ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「集落・田舎の怖い話」 一覧

赤い舟の呼び声 r+7,749

子どもの頃から大学に入るまで、ずっと海辺の町で育った。 浜に沿って国道が走り、その背後はすぐ山。山の斜面に家がぽつぽつと張り付くように建ち、浜辺には漁のための小屋が並んでいた。けれど、うちだけは漁師じ ...

いんびの夜 r+7,470

もう十数年以上も前のことになる。正確な年齢は定かじゃないが、五歳くらいだったと思う。 記憶の端は、あの山の冷たい空気と、深く染み込んだ土の匂いから始まる。 暮らしていた村は、地図にも載らないほど奥まっ ...

晴海の棺 r+7,609

法事で実家に戻ったのは、たしか、去年の夏だったと思う。 久しぶりの帰省だったから、何となく落ち着かなくて、法要が終わった夜、親戚一同が帰ったあと、私は居間で叔父とふたり、ビールを開けた。 酔いがまわっ ...

祟り神(疫神)を祀る神社 #8,788

【ゆっくり怪談】祟り神(疫神)を祀る神社 私の実家は元被差別部落だった(と、思われる土地)にある。 517 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 10:13:29 ID:FiiTfcM ...

祝福と呪詛の桃色袋 r+6,698

母の故郷の話を初めて知ったのは、大学進学の準備をしていた数年前のことだった。 進学先は東京。地方の静かな街で暮らしていた私には、それだけで大きな転機だった。駅前にはスタバもなければ、大型チェーン店も見 ...

忌箱 r+7,915

あれは平成八年、高三の秋口だった。 俺は北のほうの寒村に生まれ育って、何もない町で、娯楽も刺激もろくにない。そんな町に腐る寸前の俺たちが、当然のように憑かれたように集まっていたのが、例の廃神社だった。 ...

鳥居の向こうにあったもの r+9,443

二〇〇六年の盆休み。あの夜のことを思い出すと、今でも喉の奥がヒュッと冷える。 俺の家系では、盆の間は海にも山にも近づくな、という決まりがあった。理由はよくわからない。けれど、小さな頃から、盆に外で遊び ...

髪被喪(かんひも)~封じられた腕輪 r+7,470

【ゆっくり怪談】髪被喪(かんひも) 僕の母の実家は長野の山奥、信州新町ってとこから奥に入ってったとこなんですけど。 僕があの腕輪を見つけたのは、忘れもしない小学校四年の夏。あの夏、親の都合で仕方なく、 ...

神の嫁 r+8,293

小学校五年生の時の話だ。 これまで何度も思い返しては、夢だったことにしてきた。でも、どうしても現実だった気がしてならない。 父の実家は、山に囲まれた寂しい集落にある。コンビニも自販機もない。電車は通っ ...

土蔵のうしおとこ r+13,790

「牛の首」というタイトルの話があると聞き、昔、奈良のひいじいちゃんから聞いた話を思い出した。 戦前のことだ。 祖父の形見分けで蔵の整理をしていたら、古びた手帳が出てきた。墨で書かれたくすんだ筆跡に、聞 ...

ヤンチュの呪い~イマジョ伝説 r+10,981

大学時代、同じゼミに奄美大島出身の男がいた。 物静かで、あまり地元のことを話したがらないやつだったが、ゼミ合宿で深夜に酒を飲んでいた時、ふと思い出して「イマジョって知ってる?」と水を向けてみた。 首を ...

天明大飢饉の凄惨な記録 #6,348

【ゆっくり怪談】天明大飢饉の凄惨な記録 ウチの地域(山間部)で実際に起きた歴史。 1783~1784年。世に名高い「天明の大飢饉」があった。 我が南部藩でも沢山の人間が死んだ。 南部藩がまとめた『南部 ...

二つ枕の儀 r+6,927

地元は山の奥にある集落だった。 舗装の剥げた一車線の山道を登った先にある、小さな盆地のような場所で、いまではもう、墓石と崩れかけた蔵が残るだけだ。 中学を出てすぐ県外の高校に進学し、そのまま地元から離 ...

帰らずの村 r+8,517

職場の飲み会の席で、十年以上前の話だと、上司がぽつりと語った。 その頃、地方に新設された工場の事務所に配属された上司は、山間の寂れた町外れにあるその施設で、夜遅くまでひとり仕事をしていたらしい。 帰路 ...

六部殺し(ろくぶごろし)#6434

【ゆっくり怪談】六部殺し 六部殺し(ろくぶごろし)は、日本各地に伝わる民話・怪談カテゴリーの一つ。 ある農家が旅の六部を殺して金品を奪い、それを元手にして財を成したが、生まれた子供が六部の生まれ変わり ...

むかさり(ムカサリ絵馬) r+11,230

【ゆっくり怪談】むかさり(ムカサリ絵馬) 俺は今は大きなデザイン事務所に勤めてるんだけど 427 :本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 19:40:21.57 ID:A9d0tpN10 ...

祀の穴 r+11,075

長野の山間部に残るある儀式について、民俗学者の先生から聞いた話だ。 場所はあえて伏せるが、県境に近い盆地の奥にある小さな集落で、冬には雪が二メートルも積もるようなところだという。地図には名前だけが載っ ...

生贄の村 r+6207

自宅近くに、小高い山がある。 麓から中腹あたりまで、なぜかアスファルトで舗装された道が続いている。特に景勝地というわけでも、大規模な伐採が行われている様子もない。その道が何のためにあるのか、ずっと謎だ ...

奇妙な村人《ホラーテラーさん》#6334

【ゆっくり怪談】奇妙な村人 友人の奥山とある村に行ったときの話。 メアさん 2008/08/31 00:59「怖い話投稿:ホラーテラー」 俺と奥山は仕事がらいろいろな地方を旅して回ることが多い。 仕事 ...

隠し念仏 #7,707

【ゆっくり怪談】隠し念仏 岩手には隠し念仏というのがある。 10 :2009/12/09(水) 23:29:01 ID:xTkHBC6G0 これはその昔、親鸞二十四徒の一人である是信房が広めた念仏と、 ...

奇妙な村の祭り(おにいさん)r+6,309

幼い頃、まだ自然の名残が残っていた都市近郊で育った。 あちこちに空き地があって、外で遊ぶ場所には困らなかった。家のそばに広がる広大な空き地では、毎年のように盆踊りが開かれ、それが当たり前のような夏の風 ...

過疎の村 r+7,746

うちのかみさんが昔、旅行代理店でバスの添乗員の仕事をやっていたときの話。 徳島県の山奥、木屋平村。かつて妻が旅行代理店で添乗員をしていた頃、会社の慰安旅行でその村へ行ったという。 村には店らしい店もな ...

【名作】禁断の田代峠奥【語り継がれる実話系怖い話/ゆっくり朗読】#15,034

【ゆっくり怪談】禁断の田代峠奥【語り継がれる実話系怖い話】 禁断の田代峠奥~高橋コウの手記より(1979年) タブーの山への挑戦 私の住んでいる山形県最上町は、宮城秋田両県の県境に近い場所で、奥羽山脈 ...

謎の集落 r+10,623

 四国の大学で地質学の卒論を書いた。 テーマは、特定地域の地層構造の調査と地質図の作成だった。そのため、何度も山に入り、フィールドワークを行う必要があった。 フィールドワークでは、一人で山に入る。基本 ...

絶対に入ってはいけない温泉 r+7951

某県に住む吉野さん(仮名)から聞いた話。 吉野さんの地元は温泉で有名な土地だが、決して足を踏み入れてはならないとされる温泉があるという。いわく、昔掘削作業中に事故があり、多くの死傷者を出した場所だった ...

一つの村が消えた話【ネットで語り継がれる怖い話】#25,069

【ゆっくり怪談】一つの村が消えた話【ネットで語り継がれる怖い話】 俺はある山奥の村で生まれ育った。 人口は百人程度、村に学校は無かったから、町の小中学校まで通って行っていた。 村人の殆どは中年の大人や ...

因習の村 r+10648

 このあいだ、就職活動で山間の村に行ってきたんだが、そこがとんでもない場所だったんだ。 まず、なぜそんな田舎に行ったのかというと、条件のわりに応募者がゼロで競争がなさそうだったからだ。 仕事内容は事務 ...

長男が早死する福岡県の某集落 r+4669

福岡県の田舎に住んでいる者だが、少し不気味な話がある。 私が暮らすのは二十軒ほどの小さな集落で、そのほとんどの家で“長男が早死にする”という奇妙な現象が起きている。対象となるのは私の親世代の長男たちで ...

集落の先輩の話 r+7256

これは、俺が新入社員として入社した会社の先輩にまつわる話だ。 俺はその会社の宣伝部に配属され、仕事は先輩と二人で取引先への外回りだった。先輩は入社して約十年が経つベテランで、頭の回転が早く、明るく、正 ...

アクマガマr+5379

【ゆっくり怪談】喜界島廃病院 それはおじいがまだ子供の頃の話。逆算するとだいたい終戦直後くらいかな。 985 :J/vgdWbU0:2012/06/28(木) 19:04:05.58 ID:7MSVC ...

カワサキ村【定番!!子々孫々語り継がれる怖い話】r+9636

【ゆっくり怪談】カワサキ村【定番!!子々孫々語り継がれる怖い話】 昔、俺が体験した話。 俺は出張で岐阜県に一ヶ月ほど滞在していた。 岐阜市内より三重県のほうが近いような田舎。 まぁ田舎っていっても駅周 ...

蛍と狩衣 r+6017

僕が大学生だった頃の、あるバーの常連客の話。 小松さんという客がいた。二十代後半の会社員で、僕と同じ茨城出身という共通点があったことから、自然と話す機会が多かった。彼はよくそのバーに顔を出しては、軽く ...

村の奥の祠 r+5900

俺の実家は、超がつくほどの田舎だ。わずか十世帯ほどしかない小さな村で、いわゆる「限界集落」と呼ばれるような場所。 けれど、実際には普通にインフラは整っているし、住人もいたって普通の年寄りばかりだ。 よ ...

まつり一族《ホラーテラーさん》 r+7000

僕の生まれ育った村は、すでに市町村統合で地図の上からは消えてしまった。しかし、この話は、まだその場所が「村」と呼ばれていた頃の記憶だ。 小学校6年生の夏。あの日は友達のマサオと一緒に、村の上に広がる山 ...

おいぼ岩の囁き r+3151

時刻は夜十時を少し過ぎたころ。季節は冬。冷たい風が吹きすさぶ中、車を走らせていた。 僕と友人二人が乗り込んだその車は、真夜中の国道を走り抜け、潮の香りを辿りながら海を目指している。平均時速は80キロほ ...

牛ヶ首に纏わる伝承とその歴史的背景 r+3987

新潟県に所在する「牛ヶ首」という地名は、伝承と歴史が交錯し、その背後に数多くの謎と人々の記憶が刻まれた特異な場所である。 この地名をめぐる代表的な物語の一つは、江戸時代の夏に山間部の集落で起こった出来 ...

禍魂(マガタマ)r+3392

俺が中学生の頃、祖父から聞いた話だ。その話自体は、さらに遡って曽祖父から伝わったものらしい。 地元には、神主もいない古びた神社がある。誰も住むことなくひっそりと佇むその神社に祀られているのは、いわゆる ...

天皇の経文 r+5873

落人の伝説は日本各地に存在している。中でも最も有名なのは源義経にまつわる話だろう。しかし、今自分が住む四国のある地方にも、独特な落人伝説とそれに関連した怪談が伝わっている。 この地方に伝わる落人の話で ...

かなりヤバイ集落を見つけた話【まとめ】r+27k

宮崎県に住むものなんですが、先日かなりすごい集落を発見してしまいました。 先週の土曜日に友人と二人で、サイクリングに行った時でした。 その日は、今まで行ったことのない方ない方へと道を進んで行こうという ...

一二様(いちにさま)r+5728

自分の地元はかなりの田舎で、耳の遠いじいちゃんやばあちゃんがたくさん住んでいるような場所だ。 そんな地元では、8月と12月に「一二様」という行事が行われる。普段は地域の行事に参加しない足の悪いばあちゃ ...

廃村に響く鬼の記憶:変生(へんじょう)r+5794

これは、東北の山奥にある今は廃村となった集落での話だ。 村には古くから「野火送り」と呼ばれる火葬の風習があった。 山の火葬場で薪を積み上げ、遺体を野に送りながら炎で清める。 人々は火が舞う山肌を仰ぎ、 ...

かみ屋敷 r+4051

化学を研究している理系の自分だが、昔から占いやオカルトといったものには不思議と興味があった。 ただし、霊感はないと思っていたし、今年の夏休みまではその手の体験とも無縁だった。 振り返ると、それが幸せだ ...

ごぜさんの鐘 r+2683

あたり一面山だらけ。どこを見渡しても山ばかりの地方に生まれ育った。 小さい頃からお世話になったお寺に、奇妙な『鐘』があった。普通の鐘ではなかった。布と縄でぐるぐる巻きにされ、鐘を撞く丸太もついていない ...

森守り r+5434

俺の田舎は四国の高知県の山奥にある小さな集落だ。 もっとも、そこは祖母の故郷であり、親父の代から家族は関西で暮らしている。親類もほとんど村を離れていて、長らく疎遠な状態だった。俺自身も幼いころに一度行 ...

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