ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 kowainetの記事 」 一覧

履歴のない着信 rw+2,072

大学時代、俺にはたまに幽霊を見る癖があった。 部屋の隅に立っている人影。 夜道の向こうで、車のライトを抜けても消えない女。 見えても、関わらなければ問題はない。 そうやって距離を取ってきた。 例外が一 ...

撤去は一度だけ(読者参加型リライトコンテンツ)rw+5,948

これまでいくつもの奇妙な体験を記録してきたが、今回の話は過去形にできない。 今もなお進行中で、しかも身近で、逃げ場がない。念のため断っておくが、身元に関わる部分には最低限のフェイクを混ぜてある。理由は ...

帰らなかったもの nc+

晩秋のある日、幼い私は家の玄関先でひとり遊びをしていた。 学校から帰ってくる兄たちを待つ間、牛乳瓶やワンカップの空き瓶に小石や木の実を詰めては並べる、他愛のない遊びだった。 しゃがみ込んで下ばかり見て ...

自己認識は保たれている rw+7,235

都内のある病院のロッカーに、封もされていないカルテが一冊残っている。 処分の対象にもならず、誰も触れようとしない。 表紙には赤いマジックで、たった一文だけ書かれている。 「毎朝、すべてがはじめてです」 ...

そちらは、あなたの家ですか rw+4,743

土曜の夜だった。 その男は朝からパチンコに行き、五万円を失った。 競馬の資金にするはずだった金だ。 給料日まで一週間。 何も考えたくなくて、居間のソファに沈み、音だけ流れるテレビを見ていた。 古い一軒 ...

橋を描く子 rw+4,580

★赤い橋/読者参加型新ジャンル怖い話の紹介【ポッドキャスト】 高校生の夏、両親が旅行で留守になる間、俺は祖母の家で数日を過ごすことになった。 祖母は地元の児童保護施設で長年ボランティアをしていて、その ...

静かな部屋に残るもの rw+6,613

昔、建築関係の仕事をしていた先輩が話してくれたことがある。 彼は住宅リフォームを専門にしていたが、請け負う現場の多くは、人が亡くなった後の部屋だった。いわゆる事故物件だ。自殺、孤独死、病死。理由は様々 ...

祭りの日の余分な椀 nc+

私の祖母はいわゆる「みえる人」だったらしく、私は子どもの頃から、祖母にさまざまな怖い話や不思議な話を聞かされて育った。 これは、その中でも今になって考えると、妙に喉の奥に引っかかる話だ。 祖母は料理が ...

近所のにいちゃん《読者参加型リライトコンテンツ》rw+11,976

★近所のにいちゃん/読者参加型リライトコンテンツ【ポッドキャスト】 ↑ポッドキャストではこのリライトコンテンツの背景を詳しく紹介しています。 知り合いから聞いた、昭和の終わり頃に起きたという近所の大学 ...

横に置いたはず rw+574

山間の寒村で聞いた話だ。 昼でも山影が落ちる集落では、箸を白米に立ててはならないという。 理由は誰も言わない。 ただ、 呼ぶな。 開くな。 触れるな。 その三つだけを、ゆっくり繰り返す。 数年前、都会 ...

十円玉は返ってくる rw+5,893

あの夜のことは、吉野さん自身、最初は「ちょっとした怪談のネタ」くらいに思っていたらしい。 平成の終わりより少し前、まだ街角に公衆電話が当たり前に立っていた頃の話だ。 三連休前の金曜、中野駅近くの居酒屋 ...

【語り継がれる山の怖い話】シシノケ #22,923

【ゆっくり怪談】シシノケ【語り継がれる山の怖い話】 先日愛犬と一緒に地元の山にキャンプに行ったんだけど、そこで変なものを見たんだ。 文才ないしこうやってスレ立てるのもはじめてだけど、長くなるかもしれな ...

数が合わなくなる道 nc+

沈丁花の香りがすると、足が止まる。 それがいつからなのか、自分でもはっきりしない。気づけば春先になるたび、理由もなく歩調が乱れ、視線が低くなり、無意識に道端の植え込みを探すようになっていた。 中学生の ...

学校で女子生徒が次々倒れる「集団パニック」——“霊感の強い子”の噂と集団心因性疾患の正体 nc+

学校で、女子生徒が一人、また一人と床に倒れていく。過呼吸を起こし、泣き叫び、中には聞き慣れない低い声を出す者もいた——。こうした「集団パニック」は、特定の地域や時代に限った話ではありません。日本でも海 ...

むかさり(ムカサリ絵馬)#11,950

【ゆっくり怪談】むかさり(ムカサリ絵馬) 俺は今は大きなデザイン事務所に勤めてるんだけど 427 :本当にあった怖い名無し:2012/05/31(木) 19:40:21.57 ID:A9d0tpN10 ...

山に残った火 nc+

炭焼きの仕事というものが、どれほど人を山に縛りつけるものだったのかを、いま正確に想像できる者は少ない。 かつて各地の山中には、炭窯と小屋だけを頼りに、長いあいだ泊まり込みで炭を焼く杣人たちがいた。朝も ...

赤いスカートの子 nw+595

あれは、小学六年の春先だった。 教室の空気は重く、窓を開けても湿気が逃げなかった。黒板のチョークの粉まで、肌に貼りつくような午後だった。 ナツミが「こっくりさんやろう」と言い出したとき、わたしはすぐに ...

事故時刻三十分前 rw+5,864

あれは三年前の夏、俺が定時制に通っていた頃の話だ。 校則はゆるくて、免許を勝手に取って単車や車で来るやつも珍しくなかった。バレれば取り上げだが、正直、誰も気にしていなかった。 その日も放課後、ドリフト ...

猫の視線 nc+

隣の家には猫がいた。名前はキクという。 白と黒のまだらで、背中の毛が少しだけ逆立って見える、妙に年寄りくさい猫だった。 その猫は、隣家の婆ちゃんにだけ懐いていた。畑に行くときも、寄り合いに出るときも、 ...

『おっとい嫁じょ事件』その真相 #59,291

【ゆっくり怪談】『おっとい嫁じょ事件』その真相【ゆっくり朗読】 おっとい嫁じょ事件 鹿児島県の大隅半島周辺ではかつて「おっとい嫁じょ」なる奇習が存在した。 地元方言で「おっとる」というのは「盗む」の意 ...

ディアトロフ峠事件~死の山の九人 nc+

ディアトロフ峠事件を調べると、最後に必ず同じところへ戻ってくる。 なぜ死んだのか、ではない。 なぜ、外へ出たのか。 一九五九年の冬、ソ連のウラル山脈へ向かった九人の登山者は、全員が帰らなかった。彼らは ...

光の糸 nc+

散歩の途中だった。 季節は覚えていない。湿り気のある空気と、舗道脇の雑草の匂いだけが、今もやけに鮮明に残っている。私は当時まだ若く、高校で漢文を教え始めて数年目だった。歩くことが好きで、授業の合間や放 ...

透けているのはどちら nw+636

あの夜のことを、わたしはまだ思い出せない。 思い出せないというより、思い出そうとすると、どこかが先に思い出してしまう。 二週間、ほとんど眠っていなかった。眠ったのかもしれないが、起きている時間との境目 ...

外に出さないために rw+12,067

長野の山間部に残るある儀式について、民俗学者の先生から聞いた話だ。 場所は伏せる。県境に近い盆地の奥、小さな集落。冬になれば雪が二メートル積もり、国道から脇道へ入り、さらに林道を登らなければ辿り着けな ...

山の神の日 nc+

毎年一月十二日は、その土地では「山の神の日」と呼ばれている。 山の神が山に生えている木の数を数える日であり、その日は理由を問わず誰も山に入らない。森林組合でも伐採や巡視は完全に止まり、林道の入口には簡 ...

食べなきゃだめ ncw+711

小学校五年の春、私にはとても太っている友達がいた。 太っている、という言葉では足りなかった。子どもの目で見ても現実味がなく、どこか作り物のような大きさだった。机に腹が当たって前に寄れない。体育の時間は ...

家庭の味 rw+7,313

中学時代の同級生から、妙な話を聞いた。 彼の住む集合住宅から少し離れた場所に、個人経営の定食屋があったという。駅前の喧騒から外れた裏道にあり、夕方でも人通りはほとんどない。暖簾は色が抜け、何屋なのか一 ...

迎えに来た男 rw+4,406

2026/06/10   -短編, r+

母方の祖母、ローザは、日本人をひどく嫌っていた。 理由を誰も知らなかった。ただ母が父と交際を始めたとき、祖母は取り乱した。「日本人だけはだめ」と叫び、母を往復ビンタし、勘当を宣言した。それでも母は引か ...

反応 nc+

夜の工場というのは、昼間とはまるで別の顔を持つ。 機械の稼働音が止まり、照明も最低限に落とされた空間では、広さそのものが不自然に膨張する。音が消えることで、距離感と時間感覚が曖昧になり、普段なら気にも ...

無臭のあとに残るもの nw+745

父が死んでから、うちのトイレには二種類の匂いが棲みついた。 ひとつは煙草の匂い。 もうひとつは、うまく言葉にできない、鼻が本能的に拒むような悪臭だった。 煙草なんて私は吸わない。灰皿もない。来客もほと ...

呼ばれたのは誰か rw+9,101

あれは、去年の夏のことだ。 発端は、妹からの電話だった。 彼氏の家で、妙なものが出るらしい、と言う。若い女の子の姿で、廊下の水槽の前に立っているのを何人かが見たというのだ。それと前後して、彼氏の家族の ...

瞬きをしない rw+4,609

俺が小学校高学年だった夏の終わりの話だ。 二学期が始まっても登校してこない女子がいた。映子という。担任から、新しい教科書を届けてほしいと頼まれた。集団登校が同じだったからという理由だったが、本当は様子 ...

誰でもできる rw+5,011

呪いなんて信じない。 少なくとも、あの場にいるまでは、誰もがそう思っていた。 かつて、ある中学に次郎という不良がいた。仮名だが、地元で知らない者はいない。暴力、窃盗、恐喝は日常で、背後には暴走族の看板 ...

腹が減る話 nc+

私の祖母はいわゆる見える人だったらしい。 少なくとも、そういうふうに周囲から言われていた。 私は祖母に育てられたようなものだった。両親が共働きで、放課後や長期休みはいつも祖母の家にいた。だから怪談も不 ...

死者の愛 nw+706

祖母が亡くなったのは、十年以上前のことだ。 私は大学の課題に追われ、コンビニでカップ麺を選んでいた。帰り道、母からの電話に出た瞬間、言葉より先に異様な静けさが耳に残った。声が震えていたのではない。向こ ...

《代わり》nw+642

祖母の家の物置には、古いセルロイドのフィギュアが並んでいる棚がある。 昭和の初めに輸入されたという外国製の人形たちだ。白黒テレビの時代のキャラクターらしく、丸い目と大きな口をしている。ネズミと猫。いつ ...

火の匂いを知る女 rcw+7,607

蒸し暑さの残る午後だった。 投稿者は、当時、車の訪問営業をしていたという。 一日に五十件から多い日は七十件。玄関先で断られることにも、露骨な嫌悪の視線にも慣れていた。人の家をノックするという行為が、次 ...

歌っていた nc+

俺が小学校一年から六年までを過ごしたのは、オランダのユトレヒトという街だった。 親の仕事の都合で移り住んだだけで、特別な理由があったわけじゃない。 在蘭日本人の子どもは、たいてい日本人学校に通う。けれ ...

記録に残らない当番 nw+612-0108

工場での仕事は好きだった。 正確には、慣れていた。 同じ時間に起き、同じ服を着て、同じバスに乗り、同じ匂いの中で同じ動きを繰り返す。小麦粉と蒸気と油脂の混ざった空気は、最初こそ鼻についたが、数年もすれ ...

穴は埋まらなかった rw+7,385

南関東の、木々が異様な密度で絡み合う山々に囲まれた場所に、ほとんど人の出入りがない小さな集落があった。 村と呼ぶのが一番近いが、地図上ではただの山間部として処理されている。空気は重く、音が吸われるよう ...

本当に欲しい人:モノバコに届いた、削除できないコメント/志那羽岩子【Kindle出版】

「本当に欲しい人」は本当にそこにいるのか。削除できないコメントから始まる現代怪談 怖い話を読んでいて、いちばん嫌な気持ちになるのは、はっきりした幽霊が出てくる場面よりも、「これ、現実でも少しありそうだ ...

最初の利用者 nc+

久しぶりに実家へ帰ったとき、母がぽつりと「近所に火葬場が出来た」と言った。 声の調子が妙に沈んでいたので、最初は反対運動でもあったのかと思った。どこかには必要な施設だし、煙や騒音が出るわけでもない。田 ...

消えたのは、どちら nw+812

真夜中に帰宅して、襖を開けた瞬間、自分が自分と目を合わせた。 群馬県に住む吉野さんが大学生だった頃の話だ。猛暑の夜、終電を逃し、郊外の実家まで一時間以上歩いて帰ったという。古い瓦屋根の平屋で、庭の向こ ...

丘の資産計上 rw+5,640

これは怪談ではない。だが、私にとっては忘却できない出来事であり、今も決算書を見るたびに思い出す話だ。 私は外資系製造企業に勤めていた。昨年、C国への出向を打診された。内戦終結からまだ十年足らずの国で、 ...

住んでいたのは誰か rw+5,168-0116

名古屋の大学に通っていた松田(仮名)から聞いた話。 大学進学を機に一人暮らしを始めることになり、松田は市内で下宿を探していた。条件の良い物件はすでに埋まっており、ようやく見つかったのは大学からかなり離 ...

四階の先 rw+5,746

階段を昇っているときから、足音は一定の距離を保っていた。 俺が立ち止まれば止まり、歩き出せばまたついてくる。 四階に着き、廊下に出た。階段のすぐ横が401号室で、そこから順に402、403と続き、突き ...

神より高い場所 nc+

小さい頃、盆と正月だけは必ず父方の田舎に帰っていた。 四国の山間部で、最寄りの国道から車で一時間以上かかる。集落といっても十数軒が谷に沿って点在しているだけで、夜になると人の気配は完全に消える場所だっ ...

弁当箱が増える子 nw+601

秋山さんは、今でも昼休みの匂いだけは忘れられないと言う。 埼玉の山あいにあった県立高校。冬になると霧が廊下を流れ、杉林の影が教室の窓に貼りついたまま動かないような場所だった。 二年のとき、クラスに前後 ...

青葉台ガーデンヒルズの影:元刑事作家が暴く閉ざされた住宅地の秘密【中編ミステリー】#745-0220

■登場人物 神崎陽一(かんざき よういち) - 45歳、元刑事、現在はミステリー作家 身長180cm、やや痩せ型だが筋肉質。短く刈り込んだ黒髪に少し白髪が混じる。鋭い眼差しと穏やかな表情のギャップが特 ...

今、目の前にいます rw+6,775

奥の課の電話は、誰もいないはずの事務室で、いつまでも鳴り続けていた。 年末の追い込みで、彼は一人残業していた。規則で点けていいのは自席の電灯だけ。広い事務室の大半は闇に沈み、机の輪郭だけが黒い塊として ...

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