ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「洒落にならない怖い話」 一覧

三年間の犯人 rw+6,281

階段の上で、母の手がふっと軽くなった感触を、いまでも覚えている。 私はひどい喘息持ちで、三歳になるまでに何度も高熱を出していた。咳き込みながら夜を越え、母の胸元に顔を埋めて眠るのが当たり前の子供だった ...

祖母は玄関を使わなかった rcw+130

私の魂に刻まれた最も古い記憶の断片は、三歳という幼い刻だ。 木枯らしが荒涼と吹きすさぶ、鉛色の空に覆われた夕暮れ時。誰もいない公園のブランコに、私はただ一人、小さな体を揺らしていた。凍てつく風が容赦な ...

丼の増える部屋 rw+4,760

あの街は、夜になると呼吸を始める。 地方都市の外れ、川沿いに広がる風俗街。昼間は色褪せた看板が風に鳴るだけの通りが、夕暮れとともにネオンを灯し、甘ったるい香水と排気ガスの匂いを混ぜて吐き出す。俺はその ...

あて逃げ #4,746

あて逃げ【ゆっくり朗読】 仕事で山合いの国道を走行中、道路工事で片側交互通行に出くわした時の出来事。 671 :本当にあった怖い名無し :2010/07/20(火) 15:45:39 ID:o8rCx ...

聞こえないふり rw+6,459

店の名は『哀』だった。 最初にその話を聞いたとき、私はただの業界裏話だと思った。職場の同僚が、転職前に勤めていた広告代理店での出来事だと言う。四ヶ月だけ在籍した、風俗専門の小さな代理店。扱うのはマイナ ...

外にいたのは rw+5,309

あれは、僕がまだ中学三年生だった頃だ。 元旦の夜だったことだけは、はっきり覚えている。 紅白が終わり、父は無言でテレビを消し、母は「いい初夢を見なさいね」と言った。弟は眠そうな目で僕の袖を引っ張り、「 ...

七階のモニター rw+4,577

げに恐ろしきは女の怨念【ゆっくり朗読】 午前一時、私は七階建ての貸しビルで夜間警備の見回りを終え、警備室に戻った。 エレベーターは一台だけ。各階のエレベーター前には監視カメラがあり、集中モニターで常時 ...

まだ八人いる rw+4,504

インターネットという広大な海で偶然出会った、八人の若い男女。 画面越しの文字だけでは足りなくなり、彼らは実際に会う約束をした。 最初の顔合わせの場所は、誰の提案だったのか思い出せないが、遊園地に決まっ ...

確認だけは怠るな rw+4,822

起業資金を貯めるために、夜勤のバイトを探していた。 見つけたのは、郊外にあるパン工場の深夜シフト。時給は破格だった。理由はすぐに分かった。焼窯の前は、空気が歪んで見えるほど熱い。 成形は単純だ。流れて ...

順番が違う rc+8,175

父の三周忌も過ぎたところだ。この機会に、父と山の話を書き残しておきたいと思う。すべて実際にあった出来事だ。 父が精密機械の会社を退職して2年が経ったころだった。退職金がかなり出て、年金もある。これから ...

橋を描く子 rw+4,580

★赤い橋/読者参加型新ジャンル怖い話の紹介【ポッドキャスト】 高校生の夏、両親が旅行で留守になる間、俺は祖母の家で数日を過ごすことになった。 祖母は地元の児童保護施設で長年ボランティアをしていて、その ...

事故時刻三十分前 rw+5,864

あれは三年前の夏、俺が定時制に通っていた頃の話だ。 校則はゆるくて、免許を勝手に取って単車や車で来るやつも珍しくなかった。バレれば取り上げだが、正直、誰も気にしていなかった。 その日も放課後、ドリフト ...

誰でもできる rw+5,011

呪いなんて信じない。 少なくとも、あの場にいるまでは、誰もがそう思っていた。 かつて、ある中学に次郎という不良がいた。仮名だが、地元で知らない者はいない。暴力、窃盗、恐喝は日常で、背後には暴走族の看板 ...

丘の資産計上 rw+5,640

これは怪談ではない。だが、私にとっては忘却できない出来事であり、今も決算書を見るたびに思い出す話だ。 私は外資系製造企業に勤めていた。昨年、C国への出向を打診された。内戦終結からまだ十年足らずの国で、 ...

住んでいたのは誰か rw+5,168-0116

名古屋の大学に通っていた松田(仮名)から聞いた話。 大学進学を機に一人暮らしを始めることになり、松田は市内で下宿を探していた。条件の良い物件はすでに埋まっており、ようやく見つかったのは大学からかなり離 ...

鑑識マル秘事件簿 rw+4,012

最初から掴んでいなかった あれは、俺が鑑識に配属されて二年目の冬だった。 夜十時過ぎ、無線が入った。〇〇町七丁目、ひき逃げ事案。マルタイ死亡の可能性あり。 現場に着くと、雨は弱くなっていた。道路脇に一 ...

残ったもの rw+7,567

親戚に元刑務官がいる。 酒の席で、仕事の話をほとんどしない人だった。こちらが何を聞いても、曖昧に笑って流す。だが一度だけ、ぽつりと零すように言ったことがある。 刑務官の仕事は監視じゃない。あそこでは人 ...

黄色い線の内側 nc+

子どもの頃、霊感が強いと言われていた。 正確には、見えてはいけないものが見えていただけだと思う。人の後ろに立つ影、夜の部屋の隅で動かない気配、そういうものが、他の子には見えないのだと後から知った。 成 ...

四人乗り rw+4,840-0523

車を手放してから、俺は夜の山道を通っていない。 助手席に乗ることはある。けれど、バックミラーだけは見ない。あれは後ろを確認するためのものではなく、見なくていいものを見せるための穴だと、今でも体が覚えて ...

沈む柄杓 rw+5,556-0523

一九九五年の一月、震災の一週間前だった。 日付だけは覚えている。あのあと、家の中も学校も近所も落ち着かなくなって、冬休みの最後に山へ行った話なんて、誰も聞き返さなくなったからだ。 その日、俺は友達のタ ...

【見るな.危険!!!】行方不明になった友達【ネットで話題の怖い話】#40,272

attention! ※ご注意※ caution!! warning!!! 2021年05月12日 23:15 当サイト読者様【まり】様より下記のコメントをいただきました。 見て危険なものがある場合に ...

キャンピングカーの悪夢:ヒッチハイク #8,793

あれはもう7年も前の夏の話だ。 大学は出たものの、就職先も決まらず、俺は宙ぶらりんの身だった。 根っからの怠け者で、尻に火がつかないと動けない。テスト勉強といえば一夜漬け。そんな俺だから、「まあ、どう ...

外へ行かない手紙 rw+5,305-0506

祖母が子供の頃に見た話だ。 昭和のはじめ、祖母の村にはひときわ大きな屋敷があった。白い塀が長く続き、門の前を通ると、子供でも自然に声を落としたという。 その屋敷の端に、小さな小屋が建っていた。 小屋と ...

沈む土 rw+2,158-0506

昔から「人を呪わば穴二つ」と言う。 子どもの頃は、そういう古い言葉を、年寄りが口にするただの脅しだと思っていた。悪いことをすれば自分に返ってくる。だからやめておけ。そういう、分かりやすい教訓だと。 母 ...

階段のない家 rw+8,871-0120

小四のときの話だ。 夏休み前日というだけで頭が浮いていたところに、近所に「とんでもない廃屋がある」と聞いた。まだ行っていない場所。まだ知らない場所。その二つが揃っただけで、当時の俺たちは簡単に正気を失 ...

もう使わない rw+3,907-0501

あの電話番号を、今でも使っている。 新しいアパートに移ったのは、三年前の春だった。家賃が安く、駅からも遠くない。古い建物ではあったが、暮らしを立て直すには十分だと思った。 固定電話など、今さら必要なか ...

出口はここだった rw+8,071-0429

二十年以上前のことになる。 実家の納屋には、奥へ入ってはいけない場所があった。 納屋といっても、今の人が想像するような整った物置ではない。土壁はところどころ崩れ、梁には古い煤がこびりつき、雨の日には濡 ...

六体半 rw+4,363-0428

卒業式まで、あと数日しかなかった。 六時間目の学活が終わり、教室の空気が少し浮ついていた。進路の話も、卒業文集の話も、もうほとんど終わっていた。残っているのは、机の落書きやロッカーの整理や、誰と写真を ...

禁足の家 rw+8,809-0412

十一年前、十八だった私が初めて夫の家に行った日のことを書きます。 当時の夫は父親と揉めていて、実家には戻らず祖母の家で暮らしていました。私が遊びに行くのもいつもそこでした。だから夫の「家」と呼ばれる場 ...

最初から五頭だった rw+3,749-0422

俺の地元には、昔から「牛の森」と呼ばれている森がある。 名前の由来は単純で、森の近くに行くと牛の鳴き声が聞こえるからだ。昼でも夜でも関係ない。風向きも季節も関係ない。森の手前の農道を歩いていると、木の ...

橋を渡っていない rw+4,590-0415

俺は昔から、一人で出かけるのが好きだった。 休日になると、行き先も決めずに電車に乗る。知らない駅で降りて、適当に歩く。誰かに予定を合わせなくていいのが気楽だったし、見知らぬ町の空気に混じっていると、自 ...

まだ起きていない場所 rw+1,817-0414

叔母から聞いた話だが、今でも頭から離れない。 夜道を歩いている時や、横断歩道で車が減速する瞬間に、ふとあの光景が割り込んでくる。思い出すたび、あの場所だけが現実から少しずれているように感じる。 当時、 ...

見つけた者が打て rw+4,268-0411

大学三回生の春、選択した民俗学の授業で、少し変わった助教授に出会った。 まだ三十代前半で、講義が終わってもすぐには教壇を離れず、学生に話しかけられると、そのまま雑談に入ってしまうような人だった。最初に ...

停止後の画面 rw+1,873-0408

大学四年の夏、友人と妙な実験をした。 題して「幽霊はデジタル化されるのか?」。 今にして思えば、あれは実験なんかじゃなかった。ただ、見てはいけないものを、記録できるか確かめに行っただけだ。 向かったの ...

順番があるだけだ rw+3,636-0327

彼と最初に会ったのは高校二年の春だった。 同じクラスの中でも、あまり目立たない者同士だった。騒ぐ連中の輪には入らず、昼休みも端の席で本を読んだり、窓の外を眺めたりしているような人間だったから、仲良くな ...

拾ったのは、どっちだ rw+3,100-0327

あの山には、もう入るなと言われている。 理由は誰も説明しない。ただ「行くな」とだけ言われる。大人たちは、そこに触れると話が長くなることを知っているからだと思う。 俺は一度だけ、その山に入ったことがある ...

見えたと言わない人 rcw+14,059-0324

俺の友人の中に、一人だけ霊感があると言い張る奴がいる。 仮に岩男とするが、そいつは「どうせ信じないだろ」と言って、俺以外の誰にもそういう話をしなかった。付き合いは二十年以上になるが、その話を打ち明けら ...

曾祖父が僧侶を辞めた理由 rw+7,803-0321

曾祖父の話をする。 直接の記憶はない。物心つく前に亡くなっている。ただ、祖父が酒を飲むときだけ、決まって口にする話があった。それを何度も聞かされているうちに、まるで自分が見たことのように思えてきただけ ...

まだ二階にいる rw+4,604-0325

五年前の夏、中島が死んだ。 学校では、精神を病んで自分で首を吊ったことになっていた。 そういうことにされた、と私は今でも思っている。 あの日、中島はたしかに死んだ。 なのに、そのあともしばらく、私たち ...

喜界島廃病院 rw+12,538

【ゆっくり怪談】喜界島廃病院 鹿児島県の奄美大島の横にある喜界島出身の先輩から聞いた話だ。 先輩の実家の集落の外れに、使われなくなった病院があるという。建物は小さく、昔は普通の個人病院だったらしい。廃 ...

幽霊を信じない俺だけが見えなかった話 rw+4,613-0322

俺が十八か十九の頃の話だ。 生まれ育った家は、山を背にした集落のいちばん奥にあった。夜になると家々の明かりは早く消え、道から人の気配がなくなる。聞こえるのは、風に擦れる杉の葉の音と、田んぼの方から上が ...

途中で止められた夜 rw+7,998-0105

兄の家に泊まった夜のことだ。 古い木造で、ふすま一枚を隔てた隣の部屋に兄が寝ていた。時計の音も聞こえないほど静かで、外からは虫の声だけが薄く流れ込んでいた。布団に横になると、旅の疲れもあって、意識はす ...

待っている音 rw+8,041-0109

公園には、決まった音があった。 ポーポー、コンコン。 ラッパのような笛と、小太鼓の軽い音。その二つが重なると、子どもたちは条件反射のように走り出した。音の主は、ポコさんと呼ばれる大道芸人だった。 顔は ...

禍垂(かすい):封鎖されたトンネル #11,296

禍垂【ゆっくり朗読】 昔、十代の時で、未だやっていい事と悪い事の分別もつかない時の話。 中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 いつものようにツレから連絡があり、今から肝試 ...

鍵のある井戸 rw+7,718-0120

これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。 ばれたら相当まずい。まだ生きていると知られたら、また探される。 それでも書く。俺が黙っていれば、あの場所は完全に闇に埋もれる。 文章は上手くない。 ...

渦人形(うずにんぎょう)#6,520

【ゆっくり朗読】渦人形(うずにんぎょう)【殿堂入り名作怖い話】 高校二年の夏休み、俺は部活の合宿で某県の山奥にある合宿所に行く事になった。 183:2011/05/19(木)23:27:14.09ID ...

魔の三角地 rw+8,980

実家の近くにある賃貸マンションについての話だ。 狭い三角地に建てられたそのマンションは、世帯数にして二十五ほど。土地の形が悪い場所に商業施設を建てても長続きしないというのはよく聞く話で、実際、その場所 ...

神降ろし #5667-6376

神降ろし【ゆっくり朗読】 大学生になって初めての夏が近づいてきた、金曜日頃のこと。 人生の中で最も『モラトリアム』を謳歌する大学生といえど障害はある。 ポストモラトリアム時代の若者たち 社会的排除を超 ...

床下にいた人たち rw+5,745

夏休みに何か高収入のバイトがないかと友人と探していたときのことだ。 バイト雑誌をめくっていると、「山小屋の管理を一日お願いしたい」という募集が目に留まった。日給は二万円。条件が良すぎると思いながらも、 ...

窓の外に立てない男 rw+4,442

北海道の昭和炭鉱での話だ。 かつて炭鉱で栄え、多くの人が暮らしていた町は、俺たちが訪れた頃には完全に廃墟になっていた。夏休みの悪ふざけがきっかけだった。言い出しっぺは定岡で、俺は乗り気じゃなかったが、 ...

Copyright© 怖いお話.net【厳選まとめ】 , 2026 All Rights Reserved.