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短編 ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間

担々麺のうまい中華料理屋【ゆっくり朗読】

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うちは親父が海外出張ばっかで家にいないのが普通の家庭だったんだ。

718 :本当にあった怖い名無し:2012/06/24(日) 16:39:06.91 ID:mKp8RK1jP

母ちゃんも飯作るのが面倒な時(少量自炊するのってすごい面倒らしい)は知り合いがやってる中華料理屋によくいってた。

俺が中学上がってから母ちゃんがフィットネスジムに通いだして、ママ友とおしゃべりしたいときは「今日少し帰り遅くなるから中華屋のババァのとこで夕飯食べておいて」て言われてよく一人で食べに行ってた。

そこの中華料理屋ぶっちゃけ不味くてさ。
俺は行くの嫌だったんだけど母ちゃんからすると知り合い同士だし、俺が一人で急にいってもツケにしといてくれるから便利だったんだよ。
んで俺は金もないし腹は減るしでしょうがなく食いに行くわけ。
その中華屋はまぁ不味いわけだから客がいねぇのよ。

俺が行く夕方以降だとご飯ものはまずNG、朝炊いた米だから端の方で乾いた固い部分とか入ってる時あって食えたもんじゃない。
客が少なくて料理が出ないから野菜肉も基本古い。
だから俺は一番ましな麺類をよく頼んでたんだ。

ある日俺はいつものようにラーメン頼んで待ってたら、中華屋のババァがニコニコしながら「清助ちゃん、これ新しい麺のメニューなんだけど試してくれない?お題はいらないから♪」とかいってタンメンもってきやがったの。

俺は(ババァ余計なことすんじゃねぇ!ここじゃ野菜はアウトなんだよ!そもそも俺が御代払うわけじゃねぇし)て思いながらも口には出せずありがとうございます、て言ってモソモソ食い始めた。

俺は最初タンメンかと思ってたんだけど、よく見ると赤いしひき肉じゃなくて豚バラ使ってる野菜担担麺だったのね。
それが結構おいしくてさ。
俺はババァにおいしいっていってこりゃあ今度から担担麺一択だわ~とか喜んでたのよ。

それから俺は猛烈な勢いで中華屋に行くようになって担担麺を食いまくったんだ。

まぁラーメンとかって一回気に入ると中毒性でるじゃん?しかも辛いもんだから余計に食いたくなってさ。
多い時は朝行って夜行く時もあったくらいハマったのよ。

あまりにもうめぇからクラブの連中なんかにも進めて、親から小遣いもらってみんなで食いに行くこともあった。
そんでその内子供経由でうわさが広まって近所でその中華屋の担担麺が流行りだしたんだよ。

そんで俺があまりにも中華屋に行きたがってさ。
母ちゃんが飯作っても当時の俺は食べたがらないでよく喧嘩になってたんだ。
俺は親父が家にいないことが多いっていうのもあって、あんまり母ちゃん困らせたくないって考えが(母ちゃんは親父が出国した日の夜は心細くて泣いてた)ガキの頃からあって今まで母ちゃんに反抗することなんてなかったんだ。

そんなだったから普通だったらそこですごい怒られるんだろうけど、俺の場合やっと第一次反抗期が来たって思われたらしくて、家もある程度余裕があったから飯くらいは自由にさせようってなって毎日夕食は中華屋で取ることになった。

母ちゃんも知り合いのババァとお喋りできたから楽しかったし、俺も担担麺食って機嫌よく学校のこと話したりするから嬉しかったんだろうな。
担担麺食うようになってから半年くらいして母ちゃんが瓶詰された担担麺に入れてる味噌?みたいなやつを持ってきてくれたんだ。

その時の俺は知らなかったんだけど、中華屋も夜は待ちが出るくらい客が来るようになってて、そうなると毎日飯を食いに来てる俺を見て近所で『あそこの奥さん子供に夕飯も作らないで毎日外食させてるらしい』て陰口いわれだしてたらしいんだよ。

それを聞いた中華屋のババァが、その味噌があれば家でも似たようなもの作れるからってくれたんだ。

その味噌見て俺も喜んだよ。
早速母ちゃんがスーパーで買ってきた生めんのインスタント?タンメンに味噌入れて野菜ましましで食わせてくれたんだ。

そしたら中華屋と味が全く同じでうめぇんだこれが。
それからはもう野菜炒めに味噌入れたり鍋に味噌入れたりなんにでも入れて、俺は休日なんて3食味噌入りの料理食ってたの。

まぁみんなもここまで来たらわかると思うけど、その味噌になんか中毒性のあるやばい物が入ってたんだろうね。
家で食うようになって俺の体調がおかしくなってさ。
味噌を直接舐めるようになって食欲が異常に出たりいきなり笑いが止まらなくなったりしたんだ。

実は最初に味噌をもらった時に一回直接舐めたんだけど、その時は舌がびりびりしてとてもじゃないけど直接舐めれるものじゃないって思ってたんだ。
(中国でよく使うコショウみたいな粉、バーミヤンのから揚げとかについてる奴がはいってて直接舐めると舌がびりびりした)
それが完全中毒になってからペロペロ舐め始めるんだから明らかに異常だよな。

俺はよく暴れるようになったんだけど母ちゃんは味噌が原因だって気づかなかった。
中華屋のババァに何かの時に話した時にババァが超慌てて味噌で食わせるなって止めたらしい。

そのあと母ちゃんは知り合いに相談して、俺はよくわからん場所に送られて夏休みとその前後3か月くらい軟禁生活になったんだ。
薬とか飲まされたわけじゃないけど、毎日決まった時間に起きて決まった時間に寝て運動して食事して水をよく飲まされたのを覚えてる。

ちなみにその中華屋は今でも担担麺で繁盛してるし美味いって評判になってる。
そんでうちの町内は変質者がすごい多いし、殺人までは行かないけど刃物振り回したり車で人んちに突っ込んだりする事件が他の地域に比べるとかなり多い。
関係があるのかはわからないけどね。

一応夏に連れて行かれた先とかその後も色々あったんだけど、もし聞きたい人いたら書き込むよ。
幽霊系の怖い話じゃなくてすまん。

追申

あと朝からいったっていうのは午前11時の開店時間にいったんだ。
あさじゃないよな。すまない。
そのとき朝食を拒否してたから俺にとっては朝御飯だったんだ。

誤字脱字あったら指摘してくれて構わない。
多少乱暴な言葉とかでも全然気にしないので読みにくいところや意味不明なところあったらいってくれ。わかる範囲で補足するよ。

入院というか施設みたいなところに入れられたのは中華屋のババアの知り合いが口利きしてくれたらしい。ただ特別な施設って感じではなかったよ。

日付変わる頃に関連した小話を投下するよ。
前置きというか説明的なことが多いから今から飯食って書くとその頃になると思う。
暫しお待ちを。

***

連投すまん。

全く関係ないだが今鎌倉の風呂屋にいてこのあと飯食って帰ろうと思うんだが、冷水のみ機の上に登ってしゃがんで小便してる子供がいるんだがこれは注意した方がいいん

すまん子供どっか行った。
注意した方がよかったんだろうか…俺もう怖くてこの先風呂屋の冷水のめねぇ。

731 : ID:bJuJtkBs0

何それどんびきw
自分なら思わずゴラァ!!って叫んでるw
風呂屋さんに報告した方がいいんじゃね。

732 : ID:+egOPmF10

ウザくてすまんが、俺ラーメン屋を中国でやってるんだわ。よく牛肉麺とか湯麺食ってるが、全く思いつかん。
そんなに中毒性あるなら、売り上げアップのために教えてほしい。
今日は端午の節句の翌日だから、客がパラパラだ。

733 :ID:HQeeC7BO0

油と砂糖は過剰に摂取すると中毒性が生まれるよ
ラーメンなら油なのかな
油は舌を通してではなく脳で直接美味しさを感じるらしい
油で脳内麻薬のβエンドルフィンが分泌されて快感を得られるんだ
大して美味くないのにリピーターが多いラーメン店はこれ

734 : ID:AFS4/+L4O

とても素直な真摯なレスに胸を打たれた。
あまりにもうめぇからクラブの連中なんかにも進めて の所「勧めて」もしくは「奨めて」 正直とてもレベル高くて面白い話だった。
人肉ネタかと思いきや味噌に秘密があったとはな。

小便小僧はもしかして幽霊だったんじゃ?
夏に連れて行かれた先であった話も暇な時によろしく頼みます。

735 :ID:2OL0XE71P

最初冷水器に上って冷水を飲んでるのかと思っててそのあとちんこに冷水当ててるのかと思ってこいつマジキチやんと・・・
そしたら奴はまだ変身を一回残してて実は冷水器の冷水が出る口狙って小便してるだけだった。
俺呆然としちゃって何も言えなかった。

俺秋葉原の昭和通口方面の麺や武蔵っていう店のつけ麺が大してうまくもないのに中毒になりかけたからやっぱり油なんだろうね。

 

ここから中華屋の関連話です。

担担麺出してた中華屋はまだあるし客の入りも良いよう。
ただお客さんが入りだすと食材が回るから新鮮なもの出せるしそのおかげか今は”担担麺がうまい店”じゃなくて”中華のおいしい店”て評判の店になってる。
今もあの担担麺の味噌を使ってるかは不明。
母ちゃんとババァはあのあとも仲が良くて付き合いがあった。

俺が担担麺の味噌(味噌というか瓶詰された豆板醤とかああいう系)舐めまくっておかしくなった時母ちゃんに言われたのは「絶対に味噌のことは他人に言うな」てこと。
俺も正直やばい薬でも入ってたのかもって思ったけど今となってはわからない。
帰ったら瓶も捨てられてたしその話題は親父にも言えないことになってた。

ただその瓶は明らかに中国での市販のものっぽかった。
開けた時も真空されてたっぽいしラベルもちゃんとあったと思う。
上に書いてくれた人がいるように脱法ハーブみたいなきわめてグレーな漢方だったのかもしれない。

ただ前にも書いた通り最初直接舐めたときはバーミヤンのから揚げについてる山椒?を濃くしたような味がして舌がびりびりしびれたのだけは覚えてる。
というか山椒の味だった。

実際バーミヤンでなんだこの粉?と思って山椒をつけてから揚げ食ったら担担麺味噌と同じ味がして俺の脳が「これは食っちゃいけない!」て信号を発してから揚げをその場で吐き出しちゃったくらいだから。

うなぎでもそれあって食った瞬間吐き出した。
余談だけど俺は山椒食うと体がぶるぶるって震える。
バーミヤンの時は友人(鬼太郎好き)と飯食ってて俺があまりにも震えるから

「ぶるぶるじゃ!妖怪ぶるぶるが~にとりつきおったぞ!」

て最初冗談言ったんだけど俺の震えが止まらなくて本気で焦りだすくらい震えてた。
もし要望があればその時の友人の慌てっぷりも書くよ。
結構面白い奴でそいつの実体験であろう幽霊系の怖い話も聞いたんだ。

当時母ちゃんがもらってきた味噌の瓶は6本(段ボール丸々一個)で俺が食ったのは4本。
後半は飯だけじゃなくかっぱえびせんを味噌につけて食うようになってて4本目で直接舐めるようになりだした。

その頃テレビ見ても友達と話してもそれこそ箸が落ちただけで笑い転げてた。

友人に勧められたレトロゲードラクエ5でパパスがぬわー!とかいって死んだ時爆笑しすぎてスーファミバグったのを覚えてる。
もちろん冒険の書が消えた。冒険の書1が消えましたって書いてあったのに2も3も消えてた。

俺が入った施設は、施設っていうよりも民宿みたいなところで年上ばっかだった。
別に鉄格子があるとかそういうんじゃなくて普通にみんな和室部屋があってそこで共同生活するみたいな感じ。
そんでほとんど中国人っぽい名前だった。

俺のじいちゃんは中国人で俺にもその血は流れてるんだけど正直中国人は嫌いだし韓国人も嫌い。
ただその施設の人たちはすごく優しかったし今でも会えるんだったら会ってあの時は優しくしてくれてありがとうって一言お礼いうくらいならいいかなって思えるくらいだった。

長い前置きになって申し訳ない。ここからが本題になるんだけど

なんで俺がずっと中華屋のことをババァって言ってるのかっていうと別に俺が口悪いわけではなくて嫌いな理由があるんだ。

俺がこっちに帰ってきてすぐ中華屋のババァが俺に味噌のこと言わないでねって釘刺しに来たんだ。
そんで母ちゃんがいない時に俺の脚をめっちゃ強く踏んできて俺は?!て感じ。
まぁ気づかないで踏んだのかもしれないけどわざと踏んだとしたらおかしいだろ?

そんで結構前に俺の親父が海外で事故で死んだんだけどその時の葬式でも「お父さんは消されたんだよ」みたいなことを俺に言ってきたんだよ。
俺はかなり頭に来てさ。それ以来あのババァと朝通学路で顔合わせても挨拶もしないで通り過ぎるようになったんだ。
それまではちゃんと~おばさんって呼んでたんだぜ。

そんで魔の悪いことに、俺の親父が最後に帰国した時(その半年後くらいに事故にあった)に俺にこんな話をしたんだよ。

「清助、外国ではな、小さい子供や若い子の血を飲んで健康で若々しいままでいるっていうのが流行ってるんだ。お前は知らないかもしれないが実際に合法的に献血のような形で若い人たちから血を買ってお金持ちに売るっていうビジネスが近いうちにできるかもしれないっていうくらい外国の金持ちではメジャーなことなんだよ。そしてメジャーになればそれを金にしようとするやつらの中で悪いことをする奴らも出てくる」

そこまで聞いて俺も親父が何を言いたいのかわかったし親父もグロイ部分の話は言わずに話を進めた。

「皆人間だから少しくらい悪いこともするだろう。でも絶対にやってはいけない一線っていうものがある」

そういう話をしたんだ。
(本当はもっと長い話をしたんだけどそれを書くとめちゃくちゃ時間がかかるから飛ばします。ただその話を聞いて親父が外国でどういうものを見てきたんだろうって疑問に思うようにはなった。全部例え話だったけどそれくらい衝撃を受ける話だった)

まぁそういう話を聞いた後だったからババァの消されたんだよ発言が頭から離れなかったんだよね。
別に危ない仕事をしてたわけでもないと思う。社会保険だったしね。
俺は親父の仕事についてほとんど何も教えてもらってないけどネゴシエイターとかそんな関係だって一回聞いたことがある。
友達は「大使館とかそっち関係の仕事なんじゃねーの?」て言ってた。

そして決定的だったことが

これは母ちゃんの他の友人から聞いた話なんだけどババァが母ちゃんによく
「旦那さんは~さんをほったらかしにして大変ね。何かあったら私に言ってね」
「母親一人だとやっぱり怖いわよね。世間は物騒だし」
とか不安を煽りつつ自分は味方だみたいな発言をしょっちゅうしてたらしい。

親父が行ってる国で何かあると新聞とか持ってきて大丈夫かしら!心配だから電話かけてみたら?とかよく言って世話を焼いてたらしい。
そんな感じだから母ちゃんからするとババァは良い人で結構頼りにしてたみたいなんだ(実際困ったことがあるといろいろしてくれてた)。
そしてそれは俺が施設にはいった時期からもっとひどくなったらしい。

俺からするとババァはやっぱり中毒性のある何かを料理に入れて使ってて俺が4本も毒味噌を舐めるとかあほなことしてあんな事になってババァのやってることがバレないか心配で俺と母ちゃんが邪魔だったんじゃないかと思う。

そもそも俺がここに書き込んだのも理由があって俺今月中に今住んでるところを引っ越すからもしこの書き込みをババァが見てももうどうでもいいやってなったから書き込んだんだ。

母ちゃんはババァからの精神攻撃のせいかまだ若いのにボケて引っ越しと同時に施設に入れる予定。
俺はその施設の近くに引っ越して通勤は時間かかるけど施設に週の半分、残りは新しい家でヘルパーさんの助けを借りて母ちゃんと住むことにした。

もちろんババァに引っ越し先は教えない。

まぁさすがに恐いからババァの店が特定されるようなことはしないし母ちゃんがぼけたのも親父がもういないっていうのが一番の原因だからいいんだけどさ。

俺が思ったのはやっぱり人間が一番怖いってこと。
この辺の町内だけが異常に変質者率が高いとかババァが母ちゃんと俺におかしな態度取るのとか何一つ確実な証拠はないけどなんていうか本当に後味の悪い不気味なことってあるよ。
俺はもう引っ越すけどこれからあの中華屋周辺で何か大きな事件が起こっても俺は何もおかしくないと思う。

なんだかほとんど愚痴みたいになってすまん。とりあえずあったことそのまま書きなぐってみた。みんなも食べ物には気を付けてな。

夏に連れてかれた施設は上にも書いた通りみんないい人だった。

ただなんでお礼を言いたいとか書いたかっていうと実は変なことはあったんだ。
そんでその時にすごく良くしてくれたからそういう意味も込めて今からでも会えるならお礼くらいは言いたいって意味で書いたんだ。

この話はまた後日まとめられたら書き込みます。
中華屋と同じで落ちも何もない、でもなんかよくわからん謎な話なんだけど暇つぶし程度に読んでもらえればと思う。

恐怖の度合いでいったらぶるぶるがどうこう言った友人の体験談の方が怖い。

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