ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 kowainetの記事 」 一覧

回すな rw+2,906

それは、私がまだ土木事務所に入ったばかりで、現場の名前もろくに覚えていなかった頃の話だ。 事務所のいちばん奥に、ほとんど声を出さない老人がいた。書類の束を前にして、毎日同じ姿勢で座っている。誰かに話し ...

あの日、目を覚ましたのは誰か nw+424

あの日の朝だけが、記憶の中で異様に鮮明だ。 三十年近く経つのに、そこだけ輪郭が削れない。ほかの幼少期は霞んでいるのに、その朝の空気だけは冷たい刃物のように残っている。 目を覚ましたとき、家の中は音がな ...

鳴っていない時間 nc+

半年ほど前、職場で体験した話だ。 私は特別養護老人ホームで介護職として働いている。曜日感覚は早い段階で失われた。日曜だろうと祝日だろうと、利用者にとってはただの一日で、こちらもそれに合わせて動くだけだ ...

その神棚は、娘の願いを叶えすぎた。#9,846

私は神社の家系に生まれ、霊能力者を生業としている者です。 三年前に訪れたお客様の話ですが、今でもどうしても考えてしまって胸が苦しくなる想いなので、もう時効かと思いますので吐き出させて下さい。 2015 ...

五年しか生きていない rw+4,109

私は三十一歳の女だ。 一番古い記憶は、小学校高学年の頃、階段の下で泣いている場面だ。母が怒鳴り、殴り、蹴り、「金を返せ」と叫んでいた。私は何をしたのか分からなかった。ただ、万単位の金が消えていると言わ ...

外側に貼られた札 nw+405

あの日のことを思い返すと、胸の奥に重たい沈殿物のような感覚が残る。 十四年前、多摩川の河原で見つけた穴に、私は自分の意思で入り込んだ。 親戚の葬式だった。同年代はおらず、読経と湿った線香の匂いに飽きて ...

山に蛇がいない理由 nc+

Kさんの話を聞いたのは、山に関わる怪談ばかりを集めていた頃だった。 人づてに「あいつに聞けば何か知っている」と言われ、半ば噂話の延長で引き合わされた。 Kさんの祖父は、生前この集落で知らぬ者のいない人 ...

切る側の村 rw+21,128

福岡県の山間に、かつて村があった。 知人の記者が、酒の席でぽつりと漏らした話だ。 三十年前に取材したその村は、いまは地図にも載っていないという。 炭鉱で栄えた土地だった。昼夜を問わず掘削音が響き、黒い ...

約束された日は、一日も違わなかった rw+2,772

嘘か本当かは、わからない。 ただ、思い出すたび、今でも背中がひやりとする。 小学生の頃、毎日のように遊んでいた「じいちゃん」がいた。 血のつながりはない。近所に住んでいた、妙に物静かな老人だった。母は ...

ご健在でしたか rw+5,858

2026/09/03   -短編, r+, ほんのり怖い話

あの現場では、床下から何かが出ることを、依頼主だけが知っていたらしい。 古い蔵を改築した、小さな平屋だった。二間とキッチンしかなく、重機を入れるまでもない。 現場を見たときは、楽な仕事だと思った。 依 ...

止まったままの車 rw+2,219

研究棟を出たとき、構内はすでに閉鎖時間を過ぎていた。 大学三回生の秋だった。湿り気の残る空気に、夜だけが先に冷えていく。山の上に建つ小さな大学で、周囲に店も民家もない。最終バスはとうに行ってしまい、残 ...

戻ってきた先生 rw+1,960

元支援員のMさんがX学童で「長」になった年、男子トイレが内側から施錠されるようになった。 もちろん、中には誰もいなかった。 十年以上前、Mさんが勤めていた公立の学童保育所は、A館とB館に分かれていた。 ...

わたしの隣に立っていた子 rw+2,410

エジソンの竹で知られる京都市のはずれ。 暑さが肌に貼りつく初夏の日、母に連れられて遠縁のFさんの家を訪ねた。 まだ「市松人形みたい」と言われていた頃の話だ。あれは褒め言葉ではない。そう言われるたびに、 ...

虹色は戻らない rw+2,627

あれは、ほんとうにあったことだったのか。 そう問われると、いまでも答えに詰まる。ただ、夢だったと言い切るには、あまりに手触りが残りすぎている。 四歳か五歳の頃のことだ。 記憶は遠く、ところどころ欠けて ...

数が合わない夜 ncw+431

中学の同級生から聞いた話を、あたしはいまだに自分の記憶から切り離せずにいる。 忘れようとしても無駄だった。思い出そうとしなくても、匂いや音のほうから勝手に戻ってくる。湿った夜気のざらつき。夏の終わり特 ...

両方で願え nc+

二つの神社があった。 登山道というより、谷底をなぞるように続く古い作業道の途中だった。両脇を切り立った斜面に挟まれ、空は細長く裂けた帯のようにしか見えない。人の気配はなく、鳥の声も谷に吸われて反響する ...

傷【祟られ屋シリーズ】#7,228

【ゆっくり怪談】傷【祟られ屋シリーズ】 以前、俺は韓国人の『祟られ屋』の所に半年ほどいた事がある。 211 傷 ◆cmuuOjbHnQ 2007/03/10(土) 00:01:52 ID:WmdfX0 ...

祟り神(疫神)を祀る神社 #9,660

【ゆっくり怪談】祟り神(疫神)を祀る神社 私の実家は元被差別部落だった(と、思われる土地)にある。 517 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 10:13:29 ID:FiiTfcM ...

玄関に立つもの rw+4,356

俺の実家には、なにか“いる”。 正確に言えば、いるらしい。 自分には見えない。昔からそういうものが一切わからない。 だが、見える人には、はっきりと見えるという。 身長は二メートルを超え、肩幅は門柱みた ...

二度目の夕方 nw+470

中学三年の、秋の終わりだった。 放課後、五人で誰かの家に集まるのが習慣だった。クラスはばらばらだったが、塾までの空白を埋めるにはちょうどよかった。菓子を広げ、テレビをつけ、漫画を回し読みする。時間はい ...

腹を数える声 nc+

勝手口には、何かがいる。 祖母はそう言い切っていた。幽霊とか妖怪とか、そういう言葉は使わなかった。ただ、いる、と。 祖母が若い頃、まだこの家に土間と勝手口しかなかった時代の話だという。朝からあずきを煮 ...

来年度の集合写真 rw+11,487

今はもう状況が違うのだろうと信じたい。 だが、あの学校については、どうしても「終わった」と言い切れない。 記録のように書いておく。 俺が通っていたのは、県内でも有数の荒れた学校だった。校門の前には常に ...

溶けた棒アイス rw+166

福岡の山あいの盆地に住んでいる。 夏になると湿気が逃げ場を失って溜まり、息をするだけで体にまとわりつく。 その日も朝から茹だるような暑さで、庭の草むしりなどするんじゃなかったと後悔していた。腰を伸ばそ ...

同じ声で呼ばれる村 rw+214

石川県の深い山あいに、地図からも行政記録からも半ば消えかけた集落がある。 舗装の途切れた林道をさらに進み、沢を二度越えた先で、唐突に霧が濃くなる。その霧の中に、古い家屋が肩を寄せ合うように並んでいる。 ...

呼ばれ方 rw+1,937

小学生の頃、近所に〈アイ〉と呼ばれている中年の男がいた。 誰も本名を知らなかった。 彼はいつも同じ声を発していた。「あいっ」。それだけで十分だった。 午後三時すぎ。ランドセルの列が商店街を流れ始める頃 ...

呼び出しだけが残る rw+1,804

もう十年ほど前の話になる。 それでも、あのカラオケ屋で働いていた三年間のことは、いまだ現実だったのか疑わしい。夜中に目が覚めると、あのフロントの端末の光だけが、今もどこかで瞬いているような気がする。 ...

生き地獄~タコ部屋からの生還 #25,275

【ゆっくり怪談】生き地獄~タコ部屋からの生還 あなたはタコ部屋というものを、ご存知ですか? じぶん、タコ部屋から逃亡してきました。 安い賃金で無理矢理強制労働をさせて、言う事を聞かないと殴る蹴るの暴行 ...

数が揃っていた理由 nw+439

中部の山奥で育った。 集落は杉林に囲まれ、家々は互いの屋根を確かめ合うように斜面に貼りついていた。夕暮れになると、獣の声が山に反響して、近いのか遠いのか分からなくなる。音の距離感が狂うあの感じは、今で ...

存在しない停車駅 nc+

ロープウェイなど普段は使わないが、ときどき高い場所から谷や峰を見下ろしたくなる。 理由は特にない。そういう気分になる日があるだけだ。 時季外れだったせいか、客は俺のほかに夫婦らしい男女が二人いるだけだ ...

【18禁!!長編問題作】田舎の忌まわしい風習で狂ってしまった母ちゃんの話 #17,203

【18禁!!長編問題作】田舎の忌まわしい風習で狂ってしまった母ちゃんの話【ゆっくり怪談】 分家の末端だった母親が本家に嫁いでおかしくなった話。 1: 次男 2013/02/18(月) 21:08:46 ...

【追悼】ダイアナ妃暗殺の首謀者とは?親友霊能者が衝撃の告白!!!【ミステリー】#29,488

【激ヤバ真相】ダイアナ妃暗殺の首謀者とは?親友霊能者が衝撃の告白!!!【ミステリー/ゆっくり朗読】 解明不可能と言われた、プリンセス・ダイアナ 死の謎 ダイアナ妃の霊が明かす 彼女は事故死ではなく暗殺 ...

【怖すぎ】島根の山中で発見された“記憶喪失モヒカン男”まとめ【現金60万】#802

【不可解】記憶喪失のモヒカン男【島根】 1 :本当にあった怖い名無し:2025/09/05(金) 01:14:22.22 ID:AbCdEf12島根の山の中で、モヒカン頭の男が倒れてたらしい。頭痛がし ...

覗いたあと rw+2,315

2026/08/31   -短編, r+

最初に言っておくと、場所は詳しく書かない。 遠野のカッパ淵の近くだ、とだけ言っておく。行ったことのある人なら、あのあたりの道の感じは分かると思う。観光地の名前はついているが、少し外れると、ただの田舎道 ...

【追悼】ダイアナ妃 8.31死亡事件~陰謀か事故か!?その疑惑の真相に迫る!! #2,563

【追悼】ダイアナ妃 8.31死亡事件~陰謀か事故か!?その疑惑の真相に迫る!!【ゆっくり朗読】 ダイアナ死亡事故に新事実! 独占!元執事が語った真相とは? 事故か?陰謀か?世紀のミステリー/ダイアナの ...

花壇の顔 rw+1,742

タクシー運転手をやっていた頃、暇な時間によく乗客に話しかけていた。 天気のこと、景気のこと、近所の道路工事のこと。だいたいはその程度だ。相手が乗ってくれば話すし、返事が薄ければ黙ってハンドルを握る。た ...

返してはいけない挨拶 rw+1,765

うちから歩いて十分ほどのところに、古い鉄道用のトンネルがある。 今はもう使われていない。入口はコンクリートでふさがれ、線路も残っていない。地元では、昔から少し名の知れた心霊スポットだった。 建設中に崩 ...

ごめんねを言いに来た nw+113

義姉が死んで、二年が経つ。 それでも私は、いまだにその事実を生活の中に収めきれずにいる。悲しいとか寂しいとか、そういう言葉では足りない。あの人は、私の人生の中で初めて現れた「奪われなかった家族」だった ...

車は最初からそこにあった nc+

枝打ちを生業にしている男から聞いた話だ。 山奥での作業中、急に霧が出た。最初は薄かったが、数分で林道の先が見えなくなったため、その日の仕事は切り上げることにした。 道具をまとめ、来たはずの林道を戻る。 ...

動機不明 rw+29,964

昭和五十四年、秋の東京。 応接間のカーペットは、濡れたように暗く沈んでいたという。深紅の毛足が、二つの身体の輪郭を吸い込んでいた。中年の女性が二人、抱き合うような姿勢で倒れていた。目は見開かれ、どこか ...

視界の端の白 rw+3,182

あの子が死んだ。心臓発作、十三歳だった。 朝ごはんを食べて、窓辺で丸くなって、そのままだった。毛並みはつややかで、まだ温かかった。けれど、触れた瞬間にわかった。これは、もう戻らない温度だと。 泣きなが ...

私を覚えているのは誰か ncw+173

私は自分のことを、自分で説明できない。 記憶というものは、私の中では粗末な布切れに似ている。少し力をかけるだけで縫い目が裂け、縫い留められていたはずの中身が、音もなく零れ落ちていく。 小学校の記憶は、 ...

抑揚のない声 nc+

同僚の話。 私は特別養護老人ホームで働いている。認知症や身体機能の低下で日常生活に介助が必要な高齢者が暮らす施設だ。入所型なので職員は二十四時間常駐し、勤務は完全なシフト制になる。早番、遅番、夜勤。生 ...

返事を待つ包丁 rw+6,815

専門学校に入った春、ぼくは大阪の古い安アパートで暮らしていた。 壁は薄く、隣の咳払いまで聞こえる。油の匂いが染みついたコンビニ飯と、湿った畳の臭い。新生活は期待よりも先に、孤独をよこした。誰とも目を合 ...

帳簿の合わない部屋 rw+2,947

帰ったはずの男の声が、まだ部屋に残っている気がする。 「それは見えているんじゃない。帳簿が合っていないだけです」 あの一言を最後に、彼は二度と来なくなった。 それまでは、天井の角にいた。 押し入れの上 ...

乗りますか~倉敷堀、空舟の影 #3,748

岡山・倉敷──あの街で、俺は見てはいけないものを見たのかもしれない。 コロナ禍真っ只中の、空気まで死んだようなある平日の午後だった。仕事で倉敷の美観地区の辺りを歩いていた。アイビースクエアの横を抜けて ...

テクノロジー犯罪被害者の悲痛な叫び(集団ストーカーの恐怖)#13,218

【ゆっくり怪談】テクノロジー犯罪被害者の悲痛な叫び(集団ストーカーの恐怖) 今月の頭に、高校時代の友人から突然メールをもらったのですが、それがとても妙な内容で……正直とても怖かったので、書き込みます。 ...

呼んだのはどちらか nw+374

平成が始まった翌日、塾へ向かう夕暮れの新宿で、私は一人の幼子を見た。 二歳ほどの男の子だった。母親に手を引かれ、こちらを見上げていた。 その黒い瞳だけが妙に澄んでいた。 私は胸の奥が熱くなり、勝手に名 ...

天井にいたもの nc+

私には十も歳下の弟がいる。 弟は、ときどきおかしなものを見ていた。 中学二年の頃の話だ。その頃、弟は双子の妹と一緒に保育園に通っていた。妹はよくいる少しませた女の子で、口も達者で要領もよかった。一方、 ...

戻してはいけない波形 rw+5,978

以前勤めていた病院の話だ。 救急の夜勤。深夜一時を回ったころ、サイレンが処置室のガラスを震わせた。搬送されたのは六十代後半の男性。名札のないジャージ姿で裸足。到着時には心停止。瞳孔は開きかけ、体温は低 ...

役に立たない存在 rw+5.042

私は数年前まで、ある一家に飼われていた。 今でもこの言い回し以外に、あの期間を説明できる言葉が見つからない。監禁でも誘拐でもない。洗脳とも少し違う。あれは生活だった。私が私である必要のない、完成された ...

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