「 kowainetの記事 」 一覧
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確認済み rw+8,505-0109
俺が火葬場でアルバイトをしていたのは二十代の終わり頃だ。 斎場は地方都市の外れにあり、山と川に挟まれた、周囲から少し切り離された場所だった。朝は早く、仕事の多くは清掃や準備で、遺族と直接話すことはほと ...
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白い飯を待つもの rw+15,058
2026/03/17 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300霊能者を探したのは、知人の不運があまりにも続いたからだった。 事故、病気、災難。どれも致命的にはならないが、確実に命を削る出来事ばかりで、偶然と片づけるには多すぎた。 漫画で紹介されていた霊能者に連絡 ...
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受け取られた記憶 rw+1,897-0316
2026/03/16 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
今でもあの冬の日の息の白さを思い出すと、胸の奥がざわつく。 小学四年の十二月だった。北風が頬を裂くように冷たく、友達と秘密基地を見に行った。場所は埼玉の郊外、低い林に埋もれるように残っていた古いホコラ ...
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吠えた場所が違った rw+5,284-0316
2026/03/16 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
実家は築四十年を超えている。 柱は日焼けして黒く、床板は歩くたびに湿ったような軋みを返す。冬になると壁の隙間を風が抜けて、家のどこかで細い笛みたいな音が鳴る。昔からそういう家だった。台所の奥で何かが落 ...
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わたしじゃないほうのわたし nrw+300-0316
2026/03/16 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
父の会社が潰れたのは、俺が高校二年の夏だった。 それまで小さな会社とはいえ、社長の息子として育ってきた。家も、進路も、就職先も、なんとなく既定路線の先にあるものだと思っていた。それが一日で消えた。 父 ...
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上にいた顔 rw+3,203-0316
高校二年の頃、友達とよく飯能の岩場に通っていた。 都心から近く、昔から人工登攀の練習場として知られた場所で、駅から十分ほど歩けば入口に小さな赤い祠が見える。そこを過ぎると岩場だ。僕らは休日になるたびに ...
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空いている場所 ncw+
二年前のことだ。昼食をどうするか考えているうちに、急にモスバーガーが食べたくなった。 理由はない。ただ、あの緑の看板と、包み紙を開くときの湿った音が頭に浮かんだ瞬間、他の選択肢がすべて消えた。 自転車 ...
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神戸市北区の一軒家いらないか? #11,253
2026/03/16 -短編, r+, 不動産・物件の怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話神戸市北区の一軒家いらないか? 925 :名無しさん:2009/02/04(水) 08:52:44 ID:oKOysTpy0 ただ三つ条件があって 1 必ず受け取る 2 三日以上家を空けない 3 死ぬ ...
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ログは、まだ動いてる。~『在宅勤務ログ』ができるまで【Kindle出版】
2026/03/15 -Kindle
この作品には、地の文が一行もありません。 会話もなく、ナレーターもいません。あるのは、PC操作ログ、受信メール、チケット管理システムの記録、1on1の議事録、社内Wikiの編集履歴、そして主人公がひと ...
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《7.83 ――地球は、まだ鳴っている》志那羽岩子インタビュー/「地球の音が、罠だとしたら」【Kindle出版】
2026/03/15 -Kindle
――今回の作品《7.83》ですが、タイトルがまず気になりました。数字だけというのは珍しい。 そうですね。最初から「7.83」にしようと決めていたわけじゃなくて、書いていくうちに、これ以外のタイトルが思 ...
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【Kindle】二冊目を出しました~『不可視のビーコン』あるいは「逃げること」の不毛について/志那羽岩子
2026/03/15 -Kindle
志那羽岩子です。 前作『#ずっと見てたよ』に続き、二冊目の電子書籍を出しました。タイトルは『不可視のビーコン』。今回はせっかくなので、自分で書いた本について、少し長く話させてください。 一冊目と二冊目 ...
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在庫が塞いでいた部屋 nc+
2026/03/15 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
同人誌にまつわる、妙に後味の悪い話。 昔、同人界隈ではそこそこ名の知れた、いわゆる壁大手だった人がいた。当時は商業もやらず、完全に趣味で18禁オンリー。イベントのたびに刷る部数も多く、在庫の量が尋常じ ...
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またその顔で rw+2,717-0315
2026/03/15 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
数年に一度、決まって現れる人たちがいる。 爺さんのときもあれば、婆さんのときもある。作業着のおっさんだったことも、喪服のおばさんだったこともあった。全員、別人だ。顔も声も、着ているものも、暮らしぶりも ...
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まだ会っていない恋人 nw+372-0315
2026/03/15 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
今でも、盆の夕暮れの匂いを思い出すと、胸の奥がざらつく。 線香の煙が、仏間の天井をゆっくり撫でていた。 俺とAは黙ったまま、黒い位牌の前に座っていた。 家そのものは何も変わっていないはずなのに、前に来 ...
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寝室の空き側 rw+6,416-0315
2026/03/15 -中編, r+, 不動産・物件の怖い話, 定番・名作怖い話
ネットで有名な怖い話新Q地区の話を最初に聞いたとき、俺は祟りだの呪いだのより先に、不動産屋のアキバが弱っていることのほうが気になった。 酒の席で、あいつは珍しく自分からグラスを置いた。 「また一軒、葬式が出た」 新Q地区 ...
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焚き火 nc+
2026/03/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
焚き火を囲んでいたら、来た。 長野県の、スキーバスが転落した湖のほとり。 事故から何年も経っていて、場所も対岸側だったから、 「まあ大丈夫だろう」と、バーベキューをした。 片付けが終わって、残り火の周 ...
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点滴の時間 rw+7,732
2026/03/14 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300二十年以上前、俺は治験のアルバイトに応募した。 一ヶ月弱で四十万円以上。フリーターだった俺にとっては、それだけで十分な理由だった。参加者は十人。都内で事前検査を受け、問題なしと判定された者だけが、本試 ...
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《#ずっと見てたよ》推し活記録と、消えたアイドルの話/志那羽岩子著【Kindle出版】
あの配信、全部見てました。最初から最後まで。 地下アイドルグループLUMENのメンバー・橘澪が活動休止した。理由は「一身上の都合」。それ以上の説明はなかった。 残されたのは、熱心なファンが集めた記録だ ...
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撃っても残らなかったもの ncw+
囲炉裏のそばで爺ちゃんがこの話を切り出すと、部屋の空気がわずかに湿る。 火の爆ぜる音が遅れて耳に届き、天井の梁の影がゆっくり伸びる。その間、聞く側は無意識に息を整える。いつからか、それが癖になっていた ...
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時刻表どおりに来たバスに乗ったら、清助が先に乗っていた rw+3,877-0313
2026/03/13 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
あの夜のことを思い出すたび、最初に引っかかるのはバスじゃない。清助だ。 母の親友の息子で、物心つく前から同じ家にいた。兄弟というには近すぎて、他人というには説明がつかない。飯を食う速さも、寝返りの癖も ...
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俺を育てた母親は存在しなかった rw+9,397
2026/03/13 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300他人の関係【ゆっくり朗読】 俺が物心ついた時から、家には母親と呼ぶ女がいた。 父親の話は一切聞かされたことがなく、写真もなく、名前すら知らない。聞こうとすると、その女は決まって機嫌を損ねた。 住んでい ...
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見つかる前の話 rw+3,866-0312
2026/03/12 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
大正生まれの祖母が、生きているあいだ何度も繰り返し語ってくれた話がある。 私自身の体験ではない。けれど、祖母がその話をするときの顔だけは、いまも妙にはっきり思い出せる。目の焦点は合っていないのに、口元 ...
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通っているもの ncw+
祖父が若い頃、山で仕事をしていたという話を、私は何度も聞かされてきた。 酒の席でも、正月の炬燵でも、話は決まってそこから始まる。語り口も、山に入る時刻も、守るべき決まりも、ほとんど変わらない。ただし、 ...
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名前を出すな rw+7,106-0311
高校時代の友人に、仮に竜太郎としておくが、あいつの家には今でも家族の誰も入らない部屋がある。 理由を聞いたのは、卒業してしばらくしてからだ。竜太郎は母親と姉との三人暮らしで、父親はもう何年も家にいなか ...
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最初に見えた人 nc+
2026/03/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
湿り気を含んだ初夏の風が窓から入り、カーテンがわずかに揺れていた。 深夜に近く、部屋には時計の秒針の音だけが残っていた。 その女性――仮にAさんとする――の話し方に、誇張はなかった。ただ、言葉の切れ目 ...
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玄関を閉めない家 rw+1,940-0311
2026/03/11 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
俺が子供の頃、祖父の家には一匹の犬が居ついていた。 コロという名だった。柴犬の血が混じっていると聞いたが、どこかそうは見えなかった。野良にしては不自然なくらい真っ白で、晴れた日に庭へ出ると、毛並みだけ ...
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洗ってはいけない実 rw+2,349-0311
2026/03/11 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、ある男から直接聞いた話だ。 その男は、生まれつき、死んだ人間やこの世のものではない何かが見えるという。 ただし、祓えるわけでも、未来がわかるわけでもない。ただ見えて、向こうも自分に気づくことが ...
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🚨少し遅れている iwa+
2026/03/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子午前二時ちょうどに、毎晩、非通知の電話が鳴った。 出ても、相手は何も言わない。 最初の二晩は、それだけだった。 三日目の夜、受話器の向こうで水の音がした。 細く、切れずに落ちつづける音だった。 そのあ ...
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女の子はいなかった rc+3,575-0311
2026/03/11 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ずっと、あの子の顔だけは忘れられない。 両親が離婚したあと、母に連れられて山あいの集落に移り住んだのは、まだ小学校に上がる前だった。人は少なく、ほとんどが顔見知りで、店といえば小さな商店が一軒あるだけ ...
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【名作】四つ年上の姉シリーズ【全話コンプリート】#9,196
2026/03/11 -長編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
★人気ベスト300四つ年上の姉シリーズ~コンプリート【ゆっくり朗読】 1.秘密の友達 四つ上の姉にまつわる話だ。 これから書き記す話は、姉の人生のほとんどを占めた『縁』あるいは『呪い』と呼ぶべきものと、自分でもその力の ...
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途中で止められた夜 rw+7,998-0105
2026/03/11 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300兄の家に泊まった夜のことだ。 古い木造で、ふすま一枚を隔てた隣の部屋に兄が寝ていた。時計の音も聞こえないほど静かで、外からは虫の声だけが薄く流れ込んでいた。布団に横になると、旅の疲れもあって、意識はす ...
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まだ家のもの rw+2,255-0311
2026/03/11 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
親父は五十になった年、経営していた紡績工場を唐突に売った。 身内は全員反対したが、親父は聞かなかった。工場も機械も土地もまとめて手放し、莫大な金だけを残して会社を畳んだ。 「もう三代先まで食っていける ...
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背中の重み ncw+
2026/03/10 -中編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
その店は、地下へ続く階段の踊り場に立った時点で、すでに空気が重かった。 酸化した油と、安煙草の煙が混ざり合い、澱のように沈殿している。換気が機能していないというより、ここでは匂いが逃げるという発想自体 ...
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押し入れの上段 rw+9,834-0106
2026/03/10 -長編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300大学時代の友人と久々に飲んだ。 懐かしさに油断して気づけば終電はとっくに終わっていた。タクシーで帰るのも面倒で友人が「職場の後輩の部屋、泊めてもらえるかも」と言い出した。俺は軽い気持ちで頷いた。終電を ...
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白いワンピースの母娘 nc+
俺が大学二年の夏、大分に戻っていた頃の話だ。 福岡の大学に通っていたが、長期休みになると決まって地元へ帰った。理由は単純で、地元には時間を同じ速度で持て余している連中がいたからだ。 昼間はコンビニの駐 ...
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あなたは、どこで気づきましたか rw+6,491
放課後の図書室に、最後まで残ってはいけない理由があると聞いたのは、小学四年のときだった。 最初はただの噂だった。「聞いたら後悔する話がある」と誰かが言い出し、その“誰か”が毎回違っていた。六年生から聞 ...
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三分間の走行 rw+8,401
2026/03/09 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300, 京都府その夜、私は終電を逃した。 スタジオを出たのは一時を過ぎていた。湿った夜気が肺の奥にまとわりつく。背中のギターケースが重く、思考も鈍い。仕方なく流しのタクシーを拾った。 「〇〇通りまで」 運転手は五十 ...
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場所がわからなくなっただけ ncw+
2026/03/08 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
二年ほど前、私は地方の学校に通っていて、敷地内にある古い女子寮で暮らしていた。 鉄筋造りではあったが、築年数はそれなりで、夜になると配管が鳴き、壁の奥を水が流れる音が時間差で響いた。人の気配が消えた後 ...
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意味を与えなければ rw+8,667
かつて陸上自衛隊のレンジャーだった男が、酒の席でこんなことを語っていた。 山に入れば幻覚や幻聴など珍しくもない。極限状態に置かれた脳が勝手に物語を作り出すだけだ。恐れる必要はない。あれは全部、自分の頭 ...
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川の持ち主が戻る日 nc+
2026/03/07 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
インドネシア人の友達、Sから聞いた話だ。 彼の実家の近くには、大きな川が流れている。 地図で見ればそれなりの規模だが、実際に近づくと拍子抜けするほど穏やかで、 岸のあたりは浅く、流れも緩やかだという。 ...
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🚨認知バイアスの正体、脳じゃなかった説 nc+
2026/03/07 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 都市伝説, n+2026, オリジナル作品
「バイアス」って言葉は、今ではただの心理学用語みたいに扱われてる。 人間には考えの癖がある。物事を都合よく見る。損を嫌がる。先に信じた説明に引っ張られる。そういう話だ。 でも、昔からネットの一部では、 ...
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最後尾 rw+9,696
2026/03/07 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300職場の同僚から聞いた話だ。 彼が幼い頃、県営住宅の七階に住んでいた。 同じ棟には同年代の子どもが多く、放課後はいつも五、六人で集まって遊んでいた。エントランスや共用廊下は絶好のコースだった。RCカーや ...
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忘れたはずの色 nc+
2026/03/06 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
幼稚園に入る前くらいまで、私には人の顔が見えていなかった。 そう言い切りたいが、本当はもう少し曖昧だ。 見えていなかったのか、見ていなかったのか、自分でも区別がつかない。 少なくとも、今のように「顔」 ...
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尾崎豊とオウム真理教 rc+7,480-0122
高校三年のある日、学校の休憩時間。 「お前らに尾崎豊の気持ちがわかるのかよ!」 教室で突然、叫び声が響いた。 「何にも知らないクセに、お前らなんかに尾崎のなにが分かるってんだよ!!」 声の主は篠崎。 ...
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隣の音が消えた日 rw+8,365
2026/03/06 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300俺が小学五年生の頃、家族で住んでいたアパートは、隣の咳払いまで聞こえるような造りだった。 テレビの音、箸の当たる音、足音。怒鳴り声。 壁一枚向こうの生活が、そのままこちらの部屋に流れ込んでいた。 隣に ...
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瘤 nc+
盆栽サークルで知り合ったあの爺さんが、湯呑みを両手で包み込みながら語った声の湿り気が、妙に耳から離れない。 爺さんが山に入りたてだった頃の話だという。 銃の重みも、獣の気配も、まだ身体に馴染みきらない ...
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信号は誰が押したのか rw+9,339-0117
2026/03/05 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300五年前のことだと聞いた。 近所の国道に、押しボタン式の横断歩道がある。片側二車線で、昼夜を問わず交通量が多い。そこを、数人が青信号で渡っていた。 通りかかった男性は横断するつもりがなく、歩道の端をゆっ ...
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おはようございます nc+
2026/03/04 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
会社の先輩と、同じ地元だと知ったのは入社してしばらく経ってからだった。 意気投合して飲みに行き、地元の怖い話をしようという流れになった。 話題になったのは「青い○○の家」だった。一家心中した家で、坊さ ...
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押し出された男 nc+
2026/03/04 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
先日、車で人を轢きそうになった。 正確に言うと、「人が飛び出してきた」のではない。 押し出された。 その違いに気づいたのは、すべてが終わってからだ。 その日は、特別なことは何もなかった。 仕事帰り、夜 ...
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姉さん団地 #10,166
【ゆっくり怪談】姉さんビル つくば市に昔《姉さんビル》とか、《姉ビル》と言われている建物がありました。 十何階か建ての公務員官舎で、同じ形をした建物が何件も建っています。 そのうちの一棟の壁いっぱいに ...