ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「オリジナル作品」 一覧

🚨無印現場監督・清助くん物語【昭和レトロ/現場にまつわる怖い話】nc+

ポケットの中の川砂 ポケットの中にはいつも川砂が入っていた。 現場を歩くたびに靴の隙間から砂が入り込み、いつのまにかポケットに溜まる。夜、タコ部屋のような寮に戻って作業ズボンを脱ごうとすると、ジャラジ ...

記入者は誰ですか? iwa+

放課後の教室に、わたしはひとりで残っていました。 たぶん、ひとりだったと思います。 みんなはもう帰ったはずです。 でも、さっきから変な感じがしています。教室がいつもより少し広いというか、音があまり響か ...

もじもじ社 nc+

新しい就職先に選んだのは、「もじもじ社」という会社だった。 ビルの入口にはその四文字だけが貼られている。業務内容は一切説明されなかった。ただ面接で一つだけ言われた。 「目立たない方が向いています。」 ...

返事をしないこと iwa+

知人が体験した話として聞いた。四年ほど前だという。 その知人は、建物の裏側を見るのが好きだった。豪華なエントランスよりも、客が通らない通路の方に興味を持つ。どこがどう繋がっているのか、それを把握してい ...

ここに にいます iwa+

同期入社の建築士——几帳面で読書家の女が、珍しく私の席まで来て言った。 「変な部屋を見つけたの」 事故物件ではない。事件の記録もない。ただ、いられない。誰も長くいられない。そう言う。 彼女と夫は三か月 ...

押し入れの奥はまっすぐ《月うさぎ9》iwa+

たぶん、もう分かってきました。 怖いって思ってたのは、最初だけでした。 押し入れの音も、丸も、影も、全部。 いまは、少し違います。 押し入れの中で動いてるのは、何か悪いものじゃないです。 たぶん、ずっ ...

【統一教会ビデオセンター】無料セミナーから霊感商法へ~妊婦だったのわたしが統一教会と出会った。知られざる無料自己啓発セミナーの闇 nw+438-0221

善意の導線~妊娠中期に差し出された自己啓発セミナーの正体 妊娠中期は、身体的な負担がやや落ち着く一方で、将来への不安が現実味を帯びてくる時期でもある。出産後の生活設計、夫婦関係、経済状況、子どもの教育 ...

思っただけ《月うさぎ8》 iwa+

眠れません。 最近、夜が長いです。長いっていうか、終わらない感じです。 目を閉じると声がします。耳じゃなくて、頭の奥のほうです。 最初は夢だと思いました。 でも、起きてても聞こえます。ちゃんと。 声は ...

✨️本当のあなたに還れ iwa+

駅前の雑居ビルの五階に、その団体の事務所はある。 表札には「再起支援コミュニティ《灯》」とある。宗教法人ではない。セミナー団体でもない。表向きは「人生の再設計を支援する市民グループ」だ。 最初は無料相 ...

障子の呼吸《月うさぎ7》 iwa+

なんか、最近、自分が変なんです。 変、って言い方も変で、本当はずっと前からだったのかもしれないけど、気づいたのが最近というだけで。頭の中が、薄い膜みたいなもので包まれている感じがします。外の音も、家族 ...

四毒より怖いもの iwa+

体を壊したのは、パンじゃなかった。 「これ体に悪いから絶対食べない」 そう言っていた人間が、逆に体調を崩していった話だ。 四毒。 小麦、砂糖、植物油、乳製品。 ここ数年で一気に広まった言葉だ。 抜いた ...

最後のオナカマ iwa+

山形の内陸、雪に閉ざされる町に、最後のオナカマがいると言われていた。 「もうやめたはずだ」と皆が言う。だが、人が死ぬと、夜中にだけ灯りがともる家がある。呼ばれた家族しか、その戸を叩けない。 祖母が亡く ...

土の匂いのする末子 iwa+

その家は、いつからか「陽の射さぬ家」と呼ばれていた。 三代続けて男子が生まれず、家の中には絹の擦れる音と、低く湿った女たちの声だけが満ちている。大工の名跡は残っているが、先代の残した借財が梁のように重 ...

夜に名前を呼んだだけ《月うさぎ6》 iwa+

今日は、初恋の人のことを書きます。 たぶん、これがいちばん変かもしれません。 小学五年のとき、好きな人ができました。 同じクラスで、背が高くて、笑うと目が細くなる人でした。 放課後、よく家に来ていまし ...

山形の民間霊能者「オナカマ」とは何か nc+

山形県の「オナカマ」は、主に村山・最上を中心に確認される、盲目女性を担い手とする口寄せ(死者の呼び寄せ)・加持祈祷・卜占などの「巫業(ふぎょう)」の担い手である。 ※PDF資料⇒山形県における「オナカ ...

壺の中の借金《月うさぎ5》 iwa+

おばあちゃんのことを書きます。 あまり書きたくないです。 でも、たぶん、ここまでの話と関係があると思います。 先週、おばあちゃんが急に亡くなりました。 家で倒れて、そのままでした。 通夜も葬式も終わり ...

壺の音がする家《月うさぎ4》 iwa+

今日は、家のことを書きます。 学校のことより、たぶんこっちのほうが本当は怖いです。 うちのおばあちゃんは、昔からある団体の信者です。 宗教って言うとすごく怒ります。 「これは愛の集まりなの」「救われる ...

三度目の拍手 iwa+

これは、映像制作を生業にしている知人から聞いた話だ。 彼の同僚に、三十代半ばの編集担当者がいた。几帳面で、締切を破ったことがないことで知られていた男だ。普段は二人一組で現場に入るのだが、その案件だけは ...

図書室の丸い目《月うさぎ3》 iwa+

学校であったこと、ちゃんと書きます。 変だったらごめんなさい。 最近、少しだけ、頭の中の順番が入れ替わっている感じがします。 今日も放課後、図書室に残りました。 友達は部活で、私は帰る理由がなかったか ...

三十一人目の出席番号《月うさぎ2》 iwa+

担任のことを書きます。書かないほうがいいのかもしれません。でも、たぶん、書かないほうがよくない気がします。 うちの担任は国語の先生です。三十代くらいの女の先生で、静かな人です。怒鳴ったりはしません。声 ...

消えた中学生の投稿公開《月うさぎ1》 iwa+

志那羽岩子です。以下の投稿をした者です。 保存された行 iwa+ この話を公開するかどうか、正直に申し上げて長いあいだ迷っていました。というのも、これは私自身の体験ではなく、十数年前に個人が運営してい ...

保存された行 iwa+

まだスマートフォンが当たり前ではなかった頃の話です。 インターネットには、今よりもずっと個人の気配が濃く残っていました。検索すれば何でも出てくる時代ではなく、辿り着いた場所が「そこだけの空間」である感 ...

山は、つながっている nc+

一度だけ、妙な山の話を聞いたことがある。 語ったのは酒の席で知り合った男で、地元から遠く離れた場所に住んでいると言っていた。年末年始に帰省した折、昔のことを思い出したのだという。 その話の始まりは、今 ...

多様性脳 nc+

脳科学における性差神話の否定 湿度計の針は六十八パーセントを示しているが、体感では飽和に近い。地下二階にある資料保管室の空気は、常に澱んでいる。埃とカビ、それに微量だが確実に存在するホルマリンの刺激臭 ...

笑いの研究は笑えない nc+

その部屋は、常に微温い泥のような空気に満ちていた。 大学院の研究棟、地下二階にある第三実験室。防音壁に囲まれた閉鎖空間は、換気扇が低く唸る音と、無数に積まれたハードディスクの駆動音だけが支配している。 ...

🚨未確認区画《読者参加型リライトコンテンツ》 ncw+154-0128

これは、以前とある大型施設で夜間点検を担当していた人物から聞いた話だ。 彼はもうその仕事を辞めて久しい。待遇や人間関係に問題があったわけではない。ただ、ある一夜を境に、閉館後の屋内空間に入れなくなった ...

🚨看板の位置 nc+

その話は、音楽関係の知人から又聞きしたものだ。 本人は、もう誰にも詳しく話していないらしい。ただ、当時の空気だけは妙に正確に覚えている、と言っていたそうだ。 始まりは、ごく普通の長文メールだったという ...

泥の指跡 nc+

その人物――仮にAと呼ぶが――が打ち明けたのは、晩秋の夜に祖父の空き家へ泊まった時のことだった。 Aによれば、家に入った瞬間から「匂いが層になってまとわりつく」のだという。 人の体温が抜けた後の家は冷 ...

🚨バディ nc+

ガン、という硬質な音が響いた。 そこは極北の観測拠点、通称「シェルター9」だ。分厚い断熱壁に囲まれた内部は、計器の電子音と空調の低い唸りだけが支配している。 鋼鉄の扉を叩く音で、簡易ベッドに転がってい ...

🚨廃工場の音響テスト nc+

森川の従兄は、十年ほど前まで音を集める人間だった。 録音機材を担ぎ、反響の癖が強い場所を探して歩く。山中のトンネルや地下通路、廃屋、使われなくなった公共施設。中でも彼が繰り返し通っていたのが、県北部の ...

花屋は毒を知らない nw+

西に傾いた秋の日差しが、窓硝子の表面にこびりついた汚れを、いやにくっきりと浮かび上がらせていた。 私は高層アパートの六階にあるこの部屋で、外界から切り離された魚のように、ただ時間を消費している。 窓の ...

🚨まだ乾いていない nc+

かつての同僚から聞いた話だ。 彼は十数年前まで、都心から少し離れた埋立地にある「水路」を深夜に漕ぎ進める、非合法な深夜カヤックに没頭していたという。 複雑に入り組んだ工業地帯の運河は、昼間こそ無機質な ...

宛先のないメモ nc+

第一話:メモ その紙切れを初めて見たのは、コピー用紙でも便箋でもなく、レジの横に積まれている薄いレシートだった。裏返すと、鉛筆で殴り書きがある。筆圧が途中で跳ね、線が折れ、同じところを何度も擦った跡が ...

未完夜 nc+

第一章:百年待つ話 私がその話を聞いたのは、祖父の葬式のあとだった。通夜が終わり、親戚たちが酒に酔って声を荒げる中で、誰も使わなくなった仏間に一人残っていた叔母が、ぽつりと語り出した。夢十夜って、読ん ...

もう出ています nc+

夜勤明けの喫茶店は、世界が少しだけ遅れている。 それは感覚の話だった。砂糖の瓶に射し込む朝の光が、どこかで止まりかけているように見えるとか、レジの電子音が鳴ったあと、音の残り香だけが空気に貼りつくとか ...

チェックアウト不可 nc+

陽炎の轍  今でも、夏の終わりに特有の、あの甘く饐えたような草の匂いを嗅ぐと、掌がじっとりと湿ってくる。 あれは十数年前、私がまだ二十代半ばの頃のことだ。地方の営業回りで、私は使い古された社用車を走ら ...

スピンオフ:カワサキ村~まだ足りない nc+

――あの夜から、五年が経った。 俺はもう岐阜にはいない。 仕事も変わり、あのバーに通っていた頃の生活とはまるで別の場所で生きている。 それでも、完全に終わったとは思えない出来事がある。 川崎村、あるい ...

流香(ルカ) nc+

会社の近くに、新しいカフェができた。 名前は《LUKA》。ロゴはシンプルな銀色の文字で、脇にこう添えられていた。 ──“香りは、記憶を揺らし、行動を伝える。” そんなことがあるものかと思いながらも、初 ...

選ばされた切符 nw+207

朝、目が覚めたら、ベッドの横に見知らぬ自分が座っていた。 見知らぬ自分という言い方は変だが、どう見ても俺だった。寝癖の向きまで同じで、嫌になるほど自然にそこにいる。 「時間ないよ。驚くのは後。着替えて ...

占っているのは誰だ nc+

占い師で生計を立てることを決断した万年係長の小林光男は、妻の反対を押し切って会社を辞めた。 長年の夢だった一国一城の主。サラリーマン生活にも嫌気がさしていた。 趣味で続けていた占いは職場でも評判がよく ...

点検待ち nc+

晩夏の夜、月明かりだけが建設現場をぼんやり照らしていた。 新米の現場監督だった俺は、気の弱い先輩と二人で、夜の見回りをしていた。 現場の一角には鉄筋工たちの飯場があり、酒が入ると騒ぎになる。近隣から警 ...

どこで、何をしていたんですか nw+65

これは、匿名掲示板に投稿された怪談にまつわる話だ。 投稿されたのは、子どもの頃に通っていた家が、いつの間にか消え、周囲の誰も覚えていない――そんな内容の短い怪談だった。 特別に派手なオチがあるわけでも ...

🚨光の角度 ncw+354-0121

今でもあの夜の匂いを思い出すと、胸の奥がざわつく。 鉄と湿った土が混ざった匂い。油の膜が薄く浮いた水たまりは、欠けた月を映す皿みたいで、指先で触れると冷たさだけが残った。晩夏の夜気はぬるく、ブルーシー ...

同じ札 nrw+333-0108

古い畳の部屋に、十数人が正座していた。 窓はすべて新聞紙で塞がれ、外の明るさも時間も遮断されている。 裸電球がひとつ、黄色く滲んだ光を落とし、わずかに揺れていた。 線香の甘い煙に、誰かの汗の酸っぱい匂 ...

青葉台ガーデンヒルズの影:元刑事作家が暴く閉ざされた住宅地の秘密【中編ミステリー】#745-0220

■登場人物 神崎陽一(かんざき よういち) - 45歳、元刑事、現在はミステリー作家 身長180cm、やや痩せ型だが筋肉質。短く刈り込んだ黒髪に少し白髪が混じる。鋭い眼差しと穏やかな表情のギャップが特 ...

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