「 kowainetの記事 」 一覧
-
-
呼ばないで rw+9,466-0412
2026/04/18 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300珠美という女子生徒が、ある地方の公立高校にいた。 目立つほどではない。誰かの中心にいるわけでもない。ただ、学級名簿の中で、ちゃんと一枠を占めている。その程度の存在だったはずだ。 高校二年の春、同じクラ ...
-
-
右足だけの朝 nc+
彼が小学生だった頃の話だ。 その日は夕方から急に冷え込んだ。日が落ちる頃には、空気が張りつめるように冷たくなり、細かな雪が舞い始めた。山の方から吹き下ろす風が強く、家の瓦がときどき鳴っていた。布団に入 ...
-
-
【語り草w】俺の先祖は恐ろしい人物かも知れない #9,051-0412
2026/04/17 -中編, r+, 家系にまつわる怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話昨日仏壇を掃除していたら何枚かの古い文書が出てきた。 1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2006/06/25(日) 06:10:04.09 ID:WKtxtdPV0 その内の一枚に ...
-
-
手のひらに魚が増える話 rw+2,692-0416
2026/04/16 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
俺には、どうしても腑に落ちない記憶がある。 幼い頃の断片だ。消そうとしても消えず、むしろ年を重ねるほど輪郭がはっきりしてくる。 小さな海辺の町で暮らしていた記憶。 砂浜に松が並び、潮が満ちると根元まで ...
-
-
何もない道 nc+
彼が中学生だった頃の話だ。 通学には自転車を使っていた。田舎道で、車通りは少ない。朝と夕方はほとんど同じ景色が続く。その日は晩秋で、朝から曇っていた。 いつもの道に差しかかったとき、違和感があった。道 ...
-
-
鍵をかけた理由 rw+11,000-0118
2026/04/16 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300十数年前の夏、日が傾きかけた夕方のことだという。 蝉の声はしていたが、どこか遠く、膜を一枚隔てたように聞こえていた。 大学生だったまゆみさんは、夏休みのあいだ、お中元の配達のアルバイトをしていた。社用 ...
-
-
🚨150メートルで消えた少年~京都南丹市・安達結希くん事件と、ネット推理が生み出す現代の魔女裁判 nc+
更新履歴2026年4月15日(水):初投稿 子どもが消えた朝、150メートルの謎 2026年3月23日の朝8時ごろ、京都府南丹市の小学校近くで、11歳の男児が父親の車を降りた。その後、学校の防犯カメラ ...
-
-
顔の共有されない場所 nc+
2026/04/15 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
勤め先の飲食店で、スタッフとお客を合わせて十人以上が、まったく同じものを見ている。 店は路面の小さな店で、常勤のスタッフは店長と私だけだ。だから「共通している」という言い方が余計におかしいのだが、実際 ...
-
-
橋を渡っていない rw+4,590-0415
2026/04/15 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
俺は昔から、一人で出かけるのが好きだった。 休日になると、行き先も決めずに電車に乗る。知らない駅で降りて、適当に歩く。誰かに予定を合わせなくていいのが気楽だったし、見知らぬ町の空気に混じっていると、自 ...
-
-
困っていない一家 rw+9,643-0412
2026/04/15 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300近所の人たちが、やたらと食べ物を持ってくるようになったのは、一通の手紙が原因だった。 最初はよくある近所付き合いだと思っていた。「作りすぎたから」「実家から届いたから」と、煮物や野菜や菓子折りが届く。 ...
-
-
返したはずのもの nc+
2026/04/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
小学生の頃の話だ。 私は、悪いことが起こる前に、身の回りのものに茶色い泥のようなものが付くことがあった。 土の色をしているのに、手に取ると粘ついて、鼻に近づけると甘ったるい匂いがする。腐った果物と砂糖 ...
-
-
まだ起きていない場所 rw+1,817-0414
2026/04/14 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
叔母から聞いた話だが、今でも頭から離れない。 夜道を歩いている時や、横断歩道で車が減速する瞬間に、ふとあの光景が割り込んでくる。思い出すたび、あの場所だけが現実から少しずれているように感じる。 当時、 ...
-
-
なぜ毎回そこにいないのか nw+1,002
2026/04/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
大学時代の後輩が話してくれた話だ。 本気とも冗談ともつかない口調だったが、目の奥だけが妙に落ち着いていなかった。 場所は静岡の、とある交差点。東名高速の高架がすぐ脇を通っている、車通りの多い場所だとい ...
-
-
警察の裏は闇だらけ #7,678-0412
2026/04/14 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300, 兵庫県【ゆっくり怪談】警察の裏は闇だらけ 自転車に乗っていて、警察官にとめられて調べられたことは皆さんにも経験がおありだと思う。 以下の文章は、元兵庫県警察官である松本均氏の著書から引用したものである。 交 ...
-
-
それはうちのものではない rw+2,221-0414
2026/04/14 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
もう何年前のことだったか、正確な年は曖昧だ。 ただ、あの夜に腕を引かれた感触だけは、今も眠りの底で思い出す。 夏の終わりだった。親が京都へ行くというので、便乗した。 その少し前まで、私は三日間続くイベ ...
-
-
立っている前提 nc+
2026/04/13 -短編, 不動産・物件の怖い話, n+2026
中古住宅の売買仲介をして、引き渡しから数日後のことだった。 買い主の奥さんから電話が入った。 声は落ち着いていたが、内容が妙だった。 「この家、寒いんです」 クレームかと思い、築年数や断熱の話をした。 ...
-
-
大雪山SOS遭難事件 #13,444-0413
【ゆっくり怪談】大雪山SOS遭難事件【山にまつわる怖い話】 平成元年7月24日午後 北海道大雪山系の黒岳(標高1984メートル)から旭岳(標高2290メートル)へ縦走中の2人の登山者が行方不明になった ...
-
-
土に入れるな nw+412-0412
2026/04/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
今になっても、あの町の橋を渡るたび、喉の奥がひりつく。水を飲んでも消えない。 あの夜、川面に浮かんでいたものを見てから、渇きだけが身体の奥に残った。 父は酒が入ると、よく河童の話をした。 子供の頃の私 ...
-
-
立ち上がったもの nc+
2026/04/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
私の家には、今はもう人に貸していない小さな平屋の貸家があった。 駅からも遠く、間取りも古い。風呂は深く、天井は低く、畳はところどころ沈んでいた。私が小学生の頃までは細々と借り手がいたが、高校生になる頃 ...
-
-
身内だけでやるから nrw+258-0412
2026/04/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
あの夜の匂いは、今でも舌の奥に残っている。 雨上がりの舗装が吐く土の湿り気と、古い鉄を舐めた時みたいな、薄い渋みを含んだ匂いだ。友人Aの親に呼び出され、駅前の喫茶店で話を聞いた帰りだった。私は胸ポケッ ...
-
-
蛹化の神秘を解明したウィリアムズ博士の戦慄のサナギ実験 #78,487-0405
【閲覧注意!】変態(蛹化)の神秘を解明したウィリアムズ博士の戦慄のサナギ実験 蛹(さなぎ)は成虫の大まかな外部形態だけが形成された鋳型である その内部では一部の神経、呼吸器系以外の組織はドロドロに溶解 ...
-
-
まだ幼いなあ nc+1,053
2026/04/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
それは小学生の頃、夏のはじまりを感じさせる、少しむし暑い日の出来事だった。 朝露に濡れた通学路の脇に、一冊のノートが地面に伏せていた。誰かが落としていったのだろう。ページの端が少し破れている以外は、ご ...
-
-
柿の木のある家 rw+3,072-0412
帰省した翌日のことだった。 朝から雪が降り続いていて、屋根の雪が落ちる音だけが、ときどき遠くで腹に響いた。半年ぶりに戻った実家は、懐かしいというより、冬のせいで口数の少ない家に見えた。昼前、炬燵でうと ...
-
-
返送された年賀状 nc+
2026/04/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
先月、高校のクラス会で久しぶりに顔を合わせた。 酒も回って場が緩んできた頃、誰からともなく、昔よく話題に出ていた同級生Aの名前が出た。 Aは大学卒業前に縁談がまとまり、卒業式の直後に結婚した。高校時代 ...
-
-
式台の左側に立つもの nw+781
2026/04/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
実家の玄関には、古びた上がり框がある。 リノベーションはされているが、段差の多い古い家で、その中でも特にその段差は大きく、四十センチほどもある。そこに一枚板の式台が突き出している。祖父の話では、祖母の ...
-
-
見つけた者が打て rw+4,268-0411
2026/04/11 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
大学三回生の春、選択した民俗学の授業で、少し変わった助教授に出会った。 まだ三十代前半で、講義が終わってもすぐには教壇を離れず、学生に話しかけられると、そのまま雑談に入ってしまうような人だった。最初に ...
-
-
馬がいない rw+1,711-0411
2026/04/11 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
あの夜のことを思い出すと、今でも胸の奥に冷たいものが落ちてくる。 数年前、顔見知りに連れられて、場末のスナックに入った。 カウンターの奥には派手なドレスの女がいて、連れは小声で、「この人、たまに変なの ...
-
-
崩れる順番 rw+3,420
2026/04/11 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
あの道場には、たまに外から強い選手が来た。 県で勝っている高校生や、大学の強化選手、日本代表に入ったことのある大人までいた。子供だった自分には、それが当たり前の景色だった。強い人が来て、もっと強い人と ...
-
-
更新されない服装 nc+
2026/04/10 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
初対面の人に、ときどき「前に会ったことあるよね」と言われる。 社交辞令の一種だと思っていたし、実際そういう顔なのだろうとも思っていた。特徴がない。強い癖もない。記憶に残りやすい要素がない代わりに、誰か ...
-
-
聞こえていない言葉 rw+8,289
2026/04/10 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300あれは、妻が妊娠していた頃のことだ。 中期に入ったあたりから、彼女は異様なほど眠るようになった。眠気というより、意識がこちら側に定着していない感じだった。会話の途中でまぶたが落ち、そのまま数時間動かな ...
-
-
名簿にない文字 nc+
2026/04/09 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
職場に来る取引先の担当者から聞いた話だ。 製造業の工場で、毎朝、必ずどこかに同じ職員の名前が書いてあるという。 壁、床、作業台。場所は一定しない。誰かの悪戯にしては雑で、しかし毎日欠かさず現れる。ひら ...
-
-
笑ってるだけの男に人生を壊された話 rw+10,302-0401
2026/04/09 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300たいして面白い話じゃないが、大学時代の友人・保積の身に起きた出来事について書いておく。 保積には年上の姉がいて、ある時期、執拗なつきまといに悩まされていた。警察沙汰にはしたくないという姉の意向で、保積 ...
-
-
停止後の画面 rw+1,873-0408
2026/04/08 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
宮城県大学四年の夏、友人と妙な実験をした。 題して「幽霊はデジタル化されるのか?」。 今にして思えば、あれは実験なんかじゃなかった。ただ、見てはいけないものを、記録できるか確かめに行っただけだ。 向かったの ...
-
-
確認してから落ちた nc+
2026/04/08 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
夜のビルは、昼とはまったく別の建物になる。 人がいなくなるだけで、音の質が変わる。空調の低い唸り、配電盤の奥で鳴る微かな振動音、遠くの道路を走る車の気配。それらが均等に広がって、建物全体がひとつの生き ...
-
-
写真の中の祖父 rw+4,813-0408
2026/04/08 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
中学一年の春、祖父が死んだ。 何の前触れもない死だった。 祖母と二人で温泉へ行き、その日の夜、帰ってきてから倒れたらしい。心筋梗塞だったと、あとで大人たちは言っていた。朝まで元気に歩いていた人が、その ...
-
-
叩く役 rw+8,943-0119
2026/04/08 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話俺の知り合いに、お祓いを生業にしている女がいる。 知り合いと言っていいのか分からない。友人でもないし、仕事仲間とも違う。ただ、定期的に顔を合わせ、同じ現場に立つ関係だ。 最初に会ったのは、最寄り駅前の ...
-
-
閉まっていたはずの内側 nc+
2026/04/07 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
息子が二歳のときに、今の家を建てた。 それまで畑だった土地で、さらに遡っても雑木林程度だったと聞いている。地盤調査も問題なく、ごく普通の新築だった。 入居して間もなく、息子が「鈴の音がする」と言い始め ...
-
-
🔴無料キャンペーン🔴4/7~4/11【Kindle出版】伝聞怪談6: あたしが蒐めた怖いお話
2026/04/07 -Kindle
伝聞怪談6: あたしが蒐めた怖いお話【Kindle Unlimited】 出版社より 《これは、単なる怪談ではない。実際に語られた、戦慄の記録》背筋を凍らせる恐怖が、すぐそこに。「伝聞怪談6:あたしが ...
-
-
🔴無料キャンペーン🔴4/7~4/11【Kindle出版】伝聞怪談5: あたしが蒐めた怖いお話
2026/04/07 -Kindle
伝聞怪談5: あたしが蒐めた怖いお話【Kindle Unlimited】 出版社より 魅惑的で背筋が凍る、怪談の世界へようこそ!都市伝説、異界からの囁き、そして現実と非現実の狭間を彷徨う恐怖体験がぎっ ...
-
-
🔴無料キャンペーン🔴4/7~4/11【Kindle出版】伝聞怪談4: あたしが蒐めた怖いお話
2026/04/07 -Kindle
伝聞怪談4: あたしが蒐めた怖いお話【Kindle Unlimited】 出版社より 【禁断の扉、開きますか?】日常に潜む異形と戦慄の怪談集「それ」は、すぐそこにいるかもしれない――。何気ない日常の裏 ...
-
-
🔴無料キャンペン🔴4/7~4/11【Kindle出版】伝聞怪談3: あたしが蒐めた怖いお話
2026/04/07 -Kindle
伝聞怪談3: あたしが蒐めた怖いお話【Kindle Unlimited】 出版社より 日常に潜む恐怖、それはすぐそこに――ネット掲示板の書き込みから、身近な人の体験談、そして何気ない会話の中から聞こえ ...
-
-
🔴無料キャンペン🔴4/7~4/11【Kindle出版】伝聞怪談2: あたしが蒐めた怖いお話
2026/04/07 -Kindle
伝聞怪談2: あたしが蒐めた怖いお話【Kindle Unlimited】 出版社より ついに登場――『伝聞怪談 第二弾』 おかげさまで、第一弾『伝聞怪談』は、多くの読者の皆さまから熱いご支持をいただき ...
-
-
🚨無料キャンペーン🚨4/7~4/11【Kindle出版】怖いお話ネット未公開コンテンツが電子書籍になりました。
2026/04/07 -Kindle
伝聞怪談1: あたしが蒐めた怖いお話【Kindle Unlimited】 出版社より 本書は、怖い話まとめサイト「怖いお話ネット」(kowaiohanasi.net)との特別なコラボレーションによって ...
-
-
先に呼ばれていた rw+7,451-0407
母がまだ二十代で、結婚もしていなかった頃の話だ。 その日、母は大阪の会社で仕事を終え、同僚と一緒に事務所を出た。春先の夕方で、風がぬるく、街の空気には土埃と排気ガスが混じっていたという。通りの向こうで ...
-
-
名前はええわ rw+7,435-0102
今年の夏、建設会社で短期バイトをした時の話だ。 経験不問、日給一万三千円。相場より明らかに高かった。理由を深く考えなかったのは、金に困っていたからだ。面接は雑で、履歴書もろくに見られず、その場で「明日 ...
-
-
赤い店 rw+4,748-0406
これは、あるマンションの住人から聞いた話だ。 そのマンションが建ったのは十年ほど前で、駅前の便利な場所だった。新築の分譲で、下の階にはいくつも店舗が入り、開業したばかりの頃は見物に来る人までいたらしい ...
-
-
掴んだ nc+
2026/04/06 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
朝、目が覚めると体調がかなり悪かった。今日は休むしかない、と判断した。 約束があったのでキャンセルの電話をしなければならない。 横になったまま、右手を伸ばし受話器を掴んだ。 冷たい、ツルツルした固い受 ...
-
-
草の生えない土地 rw+7,396-0401
2026/04/06 -短編, r+, 怪談
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話小学三年のとき、あの村にひとりの少女が越してきた。 名前はミキ。よく笑い、よく走り、いつもクラスの中心にいる子だった。 最初から、どこか違っていた。 彼女はときどき、誰もいない場所に向かって手を振った ...
-
-
去っていかない足音 nc+
2026/04/05 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
退院する前日の夜だった。 消灯の時間になり、ベッドの上で目を閉じたり開けたりしながら、眠るタイミングを探していた。個室は静かで、機械音もなく、空気だけがやけに乾いていた。 そのとき、廊下を歩く足音が聞 ...
-
-
丸のついた子 rw+8,638-0401
2026/04/05 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300あの朝のホームルームで、私ははじめて、自分の家の中身を人前に置いた。 小学校二年の冬だった。夜のあいだに家に誰かが入った。朝起きると、私の部屋の引き出しは全部引き出され、机の上のものは床に落ちていた。 ...