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女が招く場所 rc+5,959
2025/12/27 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
2002年9月、俺と茂雄と清治は町に飲みに出た。 焼肉屋から始まり、スナックでカラオケ、締めはラーメン屋。ラーメン屋を出たのは深夜1時半を回った頃だった。俺はアルコールを飲まないので運転手を任されてい ...
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物置ではない rw+3,963
これは、かつて地方の小さな町で育った男から聞いた話だ。 彼が小学生だった頃、その町には「子ども会」という集まりがあった。地域の子どもたちが集まり、区長の家を拠点に遊んだり、行事を行ったりする、ごくあり ...
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谷川岳の救難無線 rw+3,882
2025/12/27 -短編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話, 群馬県大学時代のワンダーフォーゲル部での出来事。 ある秋の日、部室で無線機を調整していた部員が、「どうしても『SOS』としか聞こえない信号が入る」と言い出した。 確かに、断続的にクリック音が繰り返されている ...
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半紙に書かれた話 rw+591
2025/12/26 -短編, 洒落にならない怖い話
この話は、これまで誰にも話したことがない。 掲示板の匿名性があるからこそ、ようやく書ける。 大学最後の夏、サークル仲間と伊豆大島へ行った。 仲間の一人、Uの実家が民宿を営んでいて、私たちはそこに泊まっ ...
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判断された子ども nc+834
2025/12/26 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
4歳のある夜、母に命を奪われかけた記憶が、その後の人生に深い影を落としている。 記憶は曖昧だが、光景だけははっきりしている。 夜だった。闇というより、夜そのものだった。静けさと空気の重みがあり、ただ暗 ...
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聞こえる家 nw+
2025/12/26 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
私たちが引っ越してきたのは、地方都市郊外の緩やかに起伏する新興住宅地の一角だった。 真新しい家と古い二階建てが混在し、夜七時を過ぎると幹線道路の低い走行音か、遠くの貨物列車の振動だけが空気を裂く。静か ...
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返事のある空室 rw+6,483
2025/12/26 -短編, r+, 不動産・物件の怖い話
★人気ベスト300地元ではちょっとした有名物件となっている、築十五年ほどの五階建てマンションがある。 噂の始まりは三〇三号室だった。 三十代後半の女性が、その部屋で命を絶ったという。水商売をしていたらしいが、理由は誰も ...
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ビデオに映らない女 rc+3,970
2025/12/26 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、奄美大島に住む叔父から聞いた話だ。 その日、家族全員でビデオカメラを持ち出し、海岸で楽しいひとときを過ごしていた。三脚に固定したカメラは、兄弟や従兄弟たちが波打ち際で遊ぶ様子を黙々と記録してい ...
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治ったのは誰だったのか rw+6,552
落人の伝説は日本各地に残っている。 源義経の名が最も知られているが、私が住む四国の沿岸部にも、別の落人譚がひっそりと語り継がれている。 この土地では、壇ノ浦で海に沈んだとされる幼少の天皇が実は生き延び ...
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思い出せない家 rc+3,607
2025/12/25 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、匿名掲示板に投稿された奇妙な話だ。 小学校低学年の頃、放課後になると決まって入り浸っていた近所の家があった。 その家の記憶は今でも異様なほど鮮明なのに、いつの間にか跡形もなく消え、周囲の誰に聞 ...
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通過儀礼 rc+4,982
2025/12/24 -短編, r+, 家系にまつわる怖い話
これは、大学時代の友人から聞いた話だ。彼の父親にまつわる、一族の奇妙な通過儀礼とその代償の話である。 その家系では、男がある年齢に達すると必ず行われる儀式があるらしい。 「通過儀礼」と呼ぶには、あまり ...
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受信者不在 rw+1,840
2025/12/24 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ザ・ブザー UVB-76 TheBuzzer 何十年にも渡ってロシアから発信され続けている目的不明の怪電波 1970年代から今日まで「ザ・ブザー」と呼ばれるロシアより発信され続けている、目的不明の怪電 ...
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水の音が近づく rw+4,156
2025/12/24 -短編, r+, 家系にまつわる怖い話
その屋敷の敷地の奥には、今も小さな祠が残っている。 石段は低く、三段ほどしかない。だが、苔に覆われたその段を踏むと、足裏に妙な重さを感じる。木々に囲まれたその場所は昼でも薄暗く、風が止まると、耳鳴りの ...
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目ん玉が無いわ rw+3,500
2025/12/24 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
私の母方の祖母は、かつて産婆をしていた。 昭和三十年代の初め、まだ自宅で子どもを産むのが当たり前だった頃の話だ。祖母は、私が幼い頃からよく仕事の話をしてくれた。「赤ん坊はな、どんな子でも小さいうちは天 ...
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選ばされた切符 nw+207
2025/12/23 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025, オリジナル作品
朝、目が覚めたら、ベッドの横に見知らぬ自分が座っていた。 見知らぬ自分という言い方は変だが、どう見ても俺だった。寝癖の向きまで同じで、嫌になるほど自然にそこにいる。 「時間ないよ。驚くのは後。着替えて ...
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占っているのは誰だ nc+
2025/12/23 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025, オリジナル作品
占い師で生計を立てることを決断した万年係長の小林光男は、妻の反対を押し切って会社を辞めた。 長年の夢だった一国一城の主。サラリーマン生活にも嫌気がさしていた。 趣味で続けていた占いは職場でも評判がよく ...
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逃げたがる仏 nc+
2025/12/23 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
三十年ほど前のことだ。 とある僧侶の家に招かれ、夕餉をごちそうになった。 陽はすでに傾き、居間には薄橙色の灯りだけが残っていた。膳を囲みながら、ふと視線が隣室へ引き寄せられた。そこには、色のついていな ...
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点検待ち nc+
晩夏の夜、月明かりだけが建設現場をぼんやり照らしていた。 新米の現場監督だった俺は、気の弱い先輩と二人で、夜の見回りをしていた。 現場の一角には鉄筋工たちの飯場があり、酒が入ると騒ぎになる。近隣から警 ...
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天井板一枚の向こう rw+2,268
2025/12/23 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
私が小学四年生か五年生の頃、今から二十年以上も前の話だ。 夏休みに祖父母の家へ遊びに行った。古くて広い日本家屋で、子どもの私にとっては迷路のような家だった。 ある日、昼寝から目を覚ますと家の中が妙に静 ...
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汽笛のリズム nc+
2025/12/23 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
家でネタ作りをしていた時のことだ。 仕事の疲れが溜まっていたのか、気づかないうちに机に突っ伏したまま眠ってしまった。 目を開けると、見知らぬ和室に立っていた。畳の匂いが妙に生々しい。正面には、正座をし ...
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首に結ばれたもの rw+2,850
2025/12/23 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 山にまつわる怖い話
【ゆっくり朗読】おかげ犬(犬のお伊勢参り) 知り合いの話。 とある鄙びた峠道を歩いていると、いつの間にか犬が一頭、後をついてきていた。 痩せた白い体毛の犬で、首には大きな風呂敷包みを提げている。首輪の ...
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玄関の外に立つもの rw+6,444
2025/12/23 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
おととし、引越した先のアパートでの話だ。 物件を探していたとき、不動産会社から 「ちょっとした縁があって、相場より安く出せる部屋がある」 と紹介されたのが、そのアパートだった。 1Kでロフト付き。日当 ...
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ひつか駅 rc+5,348
2025/12/23 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、数年前、剣道教室の鏡開きに参加したというある若者から聞いた話だ。 その日は寒さの厳しい冬の日で、剣道教室が開催されたのは、西○線の終点にあるH駅の近くだった。稽古に汗を流し、ついた餅を振る舞わ ...
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タビー rc+4,570
2025/12/23 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
いとこの桂子の家で起きた奇妙な話だ。 桂子の家では「タビー」という犬を飼っていた。秋田犬の雑種で、人懐っこく愛嬌のある犬だった。全身が薄茶色で、後ろ脚だけが白く靴下を履いているように見えるのが特徴だっ ...
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不気味で短めの怖い話を貼っていく(3)rc+1,853
2025/12/22 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
41: 名無し:19/05/11 22:56:13 ID:J8g ・「意味が分かると怖い話」は混ぜてない ・なるべくマイナーなの選んだ 名前 とある警察署に、一人の男が女を殺し山に捨てたと自首してきた ...
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不気味で短めの怖い話を貼っていく(2)rc+2,808
2025/12/22 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
不気味で短めの怖い話を貼っていく(2)【ゆっくり朗読】 20: 名無し:19/05/11 22:32:56 ID:J8g ・「意味が分かると怖い話」は混ぜてない ・なるべくマイナーなの選んだ 騙されな ...
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不気味で短めの怖い話を貼っていく(1)rc+2,173
2025/12/22 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
1 :名無し:19/05/11 22:22:08 ID:J8g ・「意味が分かると怖い話」は混ぜてない ・なるべくマイナーなの選んだ 原因 不眠が続いて、しばらく睡眠薬を飲んでいた頃の話だ。 ある朝、 ...
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監視小屋 rc+3,915
2025/12/22 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
私の通っていた高校は、歴史ある場所だった。 築120年という長い年月を経ているせいか、校舎は何度も改築を繰り返した結果、まるで迷路のように複雑で、奇妙な形に歪んでいた。外観は平屋にもかかわらず、内部に ...
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かぼちゃ屋敷の闇 rc+4,121
2025/12/22 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
十数年前の話。大学三年生だった俺と、友人のキヨシ、後輩のヨシオは、いつものようにくだらない話で盛り上がっていた。 キヨは当時、自称霊感が強いという彼女と付き合い始めたばかりだった。彼はクールで強引で、 ...
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みちかさんは知っていた rw+3,801-4,141
2025/12/21 -短編, r+, 不動産・物件の怖い話
親戚に《みちかさん》と呼ばれている人がいる。 本名ではない。あだ名のようなものだが、本人は気に入っているらしい。《身近》《未知か》《道か》──意味が重なっているのだと、昔笑っていた。 北海道の紋別に住 ...
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どこで、何をしていたんですか nw+65
これは、匿名掲示板に投稿された怪談にまつわる話だ。 投稿されたのは、子どもの頃に通っていた家が、いつの間にか消え、周囲の誰も覚えていない――そんな内容の短い怪談だった。 特別に派手なオチがあるわけでも ...
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不在の家族 rc+5,256
2025/12/21 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、かつて配達の仕事をしていた友人から聞いた話だ。 個人宅への配達は、しばしば「奇妙な人々」との遭遇を意味する。その日も、いつもと変わらない配達先に向かった。平屋建ての一軒家。チャイムを鳴らすが応 ...
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伝説の家系と戸籍の秘密 rc+3,912
2025/12/21 -短編, r+, 家系にまつわる怖い話
これは、ある古い家系にまつわる話だ。 語り手の母方の家系は、地方の旧家で、いくつもの伝説が伝わる由緒正しい家だった。だが、その伝説の一つが異様なまでに生々しい。 その家系には二つの本家があり、それぞれ ...
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梁の上から降りてきたもの nc+
2025/12/20 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
仕事を辞める少し前、同僚だったTさんと残業明けにファミレスへ寄った夜のことだ。 深夜に近い時間帯で、店内には油と暖房の混じる乾いた匂いが漂っていた。コートを椅子に掛けた直後、Tさんが唐突に「娘がさ、四 ...
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拒否できない着信 rw+4,162
2025/12/20 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
二十年前に死んだ兄のことを、いまも鮮明に覚えている。 血がつながっているからというより、私たちはほとんど双子のようだった。考えることも、走り出すタイミングも同じで、私はいつも兄の半歩後ろを影のようにつ ...
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戻れなかった夏 rw+5,222
2025/12/20 -短編, r+, 都市伝説
ネットで有名な怖い話, 青森県青森の山を車で走っていたのは、大学時代の夏休みのことだ。 友人二人と、ただ気晴らしのつもりで出かけた。道の駅で買った安いアイスの甘さがまだ口に残っていたが、山道に入った途端、空気が変わった。蝉の声が途 ...
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神は存在する rc+6,909
親が熱心に宗教に取り組んでいる家庭環境って、子供に与える影響が深いことがよくあるよな、と改めて思った。 高校時代の同級生の父親が、天○教の幹部だったらしい。彼は父親の強い信仰に反発して、高校卒業後に家 ...
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来年も、またどうぞ rw+4,435
2025/12/20 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ある青年が、仕事の都合でK県を訪れた際の出来事。 長時間の移動で疲れ切り、宿に戻る前に何か温かいものを食べようと、人気のない路地を歩いていた。すると、煤けた木造のとんかつ屋が目に入った。派手さはない。 ...
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見つからなかった人形 rw+3,819
2025/12/19 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
あれは、僕がまだランドセルを背負っていた小学生の頃、確か五年生だったと思う。 世の中の理不尽さや、大人の世界の複雑さを、ぼんやりとだが理解し始めていた年頃だった。想像と現実の境界も、子供なりに見分けが ...
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油揚げを握ったまま rw+6,275
2025/12/19 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
これは、数年前に退職した元同僚から聞いた話だ。 職場に、ひとりだけ妙な上司がいた。 声を荒げることはない。ただ、笑っている。 その笑顔が向けられた相手は、例外なく壊れていった。 標的にされたのは、同期 ...
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【超訳】迷信とかマジ勘弁w 井上円了先生の「妖怪バスター」講座 n+
序言 わが国は今日なお迷信盛んにして、宗教もその雲におおわれ、精神界はこれがために暗黒なるありさまなれば、余は人文のため、国家のために、迷信と宗教との別を明らかにし、有害なる迷信を除きて、正しき信仰の ...
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三百六号室 rc+4,808
2025/12/18 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
あの日は晴天。キャンプには絶好の日和だった。 遠足だなんだと子供たちが騒ぎ立てる中、俺たちは先生の指示に従いバスに乗り込んだ。目的地に着くと、登山が始まった。 山道の途中、急な岩肌が現れた。その岩場に ...
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見えない救助者 rc+3,598
2025/12/18 -短編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話高校時代の知り合いの話だ。 一人で山を歩くのが好きだった彼は、毎週末になると近郊の山々を訪れていた。あの日も例外ではなかった。晴天に恵まれた山道で昼食のビールを楽しんだ後、ほろ酔い気分で足取りも軽く進 ...
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怪奇珠算塾 rc+4,668
2025/12/16 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
俺が小学生だった頃、近所の小さなそろばん塾に通っていた。 毎年クリスマスの日になると、塾での特別な催しを楽しみにしていた。先生が授業を短縮して、8ミリフィルムの映画を子供たちに見せてくれるのだ。映写機 ...
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【相関図付】大阪府熊取町七人連続怪死事件 r+11k
【相関図付】大阪府熊取町七人連続怪死事件 1992年(平成4年)6月から7月にかけて、大阪府熊取町で、17歳から22歳の若者が一週間ごとに、それも決まって水曜日か木曜日に連続して自殺するという事件があ ...
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沈黙した祖父 rw+6,418
2025/12/15 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300福島から避難してきたのは五月のことだった。 関東に移る決心をしたのは、地元が避難指定地域からほんの数キロしか離れていなかったからだ。数キロ先は無人となったかつての人里。しかし私たちの住んでいた場所は、 ...
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追跡の影 rc+4,823
2025/12/15 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
二十代前半。地方の小さな営業所で黙々と事務をやっていた頃、私は決まって年に一度、平日をそっと切り抜いてひとりで遠くへ向かった。 有休の紙を総務のデスクに置く瞬間の、あの胸の底の少しだけ冷たい自由が好き ...
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掘った場所に戻る rw+2,542
2025/12/14 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、自衛隊に長く務める知人の先輩から聞いた話だ。 自衛官になってから、妙に怪談や奇妙な出来事に縁ができたという。その先輩自身も、はっきり説明できない体験をいくつかしており、ある演習での出来事が今で ...
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朧の山 n+
2025/12/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 山にまつわる怖い話, n+2025
音に形があるのを知ったのは、あの山を見た夜だった。 私の故郷は福岡の奥まった盆地で、どの方向を向いても山が囲む。幼い頃はそれを「世界の端」だと思っていた。夏の夜には蛙の声が幾重にも重なり、冬には霧が村 ...
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狂気団地 r+5,844
2025/12/14 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
韓国僕が住んでいるのは大阪のある団地で、ここは低所得者しか住めない場所だ。 母と二人で暮らしているんだけど、この団地、周りに住んでいるのはほとんどが外国人や高齢者、それにヤンキーなんかで占められている。十 ...