ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

🚨街灯の中央 nc+

その話は、ある占い師が酒の席で「昔、実際にあったらしい」とだけ前置きして語ったものだという。 真偽は分からない。ただ、聞いた者の多くが、後になって同じ場所を思い出すたび、説明できない違和感を覚えたそう ...

山の怪(やまのけ)・ヨウコウ rw+9,306

福井の山奥に、もう地図にも載らない村がある。 オレの母方の実家は、そこからさらに山を登った先の外れにあって、冬なんかは雪に埋もれて人が来るのも困難な場所だった。 小学校の夏休みになると、必ずそこに預け ...

狭山異空間事件 #30,451/フジテレビ:世界の何だコレ!?ミステリーで紹介されました~埼玉県・知らない町につながる林

狭山異空間事件【ゆっくり朗読】 二十年前くらい、小学四年生のときに埼玉県狭山市の富士見小学校っていう小学校に俺は転校しました。 「狭山市立富士見小学校」でグーグルマップで検索してみてください。そこです ...

【国鉄三大ミステリー事件②】三鷹事件 #3,100

【国鉄三大ミステリー事件②】三鷹事件【ゆっくり朗読】 三鷹事件 三鷹事件(みたかじけん)は、1949年(昭和24年)7月15日に日本・東京都北多摩郡三鷹町(現・三鷹市)と武蔵野市にまたがる日本国有鉄道 ...

盃の乾かない家 rw+5,640

2026/07/26   -短編, r+, 土着信仰

あれは、まだ私の歯が乳歯だった頃の話だ。 二〇年以上前、父方の実家のある島に滞在していた。島といっても定期船で四〇分ほど。港の突堤からは肉眼で見える距離にあった。潮と魚と人の欲が混ざったような、古くて ...

泣きぼくろ nc+

私の祖母はいわゆる「みえる人」だったらしい。 少なくとも、祖母自身はそう信じて疑わなかった。私は祖母に育てられたようなもので、幼い頃から怖い話や不思議な話を、昔話の延長のように聞かされてきた。その多く ...

増える写真 rw+14,427

高校をやめたのは、十六のときだった。 理由はない。少なくとも、自分ではそう思っている。 教室の空気が、ある日から急に重くなった。音が遅れて届くような感じがして、机や椅子が全部、少しずつこちらに傾いてく ...

【国鉄三大ミステリー事件①】下山事件 #3,952

【国鉄三大ミステリー事件①】下山事件【ゆっくり朗読】 下山事件 下山事件(しもやまじけん)とは、日本が連合国の占領下にあった1949年(昭和24年)7月5日朝、国鉄総裁下山定則が出勤途中に失踪、翌7月 ...

外を見ないで rw+184

夕方、親父が物置の奥からガラクタを掘り返していた。 日が落ちる頃、居間に戻ってきた親父は、ちゃぶ台の上に戦利品を並べ始めた。古びたフレアパンツ、針の折れたレコード、鼻の欠けた陶人形、背表紙の文字が読め ...

市民病院はもう無い rw+4,389

金曜の夕方、打ち合わせ中に親父の名前が画面に出た。 あの人から仕事中に電話が来ることは滅多にない。嫌な予感がしたが、その場では切った。終わってから折り返すと、呼び出し音だけが虚しく鳴り続けた。 夜九時 ...

正しい選択 nc+

母が最初に違和感を覚えたのは、息子の声が少しだけ低くなったことだった。 小学校六年の春。団地の中庭で遊んでいた頃と比べて、話し方が妙に落ち着いている。言葉を選ぶというより、相手の反応を待ってから続きを ...

確認している rw+177

今年の三月、雪が名残惜しげに空気に溶け込んでいた頃のことだ。 一人暮らしの部屋というのは、静けさが深くなればなるほど、余計なものまで呼び寄せる。私は築三十年になる八階建てのマンションで暮らしている。家 ...

池の鳥居 rw+4,300

あれは、結婚して最初の盆休みだった。 嫁の実家へ泊まりがけで帰省したときのことだ。 中国山地の奥深く、地図で見るとただの緑の染みにしか見えない場所だった。最寄りの高速インターを降りてから車で二時間ほど ...

外でお弁当 nw+752

今日は外で食え。 社長がそう言ったとき、冗談だと思った。だが本気だった。十一月とは思えない陽気で、窓越しの光がやけに白く、社内の蛍光灯よりも強く感じられた。 「今日は温かい。昼は外で食え。全員だ」 外 ...

扉のない店 ncw+960

十年ほど前の話になる。 当時はまだ高速道路の整備も今ほど進んでおらず、県境を越えるだけでも時間がかかった。私は同じ部署の先輩に誘われ、兵庫県の山間部まで車で出かけた。 目的は、知る人ぞ知る巻きずし屋だ ...

息子に怖い話をしただけだった nc+

夜の寝かしつけは、いつも同じだった。 絵本を一冊読んで、電気を消して、それでも眠れない日は適当な作り話をする。息子は小学生で、怖い話が好きだった。怖いと言いながら、最後まで聞きたがる。だからその日も、 ...

配達先は、もうない rc+17,595

2026/07/23   -短編, r+, 怪談
 

大学時代、俺は小さな定食屋で出前のバイトをしていた。 谷古田屋って名前の、老夫婦がやってる店で、本格的なデリバリーというよりは「気が向いたらやってます」くらいのユルさだった。調理以外の仕事――電話応対 ...

☆屋 #4,127

あれが夢だったのか、それとも現実だったのか。 いまだによく分からない。ただひとつ確かなのは、あの店はもう、地図のどこにも載っていない。 ☆ 私の故郷には、不思議な玩具屋があった。「☆屋」と呼ばれていた ...

戻ったのは何だったか rw+5,756

二〇〇五年の夏、俺は底なしの暗闇に沈んでいた。 仕事は終わりが見えず、深夜を過ぎても書類に埋もれていた。手が震え、文字が滲み、何を書いているのか自分でも分からなくなる夜が続いた。帰り道、信号を見落とし ...

かわってね rw+5,500

小学校四年生の七月だった。 教室はいつも少し濁っていた。窓を開けても風は入らず、誰かの視線だけが、黒板の端や机の下を這っていた。 万里は、その視線の真ん中にいた。 首の病気だと聞いた。詳しいことは知ら ...

それは人に見えた nc+

彼女が大学生だった頃に付き合っていた男の話を、別れてから何年も経ってから聞いた。 彼のことを、彼女は最後まで「目が悪かった人」と呼んでいた。視力の話ではない。検査をすれば両目とも一・五は出る。眼鏡もコ ...

幸せになれましたか rw+8,156

学生時代、まだ日々の現実がどこか仮のように思えていた頃の話だ。 秋も深まり、講義帰りの道すがら、冷えた風に肩をすぼめるようになっていたある日、不動産屋から一本の電話が入った。俺が住んでいたアパートが二 ...

五階のドアノブ rw+3,800

幼稚園の年長だった。 ある晩、眠っていた私を母が揺り起こした。「着替えて」と囁く声は、夜よりも低かった。訳もわからないまま服を着せられ、車に乗せられた。窓の外を流れる住宅街の灯りが、やがて途切れ途切れ ...

呼ばれた。 nc+

最初は、音だけだった。 意味はなかった。ただ、空気が少し震れて、その震れが自分の輪郭に触れた気がした。 次に、繰り返された。 同じ音。少しだけ抑揚がついて、今度は確かにこちらを指していた。 それが、自 ...

三枚目の葉 rw+5,220

職場の同僚と居酒屋で飲んでいたときに聞いた話だ。 同僚の祖父は、戦時中、南方に派遣された軍医だった。専門は皮膚科だったが、終戦が近づくにつれ、検視や死体処理まで任されるようになったという。戦後も警察に ...

昼に帰ってくる村 nc+

若い頃の顧問が一人で中国山地を歩いたときの話だ。 昔は村や集落が点在していたが、今では地図から消えた名前ばかりになった山域で、彼は廃村の痕跡を写真に残すつもりだった。古い地図と新しい地図を突き合わせ、 ...

返しは終わっていない rw+19,728

大学時代、同じゼミに奄美大島出身の男がいた。 物静かで、地元の話題になるといつも視線を逸らすやつだった。観光地や方言の話ならまだしも、昔話や家の由来の話になると、明らかに口数が減る。 ゼミ合宿の夜、酔 ...

白帯の通り道 rw+1,519

白く潰れた草 中学時代の友人と久しぶりに顔を合わせた席で、その男だけが妙に酒を減らさなかった。酔えば軽くなるはずの話を、酔わずに抱えているように見えた。 高校三年の夏、六人で海沿いのコテージに泊まった ...

縁側の席 nc+

田舎で聞いた話だ。 在宅介護の仕事をしている友人がいる。担当区域は山に近い集落で、一人暮らしの高齢者の家を巡回している。中でも山際ぎりぎりに建つ一軒家に住む爺さんは、長く無口な人として知られていた。挨 ...

そこにいる女 rw+8,671

新世紀を迎えたばかりの頃、空はまだどこか無表情だった。 俺は神戸の大倉山にある、築年数の古いワンルームマンションに住んでいた。 不動産屋は余計なことを言わなかったが、契約の最後にだけ「前の方、ちょっと ...

固定電話の声 rcw+11,615

兄の十三回忌の準備で実家に戻ったのは、十月の半ばだった。 朝晩の空気はすでに冷たく、駅前の街路樹がまだらに赤く色づき始めていた。帰省のたびに感じる、土地の匂いがしない町だった。私たちは長く一箇所に留ま ...

記録されないもの rw+4,8970

文化人類学の講義に出ていた先輩から聞いた話だ。 中部地方にある大学の民俗学研究室で、憑き物筋をテーマにしたフィールドワークが行われた。指導教官はその分野では名の知れた教授で、過去にも何度か調査報告を学 ...

また、か rw+5,206

高校を卒業するまで住んでいた町の外れに、白い二階建てがあった。 今では「幽霊屋敷」と呼ばれている家だが、当時はただの空き家だった。庭は手入れの跡を残し、外壁もまだ新しかった。窓ガラスは曇っているのに、 ...

焼けない魚 nc+

山に入ったのは、ただの渓流釣りのつもりだった。 職場の同僚で、休日になると一人で山に分け入る男がいる。人付き合いが悪いわけではないが、釣りの話になると急に口数が増える。誰も知らない沢を見つけるのが楽し ...

善意の頁 rw+10,050

私の名は伊部千恵子。 県内の総合病院に勤務して十年になる。急性期病棟は常に慌ただしく、患者は入れ替わり、判断は早さを求められる。それでも仕事に誇りはあった。誰かの役に立っているという実感だけは、確かに ...

出来なんだ rw+4.002

昔話だと思ってくれていい。そうやって笑ってくれたほうが、たぶん安全だ。 だが、これはじいちゃんの話であり、そして今は、俺の番の話だ。 じいちゃんは山で生きていた。遊びではなく、生活として山に入っていた ...

登ってくる足跡 rw+4,493

現役のアメリカ海兵隊士官から聞いた話だ。 酒が入った夜だった。場が緩み、誰かが硫黄島の話題を出したとき、その士官は少し黙ってから、低い声で言った。 「あれは……本当に、おかしい夜だった」 太平洋戦争末 ...

客一名 nc+

廃線の駅に泊まったのは、予定ではなかった。 学生の頃、バイクで一人旅をするのが好きだった。地図に印を付けず、走っていて気になった道にそのまま入る。夕方になれば林道脇や河原にテントを張り、朝になれば何事 ...

目を合わせてはいけない常連 rw+7,420

某チェーンの居酒屋でバイトしていたのは、もう何年前になるのか。 少し前のことのようにも、ずいぶん昔の出来事のようにも感じる。はっきりしているのは、あの店の匂いと音と、そして一人の男の目だけは、今も曖昧 ...

午前二時の廃病院 rw+4,079

大学三年の夏だった。 学業よりも酒とバイトが中心で、同じ居酒屋で働く連中と夜な夜な集まってはくだらない話で夜を潰していた。井上と田尾、それに井上の彼女の日出子。あの頃は、四人でいることが当たり前だった ...

封じ箱 rc+4,580

俺が中学三年の春、祖父が死んだ。 胃癌だったと聞いたが、医者の口調も親の反応も曖昧で、真相はよく分からなかった。 初孫ということで、俺はとても可愛がられた。小さい頃は祖父の膝に座りながら、本を読んでも ...

何度目の十月二日 nc+

タイムリープに成功したけど質問ある? そう書き込んだ瞬間のことは、よく覚えていない。 焦っていた、という感覚だけが残っている。手が震えていたのか、キーボードを叩く音がやけに大きく感じられた気もする。 ...

天明大飢饉の凄惨な記録 #7,133

【ゆっくり怪談】天明大飢饉の凄惨な記録 ウチの地域(山間部)で実際に起きた歴史。 1783~1784年。世に名高い「天明の大飢饉」があった。 我が南部藩でも沢山の人間が死んだ。 南部藩がまとめた『南部 ...

俺が車中泊をやめた理由 rw+30,975

駐車場の真ん中に停めた理由は、自分でもよくわからない。 車中泊は、昔からの癖だ。目的地を決めずに走り、灯りの途切れる場所まで来たらエンジンを切る。毛布を敷き、天井を見上げ、外界と一枚のガラスで隔てられ ...

付き合ってた彼は七年前に死んでた rw+3,452

あの人の声が、今でも耳の奥に残っている。 「俺を裏切った元カノはみんな不幸になってるんだ」 そう言って、彼は笑った。冗談めいた調子だったが、目だけが妙に乾いていた。 「前の前の彼女は、母親が死んだ。そ ...

見ていただけ rw+5,306

私があの中学に入ったのは、親の見栄のためだった。 地元の公立に行けば、友達もいたし、顔と名前が一致する世界でそのまま成長できたはずだ。それを、母は嫌った。「親戚にこれ以上バカにされるのは耐えられない」 ...

深夜2時、SAで乗せた女の話 rw+4,600

浜名湖で仮眠を取らなければよかったと、今でも思う。 あれは数年前、関西に住む彼女に会いに行く途中だった。三連休の初日、東京を夜の十一時過ぎに出た。仕事終わりで疲れていたが、気持ちは妙に高ぶっていて、眠 ...

一合と三本 nc+

祖母はいわゆる「みえる人」だった。 子どもの頃、私はその祖母から、夜ごと聞かされる怖い話や不思議な話を子守唄代わりに育った。その中でも、今もはっきり覚えている話がある。 商売人冥利につきる話だと、祖母 ...

死ぬべきだった日 rw+1,782

隣に住む奥さんが言ってくれたの。 「うちは賑やかすぎるくらいだから、たまにはお茶でもどう?」って。 その声はやさしくて、窓越しに見える食卓には、いつも誰かの笑い声が重なっている。でも、あたしには少し眩 ...

手が足りた日 nc+

私の祖母はいわゆる見える人だったらしい。 そう自分で名乗ったことは一度もないが、おばあちゃん子だった私は、折に触れて祖母の口から、怖い話とも不思議な話ともつかない出来事を聞かされて育った。これは、その ...

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