間だけが行動を縛った。二 ...
-
-
閉めた窓の向こうから rw+4,583
【ゆっくり怪談】和田峠の怪【山にまつわる怖い話】 東京都から山梨に抜ける道に、和田峠という峠がある。 知人のおばさん夫婦は、釣りが好きでよく夜道を走っていた。夫は運転が上手く、山道にも慣れている。おば ...
-
-
底だけが赤い rw+5,152
俺が高野山に住んでいた頃、妙な噂を耳にした。 昔、坊主専用の廓が山のどこかにあったという話だ。戦後に取り壊されて廃墟になったが、今もその姿は残っている。近づいた者は正気では帰ってこられない。何が出るか ...
-
-
ここはだいじょうぶ rw+6,058
2026/02/07 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ある夫婦が郊外に中古の家を買った。 駅までは近く、スーパーも多く、日当たりもいい。築年数の割に値段が異様に安かったが、理由らしい理由は説明されなかった。 引っ越し当日、友人たちに手伝ってもらい、そのま ...
-
-
見なかったことにする rw+4,081
2026/02/07 -短編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話前に何かのCMに出ていた、山を掃除する人がテレビで話していた。 エベレストのような高所登山では、滑落は珍しくない。多くは即死だが、ごくまれに助かってしまう人がいるという。 登山中、ふと下を見下ろすと、 ...
-
-
同じ秒に写ったもの rw+3,940
誰に話しても信じてもらえない出来事がある。 先週の土曜日、友人と怪談話をしていたときのことだ。友人が知人から聞いたという妙な噂を教えてくれた。「日暮里駅の改札を出て右手にある階段。23段目で振り返ると ...
-
-
脚だけのもの rw+4,150
2026/02/07 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、鎌倉に住む知人が幼い頃に体験したという話だ。 当時の鎌倉はまだ開発が進んでおらず、家の裏手には鬱蒼とした山が広がっていた。子供にとっては格好の遊び場で、彼も友達と連れ立っては山に入り、ドングリ ...
-
-
治安最悪!ヨハネスブルグで殺されそうになった話 #23,842
2026/02/06 -短編, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300【ゆっくり怪談】治安最悪!ヨハネスブルグで殺されそうになった話 以前勤めてめていた会社は、海外の取引先が多かった。 自分は国内の取引先を担当しており、海外出張には無縁であった。 が、どうしても人員が不 ...
-
-
二時間分の道 rw+4,527
資格試験を受けた帰り道、車で山中を走っていた時のことだ。 考え事をしていたせいで曲がる道を一本間違えたらしく、カーナビが自動で再検索を始めた。表示されたのは見覚えのない細いルートだったが、特に気にも留 ...
-
-
体温三七度 rw+5,068
昔、警備員をしていた時のことだ。 入社して間もない頃、俺は機械警備の担当として、ある区域を任された。昼間は先輩と巡回し、夜は待機所で警報に備える。区域内には夜間巡回が必要な物件が三つあり、その一つが元 ...
-
-
キノコ採り #7,101
2026/02/03 -短編, 山にまつわる怖い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300去年の秋の話なんだけど、田舎に住んでるから近所の山にキノコ採りに行ったんだ。 638 :本当にあった怖い名無し :2008/04/10(木) 22:32:27 ID:w8ElDRYnO 山の入り口に車 ...
-
-
関わった夜 rw+9,400
霊感など信じたことがなかった。占いも心霊写真も、話の種として消費するものだと思っていた。 だから今でも、あれを霊的な体験だったと言い切ることに躊躇いがある。ただ、人生で一度だけ、説明を拒む夜がある。 ...
-
-
早くしろ rw+1,912
あれは、都内の外れにある、小さな居酒屋の話だ。 駅前の喧騒から一本裏へ入った場所にあり、看板も目立たない。知っている者だけが通う、十数席ほどのカウンターだけの店だった。 夕方になると、決まった顔ぶれが ...
-
-
先に拾ったというだけだ rw+1,910
これは、海を専門に研究している民俗学教授から直接聞いた話だ。 場所は大学の研究室で、窓の外には内湾が見えた。潮の匂いが微かに漂っていたのを、今でも覚えている。 教授は、海にまつわる死者の扱いについて語 ...
-
-
見えなかった小屋 ncw+
あの夜の湿った空気の粘度を、今でも皮膚が正確に覚えている。 学生時代の野外学習で訪れた、山中の野外活動センター。古い木造の二階建てで、私たちは二階の大部屋に五人で雑魚寝していた。九月に入ったばかりだと ...
-
-
それ、いつからの伝統ですか? rw+685-0131
「伝統」と聞くと、多くの人は「はるか昔から変わらず続いてきたもの」を思い浮かべる。 だが、そのイメージはかなり疑わしい。実際に中身を確かめると、私たちが「日本の古き良き伝統」だと信じているものの多くは ...
-
-
最後の写真 rw+8,174
2026/01/31 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話俺は、調査関係の仕事をしている。 四年前、ある会社で起きた労災事故の調査を担当した。道路工事用のローラー車に女性従業員が巻き込まれ、死亡した事故だ。保険支給に必要な事実確認と、遺族の意向聴取が主な目的 ...
-
-
背嚢の留め具 rw+1,704
二十代の頃、バイクに夢中だった。 休日はツーリングが定番だったが、それだけでは物足りず、横浜での仕事が終わる二十時半頃から、週に一、二度は夜間のソロツーリングに出かけていた。三浦半島を半周したり、首都 ...
-
-
向こうだと言われた rw+1,869
2026/01/31 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
都心の居酒屋で、仕事関係の数人と酒を飲んでいた。 終電までにはまだ時間があり、話題はどうでもいい雑談に流れていた。ゴミ出しの曜日がどうだとか、最近カラスが増えたとか、そんな程度の話だ。誰かが「カラスっ ...
-
-
慣れた rw+1,849
2026/01/31 -短編, r+, 怪談
ネットで有名な怖い話夜中に麻雀をしていたのは、大学のサークル仲間四人だった。 名前は仮に、I、O、M、そして俺だ。夏休みも半ばを過ぎ、誰かが「どこか行くか」と言い出したのがきっかけだった。 Iが笑いながら言った。「肝試し ...
-
-
名乗っただけ rw+2,036
2026/01/31 -短編, r+, 家系にまつわる怖い話
これは、とある男性から聞いた話だ。仮にAさんとしておく。 彼の家は、代々「男が残らない家系」だった。男児はほとんど生まれず、生まれても十代の終わりから二十歳前後で死ぬ。事故や病気、理由はまちまちだが、 ...
-
-
数が合わない rw+8,508
2026/01/30 -短編, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300大学時代に体験した話だ。 ずっと心の奥に沈めていたが、最近になって妙な形で整理がついた気がして、吐き出すことにした。 幽霊の話ではない。 少なくとも、そう思っている。 大学一年の秋。友人と飲んだ帰り、 ...
-
-
向きの変わる面 rw+1,800
2026/01/30 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
私は、いま起きていることを理解できないまま、記憶を辿りながらこれを書いている。 すべての始まりは、小学一年の夏だった。北海道に住む祖父母から、兄と私宛に手紙が届いたのだ。 「夏休みを利用して十日ほど遊 ...
-
-
白い文字の前にあったもの rw+1,851
2026/01/30 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
十九年前、クラスの女の子・加代子が突然いなくなった。 優等生で、俺とも普通に話す間柄だった。衝動的に家出をするような性格じゃない。だからその日、学校が終わるなり、俺たちは自然と彼女を探し始めた。 話を ...
-
-
先にかかってきた電話 rw+1,762
2026/01/30 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
電話が昔から苦手だ。 理由ははっきりしている。子供の頃、夜中に鳴った一本の電話で親戚の訃報を知らされた。それ以来、呼び出し音が鳴るたび、身体が先に嫌な予感を覚える。理屈じゃない。反射だ。 ある休日の午 ...
-
-
見ましたか rw+1,771
2026/01/30 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
北海道1990年代の話。当時の私は、いわゆる現役バリバリの鉄道マニアだった。 北海道の北東部、オホーツク海に面した網走から夜行列車に乗り、札幌へ向かう途中のことだ。 石北本線という路線がある。タコ部屋と呼ば ...
-
-
眠りを預けるもの rw+10,791
2026/01/29 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300母から聞いた話だ。 母が十八の頃、少し離れた町の百貨店で働いていた。接客業で、朝早くから夜まで立ちっぱなし。通勤も長く、慢性的な肩こりと疲労が抜けなかった。風呂や揉みほぐしで誤魔化していたが限界が来て ...