ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

奇妙なお雛様人形伝説 r+3,169

愛知県の山間の村に代々続く「お守り人形」にまつわる風習を知ったのは、ある秋の日の夕暮れだった。 村人の間では「お雛様」と呼ばれるその人形は、普通のひな人形とは少し異なるもので、ただ二体だけ、娘を持つ母 ...

取らなくても鳴る rw+4,957-0105

俺は、ある古びたアパートの一室、104号室に住んでいる。 二階建てで、築年数だけが自慢のような建物だった。薄い壁、軋む階段、夜になると外灯が半分しか点かない通路。安い。理由はそれだけだ。住人同士の交流 ...

棚の奥に眠る札 r+3,979

俺が某飲食店で働いていた頃の話だ。 全国チェーンの一角で、郊外にどっしり構える古い店舗。内装も什器も、開店当初のまま手直しされていない部分が多く、油の匂いと埃が長年しみついていた。だが意外なことに、こ ...

触れてしまった rcw+6,387-0107

高校を卒業してすぐ、俺は地元の工場に正社員として入社した。 三年目に入った頃には仕事にも慣れ、良くも悪くも同じ毎日を繰り返していた。危なげのない日々だった。少なくとも、そう思っていた。 変化の兆しは、 ...

人間のリミッターが外れるとき r+813

深夜の保護室で起きたこと これは、看護師として精神科病院に勤務していた女性から聞いた話だ。彼女が入職してまだ1年目、夜勤に慣れ始めた頃に体験した、今でも脳裏を離れない出来事だという。 その病院では日常 ...

404号室 r+2,621

今でもあの四階の匂いを思い出すと、喉がひりつく。 消毒液ともカビともつかない、湿った金属の匂いだった。 その日、黒いコートの男が事務所に来た。真夏の午後で、窓ガラスが白く曇るほど熱かった。「四〇四号室 ...

鍵のかかった部屋 rw+7,706

2DKのアパートに妹と暮らしていた頃の話だ。 引っ越して数週間が経った雨の夜、私は一人で帰宅した。妹はまだ戻っていなかった。 玄関を開けると、左手にトイレ、正面に風呂場の扉と電気のスイッチがある。濡れ ...

女系霊能家系に生まれた男 r+4,236-4,772

私の母方の家系には、独特かつ興味深い歴史が存在している。 先祖の一人である女性が、山の神を鎮め、その地に寺院を建立したという伝承が残っている。その影響であろうか、私の家系の女性たちは代々、強い霊感を有 ...

数えなかった街灯 rw+4,618

これは、数年前に友人の田端と夜釣りに出かけたときの話だ。 場所は奥多摩の白丸ダムだった。釣り仲間の間では名前だけは知られているが、あえて話題にする人間は少ない。夜は人が寄りつかず、静かすぎるほど静かな ...

窓に叩きつけられたもの r+5,373-5,860

今でもあの夜の匂いを思い出すと、胸の奥がざわつく。 古びた木造校舎の、鶏小屋とウサギ小屋の湿った藁の臭いだ。夏が近づいていたからか、空気は生ぬるく、埃に混じって獣の体温が籠っていた。金網越しにこちらを ...

ひぐらしの元ネタ~広島一家行方不明事件 r+6,724-7,485

ひぐらしの元ネタとなった広島一家行方不明事件 あの日、新聞の小さな記事に目が吸い寄せられた。湖に転落していた一台の車。中には一家四人の遺体。事件性はないと結論づけられたが、私にはそれ以上のものがちらつ ...

金色の粉が落ちるまえ n+

山に囲まれた町へ法事で戻った帰り、ひとりで小学校の通学路を歩いてみた。 舗装の継ぎ目に雑草が指のように生え、側溝の水はぬるい。斜面から染み出す湿気が、鼻の内側に苔のような膜を貼る。遠くで電柱が鳴ってい ...

凶刃の食堂 r+7,911-8,700

これは、東京近郊に住む友人の吉田さんから聞いた話だ。 彼がその日訪れたのは、場末の小さな食堂。時間は午後2時を回った頃で、ランチタイムの喧騒も過ぎ、店内には疲れた雰囲気が漂っていたという。テーブル席に ...

土の匂い n+

今でも、あの土の匂いを思い出すたびに鼻の奥が痛む。 乾いた赤土と湿った木の皮の混じる匂い。小学校三年の夏、両親が旅行先で買ってきたハニワを居間に飾った日から、家の空気は少しだけ変わった。笑い声の裏に、 ...

【実話】南米チリで最悪な犯罪者に絡まれた話。r+5,904-6,625

これは、南米旅行をしていた頃の話だ。 目的地はチリのとある島、世界遺産の遺跡があることで有名な場所だった。だが、この旅は想像を絶する出来事で台無しになった。 ある晩、観光地の商店で妙に派手な格好をした ...

導通様の囁き~神々とトウビョウの系譜 r+4,215-4,724

トウビョウ――それは中国・四国地方に語り継がれる謎の憑きものだ。 特に香川県では「トンボ神」とも呼ばれ、その姿は一〇~二〇センチメートルほどの小さなヘビ。全身は淡い黒で、首元には金色の輪が輝いていると ...

道に迷ったらタバコを吸え rw+5,424

港で船に乗る前、ばあさんはもう一度だけ同じことを言った。 「道に迷ったら、タバコ吸え。それだけは忘れんな」 それ以外の注意はなかった。キツネだの獅子だのの話もしなかった。むしろ、そういう話題を出そうと ...

光の役目 n+

今でもあの夕方の空の色を思い出せる。 雲の切れ間から漏れた光が、濡れた地面に反射して、町全体がぼんやりと金色に染まっていた。夏でもないのに、空気がぬるい。鼻をくすぐる草の匂いに混じって、線香のような焦 ...

茶色いカーディガンの記憶 n+

小学校の裏手に、使われなくなった汲み取り式トイレがあった。 鉄の臭いと湿気がまとわりつく、昼でも薄暗い場所だった。 少年は、壁に立てかけられた鉄の棒で蓋をこじ開け、中を覗き込むのが日課になっていた。底 ...

雨の岩場に立つもの r+2,971

高校二年の頃、よく友達と埼玉県飯能の岩場に通った。 首都圏から近く、岩質もしっかりしていて、昔から人工登攀の練習場として知られていた場所だ。きっと六〇年代にはすでに開かれていたのだろう。僕たちは当然の ...

精霊灯を返された日 n+

まだ小学校に上がる前、祖父母の家に預けられていた頃のことだ。 どうして自分がそこにいたのか、両親は今でも理由を言えないらしい。あの沈黙を思い返すと、聞き返す気にもなれなかった。 祖父母の家は山の裾にへ ...

タイムリープ~時間の裂け目とにゅうめん r+5,820-6,325

今でもあの昼の匂いを思い出すと、胸の奥がざわつく。 油の熱で立ちのぼる揚げ物の甘い香りと、にゅうめんの湯気が入り混じる、あの一瞬の空気だ。 子どもの頃、一日に何度か、時間が巻き戻るような感覚に襲われて ...

【厳選名作】山祭り r+5,083

久しぶりに休みが取れた。たった二日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。 ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。 そう思って、京都・貴船の旅館へ電話を掛けてみた。 川床(かわ ...

初心者の登山 r+4,803

【ゆっくり怪談】初心者の登山【山にまつわる怖い話】 2007年、5月頃。 俺は静岡にある高ドッキョウ(たかどっきょう)という山を登ろうと考えた。 まだ山に登るようになって一年程度で、1,000m以下の ...

裏山の呪い r+3,507

これは、幼なじみの坂口から聞いた話だ。彼が中学生だった頃の出来事だという。 彼の住む村はどこか時間が止まったかのように感じられる閉鎖的な場所であった。夏になると子どもたちは川で遊び、秋には裏山でキノコ ...

笑い女の呪縛 r+2,828

先週の金曜日、会社の先輩である大村が亡くなった。 マンションの自室で、両耳にボールペンを突き刺した状態で発見されたという。警察は、彼の手がしっかりとペンを握っていたことから事件性を否定し、自殺とすぐに ...

あなた、私が見えるんですか!? nc+262-0106

駅前のタクシー乗り場は、終電を逃した人たちで薄くざわめいていた。 舗道にこぼれた雨粒が、街灯の光を跳ね返して、足元を曖昧にする。 私は携帯を耳に当て、友人の声に相槌を打ちながら、いつもの位置に並んだ。 ...

霧に消えたベンツ r+4,169-4,764

今でもあの夜の霧の濃さを思い出すと、胸の奥がざわつく。 夏とはいえ標高が高いせいか、窓を閉めていてもじわじわと湿気が染み込んでくる。ワイパーが絶え間なく曇りを拭っても、視界は白い膜に覆われ、数メートル ...

十年ぶりの同窓会 r+2,200-3,204

これは久しぶりの同窓会での話だ。 数か月前、中学時代の同窓会の案内状が届いた。前回の開催は20歳の時で、今回の同窓会は10年ぶり。仲が良かった友人たちとも長らく疎遠だったが、どこか懐かしい気持ちが芽生 ...

犬と父の影が交わる夜に r+4,685-5,129

今でも、あの夜の湿った風を思い出すと胸の奥がざわめく。 仕事で通夜に参列した帰り道のことだ。ホテルのプランナーをしていた頃、十月に挙式を控えた新郎の父が亡くなった。長い闘病の末だったという。通夜の席で ...

完成しつつある顔 rw+4,681-0102

俺は来年、二十歳になる。 これまで平穏に生きてこられたのは、たまたまだと思っている。理由は単純だ。今も終わっていない出来事があるからだ。 これは、俺がまだ物心もはっきりしない頃、夏祭りで見つけた一軒の ...

父の不思議な夢 r+1,600-2,340

これは、私が小学校2年生の頃に体験した事象である。 当時、父は頻繁に出張してビジネスホテルに滞在していた。夜間には、父は外出して飲みに行くことが多く、家庭に連絡をすることは極めて稀であった。しかし、そ ...

穴の裏に書かれた名 nc+

今でも正月の炬燵の匂いを思い出すと、胸の奥にざらつく感触が浮かぶ。 皆が眠って静まり返った居間で、薄暗い電球が畳の上に滲むような影を落としていた。 年越しの余熱がまだ室内に残っていて、鼻の奥には餅を焼 ...

杉林の中腹にて r+3,391-3,779

お盆休みを利用して、私は岐阜と長野の県境付近へ車を走らせていた。 山肌を縫うような狭い道は、地図を広げても自分がどの位置にいるのか判然とせず、見知らぬ谷間に迷い込んだ気分になった。湿った杉の香りが車内 ...

恐山に響く子守唄 r+4,591-4,966

青森県の恐山。この地は「死者と再会できる」という伝承が古くから受け継がれてきた場所である。 恐山は、日本有数の霊場として知られている。江戸時代には、伊勢参りのように「恐山参り」が広く流行し、遠方からの ...

ボロボロの廃屋 r+2,410-2,837

小学校5年生の頃、私たちは探検に夢中だった。 秘密基地という言葉は子供の心を掴む強い魅力がある。私とA君、B君の3人もその例に漏れず、ある日、学校の近くにある山を探検しようと計画した。 その日は平日だ ...

君だけが知っていた温もり r+1,752-2,131

これは、ある患者から聞いた話である。 小学4年生の頃、彼は体が弱く、病院と自宅を行き来する日々を過ごしていた。年の離れた友人などいない孤独な時間の中で、病院内の庭園で出会った一人の「お兄さん」との交流 ...

居留守の癖 r+4,189-4,626

この話を耳にしたのは、同僚の先輩が酒席でふと漏らした時だった。 冗談めかして始められたものの、周囲はすぐに笑うのをやめた。妙に湿った空気をまとった語り口で、続きに引き込まれるしかなかった。 登場するの ...

黄ばんだ歯 r+5,871-6,414

今でもあの夏の病室の空気を思い出すと、胸の奥がざわつく。 手術後の痛みがまだ尻に残っているような鈍い違和感の中で、夜の病棟は薄い布団と蛍光灯の光だけでできていた。窓の外はわずかに夕焼けの紫を残していて ...

お前は誰だ r+4,700-5,174

これは、ある若い男性から聞いた話だ。 その日、彼は友人と夕方に映画を観る約束をしていた。どちらも久しぶりの外出で、楽しみで仕方なかったらしい。だが、待ち合わせの時間になっても友人は現れない。約束の時間 ...

見られていた側 rw+2,674-0107

2025/11/20   -短編, r+, ほんのり怖い話

私の中学校の同級生に、左眼だけが赤い生徒がいた。 君島典子という名前だった。入学式の日から、その赤は否応なく目を引いた。充血や病気というより、色そのものが違う。暗いところでも鈍く残る、濁った赤だった。 ...

神の領域に踏み込むな~消えた宮司の警告 r+2,350-2,984

これは、以前同じ神社に勤めていた元同僚から聞いた話だ。 先日、久しぶりにその同僚と再会し、懐かしい顔を見ながら雑談をしていた。彼は今も変わらず神主をしている。話題は自然と神社のことになり、ふと、以前そ ...

身内の恥 r+2,643-3,219

両親が商売を営んでいることから、地域社会のさまざまな情報が私の耳にも入ってくる。 その中には、時効を迎えた迷宮入りの事件についての話も含まれている。商売は単に物やサービスを売るだけでなく、地域の人々と ...

ダイヤモンドダストの社 r+1,415-1,739

今でもあの冬の日の吐く息の白さを思い出すと、胸の奥がざわつく。 小学四年の十二月、北風が皮膚を刺すような寒さの中、友達と秘密基地へ向かった。場所は埼玉の郊外、低い林に抱かれた古びたホコラの裏手だった。 ...

あの家 r+1,401-1,821

もう10年以上前のことになる。 617 : 本当にあった怖い名無し:2022/05/02(月) 12:40:35.85 ID/Y0.net この話には特に結論や恐怖のオチはない。しかし、あの時体験した ...

水の底を歩く煙 n+

今でもあの夜の匂いを思い出すと、喉の奥がざらつく。 真夏の夜、湿った土とアスファルトの境目みたいな臭気。あれを吸い込むと、胸の中に古い校舎のような黴の味が広がるのだ。 その夜、家を出たのは午前一時を少 ...

異形の男~帰り道に忍び寄る狂気 r+2,021-2,413

これは、かつて高校時代にバス通学をしていた男から聞いた話だ。 彼は、部活が終わった薄暮の時間、いつもの通学路とは異なる市営バスの停留所に向かっていた。学校から直接駅へ向かうバスが終わってしまっていたた ...

這いよるストーカー~逃げ場のない視線 r+5,148-5,666

これは、私が中学三年生のとき、家族と出かけた隣町の大型スーパーでの出来事だ。 何気ない日常の一コマとして始まった買い物だったが、あの日の異様な気配は今でも忘れられない。 スーパーに着いてから、私はひと ...

常時事故物件r+4,267-4,700

不動産賃貸の専門業務に従事している。 拠点は新宿で、様々な人々が集まるエリアだ。風俗嬢、アイドル、モデル、水商売に従事する方々、外国人、さらには振り込め詐欺に関与していると疑われるような人物に至るまで ...

藤原清衡の影:夢と現実を越えた古代の遺恨 r+4,209-4,521

作家、民俗学者として知られる山田野理夫氏の話。 氏が語るこの体験は、日本の民俗的信仰と歴史的事象が深く結びついた稀有な例として注目に値する。この体験は、個人の身体的異常と、歴史的背景を持つ呪術的な要素 ...

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