ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 青空文庫 」 一覧

【小酒井不木 傑作選】死体蝋燭【ゆっくり朗読】

2024/07/21   -中編, 小酒井不木
 

死体蝋燭(したいろうそく) 宵(よい)から勢いを増した風は、海獣の飢えに吠ゆるような音をたてて、庫裡(くり)、本堂の棟(むね)をかすめ、大地を崩さんばかりの雨は、時々砂礫(すなつぶて)を投げつけるよう ...

【小酒井不木 傑作選】卑怯な毒殺【ゆっくり朗読】

2024/07/20   -短編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】卑怯な毒殺 病室の一隅には、白いベッドの掛蒲団の中から、柳の根のように乱れた毛の、蒼い男の顔が、のぞいていた。その顔の下半分には、口だけが孔あなとなって、厚い繃帯ほうたいがかけら ...

【小酒井不木 傑作選】愚人の毒【ゆっくり朗読】

2024/07/19   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】愚人の毒 1 ここは××署の訊問室じんもんしつである。 生ぬるい風が思い出したように、街路の塵埃ほこりを運び込むほかには、開け放たれた窓の効能の少しもあらわれぬ真夏の午後である。 ...

【小酒井不木 傑作選】闘争【ゆっくり朗読】

2024/07/18   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】闘争 K君。 親切な御見舞の手紙うれしく拝見した。僕は全く途方に暮れてしまった。御葬式やら何やら彼かやらで、随分忙せわしかったが、やっと二三日手がすいて、がっかりした気持になって ...

【小酒井不木 傑作選】ある自殺者の手記【ゆっくり朗読】

2024/07/17   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】ある自殺者の手記 加藤君、 僕はいよいよ自殺することにした。この場合自殺が僕にとって唯一の道であるからである。 断って置くが、僕は決して、最近死んだ某文士を模倣するのではない。世 ...

【小酒井不木 傑作選】死の接吻【ゆっくり朗読】

2024/07/16   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】死の接吻 一 その年の暑さは格別であった。ある者は六十年来の暑さだといい、ある者は六百年来の暑さだと言った。でも、誰も六万年来の暑さだとは言わなかった。中央気象台の報告によると、 ...

【小酒井不木 傑作選】ジェンナー伝【ゆっくり朗読】

2024/07/15   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】ジェンナー伝 一 いまからおよそ百五十年前のことです。英国南部のバスという市まちで、ある夜盛大せいだいな晩餐会ばんさんかいが開かれました。 集まったものは、政治家、実業家、医師、 ...

【小酒井不木 傑作選】痴人の復讐(ちじんのふくしゅう)【ゆっくり朗読】

2024/07/14   -中編, 小酒井不木
 

痴人の復讐(ちじんのふくしゅう) 痴人の復讐 小酒井不木 異常な怪奇と戦慄とを求めるために組織された「殺人倶楽部」の例会で、今夕は主として、「殺人方法」が話題となった。 会員は男子十三人。名は「殺人倶 ...

【小酒井不木 傑作選】犬神【ゆっくり朗読】

2024/07/13   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】犬神 私に若もしポオの文才があったならば、これから述べる話も、彼の「黒猫」の十分の一ぐらいの興味を読者に与えることが出来るかもしれない。然しかし、残念ながら、私はこれ迄、会社員を ...

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(6)~紫外線【ゆっくり朗読】

2024/07/12   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(6)~紫外線 水銀石英灯 読者諸君は、塚原俊夫君の取り扱った「紅色べにいろダイヤ」事件というのを記憶していてくださるだろうと思います。その事件を紹介する際、私は俊夫 ...

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(5)~白痴の知恵【ゆっくり朗読】

2024/07/11   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(5)~白痴の知恵 魚釣り 塚原俊夫君が、魚釣りを好むことは、これまでまだ一度も皆さんに紹介しませんでしたが、俊夫君は、かつて動物学を修めたとき、ことに魚類の解剖と生 ...

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(4)~頭蓋骨の秘密【ゆっくり朗読】

2024/07/10   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(4)~頭蓋骨の秘密 山中の骸骨 実験室の前の庭にある桐の若葉が、ようやく出そろった五月なかばのある朝。塚原俊夫君が「Pのおじさん」と呼ぶ警視庁の小田刑事は、珍しくも ...

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(3)~髭の謎【ゆっくり朗読】

2024/07/09   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(3)~髭の謎 博士の死 それは寒い寒い一月十七日の朝のことです。四五日前に、近年にない大雪が降ってから、毎日曇り空が続き、今日もまた、ちらちら白いものが降っておりま ...

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(2)~暗夜の格闘【ゆっくり朗読】

2024/07/08   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(2)~暗夜の格闘 白金塊はっきんかいの紛失 紅色ダイヤ事件の犯人は、意外にも塚原俊夫君の叔父さんでしたから、悪漢の捕縛を希望しておられた読者諸君は、あるいは失望され ...

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(1)~紅色ダイヤ【ゆっくり朗読】

2024/07/07   -中編, 小酒井不木
 

【小酒井不木 傑作選】少年科学探偵(1)~紅色ダイヤ 謎の手紙 これから皆さんに少年科学探偵塚原俊夫つかはらとしお君を紹介します。俊夫君は今年十二ですけれど、大人も及ばぬ賢い子です。六歳の時、三角形の ...

【小酒井不木 傑作選】国際射的大競技【ゆっくり朗読】

2024/07/06   -中編, 小酒井不木
 

国際射的大競技 昨年オランダに開かれたオリンピック大会で、わが日本選手が三段だんとびの第一等に入選したとき、私わたしたち内地の日本人がどんなに喜んだかは、おそらくまだ皆みなさんの記憶きおくにあらたなる ...

【小酒井不木 傑作選】恋愛曲線【ゆっくり朗読】

2024/07/05   -中編, 小酒井不木
 

恋愛曲線【ゆっくり怪談】 江戸川乱歩の才能を早くから見出した探偵小説の先駆けであり、自身の医者としての知識経験、医学的見地から多くの作品を手がけている。 『恋愛曲線』は1926(大正15年)1月号の新 ...

押絵の奇蹟(現代訳リライト版)【夢野久作/ゆっくり朗読】

2024/05/28   -中編, 夢野久作
 

▼原文朗読はこちらでゆっくりお聴きになれます▼ 青空文庫⇒https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/930_21997.html あらすじ 明治30年代、 ...

【柳田國男】山の人生:31-山人考【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:31-山人考【青空文庫・ゆっくり朗読】 山人考 大正六年日本歴史地理学会大会講演手稿   一 私が八九年以前から、内々山人の問題を考えているということを、喜田きだ博士が ...

【柳田國男】山の人生:30【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:30【青空文庫・ゆっくり朗読】 三〇 これは日本文化史の未解決の問題なること ここで打切ってはもちろんこの研究は不完全なものである。最初自分の企てていたことは、山近くに住む人々の ...

【柳田國男】山の人生:29【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:29【青空文庫・ゆっくり朗読】 二九 巨人の足跡を崇敬せしこと 山人の丈たけの高いということは、古くからの話であったと見えて、オオヒトという別名も久しく行われていた。これもオオヒ ...

【柳田國男】山の人生:28【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:28【青空文庫・ゆっくり朗読】 二八 三尺ばかりの大草履のこと また山男の草履ぞうりを見たという話がある。夏冬を打通して碌ろくな衣裳いしょうも引掛けていなかった者に、履物はきもの ...

【柳田國男】山の人生:27【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:27【青空文庫・ゆっくり朗読】 二七 山人の通路のこと 今日のいわゆるアルプス連れんなどは、どういう風にしているか知らぬが、猟師・木挽らのごとくたびたび山奥に野宿せねばならぬ人々 ...

【柳田國男】山の人生:26【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:26【青空文庫・ゆっくり朗読】 二六 山男が町に出で来たりしこと これを要するに山にこういう人たちのいるということは、我々の祖先にとっては問題でもまた意外でもなかった。ただ豊前・ ...

【柳田國男】山の人生:25【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:25【青空文庫・ゆっくり朗読】 二五 米の飯をむやみに欲しがること 山人が飯を欲しがるという話ならば、他の諸国においてもしばしば耳にするところである。土屋小介君の前年知らせて下さ ...

【柳田國男】山の人生:24【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:24【青空文庫・ゆっくり朗読】 二四 骨折り仕事に山男を傭いしこと ただし山中においては、人は必ずしも山人を畏れてはいなかった。時としてはその援助を期待する者さえあったのである。 ...

【柳田國男】山の人生:23【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:23【青空文庫・ゆっくり朗読】 二三 山男にも人に近づかんとする者あること 山人も南九州の山に住む者が、特に無害でありまた人なつこかったように思われる。山中をさまようて危害の身に ...

【柳田國男】山の人生:22【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:22【青空文庫・ゆっくり朗読】 二二 山女多くは人を懐かしがること 全体に深山の女たちは、妙に人に近づこうとする傾向があるように見える。或いは婦人に普通なる心弱さ、ないしは好奇心 ...

【柳田國男】山の人生:21【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:21【青空文庫・ゆっくり朗読】 二一 山姥を妖怪なりとも考えがたきこと 山姥・山姫は里に住む人々が、もと若干の尊敬をもって付与したる美称であって、或いはそう呼ばれてもよい不思議な ...

【柳田國男】山の人生:20【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:20【青空文庫・ゆっくり朗読】 二〇 深山に小児を見るということ 日向の猟人の山神祭文にも、山の神千二百生まれたもうということがあるが、山を越えて肥後の球磨くま郡に入ると、近山太 ...

【柳田國男】山の人生:19【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:19【青空文庫・ゆっくり朗読】 一九 山の神を女性とする例多きこと 人の女房を山の神という理由としては、いろはの中ではヤマの上かみがオクだからなどと馬鹿げた説明はすでに多い。或い ...

【柳田國男】山の人生:18【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:18【青空文庫・ゆっくり朗読】 一八 学問はいまだこの不思議を解釈しえざること 嘘かとは思うが何郡何村の何某方と固有名詞が完全に伝わっている。今から三十年ほど以前に、愛媛県北部の ...

【柳田國男】山の人生:17【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:17【青空文庫・ゆっくり朗読】 一七 鬼の子の里にも産まれしこと 母は往々にして不当に疑われた。似ておらぬからわが子でないという単純に失した推断は必ずしも独ひとり五葉山中の山人の ...

【柳田國男】山の人生:16【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:16【青空文庫・ゆっくり朗読】 一六 深山の婚姻のこと 昔話の中にもおりおり同じ例を伝えているために、かえって信じうる人が少なかろうかと思うがこれはすでに十七八年も以前に筆記して ...

【柳田國男】山の人生:15【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:15【青空文庫・ゆっくり朗読】 一五 生きているかと思う場合多かりしこと 少なくとも血を分けた親兄弟の情としては、これが本人ただ一人の心の迷まよいから出たものと解してしまうことが ...

【柳田國男】山の人生:14【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:14【青空文庫・ゆっくり朗読】 一四 ことに若き女のしばしば隠されしこと 女の神隠しにはことに不思議が多かった。これは岩手県の盛岡でかつて按摩あんまから聴いた話であるが今からもう ...

【柳田國男】山の人生:13【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:13【青空文庫・ゆっくり朗読】 一三 神隠しに奇異なる約束ありしこと 神隠しからのちに戻ってきたという者の話は、さらに悲しむべき他の半分の、不可測なる運命と終末とを考える材料とし ...

【柳田國男】山の人生:12【青空文庫・ゆっくり朗読】

【柳田國男】山の人生:12【青空文庫・ゆっくり朗読】 一二 大和尚に化けて廻国せし狸のこと 話が山から出てきたついでに、おかしな先例を今少し列挙して見たい。関東各府県の村の旧家には、狐や狸の書いた書画 ...

【柳田國男】山の人生:06~09【青空文庫・ゆっくり朗読】

山の人生:06~09/柳田國男【青空文庫・ゆっくり朗読】 六 山の神に嫁入すということ 羽後の田代岳に駆け込んだという北秋田の村の娘は、その前から口癖のように、山の神様の処ところへお嫁入りするのだと、 ...

【柳田國男】山の人生:01【青空文庫・ゆっくり朗読】

山の人生~01_山に埋もれたる人生あること/柳田國男【青空文庫・ゆっくり朗読】 自序 山の人生と題する短い研究を、昨年『朝日グラフ』に連載した時には、一番親切だと思った友人の批評が、面白そうだがよく解 ...

【柳田國男】山の人生:02~05【青空文庫・ゆっくり朗読】

山の人生:02~05/柳田國男【青空文庫・ゆっくり朗読】 二 人間必ずしも住家を持たざること 黙って山へ入って還って来なかった人間の数も、なかなか少ないものではないようである。十二三年前に、尾張瀬戸町 ...

【甲賀三郎 傑作選】支倉事件(はせくらじけん)【ゆっくり朗読】

2024/05/03   -長編, 甲賀三郎
 

【甲賀三郎 傑作選】支倉事件【前篇】 【甲賀三郎 傑作選】支倉事件【中篇】 【甲賀三郎 傑作選】支倉事件【後篇】 呪の手紙 硝子ガラス戸越しにホカ/\する日光を受けた縁側へ、夥おびたゞしい書類をぶち撒 ...

【甲賀三郎 傑作選】罠に掛った人【ゆっくり朗読】

2024/05/02   -中編, 甲賀三郎
 

【甲賀三郎 傑作選】罠に掛った人【ゆっくり朗読】 罠に掛った人:甲賀三郎 一 もう十時は疾とくに過ぎたのに、妻の伸子のぶこは未まだ帰って来なかった。 友木ともきはいらいらして立上った。彼の痩やせこけて ...

【甲賀三郎 傑作選】ニッケルの文鎮【ゆっくり朗読】

2024/05/01   -中編, 甲賀三郎
 

【甲賀三郎 傑作選】ニッケルの文鎮【ゆっくり朗読】 ニッケルの文鎮:甲賀三郎 ええ、お話しするわ、あたしどうせお喋りだわ。だけど、あんたほんとに誰にも話さないで頂戴ちょうだい。だってあたし、あの人に悪 ...

【甲賀三郎 傑作選】黄鳥の嘆き~二川家殺人事件【ゆっくり朗読】

2024/04/30   -長編, 甲賀三郎
 

【甲賀三郎 傑作選】 黄鳥の嘆き~二川家殺人事件【全話コンプリート】 一 秘密の上にも秘密にやった事だったが、新聞記者にかゝっちゃ敵かなわない、すぐ嗅ぎつけられて終しまった。 子爵ししゃく二川重明ふた ...

【甲賀三郎 傑作選】琥珀のパイプ【ゆっくり朗読】

2024/04/29   -長編, 甲賀三郎
 

【甲賀三郎 傑作選】琥珀のパイプ 私は今でもあの夜の光景ありさまを思い出すとゾットする。それは東京に大地震があって間もない頃であった。 その日の午後十時過ぎになると、果して空模様が怪しくなって来て、颱 ...

【甲賀三郎 傑作選】蜘蛛【ゆっくり朗読】

2024/04/28   -中編, 甲賀三郎
 

【甲賀三郎 傑作選】蜘蛛 辻川博士の奇怪な研究室は葉の落ちた欅けやきの大木にかこまれて、それらの木と高さを争うように、亭々ていていとして地上三十尺あまりにそびえている支柱の上に乗っていた。研究室は直径 ...

【夢野久作 傑作選】瓶詰地獄【ゆっくり朗読】

2024/04/24   -中編, 夢野久作
 

【夢野久作 傑作選】瓶詰地獄 拝呈 時下益々御清栄、奉慶賀候けいがたてまつりそうろう。陳者のぶれば、予かねてより御通達の、潮流研究用と覚おぼしき、赤封蝋ふうろう附きの麦酒ビール瓶、拾得次第届告とどけつ ...

【夢野久作 傑作選】キチガイ地獄【ゆっくり朗読】

2024/04/22   -短編, 夢野久作
 

【夢野久作 傑作選】キチガイ地獄 ……やッ……院長さんですか。どうもお邪魔します。 ええ。早速ですが私の精神状態も、御蔭様おかげさまでヤット回復致しましたから、今日限り退院さして頂こうと思いまして、実 ...

【夢野久作 傑作選】鉄槌(かなづち)【ゆっくり朗読】

2024/04/21   -中編, 夢野久作
 

【夢野久作 傑作選】鉄槌(かなづち) ――ホントウの悪魔というものはこの世界に居るものか居ないものか―― ――居るとすればその悪魔は、どのような姿をしてドンナ処に潜み隠れているものなのか―― ――その ...

Copyright© 怖いお話.net【厳選まとめ】 , 2024 All Rights Reserved.