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神隠しの町~呪われた祠の囁き r+5163
三年前の夏の出来事 大学に入学して間もなく、親しくなった斉木と中島と共に、夏休みの暇を持て余し、斉木の親戚が経営する某山陰地方の民宿へ旅行に出かけることにした。二泊の予定だった。 町に到着し、夕暮れ時 ...
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祟りの夜:守り神との遭遇 r+5080
祖父の家は山奥の田舎に位置しており、私は幼少期によく訪れていた。 祖父は広大な土地を所有し、それを農地として貸し出したり観光用に整備したりして生計を立てていた。祖父と祖母は静かに暮らしていたが、時折地 ...
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泣かない赤児 r+4963
2024/11/15 -短編, r+, 集落・田舎の怖い話
ネットで有名な怖い話, 東北地方私がまだ小学生の頃、母方の祖父の故郷で体験した出来事についてここに記す。 祖父が他界して十年が経過した今、その出来事を公にすることにした。ここで語られる内容は古くからの因習と民間信仰が深く絡んでいるた ...
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帰省:封印された記憶が目覚めるとき r+5695
去年の夏、約十年ぶりに実家へ帰省したときのことを書こうと思う。 この体験には非常に複雑な感情と不安が絡み合っており、長文になるかもしれないので、興味のない方は読み飛ばしていただいて構わない。 私は現在 ...
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被猿 r+4895
これは、四国の片田舎で生まれ育ったある男性から聞いた話だ。 その町では、彼が小さい頃まで独特の風習と価値観が色濃く残っていた。例えば、障がいを持って生まれた子や双子のように「普通とは違う」特徴を持つ子 ...
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川に棲むもの r+1986
これは、幼馴染から聞いた話だ。 彼の故郷は、人もまばらな田舎で、夏の遊びといえばもっぱら川遊びだった。地元の川は上流に位置し、急な流れと荒削りな岩場が特徴的で、危険な場所だったが、子供たちにとっては格 ...
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家ン神(いえんがみ)【ゆっくり朗読】4500
【ゆっくり怪談】家ン神(いえんがみ) 投稿していいのか悩みましたが、個人的にとても腑に落ちなかったのと怖かったので書かせていただきます。 先日亡くなった美津子(仮名)が実は生きてて、美津子を助けようと ...
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みな殺しの寺事件【ゆっくり朗読】5502-1231
みな殺しの寺事件【ゆっくり朗読】 1934年(昭和九年)三月十九日午前時過ぎ、福井県武生町(現・越前市)にある双竜寺(仮名)で火災が発生。 火のまわりが早く、不動堂とそこにつながる廊下を ...
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破壊された村の結界~道祖神遷移譚【ゆっくり朗読】4100
破壊された村の結界~道祖神遷移譚【ゆっくり朗読】 実家は長野県なんだが、結構な田舎。元々から住んでる本家筋の集落の周りに、その分家とかが家を建てて段々集落が広がっていった土地、って言えばイメージつくか ...
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闇の郷土史シリーズ~闇に葬られたS村の惨劇(杉沢村ではありません)【ゆっくり朗読】4500
【ゆっくり怪談】闇の郷土史シリーズ~闇に葬られたS村の惨劇(杉沢村ではありません) 昔々、ある小さな小さな村があった。 仮にS村としよう。 S村はすぐ近くには山菜がよく取れる山や、魚のよく獲れる綺麗な ...
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舵子の悲劇【ゆっくり朗読】7100
舵子の悲劇【ゆっくり朗読】 映画:怒りの孤島 上映時間・108分 配給作品(日映作品)1958年(昭和33年) 水木洋子が書いた原作(NHK放送劇)を水木洋子自ら脚色、久松静児が監督した社会ドラマ。撮 ...
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熊野神社【ゆっくり朗読】3500
【ゆっくり怪談】熊野神社 俺は岩手のあるド田舎に住んでるんだが、そこの話。 519 本当にあった怖い名無し 2009/02/19(木) 18:42:10 ID:TEqjvpEI0 俺は小学校時代に郷土 ...
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テンポポ様【ゆっくり朗読】4800
【ゆっくり怪談】テンポポ様【定番・山にまつわる怖い話】 俺の地元には奇妙な風習がある。 その行事の行われる山は標高こそ200m程度と低い物であるが、一本の腐った締め縄のようなものでお山をぐるりと囲んで ...
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廃屋の老婆 r+4558
当時、小学生だった我々の遊び場は、学校裏手に広がる山だった。 我々は廃屋化した物置小屋や東屋を「秘密基地」として占拠し、独自の遊び場として利用していた。これらの場所は人目が少なく、子供たちの冒険心を刺 ...
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【最怖!まんが日本昔ばなし】飯降山(いぶりやま)【ゆっくり朗読】2800
あらすじ 【最怖!まんが日本昔ばなし】飯降山(いぶりやま)【ゆっくり朗読】 昔、三人の尼さんが山に入って修行をしていました。 山には住む家もなく、殺生も禁じられているので、食べるものと言えば草や木の実 ...
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御霊信仰(ごりょうしんこう)【ゆっくり朗読】3800
【ゆっくり怪談】御霊信仰(ごりょうしんこう) 俺の田舎の祭りに関する話 俺は神戸に住んでいるんだけど、子供の頃、オヤジの実家である島根の漁師町へ良く遊びに行ってた。 九歳の時の夏休みも、親父の実家で過 ...
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元々古墳だった神社【ゆっくり朗読】2400
元々古墳だった神社【ゆっくり朗読】 我が家の近くに、丘一つが神社の所領になっている所がある。 30 :あなたのうしろに名無しさんが……:03/05/29 04:07 境内は無く、石造りの廟があるだけ。 ...
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小指のない村人【ゆっくり朗読】4200
小指のない村人【ゆっくり朗読】 母方の祖母に会いに行ったときの話。 私はまだ母方の祖母に会ったことがなく、もう長くもないだろうということで前の土日で会いに行くことになりました。 会ったことがないという ...
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補陀落渡海行者の亡霊~ふだらく様伝説【ゆっくり朗読】6400
【ゆっくり怪談】補陀落渡海行者の亡霊~ふだらく様伝説 補陀落渡海(ふだらくとかい)とは、南方海上にあると想像された補陀洛世界に往生または真の観音浄土を目指して船出する宗教的実践行である。 観音に対する ...
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早死一族【ゆっくり朗読】3200
【ゆっくり怪談】早死一族 これはまだちゃんと文章にしたことない話だから思い出しながら書くけど、それでもよかったらつきあってくれ。 601 名前:◆Tly.nEzXF2 [2006/05/17(水) 0 ...
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麓の集落【ゆっくり朗読】3800
麓の集落【ゆっくり朗読】 昔のことだが場所はひかえる。 545 :底名無し沼さん:2017/04/14(金) 12:13:58.79 ID:tJ6cn8ip.net 利発な友人は、趣味を活かして山を登 ...
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いんびの夜【ゆっくり朗読】5800
【ゆっくり怪談】いんびの夜 もう十数年以上も前の話で、確かではありませんが、五歳ぐらいの頃の事だと思います。 2007/03/21(水) 00:43:46 ID:D+9dz9fg0 私の住んでいたとこ ...
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村はずれの小屋【ゆっくり朗読】4100
2024/09/14 -中編, 集落・田舎の怖い話
ネットで有名な怖い話【ゆっくり怪談】村はずれの小屋 じいさまに聞いた話。 861 :本当にあった怖い名無し:04/11/29 01:47:12 ID:ULDwsM1m 昔じいさまが住んでいた村に、頭のおかしな婆さん(仮名 ...
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オコリ落し【ゆっくり朗読】3100
オコリ落し【ゆっくり朗読】 数年前、自分の身に起こった出来事を少し。 262 :本当にあった怖い名無し:2020/03/14(土) 18:11:13.34 ID:fHpvywD/0.net 俺の住んで ...
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石鬼神様(いおきさま)【ゆっくり朗読】5800
石鬼神様(いおきさま)【ゆっくり朗読】 法事で実家に帰った時、叔父と二人で飲んでいたら、「この家にも昔は変な習慣があったんだよ」って酔っ払いながら、教えてくれた。 290: 本当にあった怖い名無し 2 ...
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箱回しとか蓋回しって呼ばれてる【ゆっくり朗読】2500
箱回しとか蓋回しって呼ばれてる【ゆっくり朗読】 俺の実家周辺(数軒)で今もある風習なんだけど 937 :本当にあった怖い名無し:2020/01/04(土) 14:10:19.64 ID:3ZpCWZj ...
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祟り神(疫神)を祀る神社【ゆっくり朗読】7200
【ゆっくり怪談】祟り神(疫神)を祀る神社 私の実家は元被差別部落だった(と、思われる土地)にある。 517 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 10:13:29 ID:FiiTfcM ...
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真嘉比道の逆立ち幽霊(まかんみちのさかだちゆーりー)【ゆっくり朗読】2800
【ゆっくり怪談】真嘉比道の逆立ち幽霊(まかんみちのさかだちゆーりー) 昔、首里城下に嘉平川里之子(かびらがわさとぅぬし)という男がおりました。 「里之子」とは士族の男子の呼び名です。 しかし嘉平川家は ...
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朽縄様(クチナーさま)の祟り~軟体くねくね骨抜き蛇女【ゆっくり朗読】2400
【ゆっくり怪談】朽縄様(クチナーさま)の祟り~軟体くねくね骨抜き蛇女 田舎に住む祖父は、左手小指の第一関節の骨がありません。 つまむとグニャリと潰れて、どの角度にも自由に曲がります。 小さい頃はそれが ...
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海を見てはいけない日【ゆっくり朗読】2100
【ゆっくり怪談】海を見てはいけない日 九月に、『おおばあ』って呼んでたうちのばあちゃんの姉が亡くなって、一家揃って泊まりで通夜と葬式に行ってきた。 実質、今生きてる親族の中では、おおばあが最年長っての ...
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コッケさん(固芥さん)【ゆっくり朗読】2000
【ゆっくり怪談】コッケさん(固芥さん) 私の田舎ではコッケさんと呼ばれるものがあります。 また、コケシというような呼び方をすると大人にそうとうおこられました。 中学生に上がりたての頃、半端な色本知識で ...
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つんぼゆすりの歌 (鬼ゆすり)【ゆっくり朗読】2000
【ゆっくり怪談】つんぼゆすりの歌 (鬼ゆすり) こどものころ、伯父がよく話してくれたことです。 僕の家は昔から東京にあったのですが戦時中、本土空爆がはじまるころに祖母と当時小学生の伯父の二人で田舎の親 ...
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モッケ【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】モッケ 私は友人の間では「幽霊避け」扱いされています。 行ったら絶対何かある!と言われているような心霊スポット巡りに私が同行すると、何も起こらない。自殺者が出た部屋に入居した友人が霊現 ...
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髪寄りの法【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】髪寄りの法 祖父が子供の頃の話。 祖父は子供の頃、某県の山深い村落で暮らしていた。 村の住人のほとんどが林業を営んでおり、山は彼らの親と同じであった。 そんな村にも地主が存在しており、 ...
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ハカソヤ【ゆっくり朗読】5500
【ゆっくり怪談】ハカソヤ ほんの数年前に知った私の母の故郷(四国のド田舎)の習慣の話です。 うちの集落には『ハカソヤ』という女限定の変な習慣があります。 ハカソヤにも色々あって、大きく分けてお祝いの言 ...
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私も、いつか……【ゆっくり朗読】2800
【ゆっくり怪談】私も、いつか…… 某半島の先の方にあるひっそりとした村の話です。 話は江戸時代より前に始まります。 ある偉いお坊さんがいました。 そのお坊さんは自分が老齢になったことから一門の後継に地 ...
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雨乞い師の祟り【ゆっくり朗読】3000
【ゆっくり怪談】雨乞い師の祟り これは大学の友人、落合(仮名)から聞いた話。 今年の夏、落合は家族と一緒に香川の山奥にある父方の実家に帰省した。 香川は雨が少なく昔からため池が多いが、父の実家もため池 ...
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雀塚【ゆっくり朗読】3026
【ゆっくり怪談】雀塚 東北地方の民族文化を研究してる大学の教授が雑談として話したんだけど 268 2006/06/19(月) 12:48:06 ID:Qb3BRu9I0 東北地方に『雀塚』というの ...
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供養塚【ゆっくり朗読】2595
【ゆっくり怪談】供養塚 その地方の猟師の家系は、子どもの頃から捕った獲物の数を数えて、それが千匹になるごとに、簡単な塚を建てて供養しているそうです。 昨今は猟師自体が減っているので、そうそう塚が増える ...
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十五の誕生日【ゆっくり朗読】26000
【ゆっくり怪談】十五の誕生日 これは十五歳の時、本当に体験した話。 俺の実家は海沿いの田舎町で、メチャ綺麗な海が有名なんだけど、色々とイワクがあるんだよね…… 幼なじみの光太郎の実家は代々続く名家なん ...
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忌箱(キバコ)【ゆっくり朗読】7218
【ゆっくり怪談】忌箱(キバコ) これは1996年、当時高校三年生の時の話。 145 :本当にあった怖い名無し:2009/07/20(月) 18:24:05 ID:Ygft2tbPVr 俺の住んでた地方 ...
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眠り稲【ゆっくり朗読】2100
【ゆっくり怪談】眠り稲 祖父が未だ子供の頃の話。 その頃の祖父は毎年夏休みになると、祖父の兄と祖父の祖父母が暮らす田園豊かな山麓の村に両親と行っていたのだという。 その年も祖父は農村へ行き、遊びを良く ...
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さえがみさん【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】さえがみさん 俺は子どもの頃は超がつくド田舎に住んでいた。 山々に囲まれた閑静な農村地帯だった。 その村では一年のうちで、ある月の満月の日の前後一週間は、絶対に山に入ってはいけないとい ...
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埋設工事中の出来事【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】埋設工事中の出来事 1995年頃に体験したヤバイ話。 当時、親戚が水道設備を営んでいた。 俺はそこで短期バイトしてたんだが、ある一軒家に親戚の小見川社長、その息子で社員の洪さん、社員の ...
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かみ屋敷【ゆっくり朗読】3000
【ゆっくり怪談】かみ屋敷 自分はいわゆる理系で、しかもオカルトとは正反対の化学を研究しているのですが、昔から占いとかオカルトとかそういったものが好きでした。 でも自分には霊感はないと思っていました。 ...
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お狐さま【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】お狐さま 私には小さい頃から多少の霊感があった。 特に『おきつね様』という狐の霊は、幼稚園に入る前から見えていた。 『おきつね様』というのは、度々私の前に現れる真っ黒な狐の影で、迷子に ...
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お盆の禁忌を、迷信だと馬鹿にした結果…【ゆっくり朗読】7400
【ゆっくり怪談】お盆の禁忌を、迷信だと馬鹿にした結果… 2006年の盆休みの話なんだけど、とっても怖い体験をしたので良かったら聞いて下さい。 879 :2010/09/17(金) 19:11:36 I ...
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錆びた槍【ゆっくり朗読】3300
【ゆっくり怪談】錆びた槍 俺の実家、岩手県のとある地方なんだけど、毎年帰省するんだけどね。 よく田舎って「本家」みたいなのがあるのは分かるかな? その一族の本家っていうかさ、要は親戚縁者を統括する家み ...
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荒魂にまつわる話【ゆっくり朗読】3300
【ゆっくり怪談】荒魂にまつわる話 私の大学の知人に部落出身者がいた。 知人の出身部落は山間の村で、村まるごと部落らしい。 江戸時代には皮なめしを生業にする人が多くいたらしい。 その村は近隣の村との間柄 ...
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おさっしゃ ~ 土地神への捧げもの【ゆっくり朗読】2600
【ゆっくり怪談】おさっしゃ ~ 土地神への捧げもの いろいろと奇妙な地方の風習がありますが、僕も子どもの頃に土地神への捧げものとなった体験があります。 448 :本当にあった怖い名無し:2012/06 ...