ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

黒い封筒 rw+5,200

一昨年の冬、婆ちゃんが死んだ。 あっけない最期だった。震災のあとから目に見えて弱り、そのまま灯が消えるように逝った。仏間は急に広くなり、冷えが畳の奥まで沈んでいた。 葬式の夜、細い雪が降った。積もるほ ...

震災前日に見た三羽のカラス rw+4,158

東日本大震災の直前、福島の沿岸部、原発から十キロほどの町で暮らしていた。 半年前から、小さな揺れが続いていた。食器棚のガラスが震え、観葉植物の葉がわずかに揺れる。そのたびに胸の奥がひやりとした。三ヶ月 ...

数に入っていない rw+3,797

真夏の昼下がりだった。 青梅線の無人駅で、私はひとりホームに立っていた。都心から少し外れただけで、東京はこんなにも音を失う。蝉の声だけが、コンクリートの縁に反響していた。 銀色の車両が、きしむような音 ...

それ、くださいな rw+3,168

昔、祖母がまだ小さかった頃の話を、生前に何度も聞かされた。 夕飯のあと、祖母はよく縁側に腰を下ろし、梅干しを指でつぶしながら昔話をした。怖がらせようとする語り方ではなかった。むしろ、どうでもいい昔の出 ...

一音違い nrw+447

親父が死んだ日のことを、今でもはっきり覚えている。 いや、正確には死んだ前日の夜のことだ。あの、どうしても意味を取り違えたまま放置してしまった言葉のことを。 食道静脈瘤という病気で、親父は入院していた ...

🚨知っているだけ nc+

彼のことを、変わっているとは思っていなかった。 優しい。気が利く。怒らない。 それだけだ。 付き合い始めた頃から、彼は私の好みをよく知っていた。 どんな飲み物が好きか、どの道を歩くと機嫌が良くなるか、 ...

まだ覚えてるか rw+10,170

人の業というものは、本当に残るのかもしれない。 そう思うようになったのは、二十代の終わりに親父から聞いた、田舎の葬式の話がきっかけだった。 その夜は二人でかなり飲んでいた。 実家の古い居間で、蛍光灯が ...

外国為替証拠金取引(FX)で財産の大半を失った話 #5,945

2026/09/09   -短編, r+, 後味の悪い話

外国為替証拠金取引(FX)で財産の大半を失った話【ゆっくり朗読】 FXのなまなましい体験談が怖すぎて震えた件 701 名前:名無しさん@お金いっぱい。2009/07/06(月) 20:16:04 ID ...

記録にない男 rw+3,318

拘置所にいたことがある。 期間は四ヶ月だけだったが、あの灰色の箱は、時間の長さとは別の尺度で人を削っていく。 八人部屋だった。全員、起訴直後か裁判中で、刑が確定していないぶん、毎日が宙に浮いていた。 ...

祖父の一言で全員助かった話、ただし…… nw+511

十年以上前の出来事だ。 体験したのは俺ではない。昔からの友人が、祖父の最期の夜について語ってくれた。 危篤の知らせを受け、親族が祖父の家に集まった。もう何日も言葉を発していなかったはずの老人が、その夜 ...

帰れと言っただけ nc+

大学二年の夏、どうしようもなく暇を持て余した連中が集まって、肝試しに行くことになった。 集まったのは七人。男四人女三人。その中に一人だけ、昔から「見える」と言われている男がいた。Sだ。 Sは、いわゆる ...

確認する側だったはずの人間 rw+277

オカルトには興味がある。むしろ人一倍ある。 だからこそ、信じない。信じた瞬間、世界の前提が一段抜け落ちてしまう気がして、それが怖い。 俺は幽霊を否定したいわけじゃない。ただ確認したいだけだ。科学で説明 ...

運命だから rw+6,604

小学生のときだった。 母が勧誘を受けるようになったのは、梅雨の湿気が家の中まで入り込む午後だった。ピンポンとチャイムが鳴り、玄関に出た母は、赤い傘を持った女に声をかけられた。「心を救うお話、少しだけ聞 ...

見てるだけ rw+4,111

2026/09/08   -短編, r+, ほんのり怖い話

俺がまだ大学生だったころの話だ。 駅前でADSLモデムを紙袋に入れて配っていた時代、と言えば、だいたい伝わるだろうか。 当時の俺はWEBチャットに入り浸っていた。 その部屋には、Dさんという男がいた。 ...

遠い世界に行った生徒 nw+630

俺が通っていた中学校は、もう存在しない。 校舎は数年前に取り壊され、今は更地になっている。夕方になると、近所の老人が犬を散歩させ、ゲートボールの音が乾いた地面に響く。そこがかつて学校だったと知っている ...

一人分、余っていた nc+

私のクラスメイトには、座敷わらしがいた。 誰にも見えなかったが、いなかったとは言い切れない。 小学校四年生の頃の話だ。 私の通っていた学校は、山に囲まれた小さな町にある小学校で、一学年は六十人あまり、 ...

また行く場所 rcw+8,486

法事で実家に戻ったのは、去年の夏だったと思う。 久しぶりの帰省で落ち着かず、法要が終わった夜、親戚が全員帰ったあと、居間で叔父と二人、缶ビールを開けた。窓は閉め切っていたのに、どこか湿った匂いが残って ...

相談に乗ると言ったのに rw+8,697

【ゆっくり怪談】隣に座った外国人に電話番号を教えてしまった結果…… 仕事帰り、混み合った電車の中で携帯を見ていた。 隣に座った外国人の男が、ずっとこちらを見ていることに気づいたのは、西日暮里を過ぎたあ ...

鏡の中で入れ替わった瞬間 nw+408

小学三年の冬から四年生の五月までの記憶が、まるごと抜け落ちている。 最後に覚えているのは、凍った校庭でサッカーボールを追っていた場面だ。白い息を吐き、友達の名前を呼びながら走っていた。その次の瞬間、景 ...

走狗 nc+

新年互礼会という行事が、私の勤め先にはある。 三が日も明けきらぬうちに全職員を集め、理事長の訓示を聞かされるだけの、正直に言えば苦行に近い集まりだ。 会場はさして広くないホールで、そこに百人近い職員が ...

濁流の向こう側 rw+4,704

盆の入りに合わせて地元に戻った夜、幼なじみのSから珍しく連絡があった。 外に出るのを嫌う男が自分から誘ってくるのは、何かあったときだけだ。駅前の居酒屋で顔を合わせると、Sは最初の一杯をほとんど一気に空 ...

腹の上の手 rw+4,392

これは幽霊の話ではない。怪奇現象でもない。おそらく、ただの夢の話だ。 けれど夢というものが、どこまでを内側と呼べるのかは、今もはっきりしない。 * 幼い頃、毎晩のように悪夢を見ていた。 怖さそのものよ ...

先に出ていったもの nw+457

三日目の夜に、私は発見された。 それ以前の記憶は、湿った空気の重さと、水気を失った浴槽の冷たさしか残っていない。 十年近く経った今でも、風呂場に入ると、あのときと同じ匂いが立ちのぼる。洗剤でも、カビで ...

石段のこれくしょん nc+

私の暮らす集落の神社には、昔から妙な噂がある。 石段で歌を歌うと、神様にあしを取られるという。 誰が言い出したのかは知らない。子ども同士で囁かれるだけの話で、大人に聞いても笑って誤魔化されるか、話題を ...

あの日、目を覚ましたのは誰か nw+424

あの日の朝だけが、記憶の中で異様に鮮明だ。 三十年近く経つのに、そこだけ輪郭が削れない。ほかの幼少期は霞んでいるのに、その朝の空気だけは冷たい刃物のように残っている。 目を覚ましたとき、家の中は音がな ...

鳴っていない時間 nc+

半年ほど前、職場で体験した話だ。 私は特別養護老人ホームで介護職として働いている。曜日感覚は早い段階で失われた。日曜だろうと祝日だろうと、利用者にとってはただの一日で、こちらもそれに合わせて動くだけだ ...

五年しか生きていない rw+4,109

私は三十一歳の女だ。 一番古い記憶は、小学校高学年の頃、階段の下で泣いている場面だ。母が怒鳴り、殴り、蹴り、「金を返せ」と叫んでいた。私は何をしたのか分からなかった。ただ、万単位の金が消えていると言わ ...

外側に貼られた札 nw+405

あの日のことを思い返すと、胸の奥に重たい沈殿物のような感覚が残る。 十四年前、多摩川の河原で見つけた穴に、私は自分の意思で入り込んだ。 親戚の葬式だった。同年代はおらず、読経と湿った線香の匂いに飽きて ...

山に蛇がいない理由 nc+

Kさんの話を聞いたのは、山に関わる怪談ばかりを集めていた頃だった。 人づてに「あいつに聞けば何か知っている」と言われ、半ば噂話の延長で引き合わされた。 Kさんの祖父は、生前この集落で知らぬ者のいない人 ...

切る側の村 rw+21,128

福岡県の山間に、かつて村があった。 知人の記者が、酒の席でぽつりと漏らした話だ。 三十年前に取材したその村は、いまは地図にも載っていないという。 炭鉱で栄えた土地だった。昼夜を問わず掘削音が響き、黒い ...

ご健在でしたか rw+5,858

2026/09/03   -短編, r+, ほんのり怖い話

あの現場では、床下から何かが出ることを、依頼主だけが知っていたらしい。 古い蔵を改築した、小さな平屋だった。二間とキッチンしかなく、重機を入れるまでもない。 現場を見たときは、楽な仕事だと思った。 依 ...

約束された日は、一日も違わなかった rw+2,772

嘘か本当かは、わからない。 ただ、思い出すたび、今でも背中がひやりとする。 小学生の頃、毎日のように遊んでいた「じいちゃん」がいた。 血のつながりはない。近所に住んでいた、妙に物静かな老人だった。母は ...

止まったままの車 rw+2,219

研究棟を出たとき、構内はすでに閉鎖時間を過ぎていた。 大学三回生の秋だった。湿り気の残る空気に、夜だけが先に冷えていく。山の上に建つ小さな大学で、周囲に店も民家もない。最終バスはとうに行ってしまい、残 ...

わたしの隣に立っていた子 rw+2,410

エジソンの竹で知られる京都市のはずれ。 暑さが肌に貼りつく初夏の日、母に連れられて遠縁のFさんの家を訪ねた。 まだ「市松人形みたい」と言われていた頃の話だ。あれは褒め言葉ではない。そう言われるたびに、 ...

虹色は戻らない rw+2,627

あれは、ほんとうにあったことだったのか。 そう問われると、いまでも答えに詰まる。ただ、夢だったと言い切るには、あまりに手触りが残りすぎている。 四歳か五歳の頃のことだ。 記憶は遠く、ところどころ欠けて ...

数が合わない夜 ncw+431

中学の同級生から聞いた話を、あたしはいまだに自分の記憶から切り離せずにいる。 忘れようとしても無駄だった。思い出そうとしなくても、匂いや音のほうから勝手に戻ってくる。湿った夜気のざらつき。夏の終わり特 ...

両方で願え nc+

二つの神社があった。 登山道というより、谷底をなぞるように続く古い作業道の途中だった。両脇を切り立った斜面に挟まれ、空は細長く裂けた帯のようにしか見えない。人の気配はなく、鳥の声も谷に吸われて反響する ...

玄関に立つもの rw+4,356

俺の実家には、なにか“いる”。 正確に言えば、いるらしい。 自分には見えない。昔からそういうものが一切わからない。 だが、見える人には、はっきりと見えるという。 身長は二メートルを超え、肩幅は門柱みた ...

二度目の夕方 nw+470

中学三年の、秋の終わりだった。 放課後、五人で誰かの家に集まるのが習慣だった。クラスはばらばらだったが、塾までの空白を埋めるにはちょうどよかった。菓子を広げ、テレビをつけ、漫画を回し読みする。時間はい ...

腹を数える声 nc+

勝手口には、何かがいる。 祖母はそう言い切っていた。幽霊とか妖怪とか、そういう言葉は使わなかった。ただ、いる、と。 祖母が若い頃、まだこの家に土間と勝手口しかなかった時代の話だという。朝からあずきを煮 ...

来年度の集合写真 rw+11,487

今はもう状況が違うのだろうと信じたい。 だが、あの学校については、どうしても「終わった」と言い切れない。 記録のように書いておく。 俺が通っていたのは、県内でも有数の荒れた学校だった。校門の前には常に ...

同じ声で呼ばれる村 rw+214

石川県の深い山あいに、地図からも行政記録からも半ば消えかけた集落がある。 舗装の途切れた林道をさらに進み、沢を二度越えた先で、唐突に霧が濃くなる。その霧の中に、古い家屋が肩を寄せ合うように並んでいる。 ...

溶けた棒アイス rw+166

福岡の山あいの盆地に住んでいる。 夏になると湿気が逃げ場を失って溜まり、息をするだけで体にまとわりつく。 その日も朝から茹だるような暑さで、庭の草むしりなどするんじゃなかったと後悔していた。腰を伸ばそ ...

呼ばれ方 rw+1,937

小学生の頃、近所に〈アイ〉と呼ばれている中年の男がいた。 誰も本名を知らなかった。 彼はいつも同じ声を発していた。「あいっ」。それだけで十分だった。 午後三時すぎ。ランドセルの列が商店街を流れ始める頃 ...

呼び出しだけが残る rw+1,804

もう十年ほど前の話になる。 それでも、あのカラオケ屋で働いていた三年間のことは、いまだ現実だったのか疑わしい。夜中に目が覚めると、あのフロントの端末の光だけが、今もどこかで瞬いているような気がする。 ...

数が揃っていた理由 nw+439

中部の山奥で育った。 集落は杉林に囲まれ、家々は互いの屋根を確かめ合うように斜面に貼りついていた。夕暮れになると、獣の声が山に反響して、近いのか遠いのか分からなくなる。音の距離感が狂うあの感じは、今で ...

存在しない停車駅 nc+

ロープウェイなど普段は使わないが、ときどき高い場所から谷や峰を見下ろしたくなる。 理由は特にない。そういう気分になる日があるだけだ。 時季外れだったせいか、客は俺のほかに夫婦らしい男女が二人いるだけだ ...

【怖すぎ】島根の山中で発見された“記憶喪失モヒカン男”まとめ【現金60万】#802

【不可解】記憶喪失のモヒカン男【島根】 1 :本当にあった怖い名無し:2025/09/05(金) 01:14:22.22 ID:AbCdEf12島根の山の中で、モヒカン頭の男が倒れてたらしい。頭痛がし ...

覗いたあと rw+2,315

2026/08/31   -短編, r+

最初に言っておくと、場所は詳しく書かない。 遠野のカッパ淵の近くだ、とだけ言っておく。行ったことのある人なら、あのあたりの道の感じは分かると思う。観光地の名前はついているが、少し外れると、ただの田舎道 ...

【追悼】ダイアナ妃 8.31死亡事件~陰謀か事故か!?その疑惑の真相に迫る!! #2,563

【追悼】ダイアナ妃 8.31死亡事件~陰謀か事故か!?その疑惑の真相に迫る!!【ゆっくり朗読】 ダイアナ死亡事故に新事実! 独占!元執事が語った真相とは? 事故か?陰謀か?世紀のミステリー/ダイアナの ...

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