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🚨看板の位置 nc+
2026/01/23 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 後味の悪い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間, ほんとにあった怖い話, n+2026, オリジナル作品
その話は、音楽関係の知人から又聞きしたものだ。 本人は、もう誰にも詳しく話していないらしい。ただ、当時の空気だけは妙に正確に覚えている、と言っていたそうだ。 始まりは、ごく普通の長文メールだったという ...
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やめたとは言うとるがな…… rw+9,005
俺はいまでも、親父の実家があるあの村によく行く。 周囲を山に囲まれた、海に張り付くような九州の小さな漁村だ。いまは合併されて村という呼び名は消えたが、地形も空気も何も変わっていない。道路が整備されたお ...
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神は存在する rc+6,909
親が熱心に宗教に取り組んでいる家庭環境って、子供に与える影響が深いことがよくあるよな、と改めて思った。 高校時代の同級生の父親が、天○教の幹部だったらしい。彼は父親の強い信仰に反発して、高校卒業後に家 ...
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イヤホンの温度 rw+6,071-0114
今でも、あのときのイヤホンの手触りを思い出す。 硬くて冷たい金属の先端が、指の腹に当たる感覚。 二十年以上経った今でも、あの瞬間の温度だけは消えない。 小学生の頃、僕は理科室の掃除当番だった。 理科室 ...
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【実話】南米チリで最悪な犯罪者に絡まれた話。r+5,904-6,625
2025/11/27 -短編, r+, 後味の悪い話, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300これは、南米旅行をしていた頃の話だ。 目的地はチリのとある島、世界遺産の遺跡があることで有名な場所だった。だが、この旅は想像を絶する出来事で台無しになった。 ある晩、観光地の商店で妙に派手な格好をした ...
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魔の起源 #7,112-0118
「魔の起源」という本に載っていた山の神の解釈が後味悪かった。 503 :名無しさん@おーぷん :2016/02/23(火)23:59:02 ID:HDt 山の神は、名前のとおり山に住んでいるといわれる ...
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申請の呪文 rc+6,245-0121
北海道の冬は、ただ冷たいだけじゃない。 肌を切る風が、骨の奥まで凍りつかせる。あの寒さを思い出すたび、肺がぎゅっと縮むような錯覚を覚える。 私は妹と二人、古びた集合住宅の二階で暮らしていた。壁紙は黄ば ...
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祖父の影 r+2,153
これは、十数年前に大学生だった頃の話として聞いたことだ。 もう記憶からも消し去りたい出来事だが、忘れることもできない出来事だという。 その夏、亡き祖父の初盆を迎えるために帰郷することになった。場所は鹿 ...
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一日だけ過去に戻れるなら rw+7,149-0212
友人のひろゆきと、駅前の古びた居酒屋で飲んでいた夜のことだ。 串焼きの煙が低い天井に溜まり、隣の卓の笑い声がやけに遠く聞こえていた。取り留めのない近況報告から、いつの間にか「一日だけ過去に戻れるなら、 ...
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落書き帳の最後の言葉 r+5,079
九十年代の終わり、忘年会帰りに寄った場末の居酒屋で、偶然隣り合わせた女の子が語ってくれた話を、今も鮮明に覚えている。 あの夜の彼女の声は、店内の喧騒とは不釣り合いに沈んでいて、アルコールの匂いよりも重 ...
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助ける側 rw+8,490-0110
これは、俺が大学生だった頃の話だ。 人には、理由を説明できないまま「行きたくない」と感じてしまう場所がある。危険だと学習したわけでもなく、嫌な記憶があるわけでもない。ただ、そこへ足を向けた瞬間、身体の ...
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戻ってきた場所 rw+6,510-0209
2025/09/22 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 後味の悪い話
中学生の頃の話だ。 あれが本当に起きた出来事なのか、眠っている間に見た夢なのか、今でも判断がつかない。ただ、触覚だけは残っている。皮膚の裏側を、微弱な電流がゆっくりなぞっていくような、あの嫌な感覚だけ ...
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外国為替証拠金取引(FX)で財産の大半を失った話 r+5,457
外国為替証拠金取引(FX)で財産の大半を失った話【ゆっくり朗読】 FXのなまなましい体験談が怖すぎて震えた件 701 名前:名無しさん@お金いっぱい。2009/07/06(月) 20:16:04 ID ...
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切る側の村 rw+20,449
福岡県の山間に、かつて村があった。 知人の記者が、酒の席でぽつりと漏らした話だ。 三十年前に取材したその村は、いまは地図にも載っていないという。 炭鉱で栄えた土地だった。昼夜を問わず掘削音が響き、黒い ...
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言えなかった理由 rw+7,206-0119
叔母は、生まれつき、見える人だった。 霊だとか、気配だとか、過去だとか。そういう輪郭の曖昧なものが、布の皺や汗の染みに引っかかって、浮かび上がるのだと言っていた。 若い頃は、それをひた隠しにしていたら ...
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永久借地 rw+9,744-0203
2025/07/31 -短編, r+, 後味の悪い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間, 意味がわかると怖い話
★人気ベスト300, 山形県Windows95が発売されて、都会が浮かれていたころの話だ。 俺は小学四年生だった。場所は山形県の、地図を広げても指が滑ってしまうような山の奥だ。人は少なく、出来事はもっと少ない。季節だけが律儀に巡 ...
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ちょっと鬱になるクレヨンしんちゃんのシロの話 #8,757
ちょっと鬱になるクレヨンしんちゃんのシロの話【ゆっくり怪談】 クレヨンしんちゃんの、シロがメインの話は結構後味悪いのが多い 920 :本当にあった怖い名無し:2015/01/18(日) 16:12:5 ...
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こどもの一生【中島らも原作】#6,840
こどもの一生【中島らも原作・超怖い話/ゆっくり朗読】 中島らも原作『こどもの一生』 1990年初演のお芝居で何度か再演されているが、2012年版だけが後味悪い。 こどもの一生/DVD/PCBE-519 ...
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成立した謝罪 rw+6,628-0118
小学校教諭だった母が、最期まで言葉にできなかった出来事がある。 それを聞いたのは、母が息を引き取る三日前の夜だった。点滴の音だけが続く病室で、母は天井を見たまま、唐突にある児童の名前を口にした。 清助 ...
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奇跡のひと #10,571
2025/06/26 -短編, r+, 後味の悪い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300奇跡のひと【ゆっくり朗読】 話自体よりもそうなった時は……っていうタイプの後味の悪さだけど 718 :本当にあった怖い名無し:2016/09/01(木) 14:10:54.65 ID:NeqqzBmg ...
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沈まなかった軽四 rw+7,748-0117
職場の同僚と居酒屋で飲んでいたときに聞いた話だ。 十年以上前の年末、某県にある小さなフェリー乗り場での出来事だという。空は低く垂れ込め、雲の裏で夜が腐っているような天気だった。海から吹き上げる風は湿り ...
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胃袋が無くなっていた r+6,419
都内のある病院で働く看護師から聞いた話。 ひとつのカルテが、いまだにロッカーの奥で封もされずに残っているという。古ぼけた記録紙には、血液データ、手術記録、栄養計画、そして異常の兆候が克明に記されていた ...
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川口市、炎天下の母子疾走~毒親下衆の極み!r+9,915
2025/06/02 -中編, 後味の悪い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300, 埼玉県夕方、川口の旧デパート跡の前を自転車で走っていた。 速度はせいぜい、急ぎ足の歩行者を少し追い越す程度。昔の友人と2人、特に急ぐ用事もない。平穏な日常というやつだった。 そんな我々の横を、怒鳴り声を撒き ...
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井戸は浅いのに rw+6,020
昭和初期、戦の影が村を覆っていた頃の話だ。 山に囲まれた小さな村に、内気な少年が母と二人で暮らしていた。父は戦地へ行ったきり戻らない。少年には友達がいなかった。山だけが、彼を拒まなかった。 山の奥に、 ...