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出前の青年 rw+2,781-0219
2025/08/22 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
俺が二十歳を少し過ぎたころの話だ。 近所の小さな和食屋で、毎晩のように出前をしている青年がいた。俺より三つほど下で、高校へは行かず、十五か十六の頃から住み込みで働いていた。人当たりがよく、配達先でも評 ...
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三つ目の『ツ』 rw+2,201-0201
2025/08/22 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
三年前の夏だった。腕が日に焼けてひりつく感覚だけが、やけに鮮明に残っている。 就職したばかりで、毎日が薄い膜を一枚ずつ剥がされていくようだった。朝起きて電車に乗り、席に座り、定時までそこにいる。それだ ...
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内鍵 ncrw+412-0121
2025/08/21 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
今年の黄金週間、家族は二泊三日の旅行に出た。俺ひとりを家に残して。 二階建ての家は、古びているくせに無駄に広い。もとは他人の家だったものを親父が安く買い取り、最低限の補修だけで住み始めた。柱や壁には、 ...
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言えなかった理由 rw+7,206-0119
叔母は、生まれつき、見える人だった。 霊だとか、気配だとか、過去だとか。そういう輪郭の曖昧なものが、布の皺や汗の染みに引っかかって、浮かび上がるのだと言っていた。 若い頃は、それをひた隠しにしていたら ...
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雨の日の空席 rw+2,425
2025/08/21 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
雨の日だけ、俺は思い出から抜け落ちている。 自分が通っていた保育園で、昔の友達が働き始めた。久しぶりに会って酒を飲み、「あの頃の担任、まだいるよ」と聞かされた。軽い気持ちで飲み会を開いた。担任も来て、 ...
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スピリチュアル系 #1,776
2025/08/21 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
スピリチュアル系【ゆっくり朗読】 現在進行形で起こっている『呪い』に関するネタ投下 473 :パワーストーンやヒーリングバカに付ける薬なんかないよ1:2011/08/24(水) 19:48:55.33 ...
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霧の向こうの客 nw+462-0121
2025/08/20 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
あれは、もう何年も前のことだ。 馴染みの客に引っ張られて、場末のスナックに入った。白すぎる蛍光灯の光が、酒で濁った空気をむき出しにしていて、氷が溶ける音だけが妙に大きく響く夜だった。 カウンターに立っ ...
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苗字の由来 #10,844
2025/08/20 -短編, r+, 家系にまつわる怖い話
★人気ベスト300苗字の由来【ゆっくり朗読】 自分の苗字由来の話。 田舎の方に行くと、地域に同じ苗字の家が密集してる集落なんてのは割とよくあると思う。 で俺の住んでた地域も二、三種類の苗字が大半を占めていてました。 俺 ...
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泣かない子 rw+6,511
2025/08/20 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300西東京のアパートに越したのは、三月の終わりだった。 軽鉄骨二階建て、二階左端の2DK。築二年。可もなく不可もない、ごく普通の物件だった。 私は三十を過ぎた独身で、在宅中心のフリーの仕事をしている。大家 ...
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世界一残虐非道な女-ビヴァリー・アリット(Beverley Allitt)#5,309
世界一残虐非道な女-ビヴァリー・アリット(Beverley Allitt)【ゆっくり朗読】 「ミュンヒハウゼン症候群(Munchhausen Syndrome)」と呼ばれる病気がある。 語源は『ホラ吹 ...
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更新された顔 rw+4,064-0201
2025/08/20 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
長野県出張で長野に行ったときの話だ。 地方の話をするのに「田舎」という言葉を使うのは少し躊躇するが、やはり都市部とは空気の質が違う。呼吸をするたび、肺の奥まで冷やされるような感覚があった。音も匂いも少なく、 ...
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いなくなったあと rw+2,102-0118
2025/08/20 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
もう異動してしまったが、あれは去年の冬のことだった。 社会人になって六年目になる。誰に話しても信じてもらえないと思う。だが、あれを体験して以来、俺は毎朝、職場に入る前に必ず手を合わせるようになった。 ...
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戻されていないもの nw+
2025/08/19 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
夜があれほど重く沈むとは、あのときまで知らなかった。 中学二年の冬、京都への修学旅行。古い木造旅館に泊まり、軋む廊下の音にいちいち騒いでいた。二日目の夜、夕食と風呂を終えたあとの自由時間、隣室の連中と ...
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誰が泊まっていたのか rw+7,315-0104
祖母の法事があり、先日、十数年ぶりに故郷の山奥の町へ帰った。 山に囲まれた小さな町で、駅前の商店街も半分以上がシャッターを下ろしている。法事のあとは決まって親戚一同で集まり、酒を飲みながら昔話になる。 ...
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《知っていた人》nw+
2025/08/18 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
義両親に呼び出された日のことを、私は忘れられない。 春だった。花粉で目がかゆいはずなのに、それよりも先に、玄関の空気が喉を締めつけた。 応接間のテーブルに封筒が三つ並んでいた。 ひとつは、私のメールの ...
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午前二時の郵便受け rw+7,405
2025/08/18 -短編, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300上京して一年が経つ頃、俺は四畳半のアパートで息をひそめて暮らしていた。 音楽で食っていく。そう言い切れるほど若かったが、現実は日雇いとライブハウスの往復だ。家賃三万円、風呂なし共同トイレ。玄関には外と ...
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ラッパの鳴らない五時 rw+3,505
2025/08/18 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
予備自衛官補として入った最初の夏だった。 湿気が肌にまとわりつき、制服の内側で汗が乾かない。大学の講義を終えて電車を乗り継ぎ、郊外の駐屯地に入るたび、日常と切り離された空気に包まれた。 朝六時、スピー ...
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判断しただけ rw+2,745-0120
2025/08/18 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
あれから六年が経った。 岡山の夜のことは、記憶の底で湿った石のように沈んだまま、動かずに残っている。忘れたつもりでいても、何かの拍子に指先が触れると、冷えだけが伝わってくる。 今年、Nと再会したことで ...
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先に呼んだのは誰か nw+
2025/08/17 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
あれは、湿り気を帯びた夜だった。 雨は降っていないのに、空気だけが濡れていた。息を吸うたび、肺の奥で水が鳴るような錯覚があった。 友人の田代と、部屋で飲み直そうという話になり、コンビニ袋をぶら下げてマ ...
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池袋通り魔殺人事件 #7,820-0204
池袋通り魔殺人事件【ゆっくり朗読】 わし以外のボケナスのアホ殺したるけえのお! わしもボケナスのアホ殺したるけえのお! アホ、今すぐ永遠じごくじゃけえのお! 1999年9月8日午前11時40分頃、東京 ...
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崖の二歩手前で見た女 rw+10,449
先週のことだ。あれが何だったのか、まだ断定はできない。 ただ、あの山にもう一度足を踏み入れる気はない。それだけははっきりしている。 ウルトラライト装備で低山を歩くのが、ここ半年ほどの習慣だった。距離も ...
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塩は乾かなかった rw+4,458-0211
2025/08/17 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
あれは数年前のことだ。 社員十人にも満たない、小さな会社で働いていた。外から見れば威勢がよく、勢いだけで走っているような会社だった。だが内側は違った。社長は派手好きで、金の動きは荒かった。数字の話にな ...
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残ったほう rw+2,301
2025/08/17 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
五年前の秋口のことだ。 大学を辞めて地元に戻ったばかりの頃、短期で入った老人ホームの夜勤で、年上の職員から奇妙な話を聞いた。 深夜の仮眠室。白い蛍光灯が低く唸り、紙コップのコーヒーがやけに苦かった。 ...
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西はこちら側 nc+404-0201
2025/08/16 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
危険人物扱いされるのが怖くて、誰にも言えずにいた。でも、そろそろ限界かもしれない。 五年前から始まったんだ。きっかけは、テレビで野球を見ていた夜。気がついたら目の前のテーブルに、一枚の紙切れがあった。 ...
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茨城上申書殺人事件~映画『凶悪』のモデルとなったおぞましい事件 #4,6748
茨城上申書殺人事件~映画 『凶悪』 のモデルとなったおぞましい事件【ゆっくり朗読】 雑誌の記者に話を持ちかけたのは、あれが初めてだった。 自分の喉の奥に長い針が刺さったような感覚が続いていて、黙ってい ...
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隣の女が残した“ゆいごん”の中身 rw+8,016-0221
2025/08/16 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話あれは数年前、まだ学生上がりで、ろくな定職にも就かずにバイトを転々としていた頃の話だ。 一階の一番端の部屋に住んでいた。築三十年近い木造アパートで、壁は薄く、隣の生活音はだいたい筒抜けだった。 隣には ...
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敷地外の部屋 rw+3,098
2025/08/16 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
もう四十年も前の話だ。 埋立地にできたばかりの団地に住んでいた。空き地ばかりで、風が吹けば砂が舞い、自転車で同じ道を何周もしているだけで日が暮れた。昼間でも静かで、人の気配より潮の匂いのほうが濃かった ...
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「見るな!」―あの日、妻が娘たちに隠したのは夫の死体か、自らの殺意か。 #3,059
犯人の知り合い【ゆっくり朗読】 【社会】10年前の首吊り自殺は殺人事件?夫を自殺に見せかけて殺した妻ら5人を逮捕 保険金目的か 宮城 1 :環境破壊ちゃんφ ★:2010/03/04(木) 05:15 ...
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死角の扉 rw+2,668-0217
2025/08/16 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ミルクと砂糖をたっぷり入れたコーヒーを口に含んだ瞬間、喉の奥にいやな感覚が残る。甘いはずなのに、どこか粉っぽい。 あれから一年が過ぎた。 七月の終わりだった。暑さが飽和して、夜の空気まで重く沈んでいた ...
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空白はいつも隣にいる nw+449-0116
2025/08/15 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
あの男から話を聞いたのは、深夜の喫茶店だった。 照明は弱く、空調の効きが悪いのか、店内には湿った空気が溜まっていた。 彼はグラスの縁を指でなぞりながら、思い出すように、途切れ途切れに語り始めた。顔色は ...
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黒い三角の飛行機 #2,176-0221
2025/08/15 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
愛知県黒い三角の飛行機【ゆっくり朗読】 UFOの話もあったので、自分の体験をひとつ 301 :本当にあった怖い名無し:2011/01/31(月) 08:27:47 ID:OsJCGR1o0 自分が中学生のと ...
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事件はありません rw+5,658-0211
2025/08/15 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
夜は、底から静かに満ちてくる。 嫁が夜勤でいない週末だった。 車で出て、代行で帰る。それだけの話だった。 二軒目に入ったのは、顔なじみのラウンジだ。元はパチンコ屋で知り合った女がやっている。今は新しい ...
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ビデオの中の友人(6)#1,722
2025/08/15 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ビデオの中の友人(6)あとがき【ゆっくり朗読】 B著です。ホラーテラー『ビデオの中の友人』の後書きです。 投稿者「B ◆06fMZ3gA」 2014/07/12 まぁ、後書きというより、その後。 Tが ...
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橋の下に埋めた名前 nw+
2025/08/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
両親が営んでいたのは、町で三代続く文具店だった。 ノートや鉛筆のほか、小中学校への納品も請け負っていたから、うちは自然と町の内側にいた。役場の職員、地元議員、消防団、葬式帰りの親戚連中。レジ越しに交わ ...
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弟と行くから nw+455-0206
2025/08/14 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
その日の朝も、夏の湿気が肌にまとわりついていた。 中学二年だった俺は、陸上部の朝練のため、夜明け前に家を出るのが日課だった。階下を通ると、弟の布団は空だった。珍しいことではない。弟は昔から、机の下やタ ...
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【ホントは怖い童謡】かごめかごめの歌詞怖すぎ #23,014
2025/08/14 -短編, r+, 都市伝説
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話【ホントは怖い童謡】かごめかごめの歌詞怖すぎ 呪われた都市伝説 かごめかごめ かごめかごめ とは かごめかごめ(籠目籠目)は、こどもの遊びの一つ。または、その時に歌う歌。 「細取・小間取(こまどり)」 ...
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一拍遅れる足音 rw+3,229
2025/08/14 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
深夜二時を回ると、あの病院は生き物のように息を潜めた。 医師になって間もない頃、大学の関連で地方の精神病院に当直へ出されていた。昼間はただ古びているだけの建物が、夜になると別の構造を持ちはじめる。湿気 ...
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腹の奥から伸びる手 rw+1,837
2025/08/14 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
母の実家は寺だった。 東北の盆地にある小さな寺で、夏は湿り気を帯び、冬は音が消える。私は三歳になるまで、母とそこで暮らしていた。 寺には子どもの癇を祓うまじないが伝わっていたらしい。祖母は檀家が訪れる ...
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ビデオの中の友人(5)#1596
2025/08/14 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ビデオの中の友人(5)代償【ゆっくり朗読】 Bです。ホラーテラー『ビデオの中の友人』のその後4です。 投稿者「B ◆06fMZ3gA」 2014/07/12 前々々々作からの著者T(本文中「オレ=○○ ...
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黒い画面の余地 nw+333-0217
2025/08/13 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
テレビを買ったのは、寮に移って四か月ほど経った頃だった。 部屋には何もなく、夜になるとやけに静かで、物音が自分の呼吸だけになるのが嫌だった。だから深夜、眠れないときに流しっぱなしにしておける安物のテレ ...
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五月の刃 rw+6,131-0216
2025/08/13 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
五月の節句の頃のことだ。 あの家には、仏壇のある部屋があった。昼でも薄暗く、線香の匂いがいつも畳に染みついている。その部屋にだけは、子供の俺も勝手に入らなかった。 その年、俺のために兜飾りが用意された ...
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足跡のない雪 rw+1,286
2025/08/13 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
夜ごとに鳴る声よりも、いま思い出して汗ばむのは、最後に見た「あれ」の在り方だ。 東北の外れ、地図を拡大しなければ出てこないような小さな集落で、私は一年も暮らしていない。 第二子を産んだ直後、横浜から夫 ...
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ビデオの中の友人(4)#1436
2025/08/13 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ビデオの中の友人(4)復讐【ゆっくり朗読】 Bです。ホラーテラー『ビデオの中の友人』のその後3です。 投稿者「B ◆06fMZ3gA」 2014/06/16 前々々作からの著者T(本文中『オレ』)が2 ...
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三人目の記憶 nw+
2025/08/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
七月の終わり、土曜日の午前中。 Aから連絡が来る。十年前から変わらない文面で、「今年も行くぞ」とだけ書かれている。 年に一度しか会わない友人が二人いる。 AとB。高校の同級生だった……はずの二人だ。 ...
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見てしまった者 rcw+5,921-0108
祖母の葬式の日のことだ。 あれから長い時間が経った。けれど、あの日の一場面だけは、古い写真のように色も動きも変えず、頭の奥に貼り付いたまま残っている。思い出そうとしなくても、ふとした瞬間に勝手に浮かび ...
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ビデオの中の友人(3)#1672
2025/08/12 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ビデオの中の友人(3)準備【ゆっくり朗読】 Bです。ホラーテラー『ビデオの中の友人』のその後2です。 投稿者「B ◆06fMZ3gA」 2014/06/12 前々作からの著者T(本文中「オレ」)が20 ...
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覚えていてね nw+402-0217
2025/08/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
わたしには、男だった頃の記憶と、女だった頃の記憶がある。 どちらが先だったのかは思い出せない。思い出そうとすると、必ずどちらかの季節が崩れる。夏のはずなのに、窓から入る風は冷たく、白いレースのカーテン ...
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看護師の告白 rw+30,374-0210
あの夜の匂いを、私はいまだに忘れられない。 病院の夜勤明け、冷え切った制服の袖口から、鉄のような匂いが立ち上がる。目を覚ますたび、あれは風呂場の湯気に混じっていた匂いだと思い当たる。けれど、そう思い当 ...
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ビデオの中の友人(2)#1793
2025/08/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ビデオの中の友人(2)原因究明【ゆっくり朗読】 Bです。 投稿者「B ◆06fMZ3gA」 2014/05/31 ホラーテラー『ビデオの中の友人』のその後1です。 前からの著者T(本文中「オレ」)が2 ...
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【閲覧制限】サイコパス心理テストってなまらヤバイ!あなたの心があぶり出される瞬間 #16.608
【閲覧制限】サイコパス心理テストってなまらヤバイ!あなたの心があぶり出される瞬間【ゆっくり朗読】 サイコパスとは? 精神病質(せいしんびょうしつ、英:サイコパシー、Psychopathy)は、反社会的 ...