ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

二階の壁 nc+

独り暮らしを始めた頃の話だ。 部屋を探していたとき、不動産屋に一軒の借家が出ていた。予算は少しオーバーしていたが、一軒家にしては家賃が安い。仕事の都合で生活時間が不規則なため、マンションよりも気兼ねな ...

拾ったのは、どっちだ rw+3,100-0327

あの山には、もう入るなと言われている。 理由は誰も説明しない。ただ「行くな」とだけ言われる。大人たちは、そこに触れると話が長くなることを知っているからだと思う。 俺は一度だけ、その山に入ったことがある ...

見えたと言わない人 rcw+14,059-0324

俺の友人の中に、一人だけ霊感があると言い張る奴がいる。 仮に岩男とするが、そいつは「どうせ信じないだろ」と言って、俺以外の誰にもそういう話をしなかった。付き合いは二十年以上になるが、その話を打ち明けら ...

和室の外側 nc+

昔々のNGな五人全盛時代のことだ。 関西在住の私は、同人仲間と東京のイベントに行こうという話になっていた。東京の大手さんとも交流できるらしく、皆かなり浮き立っていた。 だが、以前から経過観察していた筋 ...

曾祖父が僧侶を辞めた理由 rw+7,803-0321

曾祖父の話をする。 直接の記憶はない。物心つく前に亡くなっている。ただ、祖父が酒を飲むときだけ、決まって口にする話があった。それを何度も聞かされているうちに、まるで自分が見たことのように思えてきただけ ...

もうすぐ着くよ nw+216-0325

あの夜のことは、四年前にA本人から聞いた。 最初に聞かされたのは、ありえない話だった。 「○恵から電話が来たんだよ。死ぬ時間まで、ずっとつながってた」 冗談だと思った。だがAは笑わなかった。声も低く、 ...

負の贈り物 nc+

今までで一番、身体が本気で拒否反応を起こした出来事だ。 宅急便で、自分宛の荷物が届いた。 宛名も住所も間違いなく自分のものだった。送り主の名前に覚えはなかったが、深く考えずに開けてしまった。 箱の中に ...

心霊坪野鉱泉失踪事件の顛末 #7,670-0321

2026/03/25   -短編, r+
 

心霊坪野鉱泉失踪事件の顛末【山にまつわる怖い話・ゆっくり朗読】 坪野鉱泉(つぼのこうせん)は、富山県魚津市の富山県道67号宇奈月大沢野線付近にあった鉱泉旅館。 坪野温泉とも呼ばれる。1982年に倒産。 ...

個包装 nc+

もうずいぶん前の話だ。 当時、俺は相方と二人で、とあるジャンルの二次創作をやっていた。かなりのマイナーカプで、イベントに出るサークルも常に数えるほど。顔と名前は自然と覚えてしまう規模だった。 Aという ...

音のない海 nc+

祖父母の家は海に近かった。 家を出て五分ほど歩き、古いトンネルを抜けると海沿いの道に出る。そこからさらにもう一つトンネルを抜けた先に、ちょっとした砂浜があった。観光地というほどではないが、民宿がいくつ ...

喜界島廃病院 rw+12,538

【ゆっくり怪談】喜界島廃病院 鹿児島県の奄美大島の横にある喜界島出身の先輩から聞いた話だ。 先輩の実家の集落の外れに、使われなくなった病院があるという。建物は小さく、昔は普通の個人病院だったらしい。廃 ...

幽霊を信じない俺だけが見えなかった話 rw+4,613-0322

俺が十八か十九の頃の話だ。 生まれ育った家は、山を背にした集落のいちばん奥にあった。夜になると家々の明かりは早く消え、道から人の気配がなくなる。聞こえるのは、風に擦れる杉の葉の音と、田んぼの方から上が ...

外堀 nc+

あの年の初夏の匂いは、雨上がりのアスファルトに、印刷所から持ち帰った新刊のインク臭が混じった、あの甘ったるい湿気だった。 帰宅して靴を脱ぐと、床板がわずかに軋み、室内の空気が一拍遅れて身体にまとわりつ ...

六月十二日 rw+4,783-0322

お祓いに行く前に、これだけは書いておく。 書いておかないと、何があったのかだけではなく、私がどこからおかしくなったのかまで曖昧になる気がする。ここ数日、物の名前や順番はまだ思い出せるのに、匂いだけが先 ...

少年工科学校渡河訓練事故 #9,409

【ゆっくり怪談】少年工科学校渡河訓練事故 1968年(昭和四十三年)七月二日、陸上自衛隊少年工科学校(現陸上自衛隊高等工科学校)がその日、三年生のある区隊の午後の課業は野外戦闘訓練だった。 天候は梅雨 ...

母の再婚相手 nc+

今でも、宅配便の段ボールが擦れる音を聞くと、喉の奥に金属の味が戻ってくる。 梅雨の終わり、部屋にこもった湿気とインクの匂いが混ざり合い、息を吸うたびに肺の内側がじっとりと重くなっていた頃の感覚だ。 当 ...

外された目 rw+10.533

会社の帰り道、高校時代の友人Kと二年ぶりに再会した。 懐かしさでそのまま飲みに行ったが、Kは笑いながらもどこか落ち着かない様子だった。視線が泳ぎ、何度も背後を振り返る。 三日後、Kから電話が来た。 「 ...

名のりなさい rw+5,342-0321

2026/03/21   -短編, r+, 土着信仰

俺が生まれ育った集落には、子供に二つの名を持たせる風習があった。 ひとつは戸籍に載る名で、もうひとつは家の中だけで教えられる名だった。普段は決して口にしない。その名を呼ぶのは、親か、祖父母か、どうして ...

更新者不明 ncw+

冬の昼下がりだった。 外はよく晴れているのに、部屋の中だけが薄く灰色で、カーテンの隙間から差し込む光がモニターに反射し、文字がにじんで見えた。暖房は入れている。だが、指先だけが冷たかった。 職探しをし ...

今日はどちらが抱いてくれるんですか rw+3,342-0320

僕が黒田に出会ったのは、高校一年の春だった。 政令指定都市ではあるが、中心街から少し外れると、急に時間の流れが鈍くなる街だった。家から三分歩けばローソンが三軒ある。どれも似たような白い光で夜を照らして ...

同じ罪の下で rw+11,339

小学校の頃、マサルという友達がいた。 明るくて、よく笑って、勉強もできた。俺よりずっと賢く、忘れ物もせず、先生の覚えも良かった。ただひとつ、家の話だけはしなかった。 ある年の誕生日会に呼ばれた。リビン ...

百円コーナー nc+

2026/03/19   -短編, 怪談, n+2026

今でも、紙の匂いを嗅ぐと喉の奥がひやりとする。 インクと埃が混ざった、古本屋特有の匂いだ。夕方の散歩で、私はその店の軒先に立った。西日がガラスに反射し、棚の背表紙が鈍く光っていた。 十年ほど前、私は同 ...

個室の下 rw+7,865-0124

深夜のネットカフェという場所は、昼間とは別の顔を持つ。 明るさは保たれているのに、空気の密度だけが変わる。人の気配が薄まり、仕切りと仕切りのあいだに、用途不明の余白が生まれる。 大学生だった頃、俺には ...

🚨オオカミ少女は実在したのか? インドと鹿児島、ふたつの《獣の姉妹》が暴く百年の嘘 nc+

「人間は愛で人間になる」? 小学生の頃に泣いたあの話、実はほぼ捏造だった件 1920年、インドのジャングルでオオカミと暮らす2人の少女が保護された。四つ足で走り、生肉を貪り、闇夜に目を光らせる「オオカ ...

宗教二世の俺が実家の仏壇を海で壊した結果 rw+1,537-0318

2026/03/18   -短編, r+, カルト宗教

生まれたときには、もう信じていることになっていた。 何を信じているのか、自分で考えた記憶はない。物心がついた頃には、リビングの隅に黒い仏壇があった。金属みたいに冷たく光るやつで、親はそれを拝む前だけ、 ...

塀の向こうの猫 ncw+

上手く説明できる自信は、正直ない。ただ、あれは確かに見た。 今から二十年ほど前のことだ。当時住んでいた家の近所で、古い家屋の解体工事が行われていた。建物そのものはすでに壊され、更地になっていたが、なぜ ...

一緒に食べる rw+10,315

あの話を聞いたのは、駅前のファミレスだった。 サークルの小旅行の日、渋滞で足止めを食らい、僕とYだけが取り残された。新人のYとはそれまでほとんど話したことがなかったが、三十分もすれば妙に気が合った。笑 ...

誰が欲しがった ncw+

夜中の作業というものは、時間の感覚を鈍らせる。 針がどこを指しているのか分からなくなり、疲労と集中が同じ重さで混ざり合う。 あの夜も、たぶんそういう状態だった。 スパコミ前日の夜、私は友人Aの部屋に泊 ...

確認済み rw+8,505-0109

俺が火葬場でアルバイトをしていたのは二十代の終わり頃だ。 斎場は地方都市の外れにあり、山と川に挟まれた、周囲から少し切り離された場所だった。朝は早く、仕事の多くは清掃や準備で、遺族と直接話すことはほと ...

白い飯を待つもの rw+15,058

霊能者を探したのは、知人の不運があまりにも続いたからだった。 事故、病気、災難。どれも致命的にはならないが、確実に命を削る出来事ばかりで、偶然と片づけるには多すぎた。 漫画で紹介されていた霊能者に連絡 ...

吠えた場所が違った rw+5,284-0316

実家は築四十年を超えている。 柱は日焼けして黒く、床板は歩くたびに湿ったような軋みを返す。冬になると壁の隙間を風が抜けて、家のどこかで細い笛みたいな音が鳴る。昔からそういう家だった。台所の奥で何かが落 ...

わたしじゃないほうのわたし nrw+300-0316

父の会社が潰れたのは、俺が高校二年の夏だった。 それまで小さな会社とはいえ、社長の息子として育ってきた。家も、進路も、就職先も、なんとなく既定路線の先にあるものだと思っていた。それが一日で消えた。 父 ...

上にいた顔 rw+3,203-0316

高校二年の頃、友達とよく飯能の岩場に通っていた。 都心から近く、昔から人工登攀の練習場として知られた場所で、駅から十分ほど歩けば入口に小さな赤い祠が見える。そこを過ぎると岩場だ。僕らは休日になるたびに ...

空いている場所 ncw+

二年前のことだ。昼食をどうするか考えているうちに、急にモスバーガーが食べたくなった。 理由はない。ただ、あの緑の看板と、包み紙を開くときの湿った音が頭に浮かんだ瞬間、他の選択肢がすべて消えた。 自転車 ...

神戸市北区の一軒家いらないか? #11,253

神戸市北区の一軒家いらないか? 925 :名無しさん:2009/02/04(水) 08:52:44 ID:oKOysTpy0 ただ三つ条件があって 1 必ず受け取る 2 三日以上家を空けない 3 死ぬ ...

在庫が塞いでいた部屋 nc+

同人誌にまつわる、妙に後味の悪い話。 昔、同人界隈ではそこそこ名の知れた、いわゆる壁大手だった人がいた。当時は商業もやらず、完全に趣味で18禁オンリー。イベントのたびに刷る部数も多く、在庫の量が尋常じ ...

またその顔で rw+2,717-0315

数年に一度、決まって現れる人たちがいる。 爺さんのときもあれば、婆さんのときもある。作業着のおっさんだったことも、喪服のおばさんだったこともあった。全員、別人だ。顔も声も、着ているものも、暮らしぶりも ...

まだ会っていない恋人 nw+372-0315

今でも、盆の夕暮れの匂いを思い出すと、胸の奥がざらつく。 線香の煙が、仏間の天井をゆっくり撫でていた。 俺とAは黙ったまま、黒い位牌の前に座っていた。 家そのものは何も変わっていないはずなのに、前に来 ...

追われなかった理由 rw+8,422-0119

これは、知人が小学生の頃に体験した話だ。 彼が通っていた塾では、毎年夏になると八ヶ岳の別荘地で合宿が行われていた。名目は自然体験だったが、実態は子どもを山に放り出すだけに近かった。集団行動はほとんどな ...

焚き火 nc+

焚き火を囲んでいたら、来た。 長野県の、スキーバスが転落した湖のほとり。 事故から何年も経っていて、場所も対岸側だったから、 「まあ大丈夫だろう」と、バーベキューをした。 片付けが終わって、残り火の周 ...

点滴の時間 rw+7,732

二十年以上前、俺は治験のアルバイトに応募した。 一ヶ月弱で四十万円以上。フリーターだった俺にとっては、それだけで十分な理由だった。参加者は十人。都内で事前検査を受け、問題なしと判定された者だけが、本試 ...

撃っても残らなかったもの ncw+

囲炉裏のそばで爺ちゃんがこの話を切り出すと、部屋の空気がわずかに湿る。 火の爆ぜる音が遅れて耳に届き、天井の梁の影がゆっくり伸びる。その間、聞く側は無意識に息を整える。いつからか、それが癖になっていた ...

時刻表どおりに来たバスに乗ったら、清助が先に乗っていた rw+3,877-0313

あの夜のことを思い出すたび、最初に引っかかるのはバスじゃない。清助だ。 母の親友の息子で、物心つく前から同じ家にいた。兄弟というには近すぎて、他人というには説明がつかない。飯を食う速さも、寝返りの癖も ...

俺を育てた母親は存在しなかった rw+9,397

他人の関係【ゆっくり朗読】 俺が物心ついた時から、家には母親と呼ぶ女がいた。 父親の話は一切聞かされたことがなく、写真もなく、名前すら知らない。聞こうとすると、その女は決まって機嫌を損ねた。 住んでい ...

見つかる前の話 rw+3,866-0312

大正生まれの祖母が、生きているあいだ何度も繰り返し語ってくれた話がある。 私自身の体験ではない。けれど、祖母がその話をするときの顔だけは、いまも妙にはっきり思い出せる。目の焦点は合っていないのに、口元 ...

通っているもの ncw+

祖父が若い頃、山で仕事をしていたという話を、私は何度も聞かされてきた。 酒の席でも、正月の炬燵でも、話は決まってそこから始まる。語り口も、山に入る時刻も、守るべき決まりも、ほとんど変わらない。ただし、 ...

最初に見えた人 nc+

湿り気を含んだ初夏の風が窓から入り、カーテンがわずかに揺れていた。 深夜に近く、部屋には時計の秒針の音だけが残っていた。 その女性――仮にAさんとする――の話し方に、誇張はなかった。ただ、言葉の切れ目 ...

🚨少し遅れている iwa+

午前二時ちょうどに、毎晩、非通知の電話が鳴った。 出ても、相手は何も言わない。 最初の二晩は、それだけだった。 三日目の夜、受話器の向こうで水の音がした。 細く、切れずに落ちつづける音だった。 そのあ ...

まだ家のもの rw+2,255-0311

親父は五十になった年、経営していた紡績工場を唐突に売った。 身内は全員反対したが、親父は聞かなかった。工場も機械も土地もまとめて手放し、莫大な金だけを残して会社を畳んだ。 「もう三代先まで食っていける ...

白いワンピースの母娘 nc+

俺が大学二年の夏、大分に戻っていた頃の話だ。 福岡の大学に通っていたが、長期休みになると決まって地元へ帰った。理由は単純で、地元には時間を同じ速度で持て余している連中がいたからだ。 昼間はコンビニの駐 ...

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