ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「r+」 一覧

謎の同棲女 r+1860

1996年6月下旬の蒸し暑い日だった。 その日、俺は田中さんという大家のところに営業に行った。彼はメゾネットタイプの集合住宅を賃貸経営していて、先月退去した住人の預かり費用の件で話があったからだ。 退 ...

まつり一族《ホラーテラーさん》 r+7000

僕の生まれ育った村は、すでに市町村統合で地図の上からは消えてしまった。しかし、この話は、まだその場所が「村」と呼ばれていた頃の記憶だ。 小学校6年生の夏。あの日は友達のマサオと一緒に、村の上に広がる山 ...

犬鳴村・犬鳴峠の恐怖体験 r+5142

これは、ある学生が体験した話を元にしている。 九州の心霊スポットとして知られる「犬鳴峠」を舞台にした出来事だ。 学校帰りの薄暗い教室。夕暮れが窓から差し込む中、彼と武田はいつものように取り留めのない雑 ...

二階のロッカールーム r+3290

2024/12/28   -短編, r+, 怪談

学生時代、地方都市で下宿生活をしていた俺は、夜はクラブのボーイとして働いていた。 その店は主に中小企業の重役たちが接待に使うような場で、親会社が経営を握り、その下にマスター、ママ、チーママ、そしてホス ...

おいぼ岩の囁き r+3151

時刻は夜十時を少し過ぎたころ。季節は冬。冷たい風が吹きすさぶ中、車を走らせていた。 僕と友人二人が乗り込んだその車は、真夜中の国道を走り抜け、潮の香りを辿りながら海を目指している。平均時速は80キロほ ...

サエノ神の夜語り r+2966

これは、丹沢を訪れた旅人が語ってくれた、奇妙な一夜の出来事だ。 夜露が肌を刺すような寒さで、やむなく道端の祠に身を寄せた。「サエノ神」と書かれた小さな木の札が風に揺れていたが、それ以外には目立ったもの ...

山の中心の墓標 r+3204

これは、土木関係の仕事をしている知人から聞いた話だ。 随分昔のことになるが、中国地方のある山中での出来事だという。 トンネル建設のため、険しい山を削ることになった。作業は順調に進んでいたが、ある日、掘 ...

案山子の囁き r+704

数年前。妻と、間もなく1歳になる息子を連れて、妻の故郷を訪れた時のこと。 義父母や義弟に温かく迎えられ、数日間楽しい時間を過ごしていた。その滞在中のある日、「せっかくだから皆で温泉に行こう」という提案 ...

小屋の思い出 r+524

12年前の冬に起きた、今でも忘れられない話を書こうと思う。 長い話になるから、時間がある人だけ読んでくれ。 登場人物 ・俺 ・妹 ・寺木 ・東 俺は小学生の頃、長野の山に囲まれた地域に住んでいて、友達 ...

女が招く場所 r+5366

2002年9月、俺と茂雄と清治は町に飲みに出た。 焼肉屋から始まり、スナックでカラオケ、締めはラーメン屋。ラーメン屋を出たのは深夜1時半を回った頃だった。俺はアルコールを飲まないので運転手を任されてい ...

小料理屋の特等席 r+4116

2024/12/27   -短編, r+

叔父が営む居酒屋は、カウンターだけの小さな店だった。 学生時代、手伝いをしていた俺は、常連の一人に特別な印象を抱いていた。七十代の小菅さん。真っ白な頭が特徴的で、いつもカウンターの奥の席で静かに飲んで ...

救済の連鎖 r+3840

これは、ある男性から聞いた話だ。 小学校5年生のある日、通学路の交差点を渡っていた時のこと。視界の端で右折してくる車が急にこちらへ向かってくるのが見えた。衝突までの一瞬、まるで時間が引き延ばされたよう ...

名もない低き裏山 r+3493

この話は、とある地方の小さな集落にある、名もない裏山で起きた出来事だ。 幼稚園や小学校の裏手にあるため、子供たちにとっては親しみ深い場所だった。山頂には児童公園があり、昼休みにはたくさんの子供たちが駆 ...

コンビニの男の子 r+3295

2024/12/27   -短編, r+

友人が体験した、夏の夕暮れの話。 近所のスーパーに買い物に行った時の出来事らしい。 夕方六時、まだ日が落ちきらない蒸し暑さの中、チャリを漕いでスーパーへ向かったという。夕飯の材料を軽く揃えるつもりで、 ...

ピッキング r+3500

数年前の話になる。 当時、夫はトラックドライバーをしており、月の半分以上は家にいなかった。私はその頃、長女が生まれたばかりで、育児、アルバイト、家事、そして留守番に追われる日々を過ごしていた。睡眠もま ...

奇怪な登山者 r+3100

これは、友人が筑波山で体験した話だ。 平日、珍しく休みが合ったということで彼女と一緒に筑波山に登ったらしい。週末の混雑を避けられると、二人で喜んでいたが、日頃の運動不足がたたってか、すぐに息が切れ、会 ...

初夜権の研究(処女権・股の権利についての考察)r+7250

2024/12/26   -中編, r+, 民俗
 

初夜権とは [フランス出身の画家ジュール・アルセーヌ・ガルニエ(Jules Arsène Garnier、1847年 - 1889年)が1872年に発表した絵画「初夜権(Le Droit du Sei ...

事故物件303号室 r+5957

地元ではちょっとした有名物件となっている、築15~17年の5階建てマンション。 303号室で、30代後半の女性が自ら命を絶ったという話が始まりだ。女性は水商売をしていたそうだが、なぜ彼女がそんな決断を ...

ディズニーランド近くの1Kマンスリーマンションr+4781

去年の夏、地元に戻ってきたが、あの三年間の記憶は今でも背筋が冷たくなる。 東京ディズニーランド近くの1Kマンスリーマンション。華やかな観光地の影に潜む、誰も気づかない異質な空気の街。快速も止まらない駅 ...

ビデオに映らない女 r+3531

これは、奄美大島に住む叔父から聞いた話だ。 その日、家族全員でビデオカメラを持ち出し、海岸で楽しいひとときを過ごしていた。三脚に固定したカメラは、兄弟や従兄弟たちが波打ち際で遊ぶ様子を黙々と記録してい ...

牛ヶ首に纏わる伝承とその歴史的背景 r+3987

新潟県に所在する「牛ヶ首」という地名は、伝承と歴史が交錯し、その背後に数多くの謎と人々の記憶が刻まれた特異な場所である。 この地名をめぐる代表的な物語の一つは、江戸時代の夏に山間部の集落で起こった出来 ...

禍魂(マガタマ)r+3392

俺が中学生の頃、祖父から聞いた話だ。その話自体は、さらに遡って曽祖父から伝わったものらしい。 地元には、神主もいない古びた神社がある。誰も住むことなくひっそりと佇むその神社に祀られているのは、いわゆる ...

谷川岳の救難無線 r+3470

大学時代のワンダーフォーゲル部での出来事。 ある秋の日、部室で無線機を調整していた部員が、「どうしても『SOS』としか聞こえない信号が入る」と言い出した。 確かに、断続的にクリック音が繰り返されている ...

孤独が生む《負》の形 r+3414

これは、ある教会で働く神父の息子から聞いた話だ。 信者の田中さんが、ホームヘルパーの仕事で訪れる家があるという。その家は薄気味悪く、一人では心がまいってしまうからと、一緒に行ってほしいと頼まれた。神父 ...

狐火と肩の霊 r+3356

霊感など微塵もない私だが、先日ほんのりとした怖い体験をした。 あれは昨年の秋頃だったはずだ。夕暮れ時、近所のスーパーに買い物に出た帰りに、ふと思い出した。そういえば今日はいつも買っている雑誌の発売日で ...

謎の茶封筒 r+3530

これは大学の先輩、辺名古さん(仮名)から聞いた話だ。 彼が東京で大学受験に挑んでいた時の出来事である。 上京する前、辺名古さんには東京に特に知り合いもおらず、宿泊先として選んだのは都内のビジネスホテル ...

七人坊主 r+3306

これは、ある島で働いていた角造さん(仮名)の話だ。 その日、仕事が遅くなり、彼は小雨降る海沿いの道を車で走っていた。外は闇に包まれ、うねる黒い海が車のヘッドライトに浮かび上がる。湿気を含んだ冷たい空気 ...

区長の家の秘密 r+3493

2024/12/26   -短編, r+, ほんのり怖い話

これは、かつて地方の小さな町で育った男から聞いた話だ。 彼が小学生だった頃、その町には「子ども会」という集まりがあった。地域の子どもたちが一堂に会し、区長の家を拠点に遊んだりイベントを開いたりするのが ...

消えた息子と手紙の謎 r+3286

2009年、年の暮れ。会社に一通の手紙が届いた。 宛先は俺、編集プロダクションに勤める身として、個人宛の手紙は珍しい。中を開くと、エッセイの添削と執筆指導を頼みたいという依頼だった。見覚えのない差出人 ...

【閲覧注意】篠原 r+7259

平成四年。当時、高校三年生だった僕は、富山県立山に住んでいた。 桜はほとんど散り、暖かい日だった。受験シーズンが迫る中、僕は特に目標もなくダラダラと過ごしていた。高校卒業後は実家の弁当屋を手伝うと決め ...

天皇の経文 r+5873

落人の伝説は日本各地に存在している。中でも最も有名なのは源義経にまつわる話だろう。しかし、今自分が住む四国のある地方にも、独特な落人伝説とそれに関連した怪談が伝わっている。 この地方に伝わる落人の話で ...

山に選ばれし者 r+3354

これは、ある掲示板で見かけた話。 投稿者が語るには、つい先日、母方の祖父が亡くなったという。祖父は生涯を山での仕事に捧げ、家族に様々な山の話を語ってくれた人物だった。 通夜の翌日、火葬が執り行われた。 ...

石仏の記憶 r+2337

これは、数年前に登山好きの同僚たちと出かけた山での話だ。 山道は緩やかで、四人ほどのグループで笑い声を交わしながら進んでいた。その途中、道の傍らに不意に現れたのは、風雨に削られた大きな岩。 表面には仏 ...

チャネリング・オデッセイ:宇宙の扉を開けた夜 r+2454

2024/12/25   -長編, r+, 都市伝説

これは一風変わった体験談である。信じられない内容であるため、創作物として読んでほしい。ここに描かれるのは、ある人物が「チャネリング」を試みて体験したと主張する異世界の物語だ。 すべては、「チャネリング ...

消えたお家 r+3096

これは、匿名掲示板に投稿された奇妙な話だ。 小学校低学年の頃、投稿者が入り浸っていた近所の家。その家の記憶は鮮明だが、いつしか跡形もなく消え、周囲の人々は誰もその家の存在を覚えていないという。 共働き ...

記憶統失r+3637

記憶統失【ゆっくり朗読】 正月に小学校の同窓会があった。そこであったちょっと変な話。 2015/01/03(土)16:32:17 ID:cKb 私は小学校の頃いたずら好きで、人を驚かせたり物を隠したり ...

通過儀礼r+4521

これは、大学時代の友人から聞いた話だ。彼の父親にまつわる、一族の奇妙な通過儀礼とその代償の話である。 その家系では、男がある年齢に達すると必ず行われる儀式があるらしい。 「通過儀礼」と呼ぶには、あまり ...

ワラズマの謎と《お指さま》の秘密 r+4673

2024/12/24   -中編, r+

幼い頃の奇妙な邂逅 幼少期、田宮家(仮名)という遠い親戚の家に毎年のように泊まっていた。夏休みが来ると、田宮家の大きな日本家屋で数日を過ごすのが恒例だった。血の繋がりはないが、両親が親しい間柄だったた ...

裏世界r+4566

裏世界【ゆっくり朗読】 不思議な記憶と言うか、今でも鮮明に覚えてる記憶。 小学校五年生の夏休み。 家の裏手にある大きなグランドで夏休みの自由研究である「身近にいる昆虫リスト」を作ってた。 するとグラン ...

土地神 r+

これは、とある不動産営業をしている知人から聞いた話だ。 15年ほど前、その知人が不動産会社に入社して間もない頃のことだ。彼の会社では競売物件を落札して建売住宅として販売する事業を展開しており、当時も新 ...

水神様の祠と拝み屋の奇行 r+3555

その屋敷の敷地内には、古びた小さな祠が鎮座している。 苔むした石段を上ると、木々に囲まれたその場所には、代々水神様が祀られてきた。祠は周囲にひっそりとした威厳を放ち、訪れる者を畏怖させる。信仰心の篤い ...

入るなr+4736

これは、ある不動産会社で管理人を務める和茂さんから聞いた話だ。 仕事柄、さまざまな住人と接してきたが、この件だけは一生忘れられないという。 新築のマンション「サンライズタワー2005号室」。そこに住ん ...

【閲覧注意】史上最凶のシリアルキラー テッド・バンディ【最凶悪殺人事件】r+16.6k

【閲覧注意】史上最凶のシリアルキラー:テッド・バンディ【最凶悪殺人事件】 セオドア・ロバート・バンディ(Theodore Robert Bundy、1946年11月24日 - 1989年1月24日)は ...

千代万里(ちよまり)r+4275

七年ほど前の話だ。高校に入学したばかりの夏に聞いた話がある。 俺の父親は三男坊の次男で、家を継ぐこともなかったため都会に出てきた。しかし、父の実家――つまり本家――はそれなりに由緒ある家らしい。祖父も ...

睡眠障害 r+3144

2024/12/24   -短編, r+, ほんのり怖い話

これは、ある男性から直接聞いた話だ。 2008年、仕事の都合で引っ越した先は、駅から少し離れた家賃33,000円のマンションだった。不動産屋は「家具付きでこの価格はお得ですよ」とやけに推してきたが、そ ...

運命の赤い糸の人 r+3227

あなたは「運命」という言葉を信じるだろうか。 誰かと赤い糸で結ばれているとしたら、それは本当にあるのだろうか。 初めてその夢を見たのは、中学一年か二年の頃だった。記憶の中の夢の舞台は、ガラスで囲まれた ...

産婆の闇r+3061

私の母方の祖母は、かつて産婆をしていた。 今から半世紀以上前、昭和三十年代初期のことだ。幼い私に向けて祖母はよく話してくれた。「どんな子も小さいうちは天使のようにかわいいもんだ」と言いながら、彼女の仕 ...

裏山のささやき r+3071

もう14、5年も前のことだ。 当時、僕の家の裏には小さな山があって、2階の自室の窓からその裏山が見えていた。 裏山には小道が一本あり、僕の部屋のすぐ脇を通っていた。 学生だった僕は、深夜になるとラジオ ...

かなりヤバイ集落を見つけた話【まとめ】r+27k

宮崎県に住むものなんですが、先日かなりすごい集落を発見してしまいました。 先週の土曜日に友人と二人で、サイクリングに行った時でした。 その日は、今まで行ったことのない方ない方へと道を進んで行こうという ...

監視付アパート r+5695

引越し先での奇妙な体験 おととし、住んでいたアパートの話だ。 引越しを決めて物件探しをしていたとき、不動産会社から「ちょっとした縁で安くできるから」と紹介されたのが、そのアパートだった。 1Kでロフト ...

Copyright© 怖いお話.net【厳選まとめ】 , 2025 All Rights Reserved.