ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 kowainetの記事 」 一覧

返しは終わっていない rw+10,981

大学時代、同じゼミに奄美大島出身の男がいた。 物静かで、地元の話題になるといつも視線を逸らすやつだった。観光地や方言の話ならまだしも、昔話や家の由来の話になると、明らかに口数が減る。 ゼミ合宿の夜、酔 ...

白帯の通り道 rw+3,000

白く潰れた草 中学時代の友人と久しぶりに顔を合わせた席で、その男だけが妙に酒を減らさなかった。酔えば軽くなるはずの話を、酔わずに抱えているように見えた。 高校三年の夏、六人で海沿いのコテージに泊まった ...

誰も立っていない位置 rw+6,613-0107

職場の同僚と居酒屋で飲んでいたときに聞いた話だ。 話してくれたのは、設楽という青年だった。都内の大学に通いながら、繁華街のチェーン居酒屋で長くバイトをしている。特別目立つところのない、ごく普通の学生だ ...

固定電話の声 rcw+11,501-0109

兄の十三回忌の準備で実家に戻ったのは、十月の半ばだった。 朝晩の空気はすでに冷たく、駅前の街路樹がまだらに赤く色づき始めていた。帰省のたびに感じる、土地の匂いがしない町だった。私たちは長く一箇所に留ま ...

記録されないもの rw+4,884-0114

文化人類学の講義に出ていた先輩から聞いた話だ。 中部地方にある大学の民俗学研究室で、憑き物筋をテーマにしたフィールドワークが行われた。指導教官はその分野では名の知れた教授で、過去にも何度か調査報告を学 ...

宗教、このうえもなく恐ろしいもの #4,503

2025/07/19   -中編, r+, カルト宗教

宗教、このうえもなく恐ろしいもの【ゆっくり朗読】 Yahoo知恵袋より ID非公開さん;2020/9/5 17:19 ヨシュア記はありがたい聖典なんですか? 「皆殺しに」と何度も出てくるそうですが。 ...

また、か rw+4,594

高校を卒業するまで住んでいた町の外れに、白い二階建てがあった。 今では「幽霊屋敷」と呼ばれている家だが、当時はただの空き家だった。庭は手入れの跡を残し、外壁もまだ新しかった。窓ガラスは曇っているのに、 ...

出来なんだ rw+3,284

昔話だと思ってくれていい。そうやって笑ってくれたほうが、たぶん安全だ。 だが、これはじいちゃんの話であり、そして今は、俺の番の話だ。 じいちゃんは山で生きていた。遊びではなく、生活として山に入っていた ...

登ってくる足跡 rw+4,425-0114

現役のアメリカ海兵隊士官から聞いた話だ。 酒が入った夜だった。場が緩み、誰かが硫黄島の話題を出したとき、その士官は少し黙ってから、低い声で言った。 「あれは……本当に、おかしい夜だった」 太平洋戦争末 ...

目を合わせてはいけない常連 rw+7,295-0127

某チェーンの居酒屋でバイトしていたのは、もう何年前になるのか。 少し前のことのようにも、ずいぶん昔の出来事のようにも感じる。はっきりしているのは、あの店の匂いと音と、そして一人の男の目だけは、今も曖昧 ...

午前二時の廃病院 rw+3,431

大学三年の夏だった。 学業よりも酒とバイトが中心で、同じ居酒屋で働く連中と夜な夜な集まってはくだらない話で夜を潰していた。井上と田尾、それに井上の彼女の日出子。あの頃は、四人でいることが当たり前だった ...

封じ箱 rc+4,506-0121

俺が中学三年の春、祖父が死んだ。 胃癌だったと聞いたが、医者の口調も親の反応も曖昧で、真相はよく分からなかった。 初孫ということで、俺はとても可愛がられた。小さい頃は祖父の膝に座りながら、本を読んでも ...

閉められたドア rw+4,172-0131

2025/07/17   -中編, r+

高校の敷地は、山のてっぺんにあった。 俺の家は海の近くで、毎朝、坂を越えて通っていた。自転車を立ち漕ぎしなければ登り切れない急斜面で、帰りは一気に滑り落ちるように下る。そのときに耳を切る風の音だけが、 ...

天明大飢饉の凄惨な記録 #6,348

【ゆっくり怪談】天明大飢饉の凄惨な記録 ウチの地域(山間部)で実際に起きた歴史。 1783~1784年。世に名高い「天明の大飢饉」があった。 我が南部藩でも沢山の人間が死んだ。 南部藩がまとめた『南部 ...

善意の頁 rw+9,916-0115

私の名は伊部千恵子。 県内の総合病院に勤務して十年になる。急性期病棟は常に慌ただしく、患者は入れ替わり、判断は早さを求められる。それでも仕事に誇りはあった。誰かの役に立っているという実感だけは、確かに ...

俺が車中泊をやめた理由 rw+30,114

駐車場の真ん中に停めた理由は、自分でもよくわからない。 車中泊は、昔からの癖だ。目的地を決めずに走り、灯りの途切れる場所まで来たらエンジンを切る。毛布を敷き、天井を見上げ、外界と一枚のガラスで隔てられ ...

付き合ってた彼は七年前に死んでた rw+3,367-0203

あの人の声が、今でも耳の奥に残っている。 「俺を裏切った元カノはみんな不幸になってるんだ」 そう言って、彼は笑った。冗談めいた調子だったが、目だけが妙に乾いていた。 「前の前の彼女は、母親が死んだ。そ ...

見ていただけ rw+5,243-0127

私があの中学に入ったのは、親の見栄のためだった。 地元の公立に行けば、友達もいたし、顔と名前が一致する世界でそのまま成長できたはずだ。それを、母は嫌った。「親戚にこれ以上バカにされるのは耐えられない」 ...

深夜2時、SAで乗せた女の話 rw+4,519-0217

浜名湖で仮眠を取らなければよかったと、今でも思う。 あれは数年前、関西に住む彼女に会いに行く途中だった。三連休の初日、東京を夜の十一時過ぎに出た。仕事終わりで疲れていたが、気持ちは妙に高ぶっていて、眠 ...

アガリビト #49,493

山は怖い。何が怖いって幽霊とか動物とか天候とか色々あるけど、一番怖いのは人間。 お前ら山とかいって開放的になるだろ?すがすがしいな~ってなるだろ? あれは一種のボーダーラインを越えそうになってるから。 ...

死ぬべきだった日 rw+1,709-0211

隣に住む奥さんが言ってくれたの。 「うちは賑やかすぎるくらいだから、たまにはお茶でもどう?」って。 その声はやさしくて、窓越しに見える食卓には、いつも誰かの笑い声が重なっている。でも、あたしには少し眩 ...

無信心な俺が新興宗教信者の手伝いするハメになった(片付けの手伝い)#4,165

【ゆっくり怪談】無信心な俺が新興宗教信者の手伝いするハメになった 十年くらい前になるかな。俺は三流大学に通う苦学生だった。 83: 本当にあった怖い名無し 2010/07/02(金) 08:56:59 ...

助走 rw+3,600-0217

高校の頃、俺は短距離をやっていた。 百メートルだけは、誰にも負けたくなかった。 夜、部活が終わったあとも走った。家の近所に、ちょうど百メートルぴったりの橋があったからだ。街はずれの古い橋で、街灯は少な ...

ちょっと鬱になるクレヨンしんちゃんのシロの話 #8,757

ちょっと鬱になるクレヨンしんちゃんのシロの話【ゆっくり怪談】 クレヨンしんちゃんの、シロがメインの話は結構後味悪いのが多い 920 :本当にあった怖い名無し:2015/01/18(日) 16:12:5 ...

【意味がわかると怖い話】持統天皇のお気持ち #3,867

【意味がわかると怖い話】持統天皇のお気持ち【ゆっくり朗読】 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 538 :本当にあった怖い名無し:2016/07/22(金)18:34:13.72 ...

女人禁制の島でみたもの #5,409

【ゆっくり怪談】女人禁制の島でみたもの 1998年頃、俺が小学校六年の時の話。 2013/01/28(月) 19:06:36.83 ID:lcjgjfPO0 二年に一度、夏休みに母親の実家である山形県 ...

『広島新交通システム橋桁落下事故』にまつわる不思議な話 #60,392

広島新交通システム橋桁落下事故 当時建設中であった広島高速交通広島新交通1号線(愛称アストラムライン)の工事現場で、橋桁が落下し、一般人と作業員23人が死傷した。 1991年(平成3年)3月14日午後 ...

村の九割が《いとこ結婚》血族結婚・調査報告書 #7,167

村の九割が《いとこ結婚》血族結婚・調査報告書【ゆっくり朗読】 悪影響なし血族結婚 [出典:昭和16年8月4日付 大阪朝日新聞] 九割が"いとこ結婚" 健康異状なし、五人兄弟従軍の家 血族結婚村報告書 ...

白紙の観察者 rc+7,374-0122

大学に通い出して二年目。 思い描いていたキャンパスライフはどこにもなかった。人と話すのが怖くなって、講義もサボりがちになって、バイトも辞めた。誰かに必要とされていないという感覚が、骨の髄まで沁みてきて ...

火気厳禁の丘 rw+4,356-0119

私は、何度もあの丘を見上げて育った。 町の外れにある、ただの小高い盛り土。畑に囲まれ、道も舗装されていない。季節ごとに草の色が変わるだけで、特別なものは何もないはずだった。 けれど、ある時ふと気づいた ...

台湾ブラック:恋と呪いのトレードオフ~エリートの家に入り込んだ、名前のない闇。#5,031

【ゆっくり怪談】蠱毒な女(こどくなおんな) 台湾人の俊賢とは、彼が日本語勉強で日本滞在中に友達になりました。 912:あるHPよりコピペ 投稿日:03/08/10 20:20 アメリカで教育を受け、父 ...

誰も拾わなかった視線 rw+8.942-0116

地元に戻ってきてから、あの道を避けて通るようになった。 通勤路としては近道だし、危険な場所でもない。それでも、あそこを通るたびに、胸の奥がじわじわと締めつけられる感覚がある。 国道沿いの林の縁だ。ガー ...

空室の中身 rw+9,121

大学三年の春、知人の紹介で裁判所関係の清掃バイトを始めた。 就活の資金が欲しかった。割がいいという一点だけで内容もろくに聞かずに引き受けたのが失敗だったのかどうか、今も判断がつかない。 初日の集合場所 ...

刀にまつわる怖い話 #+4,789

怖い話ではないと思うが、現在進行形で起こってる話。 720 刀 2006/12/22(金) 12:38:16 ID:E6ar14uE0 文才もないんで事実だけを並べてくよ。 俺は今、一九歳で二回生に上 ...

なんも聞いてないな rw+4,123-0122

猫だけは殺すな【ゆっくり朗読】 2006年の夏、高知県香南市赤岡町を訪れた。 目的は二つあった。一つは夜の闇の中、ろうそくの火だけで絵を見るという「絵金祭り」を自分の目で確かめること。もう一つは、赤岡 ...

【名作怖い話】幽閉児 #5,957

【ゆっくり怪談】幽閉児【名作怖い話】 荒野のようだ その住宅街に来て、俺は一番にそう思った。 新興住宅地として開発されて十年以上経つらしいが、家はポツポツとしか建っておらず、整備されて白茶けた土地ばか ...

欠番の客室 rw+4,355-0109

都内のあのホテル。名前を聞けば誰でも知っている。 上品な内装に、行き届いた接客。格式だけが静かに積み重なったような場所だ。 母方の伯母と祖母が、そこに泊まる予定だった。二週間前から予約していたという話 ...

白いスーツの男 rw+6,901

会社勤めをしていた頃、二十歳そこそこの私は、どこにでもいる普通の事務員だった。 外壁の修復工事で出入りしていた男、市川と出会ったのは初夏だったと思う。日焼けした腕、ヘルメットの跡が残る額、無精髭の奥で ...

七〇七号室 rw+4,541

わたしの帰り道には、いつも同じ風が吹く。湿った夜気が頬を撫でると、あの日の声が蘇る。 週末の夜だった。終電は逃していないが、日付が変わる寸前の時間。会社の最寄り駅からマンションまでの道は、人通りがほと ...

足元の庁舎 rw+3,783-0209

あの靭帯を切った日から、左足だけが他人のものみたいに冷たい。 痛みはない。動かそうと思えば動く。けれど、足首の奥に、何か余計なものが入り込んでいる感じが消えない。骨と骨の隙間に、指を差し込まれているよ ...

空いた座布団(読者参加型リライトコンテンツ) rw+1,860-0120

あれは一九九六年の六月下旬、梅雨の湿気が肌にまとわりつく夜だった。 俺はリフォーム会社の営業で、取引先である田中さんの自宅を訪れていた。田中さんは五十代半ばの男性で、郊外に建つメゾネットタイプの集合住 ...

三十秒おきに鳴るもの rw+3,900-0217

アンティーク好きの彼女と骨董市を回るのは、ここ最近の週末の習慣だった。 俺は古着やファミコン目当て、彼女は古い玩具や置物。見る棚は違っても、同じ空気の中にいるのが楽しかった。 その日も一通り見終え、帰 ...

自分の葬式を聞いた話 rw+7,454

夜、薄闇を裂くようにして蛍光灯の明かりが街を漂白していた。 光は路面を白く削り、影だけがやけに濃く残る。眠れなかった。喉が焼けるように乾き、部屋の空気が薄く感じられた。時計は午前二時を少し回っていた。 ...

不法侵入に対する正当防衛は、法的に幽霊や化物の存在を、暗黙のうちに前提にしている件 #4,825

先日、親戚の葬式があった。 421 名前:あなたのうしろに名無しさんが…… 投稿日:2003/04/29 15:53 そこで、検事をやってる叔父と久しぶりに会った。 通夜の席で叔父と二人で酒を飲んでい ...

二つの枕 rw+6,927

地図から消えかけた山の集落がある。 舗装の剥げた一車線の道をいくつも折れ、峠を越えた先にひらける小さな盆地だ。いま残っているのは墓石と、壁の崩れた蔵、それに数軒の空き家だけ。夜になれば、街灯の数より星 ...

まだ来ていない足音 rw+3,487

職場の休憩室で、何気ない雑談の流れから、私は自分の過去の話をした。 子どもの話だ。 「ちょっと不思議なことがあってね」と前置きしてから話し始めたのに、話し終えたあと、なぜか私は妙な後悔に襲われた。口に ...

ジンカン~人間をついばむカラスはすぐ殺せ《ホラーテラーさん》#18k

「人間をついばむカラスはすぐ殺せ」 「でも、そんなカラス見たことないよ。カラスは、人間が近づくと逃げて行くよ?」 「見たことがないなら、いい。だけど、見つけたらすぐ殺せ」 「……なんで?」 「……」 ...

いのーこの夜 #3,584

大学を出てからの話だ。 俺は田舎を離れ、大阪で就職した。慣れない仕事に追われ、最初のうちは休みもままならなかった。両親は「無理するな」と言ってくれたので、それを言い訳にして、結局五年も帰省しなかった。 ...

表示されない階 rcw+4,594-0206

2025/07/06   -短編, r+, ほんのり怖い話

あれは十年以上前のことだ。 俺がエレベーターの保守点検をしていた頃、都内の繁華街にある八階建ての雑居ビルでの作業だった。駅前で人通りも多く、昼夜を問わず人が出入りする建物だ。受付で管理人に声をかけ、各 ...

石の裏の名 rw+4,334

夜ごと、名前を呼ばれる。 低く、湿った声で、確かに私の名を。 盲目の住職、無庵和尚に随行し、恐山を訪れたのは十年以上前のことだ。あの巡礼から戻って以来、私は眠りの底で必ず同じ場所に立つ。硫黄の匂いが鼻 ...

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