ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

梁の上から降りてきたもの nc+

仕事を辞める少し前、同僚だったTさんと残業明けにファミレスへ寄った夜のことだ。 深夜に近い時間帯で、店内には油と暖房の混じる乾いた匂いが漂っていた。コートを椅子に掛けた直後、Tさんが唐突に「娘がさ、四 ...

拒否できない着信 rw+4,162

二十年前に死んだ兄のことを、いまも鮮明に覚えている。 血がつながっているからというより、私たちはほとんど双子のようだった。考えることも、走り出すタイミングも同じで、私はいつも兄の半歩後ろを影のようにつ ...

戻れなかった夏 rw+5,222

青森の山を車で走っていたのは、大学時代の夏休みのことだ。 友人二人と、ただ気晴らしのつもりで出かけた。道の駅で買った安いアイスの甘さがまだ口に残っていたが、山道に入った途端、空気が変わった。蝉の声が途 ...

神は存在する rc+6,909

親が熱心に宗教に取り組んでいる家庭環境って、子供に与える影響が深いことがよくあるよな、と改めて思った。 高校時代の同級生の父親が、天○教の幹部だったらしい。彼は父親の強い信仰に反発して、高校卒業後に家 ...

来年も、またどうぞ rw+4,435

ある青年が、仕事の都合でK県を訪れた際の出来事。 長時間の移動で疲れ切り、宿に戻る前に何か温かいものを食べようと、人気のない路地を歩いていた。すると、煤けた木造のとんかつ屋が目に入った。派手さはない。 ...

見つからなかった人形 rw+3,819

あれは、僕がまだランドセルを背負っていた小学生の頃、確か五年生だったと思う。 世の中の理不尽さや、大人の世界の複雑さを、ぼんやりとだが理解し始めていた年頃だった。想像と現実の境界も、子供なりに見分けが ...

油揚げを握ったまま rw+6,275

これは、数年前に退職した元同僚から聞いた話だ。 職場に、ひとりだけ妙な上司がいた。 声を荒げることはない。ただ、笑っている。 その笑顔が向けられた相手は、例外なく壊れていった。 標的にされたのは、同期 ...

【超訳】迷信とかマジ勘弁w 井上円了先生の「妖怪バスター」講座 #165-0206

2025/12/19   -短編, 怪談, n+2025
 

序言 わが国は今日なお迷信盛んにして、宗教もその雲におおわれ、精神界はこれがために暗黒なるありさまなれば、余は人文のため、国家のために、迷信と宗教との別を明らかにし、有害なる迷信を除きて、正しき信仰の ...

三百六号室 rc+4,808

あの日は晴天。キャンプには絶好の日和だった。 遠足だなんだと子供たちが騒ぎ立てる中、俺たちは先生の指示に従いバスに乗り込んだ。目的地に着くと、登山が始まった。 山道の途中、急な岩肌が現れた。その岩場に ...

見えない救助者 rc+3,598

高校時代の知り合いの話だ。 一人で山を歩くのが好きだった彼は、毎週末になると近郊の山々を訪れていた。あの日も例外ではなかった。晴天に恵まれた山道で昼食のビールを楽しんだ後、ほろ酔い気分で足取りも軽く進 ...

怪奇珠算塾 rc+4,668

俺が小学生だった頃、近所の小さなそろばん塾に通っていた。 毎年クリスマスの日になると、塾での特別な催しを楽しみにしていた。先生が授業を短縮して、8ミリフィルムの映画を子供たちに見せてくれるのだ。映写機 ...

【相関図付】大阪府熊取町七人連続怪死事件 #111,405-0112

【相関図付】大阪府熊取町七人連続怪死事件 1992年(平成4年)6月から7月にかけて、大阪府熊取町で、17歳から22歳の若者が一週間ごとに、それも決まって水曜日か木曜日に連続して自殺するという事件があ ...

沈黙した祖父 rw+6,418

福島から避難してきたのは五月のことだった。 関東に移る決心をしたのは、地元が避難指定地域からほんの数キロしか離れていなかったからだ。数キロ先は無人となったかつての人里。しかし私たちの住んでいた場所は、 ...

追跡の影 rc+4,823

二十代前半。地方の小さな営業所で黙々と事務をやっていた頃、私は決まって年に一度、平日をそっと切り抜いてひとりで遠くへ向かった。 有休の紙を総務のデスクに置く瞬間の、あの胸の底の少しだけ冷たい自由が好き ...

掘った場所に戻る rw+2,542

これは、自衛隊に長く務める知人の先輩から聞いた話だ。 自衛官になってから、妙に怪談や奇妙な出来事に縁ができたという。その先輩自身も、はっきり説明できない体験をいくつかしており、ある演習での出来事が今で ...

朧の山 n+

音に形があるのを知ったのは、あの山を見た夜だった。 私の故郷は福岡の奥まった盆地で、どの方向を向いても山が囲む。幼い頃はそれを「世界の端」だと思っていた。夏の夜には蛙の声が幾重にも重なり、冬には霧が村 ...

立っている人 rw+6,062-0126

僕が住んでいるのは、大阪にある古い団地だ。 低所得者しか入れない場所で、十四階建ての同じような棟が何棟も並んでいる。その中で、なぜか僕の棟だけ、自殺がやけに多い。三年に一度か二度、必ず誰かが落ちる。事 ...

寺はなかった rw+6,558-0210

僕が小学六年生だった頃の話だ。 当時、住んでいた街は西と東で緩やかに分かれていた。境界線があるわけじゃない。ただ、遊ぶ相手と遊び方が違った。西側の子どもたちはゲームを持っていて、放課後は誰かの家に集ま ...

この警報、死んでるからな rw+6,616

これは警備員のアルバイトをしていた頃、職場の先輩から聞いた話だ。 都内にあるSデパートは、外から見ると普通の老舗百貨店だが、中に入ると妙に縦に長い構造をしている。フロア同士をつなぐ導線が複雑で、非常階 ...

白杖の女 r+3,938

それは、新卒でこの街に出てきたばかりの、初夏の頃だった。 会社の新人歓迎会は形式的で、真に歓迎されている実感などなかったが、付き合いで深夜二時過ぎまで残った。スーツの内側には粘つく汗が張り付いており、 ...

造形師と眷属の夜 r1,046

2025/12/13   -短編, r+

造形、特にミニチュアフィギュアを作るのが趣味な自分は、気分が乗ると徹夜で作業に没頭することがよくある。 あの日もそんな感じだった――忘れもしない3月5日。 その日はとにかく調子が良く、気づけば朝日が昇 ...

御神体の戻る日 rcw+6,650-0104

八月三日の朝、ばあちゃんはいつもより早く起きていた。 台所で物音がするので様子を見に行くと、膝が悪いはずなのに、もう外出の支度を終えていた。 「今日は一二様の日だすけ、遅れるわけにいかん」 その言い方 ...

誰の涙だったのか rw+6,250-0120

七月の蒸し暑い午後だった。 彼がその駐屯地に配属されてから、まだ三か月も経っていない頃の話だ。高校を出てすぐ入隊し、右も左も分からないまま訓練と雑務に追われる日々が続いていた。身体は慣れ始めていたが、 ...

【*書籍パクリ疑惑の真相】はじめての家庭科【ネットに伝わる都市伝説】r+4,502

はじめての家庭科【ゆっくり朗読】 追記:2024-12-12 (*2018-04-27) A aa@pon.com 61.44.252.76 書籍からの転載 コメント欄より、『書籍からの転載』とのご指 ...

噂の同級生 r+4,077

【ゆっくり怪談】噂の同級生 あれは私が小学生の頃、教室の空気がねっとりと淀んでいた時期の出来事だ。 八月に入ったばかりで、蝉の鳴き声が耳の膜を押し広げるように響いていた。 小山内という同級生がいた。教 ...

送ったのは誰だったか rw+6,913-0116

これは、東北の山奥にあった、今はもう地図からも消えた集落での話だ。 その村では、死者を土に埋めず「野火送り」と呼ばれる火葬を行っていた。山の斜面に薪を積み、遺体をむしろで包み、火を放つ。炎が立ちのぼる ...

一番近いバス停 rw+6,741-0114

先週の金曜日に起きた話だ。 うちの会社は、郊外にあるIT企業団地の端に建っている。昼間は人も車も多いが、夜になると一気に空になる。バスは二十二時が最終で、残業すると帰りは車しかない。 その日は想定外に ...

あそこの山はよそ者が迷い込んで戻って来れなくなるから入っちゃいけないよ r+5,975

これは、数年前に撮影旅行を趣味としていた男から聞いた話だ。 彼が訪れたのは、山陰地方の小さな農村だったという。 その村は、どこか時代から取り残されたような趣があった。田畑は美しく手入れされ、山々は紅葉 ...

二時三十五分の通話 n+

今でもあの夜の話を耳にすると、周囲がそっと息を潜めるらしい。 語ったのは、四年前に親友を亡くしたAの友人で、彼は「聞いたまま」を落ち着いた声で繰り返すだけだった。 当時、Aには大学で知り合った○恵とい ...

中を見た人間 rw+6,009-0124

俺は建築関係の仕事をしている。 数年前、岩手県の山間部にある古い寺を解体する仕事に就いた。檀家もなく、長く放置されていた寺で、本堂の床は抜け、仏具も持ち去られ、ただ埃と湿気だけが溜まっている場所だった ...

割れなければ守れる rw+4,496-0119

2025/12/10   -短編, r+, 都市伝説

これは、ある警察関係者から聞いた話だ。 若い女性の部屋で、常識では説明できない遺体が発見された。男一人分の遺体が、粉砕され、分割され、無数の卵殻の中に収められていたという。 発見現場は英子という女性の ...

犬畜生 r+4,353

これは、昨年、ある女性が体験した話だ。 その地域では、同じ苗字の住人が多いせいか、郵便物の誤配送が頻繁に起こるという。女性も時々、似た住所の同姓の人宛の封書が自分のポストに届くことがあった。通常は中身 ...

満員電車の空席 r+4,464

高校一年生のとき、電車で「ヤバそうなもの」に出くわした話 高校に入学したばかりの俺は、片道二時間の遠距離通学をしていた。通学時間のほとんどを電車の中で過ごす毎日。朝早い電車はいつも混んでいて、座れたら ...

霧に触れた手 rw+4,438

これは、大学時代の友人から聞いた話だ。 彼が大学二年の六月、奥多摩の鷹ノ巣山で体験した出来事について語ってくれた。彼は野生生物研究会というサークルに所属しており、山頂近くの避難小屋を拠点に、鳥類や小動 ...

お遍路と人形 r+5,473

去年の夏、田舎に向かう途中の体験だ。 車で二時間半ほどの道のり。さすがにずっと運転するのはしんどいから、途中のコンビニで休憩を取ることにした。駐車場で軽く体を伸ばし、目薬をさしてお茶を飲む。そうしてい ...

報告義務外 rw+4,470-0205

これは、私が不動産会社に勤めていた頃、退職間際の先輩から引き継いだ記録をもとにまとめた話である。 引き継ぎと言っても業務資料ではない。社内では共有されない、けれど誰かが必ず読まされる「生活報告書」だっ ...

花嫁の父が遺した未来 r+3,369

これは、ある結婚式の司会を務めた女性から聞いた話だ。 式場は、木々に囲まれた閑静なチャペルだった。柔らかな陽光がステンドグラスを彩り、厳かな雰囲気の中、挙式は進んでいった。感動的な誓いの言葉が交わされ ...

死海文書(死海写本)の謎 #5,854

2025/12/09   -短編, r+, 都市伝説

【ゆっくり都市伝説】死海文書(死海写本)の謎 死海文書の謎 やりすぎ都市伝説外伝 関プレゼンツ 「死海文書(死海写本) Dead Sea Scrolls」 「予言」、それは”未来に起こる出来事をあらか ...

袖の棒 rw+5,208

これは、大学時代の知人、森川から聞いた話だ。 森川はよく霊感が強いと言っていたが、当時の自分はまともに取り合っていなかった。そういう自己申告は、だいたい自分を面白く見せたいだけだと思っていたし、怖い話 ...

おつかれさまでーす rw+4,373-0131

2025/12/09   -短編, r+, 怪談

母が話してくれたのは、定年退職の少しあとだった。 長く勤めた工場を離れ、ようやく仕事の話を「昔のこと」として語れるようになった頃だ。 母は短大を出てから、その食品メーカーの工場で働き続けた。準社員とし ...

隠れ里伝説 r+4,090

今でも、あの時の湿った空気を思い出す。 鼻の奥にこびりついた、土と苔の匂い。 夏でもないのに、首筋に貼りついたTシャツの感触が、いまだに離れない。 あの日、俺たちは“隠れ里”と呼ばれる山間の集落跡を探 ...

【意味がわかると怖い話】ミコたん r+6,633

これは、刑事課に勤めている知人から聞いた話だ。 男は30代半ばで、やせ細った体をしていた。職場では目立たない存在だったが、ひとたびアイドル『ミコたん』の話になると表情が変わり、止めどなく語り始める。彼 ...

アケミちゃん r+5,080

あらすじ 大学生の清助は、友人の伊佐夫の家に向かう途中、電車内で「アケミちゃん」と名乗る可愛らしい女性と出会う。しかし、彼女の言動や所持品に不審な点が多く、違和感を覚える。さらにアケミちゃんは中華包丁 ...

ヒダル神 #5,000

昔、ゲゲゲの鬼太郎の実写版みたいので見た…… 山を歩いてるとき急に腹が減って、動けなくなることがあって、妖怪の仕業なんだけど、何か少し食べるとすぐ治るのね。 目に見えない餓鬼の仕業だって。 159 : ...

エスカレーターに乗っている母娘 r+5,139

とあるヨーロッパの国で留学していた頃の話だ。 まだ言葉がほとんど通じない頃、よく日本人の友達を家に呼んで飲んでいた。俺の住んでいた家は屋根裏部屋で、大きな丸窓から地下鉄の出口が見える。エスカレーターし ...

呼んだのは誰か rw+4,460-0202

2025/12/08   -短編, r+, 都市伝説

四年前のことだ。 その先輩は、当時付き合っていた彼女と一緒に出かける予定があり、途中で彼女の知り合いだという男女二人と合流し、結果的に四人で行動することになったらしい。 男女二人は、先輩にとっては初対 ...

日付変更線の忠告 rw+4,521-0121

俺が死んだら、骨の半分は海にまけ。 そう言い残す人間を、私は父以外に知らない。 自称ではなく、事実として父は海の男だった。漁船に乗り、港を転々とし、陸にいる時間より海にいる時間の方が長かった。そのせい ...

見張られている山 rw+5,632-0107

化学を専攻する理系の人間として、占いやオカルトに興味はあっても、それを現実と結びつけたことはなかった。 再現性のない現象は、観測者の主観に依存する。そう考えることで、世界は安全に保たれていた。 大学の ...

確実でないならば rw+3,845-0122

夜中の二時。男は薄暗い部屋でテレビをつけたまま、身動きもせずに座っていた。 眠れない理由は分からない。疲労は確かに溜まっているはずなのに、瞼の裏に暗闇が落ちてこない。頭の奥が妙に冴えていて、理由を探す ...

遊び半分で恐山に行ってはいけない r+5,589

これは、大学時代の友人・島田が語った話だ。 あの夏、暇を持て余したサークルの仲間六人で、肝試しをしようと盛り上がった末のことだ。廃墟や火葬場の夜遊びも経験済みの彼らが、さらなる刺激を求めて目指したのが ...

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