ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「洒落にならない怖い話」 一覧

あの夏の階段、母が消えた日 r+5,634

幼い頃の私は、ひどい喘息持ちで体が弱い子供でした。 まだ言葉もろくに話せないうちから、高熱にうなされ、止まらない咳に苦しみ泣いていた記憶がおぼろげながら残っています。 私が三歳になった夏、母のお腹は新 ...

蝕まれし魂、祖母の呪詛と祝福 r+5,689

私の魂に刻まれた最も古い記憶の断片は、三歳という幼い刻。 木枯らしが荒涼と吹きすさぶ、鉛色の空に覆われた夕暮れ時。誰もいない公園のブランコに、私はただ一人、小さな体を揺らしていた。凍てつく風が容赦なく ...

チャーハン・レクイエム~二号室の残響 r+4,016

あの頃の俺は、地方都市の猥雑なネオンが瞬く風俗街のど真ん中にある、古びたラーメン屋で夜な夜な油にまみれていた。 場末感漂うその街は、昼間は気怠い静寂に包まれているが、陽が傾き始めると、まるで別の生き物 ...

あて逃げ #4,156

あて逃げ【ゆっくり朗読】 仕事で山合いの国道を走行中、道路工事で片側交互通行に出くわした時の出来事。 671 :本当にあった怖い名無し :2010/07/20(火) 15:45:39 ID:o8rCx ...

風俗広告代理店営業職 r+5,732

職場の同僚と居酒屋で飲んでたとき聞いた話。 営業先でおかしなことがあった、と話し始めたのは、広告代理店で働いていた男だった。彼は元々、派手な業界とは縁遠い、地味な経理職上がりだったという。会社の倒産を ...

元旦の悪夢、失われた家族とセピア色の風景 r+4,777

あれは、僕がまだ中学三年生だった頃。 多感な時期の終わりに差し掛かり、漠然とした未来への期待と不安が入り混じる、そんな年齢だった。僕の家族は、無口だが頼りになる父親と、少し心配性な母親、そしてまだ小学 ...

物置裏の鎮魂歌、市松人形の導き r+3,819

あれは、僕がまだランドセルを背負っていた小学生の頃、確か五年生だったと記憶している。 世の中の理不尽さや、大人の世界の複雑さを少しずつ肌で感じ始め、想像と現実の境界線も、ぼんやりとではあるが見分けがつ ...

女の怨念 r+3,865

げに恐ろしきは女の怨念【ゆっくり朗読】 この話は、私がまだ大学生の頃、とある七階建ての貸しビルで夜間警備員のバイトをしていた時の話です。 そのビルは、警備室が一階の正面玄関脇にあり、各階のエレベーター ...

虚ろなオフ会、招かれざる第八の客 r+2,759

インターネットという広大な海で偶然出会った、八人の若い男女。 画面越しの文字のやり取りだけでは飽き足らず、彼らはついにオフラインでの邂逅を果たすことになった。ほとんどが互いに顔も知らない者同士。一抹の ...

深夜パン工場~焼窯の松木 r+4,180

起業資金を貯めるために、夜勤のバイトを探していた。 たまたま見つけたパン工場の深夜シフトは、過酷だが高時給。筋肉痛も寝汗も、将来のためと思えば我慢できた。 成形は楽だ。成形台に流れてくる生地を掴んで丸 ...

松ヶ山 r+6975

父の三周忌も過ぎたところだ。この機会に、父と山の話を書き残しておきたいと思う。すべて実際にあった出来事だ。 父が精密機械の会社を退職して2年が経ったころだった。退職金がかなり出て、年金もある。これから ...

坂の靴、林の女 r+3793

高校時代の友人から聞いた話。 その男――仮にKとする――は、金のかからない趣味を模索していた矢先、旧車を手に入れたのを機に、ひとり気ままに各地を巡る「小さな放浪」を始めたのだという。ルートも宿も定めず ...

歩き巫女伝説《外法箱》(読者参加型リライトコンテンツ)r+5,427

★歩き巫女伝説《外法箱》/読者参加型リライトコンテンツ【ポッドキャスト】 これは友人・高村の話だ。語りは自分だが、彼の体験を預かった形になる。事実かどうかは、最後に判断してほしい。 高村と自分は、恐怖 ...

赤い橋 r+3,224(読者参加型リライトコンテンツ)

★赤い橋/読者参加型新ジャンル怖い話の紹介【ポッドキャスト】 高校生の夏、両親が旅行で留守になる間、俺は祖母の家で数日を過ごすことになった。 祖母は地元の児童保護施設で長年ボランティアをしており、その ...

行方不明の運転手 r+4967

行方不明の運転手【ゆっくり朗読】 俺が定時制高校に通ってた三年くらい前の夏頃の話 794 本当にあった怖い名無し 2009/08/24(月) 03:05:30 ID:y0zZ4zk4O 学校はもちろん ...

いじめの報復~呪い返し篇 r+4,274

呪いなんて信じない。そう思っていた人間が、この話を聞いたらどう思うだろうか。 かつて、ある中学に次郎(仮名)という不良がいた。暴力、窃盗、恐喝は当たり前。地元の暴走族の幹部という肩書を持ち、教師すら腫 ...

貧困の国 r+4,880

これはオカルトではない。しかし、私にとっては本当に洒落にならない話だ。 私は昨年まで外資系企業に勤めていた。ある日、「C国へ出向しないか」と打診を受けた。会社が所有する工場で、現地の技術者に日本のシス ...

花魁の絵 r+4,056

名古屋の大学に通っていた松田(仮名)から聞いた話。 大学進学を機に一人暮らしを始めることになった松田は、市内で下宿を探していた。しかし、条件の良い物件はどこも埋まっており、ようやく見つけたのは大学から ...

鑑識マル秘事件簿 r+4,012

これは、俺がまだ鑑識にいた頃に体験した、忘れられない不気味な出来事だ。 冷たい冬の雨が、アスファルトを叩く音がしんしんと響く、そんな晩だった。時計の針が夜の10時を回った頃だったか。 山積みの書類整理 ...

元刑務官が語った話 r+6787

親戚に元刑務官がいる。 彼によると、刑務官の本当の仕事は監視ではなく「受刑者に人の温かみを教えること」だという。時間があれば受刑者の話に耳を傾け、多くは自らの罪について語られる中で、特に印象深い話があ ...

【見るな.危険!!!】行方不明になった友達【ネットで話題の怖い話】#39k

attention! ※ご注意※ caution!! warning!!! 2021年05月12日 23:15 当サイト読者様【まり】様より下記のコメントをいただきました。 見て危険なものがある場合に ...

キャンピングカーの悪夢:ヒッチハイク2002 r+7673

あれはもう7年も前の夏の話だ。 大学は出たものの、就職先も決まらず、俺は宙ぶらりんの身だった。 根っからの怠け者で、尻に火がつかないと動けない。テスト勉強といえば一夜漬け。そんな俺だから、「まあ、どう ...

廃屋の悪夢 r+7,802

小四のときの話。 たぶんみんな経験があると思うけれど、小さい頃は、「廃屋」があると聞いただけで冒険心が疼いて仕方なかった、という人は多いのではないかと思います。 俺自身もあの日は家からそう遠くない場所 ...

禁足地 r+7,656

ちょうど11年前、私が18歳だった頃のことです。初めて夫の家を訪れました。 当時、夫は父親と激しく衝突してほとんど絶縁状態にあり、実家から離れた祖母の家で生活していました。私が彼の家に遊びに行くときも ...

ヤクザに追われる女 r+12,699

俺の友人の中に、一人だけ霊感があると言い張る奴がいる。 仮に岩男とするが、そいつは「どうせ信じないだろ」と言って、俺以外の誰にも霊に関する話をしなかった。 付き合いは長いが、俺がその話を知ったのはたっ ...

業(ごう)r+6,567

オレの曾祖父の話を書いてみようと思う。 とはいえ、曾祖父はオレが物心つく前に亡くなっているので、すべて祖父から聞いた話だ。さらに、その話を思い出しながら書くため、多少の脚色も入るし、長文になるが、その ...

喜界島廃病院 r+11,421

【ゆっくり怪談】喜界島廃病院 鹿児島県の奄美大島の横にある喜界島出身の先輩から聞いた話です。 先輩の実家の近くに、廃病院があるらしい。 建物自体はさほど大きくなく、かつては普通の個人病院だったという。 ...

ポコさん r+7,312

私の近くの公園には、いつもポコさんという大道芸人が週に三回来ていた。 顔は白粉で白く塗り、眉毛を太く描き、ピエロのような格好でいつもニコニコしていた。紙芝居をしたり、ジャグリングを披露したり、風船で動 ...

禍垂(かすい):封鎖されたトンネル #10,174

禍垂【ゆっくり朗読】 昔、十代の時で、未だやっていい事と悪い事の分別もつかない時の話。 中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 いつものようにツレから連絡があり、今から肝試 ...

帝国陸軍第十三号坑道 r+6,862

これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。 902:本当にあった怖い名無し:2008/01/21(月)00:52:13ID:wohjQNUp0 ばれたら相当やばい。まだ生きてるって知られたら ...

渦人形(うずにんぎょう)#6520

【ゆっくり朗読】渦人形(うずにんぎょう)【殿堂入り名作怖い話】 高校二年の夏休み、俺は部活の合宿で某県の山奥にある合宿所に行く事になった。 183:2011/05/19(木)23:27:14.09ID ...

魔の三角地 r+8045

実家の近くにある賃貸マンションについての話だ。 狭い三角地に建てられたそのマンションは、世帯数にして二十五ほど。土地の形が悪い場所に商業施設を建てても長続きしないというのはよく聞く話で、実際、その場所 ...

神降ろし #5667

神降ろし【ゆっくり朗読】 大学生になって初めての夏が近づいてきた、金曜日頃のこと。 人生の中で最も『モラトリアム』を謳歌する大学生といえど障害はある。 ポストモラトリアム時代の若者たち 社会的排除を超 ...

謎の高額バイト r+5026

夏休みに何か高収入のバイトがないかと友人と探していたときのことだ。 とあるバイト雑誌に目を通していると、「山小屋の管理を一日お願いしたい」という募集記事が目に留まった。 日給は二万円。 すぐに電話をか ...

昭和炭鉱廃墟の恐怖体験 r+3644

北海道の昭和炭鉱での話。 かつて炭鉱で栄え、多くの人が住んでいたその町も、俺たちが訪れた時には完全に廃墟と化していた。夏休みの悪ふざけが発端だ。言い出しっぺは定岡で、俺は乗り気じゃなかったが、強情な田 ...

今、神様やってるのよ r+3694

母方の実家は熊本県にあるのだが、そこにずっと暮らしている母の姉――つまりおばさんが、先日うちに遊びに来た。 ちょうどテレビで『ターミネーター2』が放送されていて、家族みんなで観ていた。 あの映画には、 ...

甲府方面の訳あり旅館 r+4539

甲府方面にある旅館に泊まった時の話だ。 俺と彼女が付き合って1年ちょっと経った頃、記念にと電車で旅行へ行った。目的地も特に決めず、行き当たりばったりで泊まる場所も適当に探す、そんな気ままな旅だった。 ...

消えゆく月影と解き放たれる魂r+4000

二年前の夏、俺はバイクで北海道一周のツーリングに出かけた。 三日間の日程で、気ままな一人旅だった。しかし、北海道の広大さを甘く見ていたことにすぐ気づく。町から町への距離は100kmを超え、途中には自販 ...

【閲覧注意】労災調査員の奇妙な体験 r+7297

俺は、調査関係の仕事をしている。 四年前のことだ。ある会社で起きた労災事故の調査を引き受けることになった。その内容は、ローラー車──道路の地ならしを行う巨大な車両──に女性従業員が轢かれて亡くなったと ...

呪詛(すそ)の祭文 r+751

提婆王の妃の怨念と呪詛 提婆王の妃は、深い怨念に取り憑かれていた。その怒りと無念を晴らすため、彼女は夜ごと数多の呪法に手を染めていた。そんなある日、不思議な存在である唐土じょもんが姿を現した。彼は呪術 ...

開かずの神社 r+3994

【ゆっくり怪談】開かずの神社 現在進行形の話のためオチはないです。職場の近くに開かずの神社があります。 924 :本当にあった怖い名無し:2013/01/18(金) 21:51:26.00 ID:Qp ...

金縛り実況録画 r+1365

奇妙な体験だった。振り返ると、あの日の記憶は今でも鮮明に脳裏をよぎる。 金縛り。その言葉自体はありふれているし、多くの人が経験する現象だという。一般的には「脳の錯覚だ」と説明される。実際は眠っているだ ...

雨の公園 ベンチの女r+1477

平成二十年、大学生だったときの話。当時、僕は都内で一人暮らしをしていた。 麻雀が好きだったため、最寄り駅近くの雀荘でアルバイトをしていた。大学もこの最寄り駅から通学しており、学校帰りにそのまま雀荘に立 ...

コンビニのある交差点 r+1533

小学三年生の夏休みに体験した、不思議で少し怖い話だ。 その日は、地域の子供会による恒例行事「七夕会」があった。七夕は過ぎていたが、皆で集まってクイズをしたり、カレーを作ったりと楽しむイベントだ。会場は ...

先生のタロット占い r+4004

これは、私が高校一年生だった頃に経験した出来事だ。 高校受験の当日、40℃を超える高熱を出してしまった私は、公立高校の試験を受けられなかった。その結果、塾の先生の勧めで私立高校に進学することになったの ...

あの女 r+5231

正夢や予知夢のような不思議な夢を、よく見る人がいる。実際、私もその一人だ。 昔から、そういう種類の夢に限って、やけに気になってしまう。何というか、妙にリアルで、生々しい感触が残るのだ。 たとえば、今年 ...

注連縄で囲われた廃神社 r+4277

俺の嫁が学生時代に体験した話だ。 嫁が所属していたオカルト研究サークルの友人、郁子が、とある心霊スポットの噂を持ち込んできた。東北地方の山奥に、注連縄(しめなわ)で囲われた廃神社があり、そこを一人でま ...

ウヅガア r+3828

うちは田舎の農家で、庭を囲むように母屋、倉、そして便所が建っている。 その庭の隅には、三十センチほどの丸い石が一つ置かれていて、毎年正月には餅を供える習わしがあった。父はその石を《ウヅガア》さんと呼ん ...

呪いのファミコンカセット r+3977

ゲーム雑誌の編集部で働いていた頃の話だ。 毎日ゲームに没頭していたので、当時は振り返る余裕もなかったが、会社が倒産して時間が経ち、今ではもう差し障りもないだろうと思い立ち、少し書き残してみることにした ...

鬼と化した人の話r+5651

文政十二年(1829年)6月8日――。 遠野南部藩の命によって、この町で大規模な山狩りが行われた。 指揮を執ったのは猟師の館野武石衛門。彼のもとには、武士だけでなく町人や農民までもが動員され、山一帯を ...

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