ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「洒落にならない怖い話」 一覧

回収されなかったもの rcw+7,663

特殊清掃の仕事をしていたことがある。 死人の出た部屋を片付けることもあれば、ペットの死骸を処理することもあった。軽い案件なら、いわゆるゴミ屋敷の撤去だ。だが不思議なことに、軽いはずの現場ほど、空気は重 ...

詰め込まれた軽 r+4,528

何年か前のことだ。 あれ以来ずっと口にするのもためらっていたが、こうして言葉にでもしておかないと、自分の中で現実だったのか幻だったのか、ますます分からなくなってしまう。 夕方、まだ空の底に朱が残ってい ...

渡れない道 r+1,536

叔母からずいぶん前に聞かされた話だ。 なぜか折に触れて思い出してしまう。ふと夜道を歩いている時とか、車が横断歩道で減速する瞬間とか、そういう時に。誰かに話してしまえば薄まると聞いた。だから今、こうして ...

封印の二打 rw+4,683-0216

関西の港で働いていたのは、今から十三年ほど前のことだ。 まともな職に就けず、日雇いに近い形でコンテナの荷降ろしをしていた。 海を渡ってくる鉄の箱。外側は無機質な塊だが、中身は国も言葉も違う土地の気配を ...

温泉宿で聞いた一言が、三年追いかけてくる話 rw+4,639-0211

三年前のことを、いまでもはっきり覚えている。 あれは、妻と三歳になる長男を連れて、温泉宿へ一泊した時のことだ。仕事の疲れを癒やすための、ごくありふれた家族旅行だった。 夕食前に大浴場で汗を流し、のぼせ ...

六体半のお稲荷 r+3,924

卒業まで、もう数えるほどの日しか残っていなかった頃のことだ。 学年主任の皆藤先生が、ぽつりと口にした「この中学校の怖い話」を、いまだに忘れることができない。 あのとき教室にいた同級生の顔を思い出すと、 ...

郵便受けの女 rw+6,884

二週間前に今の部屋へ移った。 鍵も新しく、郵便受けも内側からしか触れない構造だ。深夜三時を過ぎても、何の音もしない。静かすぎるほどだ。だが静寂は安心にはならない。前の部屋で起きたことが、まだ身体のどこ ...

口元が緩む rw+5,628-0117

中学時代の同級生から聞いた話だ。 小さな町にある、築年数だけが取り柄のようなコンクリート校舎での出来事だという。雨上がりの午後になると、教室の奥に黒板拭きの湿った匂いが残る。そんな時代の話だ。 最初は ...

黒い袋 r+5,820

心の整理がついてきたから、こうして文字にしている。 俺には二人の大切な友達がいた。原田と大場。小学校からの付き合いで、社会人になってからも三人でよく酒を飲んでいた。去年のちょうど今頃も、同じように集ま ...

写り込んだ未来の屍体 rc+4,328-0122

宮城県の八木山橋って知ってるだろ。 自殺の名所としては割と有名で、地元じゃ洒落にならないくらいの数が飛び降りてるって噂がある。 ただ、俺にとってはあの橋の下に広がる竜ノ口渓谷の方がずっと魅力的だったん ...

リゾートバイト【完全版】#4.954

約40,000文字リゾートバイト【完全版】 ネット史上最高レベルの怖い話 【作業用・睡眠導入】【ゆっくり怪談】 これは俺が大学三年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間五人で海に旅行に行こうって ...

納屋の口 r+7,654

二十年以上前のことになる。 今でもはっきりと覚えているのに、夢の中の出来事みたいに、記憶の輪郭がぐにゃりと歪んでいる。 私の実家は、山に抱かれるようにして建つ古い集落の外れにあった。舗装の途切れる細道 ...

開けてはいけないドア rcw+5,167-0121

自分が育ったのは、四国の瀬戸内海沿いにある小さな村だった。 港には古い木造船が並び、昼間でも潮と油の匂いが重く漂っていた。夜になると外灯は途切れ途切れになり、闇が地面からせり上がってくる。虫の声だけが ...

見てはいけない花 rw+4,926-0203

四、五年前のことだ。 取引先の藤木さんから、酒の席で聞かされた話がある。 酔って笑い話にするには、どうにも生々しすぎた。聞いている途中から、場の空気だけが妙に冷えていくのを感じていた。私は相槌を打ちな ...

カラフルな影 r+4,282

俺は昔から一人で出かけるのが好きだった。 休日になると、行き先も決めずにふらりと電車に乗り、見知らぬ町を歩き回る。誰にも予定を合わせる必要がないのが心地よかった。 あの日も、何日か休みが続いたせいで、 ...

昼の夜、木の手 r+3,441

十年ほど前のことだ。この時期になると、夏の夜の熱気とアルコールで、みんな妙に口が軽くなる。 あの日も例外じゃなかった。居酒屋のテーブルで酔いが回りはじめたころ、一人がぽつりと口にした。最近、地元で有名 ...

未送信 rw+4,863-0220

母方の家系は、どういうわけか代々「見える」人間が多い。 祖母も、母も、妹も、兄の娘まで、何かしら感じ取るらしい。祓えるわけではない。ただ、そこにいるものが「いいか悪いか」わかるだけだという。 私は違う ...

黒経の間 rw+4,932

小学生の頃の自分を思い返すと、胸の奥がむず痒くなる。 悪ふざけと衝動だけで動いていて、今思えば自分でも距離を取りたくなるような子供だった。 あの日も、理由はなかった。 八月、夕立が過ぎた直後の午後で、 ...

間延びしたノック rw+4,879-0110

あれから十年経つのに、部屋の空気にはまだ、誰かが息を潜めているような沈みがある。 最初におかしくなったのは、由紀子が消えて五年後だった。俺はもう別の街に移り、別の女と暮らしはじめ、前の生活とは何ひとつ ...

首を絞められても r+3,856

親父が死んで、今日でちょうど一年になる。 教会には一周忌なんて習慣はない。けれど、心の奥で何かの節目だと感じてしまう。親父は神父だった。十字架を掲げ、聖書を読み上げる男だったくせに、幽霊の存在も認めて ...

返事があるうちは rw+4,412-0210

来年、結婚する。 その前に、胸の底に沈めてきたものを吐き出しておこうと思った。厄落としだと思えば、少しは気が楽になる気もした。 あれは、小学生の夏休みのことだ。 母が少し厄介な病気を患い、遠方の病院へ ...

隠し念仏の村で届いた黒い手紙 rw+8,337

越してきた日から、この村の空気は肺に薄く膜を張るようだった。 畑の向こうに並ぶ屋根は、どれも同じ苗字を掲げている。子どもの声も、戸を閉める音も、土に吸われて消える。笑っているはずの顔が、どこか揃いすぎ ...

後ろ髪は伸ばすな rw+4,226

中学生の頃、友達を失った。 表向きは精神の病と処理されたが、私は別のものを見ている。あれ以来、あの出来事に触れないことで均衡を保ってきた。だが先日、旧友と偶然再会し、封じていた記憶が剥がれ落ちた。書く ...

葉を戻したのは誰か rw+4,400-0217

部の奥山に、小さな集落があった。 あたしはそこで生まれたわけじゃない。幼いころ両親を亡くし、庄屋に引き取られた。二つ年上のお嬢さんの世話役として、同じ屋敷で暮らした。礼儀も読み書きも教えられたけれど、 ...

三十二の次 rw+4,728-0110

印刷会社で校正の仕事をしている。 原稿と刷り上がりを突き合わせ、誤字脱字や行数、ページ数を確認する。神経質な仕事だが、数字が合うと気分がいい。世界が正しく閉じる感じがする。 ある日、学校教材の冊子を担 ...

立っている規則 rw+7,353-0110

アルバイトの面接なんて、気楽な気持ちで行くものだと思っていた。 だが、その日案内されたのは、古い木造の事務所だった。雨を含んだ木の匂いが鼻にまとわりつき、床は歩くたびにわずかに沈み、低く軋んだ。机の向 ...

普通の人たち rw+3,629-0217

先週の土曜日のことだ。 うまく話せる自信はない。ただ、あのときから胸の奥に沈んだままの何かが、少しずつ重くなっている。このまま黙っていたら、たぶん私のほうがあちらに近づいてしまう。 朝七時。灰色の空の ...

背後の女 r+5,061

あれは、真夏の夜のことだった。 仕事中に鳴った携帯の画面には「村上」の文字があった。声を聞くのは一年ぶりだ。 受話口から流れ込んできたのは、乾いた笑い声と、「……ちょっと相談があってさ」という曖昧な言 ...

【連続殺人鬼】大久保清にまつわる怖い話 #11,801

【連続殺人鬼】大久保清にまつわる怖い話【ゆっくり朗読】 僕の実家は群馬にあります。 そして父が警察なのですが、父から聞いた話を一つ。 大久保清という連続殺人犯は知っているでしょうか。 昭和の話になって ...

足りない一人 rw+3,893-0216

あの夜のことは、角造さん本人から聞いた。 だが語り終えたあと、彼は何度も「俺は何人だった」と呟いた。その意味だけが、今も分からない。 島の夜は暗い。海鳴りと風が混ざり合い、音の境目が消える。仕事が長引 ...

ぼおおおー r+5,139

一九九五年の一月、初旬の冷たい空気をいまだ思い出せる。 あの震災の一週間前のことだった。小学生の俺は、冬休みの気の緩みと無駄な元気をたっぷり蓄えていた。 あの日、俺は友達のタケシ(仮名)と、その姉ちゃ ...

寸法の合わない場所 rw+1,648-0114

霊体験という言葉がある。 だが、あれは体験というより、接触に近い。 一度なにかに触れてしまうと、世界の見え方が変わる。変わったこと自体には気づけない。ただ、以前なら気にも留めなかった違和感に、立ち止ま ...

立てない場所 rw+1,557-0131

もう何年も前のことだが、思い出すたびに喉の奥がきつく締め付けられる感覚だけは、今もはっきり残っている。 恐怖というより、息の通り道が一瞬で細くなるような、理由のない反射だ。 あのとき嗅いだ雨の匂い。湿 ...

この道に慣れている rw+1,969-0109

大学三年の夏休み、俺たちは“逆に回る”ことにした。 四国八十八箇所。 順打ちではなく、最後の札所から最初へ戻る逆打ちだ。 言い出しっぺが誰だったかは覚えていない。 ただ、きっかけがホラー映画だったこと ...

R山の丘 rw+2,112-0215

Mとは、小一の頃からのつきあいだった。 頭は良かった。けれど身体はひょろく、動きも鈍かった。授業中に漏らしたことが何度もあった。みかん畑で野糞をして、葉で尻を拭いたという噂が広まった時、誰かがそれを歌 ...

運命だから rw+6,393-0110

小学生のときだった。 母が勧誘を受けるようになったのは、梅雨の湿気が家の中まで入り込む午後だった。ピンポンとチャイムが鳴り、玄関に出た母は、赤い傘を持った女に声をかけられた。「心を救うお話、少しだけ聞 ...

午前二時四十九分の郵便 r+4,689

あれは、僕が高校二年の十月に体験した出来事だ。 思い返すたび、背筋が粟立つ。いや、いまこうして思い出しながら文章にしている間にも、部屋のどこかから誰かに見られているような、そういう圧迫感がある。 僕は ...

杭仏 r+3,819

大学三回生の春、選択した民俗学の授業で、ちょっと変わった助教授に出会った。 まだ三十代前半で、くしゃっとした髪と無精ひげ。酒とタバコと古文書をこよなく愛してるって雰囲気が、最初の講義で席に着く前から伝 ...

水底の声 r+3,526

あの電話番号を、今でも使っている。 新しいアパートに引っ越して、暮らしを立て直す決意をした際に、ひょんなことから手に入れた、まるで呪物のような電話番号だ。 あの番号は、かつての持ち主、照井という男の痕 ...

その神棚は、娘の願いを叶えすぎた。#9,066

私は神社の家系に生まれ、霊能力者を生業としている者です。 三年前に訪れたお客様の話ですが、今でもどうしても考えてしまって胸が苦しくなる想いなので、もう時効かと思いますので吐き出させて下さい。 2015 ...

覚えている者 rw+4,569-0212

五年前、中学生だった私は一人の友人を失った。 死因は精神疾患による自死とされた。そう処理された、と言ったほうが近い。 けれど私たちは知っている。あの時から、中島は中島ではなくなっていた。 この話を書く ...

五年しか生きていない rw+4,012-0220

私は三十一歳の女だ。 一番古い記憶は、小学校高学年の頃、階段の下で泣いている場面だ。母が怒鳴り、殴り、蹴り、「金を返せ」と叫んでいた。私は何をしたのか分からなかった。ただ、万単位の金が消えていると言わ ...

傷【祟られ屋シリーズ】#6,515

【ゆっくり怪談】傷【祟られ屋シリーズ】 以前、俺は韓国人の『祟られ屋』の所に半年ほどいた事がある。 211 傷 ◆cmuuOjbHnQ 2007/03/10(土) 00:01:52 ID:WmdfX0 ...

母の墓、黒く r+1,754

昔から「人を呪わば穴二つ」と言うけれど、それをただの警句だと思っていた頃が、俺にもあった。 小学生の時に、母を殺された。犯人は金に困っていた。理由はキャバクラで使う遊び金が足りなかったからだと、裁判で ...

砂利の家 r+2,782

田舎での記憶というのは、どこか夢とうつつの境を彷徨っていて、ふと思い出すたびに足元が軋むような感覚をおぼえる。 これから語るのは、俺がまだ小学生だった頃の話だ。今にして思えば、あれは人間の仕業だったの ...

乗りますか~倉敷堀、空舟の影 #3,394

岡山・倉敷──あの街で、俺は見てはいけないものを見たのかもしれない。 コロナ禍真っ只中の、空気まで死んだようなある平日の午後だった。仕事で倉敷の美観地区の辺りを歩いていた。アイビースクエアの横を抜けて ...

真ん中に立つ人間 rw+3,049

あの町の名前は、いまも口にしないことにしている。 発端は、知人から聞いた「境界線」の話だった。物理的な線ではない。こちら側とあちら側を分ける、意識の裏に貼りついた薄膜のようなものだと言う。見えないが、 ...

足りない rw+3,955-0117

あれは、小学四年の夏休みだった。 十五年経った今でも、はっきり覚えている。 本当にあった。 少なくとも、俺の中では。 当時、山中という同級生とよく一緒にいた。 クラス替えで隣の席になってからだ。ゲーム ...

見るだけで、つながる rw+4,580

あれは五年前の夏だった。 俺はまだ中学生で、日が暮れるまで裏山でエアガンを撃ち合っていた。弾が切れれば、寺の石段に座ってペットボトルの水を回し飲みする。あの頃の世界は、汗と火薬の匂いだけでできていた。 ...

四足の祖母 rw+5,094-0219

三歳の頃の記憶が、私のいちばん古い記憶だ。 木枯らしの吹く夕暮れ、公園のブランコにひとり座っていた。鉄の鎖が軋み、耳がちぎれそうに冷たい。手も足もかじかみ、呼吸をするたび喉が痛んだ。それでも帰らなかっ ...

Copyright© 怖いお話.net【厳選まとめ】 , 2026 All Rights Reserved.