ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「洒落にならない怖い話」 一覧

呼ばなかった名前 rw+4,521

今もこうして書いていると、玄関の方からかすかな気配がする。 これは私自身の体験ではない。由美子さん――仮名だが、実在する知人から聞かされた話だ。だが聞いたその日から、私は夜になると無意識にチェーンの音 ...

ウラギリ者の高さ rw+4,850-0217

子供の頃、祖父母の家に行くと必ず山へ入った。 小屋は俺たちの秘密基地だった。錆びたトタンと歪んだ板で組まれた粗末な建物だが、三人で掃き清め、机と丸椅子を持ち込み、砦のように整えた。猪突猛進のタケシ、慎 ...

見たい? rw+3,702

高校二年の夏、俺と川村、大塚、笹原の四人は、思いつきだけでキャンプに出かけた。 笹原の親戚が教えてくれたという川辺を目指していたはずだったが、山道で道を一本間違えたらしく、辿り着いたのは地図にも載って ...

足りない塊 rw+5,344-0120

これは、友人の友人から聞いた話だ。 二年前の夏。高校三年生だった彼らは、受験勉強に追われる毎日に疲れ果て、最後の夏休みだけは現実から逃げようと、男五人で小旅行を計画した。海や有名な観光地はどこも満室で ...

顔を見ていない rw+4,359

あれは、四歳のころだった。 時間は覚えていない。ただ、夜が完全には明けきらず、朝とも呼べない灰色の薄闇だった。窓の外は墨を流したように暗く、部屋の中も輪郭だけが浮かび上がっている。世界がまだ固まりきっ ...

見えざる呪詛の応酬 r+5,242-5,892

これは母から聞いた話だ。 母の親戚に、体格のいい叔父さんがいた。彼は特にスポーツをやっていたわけでもないのに、腕っぷしがとても強かった。農家に生まれた彼は、幼い頃から田畑での重労働を手伝い、自然と筋肉 ...

距離が合わない夜 rcw+3,622-0122

その男性が関西へ出張したのは、三年前の冬だった。 商談が予想以上にもつれ、取引先を出たのは深夜一時を回っていた。終電を逃し、駅近くのビジネスホテルに駆け込んだときには、時刻はすでに午前二時半を過ぎてい ...

出来心の続き rw+6,534-0120

最初は、ほんの出来心だった。 今でも、あの日のことを思い出すたびに、自分の中のどこかが少しずつ削られていく感じがする。後悔とか罪悪感という言葉では足りない。もっと手触りの悪い、説明できない何かだ。 二 ...

おります rw+4,318

これは、ある地方の消防団に所属していた元団員から聞いた話だ。 彼は大学を卒業して地元に戻り、半ば当然のように消防団に入った。火災だけでなく、山や海での行方不明者捜索も団の重要な役割だった。地元では珍し ...

mixiで出会った彼女 #9,746

2005年の出来事。いまだに謎であり、トラウマとなっている体験。 2004年、mixiで一人の女性と知り合った。仮に雅子(25歳)と呼ぶことにする。彼女とはメッセージのやりとりから始まり、何度か会うう ...

指先まで rw+5,395-0128

一年経った今でも、あの夜を「終わった出来事」として整理することはできない。 思い返せるようにはなった。ただ、それだけだ。 去年の今頃、金曜日の夜だった。仕事終わりに同僚数人と飲み歩き、気付けば終電はな ...

呪いを喰う側 rw+4,833

母の話をする。 母は地方の女子高で教師をしていた。そこは噂だけで人が眉をひそめる学校だった。暴力団の家の娘や、宗教団体の幹部の子供が在籍し、警察の出入りも珍しくない。赴任早々、母はその現実を目の当たり ...

呪わなかった男 rw+5,134

あれは、もう随分前のことだ。 それでも、雨の日になると骨の奥が疼く。折れた箇所が天気を覚えているらしい。医者は後遺症だと言ったが、俺にとっては目印のようなものだ。あの日を忘れるなと、身体が合図を送って ...

七〇三号室の音 rw+4,255-0212

三日目の夜だった。 新しい部屋に越してきてから、まだカーテンの匂いも取れていない頃。駅から徒歩二分という立地が気に入って契約したマンションは、エントランスが無駄に広く、床の大理石だけが妙に光っていた。 ...

立っているのは誰か rw+4,970

穢れある悪戯~自殺の名所でやっちまった洒落にならない行為【ゆっくり朗読】 あの夜のことを、いまでも龍子ははっきり覚えていると言った。 ただし、覚えているのは「怒鳴られたこと」ではなく、「見られたこと」 ...

湖畔訓練 r+5,277

地元のキャンプ場のことを話す。 俺の小学校では五年と六年の夏、必ずそこで宿泊訓練があった。山の中腹にある湖の岸辺に、小屋が点々と並んでいた。大きな五十人用の小屋が二つ、それ以外に六人用、四人用、二人用 ...

二つ目のデータ rw+5,009-0524

俺にとって『Sa・Ga2 秘宝伝説』は、ただのゲームソフトじゃない。 今でもタイトル画面の音を思い出すだけで、胸の奥に細い棘が刺さったようになる。 子どもの頃、俺はひどい小児喘息を抱えていた。夜中に発 ...

共犯者の眠り r+4,515

これは俺の口から出る限り、ただの独り言だ。誰かに聞かせるためじゃない。 ただ自分の中で燻って腐りかけているものを、どうにか吐き出して空気にさらさなければ、夜も眠れないからだ。 俺が地元の零細企業に勤め ...

持ち帰ったのは誰か rw+4,784-0108

十年ほど前のことだ。高校を卒業する直前で、進路はすでに決まり、進学でも浪人でもなく、ただ地元の工場に就職するだけの未来が待っていた。 教師も親も安心しきっていて、俺自身ももう何も選ばなくていい立場にな ...

縫い目はほどけない rw+5,380-0215

あの夜、伯父は俺の部屋の後ろに立っていた。 三月の終わり、まだ肌寒い夜だった。両親は旅行で不在、家には俺と伯父だけ。俺はいつものように洒落怖まとめサイトを開き、ランキングを下へ下へとスクロールしていた ...

回収されなかったもの rcw+7,663

特殊清掃の仕事をしていたことがある。 死人の出た部屋を片付けることもあれば、ペットの死骸を処理することもあった。軽い案件なら、いわゆるゴミ屋敷の撤去だ。だが不思議なことに、軽いはずの現場ほど、空気は重 ...

封印の二打 rw+4,683-0216

関西の港で働いていたのは、今から十三年ほど前のことだ。 まともな職に就けず、日雇いに近い形でコンテナの荷降ろしをしていた。 海を渡ってくる鉄の箱。外側は無機質な塊だが、中身は国も言葉も違う土地の気配を ...

温泉宿で聞いた一言が、三年追いかけてくる話 rw+4,639-0211

三年前のことを、いまでもはっきり覚えている。 あれは、妻と三歳になる長男を連れて、温泉宿へ一泊した時のことだ。仕事の疲れを癒やすための、ごくありふれた家族旅行だった。 夕食前に大浴場で汗を流し、のぼせ ...

郵便受けの女 rw+6,884

二週間前に今の部屋へ移った。 鍵も新しく、郵便受けも内側からしか触れない構造だ。深夜三時を過ぎても、何の音もしない。静かすぎるほどだ。だが静寂は安心にはならない。前の部屋で起きたことが、まだ身体のどこ ...

口元が緩む rw+5,628-0117

中学時代の同級生から聞いた話だ。 小さな町にある、築年数だけが取り柄のようなコンクリート校舎での出来事だという。雨上がりの午後になると、教室の奥に黒板拭きの湿った匂いが残る。そんな時代の話だ。 最初は ...

二本目の指 rw+6,160-0805

心の整理がついてきたから、こうして文字にしている。 俺には二人の大切な友達がいた。 原田と大場。 小学校からの付き合いで、社会人になってからも、三人でよく酒を飲んでいた。 去年のちょうど今頃も、いつも ...

写り込んだ未来の屍体 rc+4,328-0122

宮城県の八木山橋って知ってるだろ。 自殺の名所としては割と有名で、地元じゃ洒落にならないくらいの数が飛び降りてるって噂がある。 ただ、俺にとってはあの橋の下に広がる竜ノ口渓谷の方がずっと魅力的だったん ...

リゾートバイト【完全版】#4.954

約40,000文字リゾートバイト【完全版】 ネット史上最高レベルの怖い話 【作業用・睡眠導入】【ゆっくり怪談】 これは俺が大学三年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間五人で海に旅行に行こうって ...

開けてはいけないドア rcw+5,167-0121

自分が育ったのは、四国の瀬戸内海沿いにある小さな村だった。 港には古い木造船が並び、昼間でも潮と油の匂いが重く漂っていた。夜になると外灯は途切れ途切れになり、闇が地面からせり上がってくる。虫の声だけが ...

見てはいけない花 rw+4,926-0203

四、五年前のことだ。 取引先の藤木さんから、酒の席で聞かされた話がある。 酔って笑い話にするには、どうにも生々しすぎた。聞いている途中から、場の空気だけが妙に冷えていくのを感じていた。私は相槌を打ちな ...

昼の夜、木の手 r+3,441

十年ほど前のことだ。この時期になると、夏の夜の熱気とアルコールで、みんな妙に口が軽くなる。 あの日も例外じゃなかった。居酒屋のテーブルで酔いが回りはじめたころ、一人がぽつりと口にした。最近、地元で有名 ...

未送信 rw+4,863-0220

母方の家系は、どういうわけか代々「見える」人間が多い。 祖母も、母も、妹も、兄の娘まで、何かしら感じ取るらしい。祓えるわけではない。ただ、そこにいるものが「いいか悪いか」わかるだけだという。 私は違う ...

黒経の間 rw+4,932

小学生の頃の自分を思い返すと、胸の奥がむず痒くなる。 悪ふざけと衝動だけで動いていて、今思えば自分でも距離を取りたくなるような子供だった。 あの日も、理由はなかった。 八月、夕立が過ぎた直後の午後で、 ...

間延びしたノック rw+4,879-0110

あれから十年経つのに、部屋の空気にはまだ、誰かが息を潜めているような沈みがある。 最初におかしくなったのは、由紀子が消えて五年後だった。俺はもう別の街に移り、別の女と暮らしはじめ、前の生活とは何ひとつ ...

誰にも言うな rw+4,358-0728

親父が死んで、今日でちょうど一年になる。 うちの教会に一周忌という習慣はない。それでも朝から、何かの区切りをつけなければならないような気がしていた。 親父は神父だった。 十字架を掲げ、聖書を読み上げる ...

返事があるうちは rw+4,412-0210

来年、結婚する。 その前に、胸の底に沈めてきたものを吐き出しておこうと思った。厄落としだと思えば、少しは気が楽になる気もした。 あれは、小学生の夏休みのことだ。 母が少し厄介な病気を患い、遠方の病院へ ...

後ろ髪は伸ばすな rw+4,226

中学生の頃、友達を失った。 表向きは精神の病と処理されたが、私は別のものを見ている。あれ以来、あの出来事に触れないことで均衡を保ってきた。だが先日、旧友と偶然再会し、封じていた記憶が剥がれ落ちた。書く ...

葉を戻したのは誰か rw+4,400-0217

部の奥山に、小さな集落があった。 あたしはそこで生まれたわけじゃない。幼いころ両親を亡くし、庄屋に引き取られた。二つ年上のお嬢さんの世話役として、同じ屋敷で暮らした。礼儀も読み書きも教えられたけれど、 ...

三十二の次 rw+4,728-0110

印刷会社で校正の仕事をしている。 原稿と刷り上がりを突き合わせ、誤字脱字や行数、ページ数を確認する。神経質な仕事だが、数字が合うと気分がいい。世界が正しく閉じる感じがする。 ある日、学校教材の冊子を担 ...

立っている規則 rw+7,353-0110

アルバイトの面接なんて、気楽な気持ちで行くものだと思っていた。 だが、その日案内されたのは、古い木造の事務所だった。雨を含んだ木の匂いが鼻にまとわりつき、床は歩くたびにわずかに沈み、低く軋んだ。机の向 ...

普通の人たち rw+3,629-0217

先週の土曜日のことだ。 うまく話せる自信はない。ただ、あのときから胸の奥に沈んだままの何かが、少しずつ重くなっている。このまま黙っていたら、たぶん私のほうがあちらに近づいてしまう。 朝七時。灰色の空の ...

後ろ姿だけが映る rw+5,406-0524

あれは、真夏の夜のことだった。 仕事中、机の上に伏せていた携帯が震えた。画面には「村上」と出ていた。 声を聞くのは一年ぶりだった。大学を出てからは年に何度か会う程度になり、そのうち連絡も途切れていた。 ...

足りない一人 rw+3,893-0216

あの夜のことは、角造さん本人から聞いた。 だが語り終えたあと、彼は何度も「俺は何人だった」と呟いた。その意味だけが、今も分からない。 島の夜は暗い。海鳴りと風が混ざり合い、音の境目が消える。仕事が長引 ...

寸法の合わない場所 rw+1,648-0114

霊体験という言葉がある。 だが、あれは体験というより、接触に近い。 一度なにかに触れてしまうと、世界の見え方が変わる。変わったこと自体には気づけない。ただ、以前なら気にも留めなかった違和感に、立ち止ま ...

立てない場所 rw+1,557-0131

もう何年も前のことだが、思い出すたびに喉の奥がきつく締め付けられる感覚だけは、今もはっきり残っている。 恐怖というより、息の通り道が一瞬で細くなるような、理由のない反射だ。 あのとき嗅いだ雨の匂い。湿 ...

この道に慣れている rw+1,969-0109

大学三年の夏休み、俺たちは“逆に回る”ことにした。 四国八十八箇所。 順打ちではなく、最後の札所から最初へ戻る逆打ちだ。 言い出しっぺが誰だったかは覚えていない。 ただ、きっかけがホラー映画だったこと ...

R山の丘 rw+2,112-0215

Mとは、小一の頃からのつきあいだった。 頭は良かった。けれど身体はひょろく、動きも鈍かった。授業中に漏らしたことが何度もあった。みかん畑で野糞をして、葉で尻を拭いたという噂が広まった時、誰かがそれを歌 ...

運命だから rw+6,393-0110

小学生のときだった。 母が勧誘を受けるようになったのは、梅雨の湿気が家の中まで入り込む午後だった。ピンポンとチャイムが鳴り、玄関に出た母は、赤い傘を持った女に声をかけられた。「心を救うお話、少しだけ聞 ...

午前二時四十九分の郵便 r+4,689

あれは、僕が高校二年の十月に体験した出来事だ。 思い返すたび、背筋が粟立つ。いや、いまこうして思い出しながら文章にしている間にも、部屋のどこかから誰かに見られているような、そういう圧迫感がある。 僕は ...

その神棚は、娘の願いを叶えすぎた。#9,066

私は神社の家系に生まれ、霊能力者を生業としている者です。 三年前に訪れたお客様の話ですが、今でもどうしても考えてしまって胸が苦しくなる想いなので、もう時効かと思いますので吐き出させて下さい。 2015 ...

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