ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

🚨バディ nc+

ガン、という硬質な音が響いた。 そこは極北の観測拠点、通称「シェルター9」だ。分厚い断熱壁に囲まれた内部は、計器の電子音と空調の低い唸りだけが支配している。 鋼鉄の扉を叩く音で、簡易ベッドに転がってい ...

地下湯治 nw+

毎年夏になると、祖父母に連れられて、決まって同じ山奥の温泉地に泊まりに行った。 テレビでは名湯だの効能だのと持ち上げられていたが、子どもにとっては遊ぶ場所もなく、ただ退屈なだけの施設だった。 今でも真 ...

自衛隊機と空中衝突の惨劇:雫石飛行機事故 #11,193

昭和四十六年、岩手県雫石町で発生した旅客機と自衛隊演習機の空中衝突事故は、航空史において稀に見る惨劇である。 この事故の犠牲者を弔うために設けられた『慰霊の森』は、今なお多くの人々に事故の記憶を呼び起 ...

あの子は、何を食べていたのか rw+5,641

山の中で、毒の実を食べたことがある。 610 :あなたのうしろに名無しさんが…:04/04/17 01:45 ID:w0AL0VbK 桑の実に似た、濃い紫色で、表面が妙につるつるした実だった。 それを ...

足りなかったな rw+4,895

近所のおじいさんから聞いた話だ。 幼い頃の記憶だが、今でも妙に鮮明に残っている。 そのおじいさんは若い頃、事業に失敗して都会を離れ、実家のある山村へ戻ってきたという。家は代々山を持っていて、古くからの ...

行ったはずの場所 rw+4,317

出張で一〜二週間ほど地方に滞在する仕事をしている。 休みの日には、ネットで調べた遊歩道や山歩きコースを歩くのが習慣だ。登山というほど本格的なものではなく、私服に運動靴で行ける範囲の場所を選ぶ。人の少な ...

🚨確認対象 nc+

これは、以前とある大型施設で夜間点検を担当していた人物から聞いた話だ。 彼はもうその仕事を辞めて久しい。待遇や人間関係に問題があったわけではない。ただ、ある一夜を境に、閉館後の屋内空間に入れなくなった ...

🚨廃工場の音響テスト nc+

森川の従兄は、十年ほど前まで音を集める人間だった。 録音機材を担ぎ、反響の癖が強い場所を探して歩く。山中のトンネルや地下通路、廃屋、使われなくなった公共施設。中でも彼が繰り返し通っていたのが、県北部の ...

🚨まだ乾いていない nc+

かつての同僚から聞いた話だ。 彼は十数年前まで、都心から少し離れた埋立地にある「水路」を深夜に漕ぎ進める、非合法な深夜カヤックに没頭していたという。 複雑に入り組んだ工業地帯の運河は、昼間こそ無機質な ...

【18禁】幽界娼婦色街劣情 #5,848-0113

関東の某所に旧赤線地帯として有名な町が在った。 「在った」と過去形なのは、その町にあった売春街は数年前に行政の手によって完全に壊滅し、終戦から半世紀以上の歴史に幕を下ろしたからだ。 私はその地域にある ...

死なないと渡れません rw+5,896

正夢や予知夢のような不思議な夢を、よく見る人がいる。 実際、私もその一人だ。 昔から、そういう夢に限って妙に感触が残る。 映像ではなく、温度や匂い、重さが記憶に貼りつく感じだ。 今年に入ってから、歯が ...

掃かれた地面 rw+4,207

俺がまだ幼かった頃、家の近くには深い森が広がっていた。 森の入り口付近は、畑と墓場が入り混じる場所だった。畦道の脇にはクヌギやクリの木が並び、その足元には卒塔婆や苔むした無縁仏が、片付けられるでもなく ...

嶌田ではなかった rw+6,986

大学四年生の十一月、永瀬の就職がようやく決まった。 本人は小さな会社だと言っていたが、内定をもらえたことに変わりはなく、これで仲間内全員の進路が決まった。一月に、卒業前の記念に旅に行こうという話がまと ...

相談者は誰だったのか rw+5,271

相談内容:38歳の弟について 弟は、ここ7~8年ほど定職に就かず、自宅に引きこもっています。姉である私に対して、以前から幼稚な嫌がらせをしていましたが、最近ではその嫌がらせがエスカレートしています。 ...

会話が終わった場所 rw+4,922

俺の嫁が学生時代に体験した話だ。 嫁が所属していたオカルト研究サークルに、郁子という友人がいた。ある日その郁子が、東北の山奥にある心霊スポットの噂を持ち込んできた。 山中に、注連縄で囲われた廃神社があ ...

日よけを下ろすトンネル rw+3,909

これは、石川県に住む男性が幼い頃の帰省中に体験した話だ。 彼の家族は、長距離移動の際によく夜行列車を使っていた。夜中、車内の照明は落とされ、乗客の多くは眠りについている。そんな時間帯、岐阜のどこかを通 ...

確認作業 rw+4,622-0110

ゲーム雑誌の編集部で働いていた頃の話だ。 当時は毎日ゲームに追われ、妙な出来事が起きても深く考える余裕はなかった。会社もすでに潰れ、今となってはどこに迷惑がかかることもないだろうから、ひとつだけ書き残 ...

喋ったほう rw+4,446

うちは田舎の農家で、庭を囲むように母屋、倉、そして便所が建っている。 庭の隅には、三十センチほどの丸い石が一つ置かれていて、毎年正月になると餅を供える習わしがあった。父はその石を《ウヅガア》さんと呼ん ...

知り合いの大工の話 rc+4,209

彼は三代目の大工であった。 祖父の代から続く家業を受け継ぎ、腕を磨きながらその技を守ってきた。だが、彼の心の中にはつい先日亡くなった父親、二代目の存在が深く刻まれている。師匠としても父としても尊敬の念 ...

もう出ています nc+

夜勤明けの喫茶店は、世界が少しだけ遅れている。 それは感覚の話だった。砂糖の瓶に射し込む朝の光が、どこかで止まりかけているように見えるとか、レジの電子音が鳴ったあと、音の残り香だけが空気に貼りつくとか ...

孵化する眼 rw+11,600

私の母方の実家は、島根県の邑智郡という自然豊かな土地にあった。 かつて養鶏場を営んでいたが、今はもう廃業している。毎年夏休みになると、母と姉、弟、そして私の四人で帰省するのが恒例だった。父は仕事の都合 ...

満腹の夜 rw+5,954

若い頃の、不思議という言葉では済まない体験がある。 二十年以上前、都内の駅前にあった居酒屋でのことだ。平日の夜、友人三人と飲みに行った。店はそこそこ混んでいて、俺たちは座敷に通された。俺は三回目、友人 ...

境界の夜 rw+4,177

【ゆっくり怪談】雲取山の闇【山にまつわる怖い話】 1992年(平成4年)頃、奥多摩日原の雲取山に登ろうとしたときの話だ。 雲取山(くもとりやま・くもとりさん) 夜の登山で山頂から朝日を見るつもりだった ...

見えてはいけない礼拝 rw+

中国・杭州にある山間の古刹で起きたという話を、ある女性から聞いた。 初めての海外旅行で参加したツアーの途中、彼女はその寺院を訪れたという。 山裾には白い霧が低く垂れこめ、音というものが最初から存在しな ...

順番 rw+5,174

最近、姉の様子がおかしい。 キッチンに、姉がいる。それだけは分かる。テーブルの前に気配があり、視線の定まらない顔がそこに向いているような気がする。見ているのか、見られているのかは分からない。ここ数日、 ...

予知夢を見続けた少年の最期 rc+3,923

2026/01/08   -短編, r+, 都市伝説

俺が子供だった頃、近所に良磨という幼なじみがいた。 学年も同じで、毎朝一緒に学校へ通っていた。 良磨は妙に未来のことを知っていて、俺たちが夢中になっていた漫画やアニメの来週の展開を、まるで予言者のよう ...

居間の真上 rw+4,278

俺がまだ小学校低学年だった頃、母は俺たち兄妹三人を連れて父と離婚した。 行き先は、母の実家だった。地方都市では名の知れた家で、母はそこに戻れば、以前と同じ暮らしができると信じていたらしい。だが、現実は ...

電池のない声 rw+6,982

これは、大学時代の知人から聞いた話だ。 彼が大学三年になり、一人暮らしを始めて半年ほど経った頃のこと。生活に慣れるにつれ気が緩み、外出の際に鍵をかけない癖がついていた。やがて鍵そのものを部屋に置いたま ...

古い自販機 rc+3,833

もう8年も前の話。昼間は仕事、夜は夜間大学に通っていた。 苦学生としてなかなか忙しい生活を送っていたものだ。学校が終わるのは深夜で、普段は翌日の仕事に備えて急いで帰宅していたが、その日は土曜日。翌日が ...

戻ってきたのは一人だけだった rw+4,694

1986年(昭和61年)の話だ。 俺の地元は四国山脈の奥にある小さな村で、当時も今も住人は二百人ほどしかいない。谷に沿ってわずかな平地が点在し、そこに家が固まって建っている。村というより、寄り集まった ...

畳石にいたもの rw+6,383

文政十二年六月八日。 遠野南部藩の命によって、この町で大規模な山狩りが行われた。 指揮を執ったのは猟師の館野武石衛門。武士だけでなく町人や百姓まで動員され、山という山を囲む異例の規模だった。目的は一つ ...

写真の中にいない人 rw+8,399

俺が新入社員として入社した会社で、三年間ずっと一緒に仕事をしていた先輩の話だ。 宣伝部に配属された俺は、取引先回りをその先輩と二人で担当していた。先輩は入社十年目のベテランで、頭が切れて、明るく、正義 ...

泣いていたのは rw+6,018

【ゆっくり怪談】喜界島廃病院 それは、おじいがまだ子供だった頃の話だ。 逆算すると、終戦からあまり時間が経っていない頃になるらしい。 場所は沖縄の宮古諸島、伊良部島という小さな島だ。 当時は玩具などな ...

誰も話していない怪談 rw+5,517

小学生のころの話だ。 俺は東北出身で、当時通っていた小学校のミニバスはそこそこ強く、土日や長期休みは練習や試合、合宿ばかりだった。 ある夏休み、近隣の学校との合同合宿があり、隣町のセミナーハウスに泊ま ...

写真を撮って rw+4,576

俺には二つ上の兄貴がいる。 俺が小学生だった頃の夏の話だ。 俺と兄貴の部屋は二階にあって、休日は昼過ぎまで寝ていることも珍しくなかった。 その日も日曜日で、昼を少し過ぎた頃に目が覚めた。 いつもなら一 ...

あれは山じゃない rw+4,393

高校二年の夏、木曽の御嶽山に行った時の話だ。 一学期が終わり、来週から期末テストが始まる頃、同じクラスの山岳部の新谷から「テスト休みに御嶽に行かないか」と誘われた。 普段ほとんど話したこともない相手だ ...

戻ったはずの白 rw+5,212

私は首都圏の、都会でも田舎でもない住宅街で育った。 小学校まで徒歩二分。小学校の裏には、小さな神社があった。便宜上、神田神社と呼ぶ。 幼稚園の頃からその前を通っていたが、境内に入ることはほとんどなかっ ...

祟り山~東京都奧多摩町氷川より小河内ダム周囲 #4,671

 東京都奧多摩町氷川より小河内ダム周囲にある【祟り山】 256 :― 東京都奧多摩町氷川より小河内ダム周囲 ― :03/08/24 00:46 倉戸(クラド) 奥多摩第2駐車場から仰ぎ見る倉戸山(くら ...

祭りは終わらない rw+4,500

東北地方の山あいにある、小さな村の話だ。 その村では、悪さをする子どもに向かって「天神様の橋を渡らせるぞ」と言うのが決まり文句だった。 天神様の橋とは、村から少し離れた山中に架かる古い吊り橋で、理由は ...

光明真言を唱えはじめてから不思議な事が起こり始めた⇚それアカンやつやん!2026年Ver. rw+27,782-0102

不思議な事があったので書かせてもらう。 色々な理由で、真言宗のお坊さんから勤行をするように進められて、今やっている。 それとは別にお坊さんから言われたのは願掛け事。 勤行とは別に願い事に近い利益がある ...

血の出ない獲物 rw+5,869

今は亡き祖父が、酒も入っていない夜に一度だけ語ってくれた話だ。 祖父、伝次郎の家は代々マタギだった。 山奥の小さな集落で、冬になれば雪に閉ざされ、外界との行き来は完全に断たれる。そんな中で村が生き延び ...

二回までも rw+4,394

ある男が一人で山に登っていた。 582 :文鳥ちゃん:04/03/08 00:38 登山と呼ぶほど大げさなものではない。地元では散歩道の延長のように使われている低い山で、道もはっきりしている。男も何度 ...

水を流したのは誰か rw+4,084

私が昔、体験した話だ。 当時、あるビルに入っていたコールセンターで社員として働いていた。そこは夜遅くまで稼働しており、夜勤が必須だった。夜勤の体制は、正社員一人にパート数人だけ。人手不足をそのまま形に ...

子供も、いるのか rw+5,087

伯父さんは地元の病院で精神科医をしていた。 正確には、薬ではどうにもならない患者の話を聞き、精神面から症状の改善を試みる仕事だった。今で言うカウンセラーに近い。父とは二人兄弟で仲が良く、伯父さんは昔か ...

起こしてくれよ rw+2,370

出張に行ったときの話をしようと思う。 あの夜のことを、忘れたくても忘れられない。いや正確に言えば、忘れてしまうのが怖い。夢だったと片づけてしまえたなら楽なのに、現実の感触だけが妙に鮮明で、皮膚の裏にへ ...

入口のない部屋 rw+4,300

2026/01/01   -短編, r+, ほんのり怖い話

家屋の解体作業をしていると、時折、普通では考えられない造りの家に出くわすことがある。 行き止まりになっている階段や、袋小路のように突き当たりで終わる廊下。増改築を繰り返した結果だろうと考えれば、まだ納 ...

顔を思い出せない夜 rw+4,798

俺が生きてきた中で、間違いなく一番怖かった体験の話をする。 これは実際に起きた出来事だ。ただ、文章にすると、あのとき感じた恐怖とは少し違ってしまう気もする。それでも、書いておく。 時は1994年。俺は ...

道を教えてください rc+4,704

これは、数年前に都内で一人暮らしをしていた友人から聞いた話だ。 夕方、帰り道の薄暗い路地で「道を教えてください」と声を掛けられたという。相手は背の高い女だったが、彼女の異様さにまず目を奪われたらしい。 ...

オワリが書かれなかったページ rw+6,083

数年前、友人に付き合って大きな古本屋へ行った。 漫画から写真集まで何でも置いてあるチェーン店で、神保町の古書店のような気配はない。友人は段ボール一箱分の漫画を持ち込み、査定に時間がかかると言うので、俺 ...

途中までしか存在しない rw+5,701

2025/12/31   -短編, r+, 都市伝説

夜更け、机の上に一枚の紙があった。 いつ置いたのか思い出せない。 白いコピー用紙で、折り目もなく、インクの匂いだけが妙に新しい。 文字は縦書きで、古い言葉遣いの詩だった。 地獄、鞭、血、暗闇。 内容は ...

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