ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「r+」 一覧

今日はどちらが抱いてくれるんですか rw+3,342-0320

僕が黒田に出会ったのは、高校一年の春だった。 政令指定都市ではあるが、中心街から少し外れると、急に時間の流れが鈍くなる街だった。家から三分歩けばローソンが三軒ある。どれも似たような白い光で夜を照らして ...

同じ罪の下で rw+11,339

小学校の頃、マサルという友達がいた。 明るくて、よく笑って、勉強もできた。俺よりずっと賢く、忘れ物もせず、先生の覚えも良かった。ただひとつ、家の話だけはしなかった。 ある年の誕生日会に呼ばれた。リビン ...

個室の下 rw+7,865-0124

深夜のネットカフェという場所は、昼間とは別の顔を持つ。 明るさは保たれているのに、空気の密度だけが変わる。人の気配が薄まり、仕切りと仕切りのあいだに、用途不明の余白が生まれる。 大学生だった頃、俺には ...

宗教二世の俺が実家の仏壇を海で壊した結果 rw+1,537-0318

2026/03/18   -短編, r+, カルト宗教

生まれたときには、もう信じていることになっていた。 何を信じているのか、自分で考えた記憶はない。物心がついた頃には、リビングの隅に黒い仏壇があった。金属みたいに冷たく光るやつで、親はそれを拝む前だけ、 ...

一緒に食べる rw+10,315

あの話を聞いたのは、駅前のファミレスだった。 サークルの小旅行の日、渋滞で足止めを食らい、僕とYだけが取り残された。新人のYとはそれまでほとんど話したことがなかったが、三十分もすれば妙に気が合った。笑 ...

確認済み rw+8,505-0109

俺が火葬場でアルバイトをしていたのは二十代の終わり頃だ。 斎場は地方都市の外れにあり、山と川に挟まれた、周囲から少し切り離された場所だった。朝は早く、仕事の多くは清掃や準備で、遺族と直接話すことはほと ...

白い飯を待つもの rw+15,058

霊能者を探したのは、知人の不運があまりにも続いたからだった。 事故、病気、災難。どれも致命的にはならないが、確実に命を削る出来事ばかりで、偶然と片づけるには多すぎた。 漫画で紹介されていた霊能者に連絡 ...

受け取られた記憶 rw+1,897-0316

今でもあの冬の日の息の白さを思い出すと、胸の奥がざわつく。 小学四年の十二月だった。北風が頬を裂くように冷たく、友達と秘密基地を見に行った。場所は埼玉の郊外、低い林に埋もれるように残っていた古いホコラ ...

吠えた場所が違った rw+5,284-0316

実家は築四十年を超えている。 柱は日焼けして黒く、床板は歩くたびに湿ったような軋みを返す。冬になると壁の隙間を風が抜けて、家のどこかで細い笛みたいな音が鳴る。昔からそういう家だった。台所の奥で何かが落 ...

上にいた顔 rw+3,203-0316

高校二年の頃、友達とよく飯能の岩場に通っていた。 都心から近く、昔から人工登攀の練習場として知られた場所で、駅から十分ほど歩けば入口に小さな赤い祠が見える。そこを過ぎると岩場だ。僕らは休日になるたびに ...

神戸市北区の一軒家いらないか? #11,253

神戸市北区の一軒家いらないか? 925 :名無しさん:2009/02/04(水) 08:52:44 ID:oKOysTpy0 ただ三つ条件があって 1 必ず受け取る 2 三日以上家を空けない 3 死ぬ ...

またその顔で rw+2,717-0315

数年に一度、決まって現れる人たちがいる。 爺さんのときもあれば、婆さんのときもある。作業着のおっさんだったことも、喪服のおばさんだったこともあった。全員、別人だ。顔も声も、着ているものも、暮らしぶりも ...

寝室の空き側 rw+6,416-0315

新Q地区の話を最初に聞いたとき、俺は祟りだの呪いだのより先に、不動産屋のアキバが弱っていることのほうが気になった。 酒の席で、あいつは珍しく自分からグラスを置いた。 「また一軒、葬式が出た」 新Q地区 ...

追われなかった理由 rw+8,422-0119

これは、知人が小学生の頃に体験した話だ。 彼が通っていた塾では、毎年夏になると八ヶ岳の別荘地で合宿が行われていた。名目は自然体験だったが、実態は子どもを山に放り出すだけに近かった。集団行動はほとんどな ...

点滴の時間 rw+7,732

二十年以上前、俺は治験のアルバイトに応募した。 一ヶ月弱で四十万円以上。フリーターだった俺にとっては、それだけで十分な理由だった。参加者は十人。都内で事前検査を受け、問題なしと判定された者だけが、本試 ...

時刻表どおりに来たバスに乗ったら、清助が先に乗っていた rw+3,877-0313

あの夜のことを思い出すたび、最初に引っかかるのはバスじゃない。清助だ。 母の親友の息子で、物心つく前から同じ家にいた。兄弟というには近すぎて、他人というには説明がつかない。飯を食う速さも、寝返りの癖も ...

俺を育てた母親は存在しなかった rw+9,397

他人の関係【ゆっくり朗読】 俺が物心ついた時から、家には母親と呼ぶ女がいた。 父親の話は一切聞かされたことがなく、写真もなく、名前すら知らない。聞こうとすると、その女は決まって機嫌を損ねた。 住んでい ...

見つかる前の話 rw+3,866-0312

大正生まれの祖母が、生きているあいだ何度も繰り返し語ってくれた話がある。 私自身の体験ではない。けれど、祖母がその話をするときの顔だけは、いまも妙にはっきり思い出せる。目の焦点は合っていないのに、口元 ...

名前を出すな rw+7,106-0311

高校時代の友人に、仮に竜太郎としておくが、あいつの家には今でも家族の誰も入らない部屋がある。 理由を聞いたのは、卒業してしばらくしてからだ。竜太郎は母親と姉との三人暮らしで、父親はもう何年も家にいなか ...

玄関を閉めない家 rw+1,940-0311

俺が子供の頃、祖父の家には一匹の犬が居ついていた。 コロという名だった。柴犬の血が混じっていると聞いたが、どこかそうは見えなかった。野良にしては不自然なくらい真っ白で、晴れた日に庭へ出ると、毛並みだけ ...

洗ってはいけない実 rw+2,349-0311

これは、ある男から直接聞いた話だ。 その男は、生まれつき、死んだ人間やこの世のものではない何かが見えるという。 ただし、祓えるわけでも、未来がわかるわけでもない。ただ見えて、向こうも自分に気づくことが ...

女の子はいなかった rc+3,575-0311

ずっと、あの子の顔だけは忘れられない。 両親が離婚したあと、母に連れられて山あいの集落に移り住んだのは、まだ小学校に上がる前だった。人は少なく、ほとんどが顔見知りで、店といえば小さな商店が一軒あるだけ ...

【名作】四つ年上の姉シリーズ【全話コンプリート】#9,196

四つ年上の姉シリーズ~コンプリート【ゆっくり朗読】 1.秘密の友達 四つ上の姉にまつわる話だ。 これから書き記す話は、姉の人生のほとんどを占めた『縁』あるいは『呪い』と呼ぶべきものと、自分でもその力の ...

途中で止められた夜 rw+7,998-0105

兄の家に泊まった夜のことだ。 古い木造で、ふすま一枚を隔てた隣の部屋に兄が寝ていた。時計の音も聞こえないほど静かで、外からは虫の声だけが薄く流れ込んでいた。布団に横になると、旅の疲れもあって、意識はす ...

まだ家のもの rw+2,255-0311

親父は五十になった年、経営していた紡績工場を唐突に売った。 身内は全員反対したが、親父は聞かなかった。工場も機械も土地もまとめて手放し、莫大な金だけを残して会社を畳んだ。 「もう三代先まで食っていける ...

押し入れの上段 rw+9,834-0106

大学時代の友人と久々に飲んだ。 懐かしさに油断して気づけば終電はとっくに終わっていた。タクシーで帰るのも面倒で友人が「職場の後輩の部屋、泊めてもらえるかも」と言い出した。俺は軽い気持ちで頷いた。終電を ...

あなたは、どこで気づきましたか rw+6,491

放課後の図書室に、最後まで残ってはいけない理由があると聞いたのは、小学四年のときだった。 最初はただの噂だった。「聞いたら後悔する話がある」と誰かが言い出し、その“誰か”が毎回違っていた。六年生から聞 ...

三分間の走行 rw+8,401

その夜、私は終電を逃した。 スタジオを出たのは一時を過ぎていた。湿った夜気が肺の奥にまとわりつく。背中のギターケースが重く、思考も鈍い。仕方なく流しのタクシーを拾った。 「〇〇通りまで」 運転手は五十 ...

意味を与えなければ rw+8,667

かつて陸上自衛隊のレンジャーだった男が、酒の席でこんなことを語っていた。 山に入れば幻覚や幻聴など珍しくもない。極限状態に置かれた脳が勝手に物語を作り出すだけだ。恐れる必要はない。あれは全部、自分の頭 ...

義父 rw+8,139

義父は外面だけは穏やかな男だった。 近所では「無口で真面目な人」と評されていたらしい。しかし家の中では違った。義母と一人娘である俺の妻に対し、機嫌ひとつで怒鳴り、殴り、物を投げる。湯飲みの置き方、味噌 ...

最後尾 rw+9,696

職場の同僚から聞いた話だ。 彼が幼い頃、県営住宅の七階に住んでいた。 同じ棟には同年代の子どもが多く、放課後はいつも五、六人で集まって遊んでいた。エントランスや共用廊下は絶好のコースだった。RCカーや ...

尾崎豊とオウム真理教 rc+7,480-0122

高校三年のある日、学校の休憩時間。 「お前らに尾崎豊の気持ちがわかるのかよ!」 教室で突然、叫び声が響いた。 「何にも知らないクセに、お前らなんかに尾崎のなにが分かるってんだよ!!」 声の主は篠崎。 ...

隣の音が消えた日 rw+8,365

俺が小学五年生の頃、家族で住んでいたアパートは、隣の咳払いまで聞こえるような造りだった。 テレビの音、箸の当たる音、足音。怒鳴り声。 壁一枚向こうの生活が、そのままこちらの部屋に流れ込んでいた。 隣に ...

信号は誰が押したのか rw+9,339-0117

五年前のことだと聞いた。 近所の国道に、押しボタン式の横断歩道がある。片側二車線で、昼夜を問わず交通量が多い。そこを、数人が青信号で渡っていた。 通りかかった男性は横断するつもりがなく、歩道の端をゆっ ...

姉さん団地 #10,166

【ゆっくり怪談】姉さんビル つくば市に昔《姉さんビル》とか、《姉ビル》と言われている建物がありました。 十何階か建ての公務員官舎で、同じ形をした建物が何件も建っています。 そのうちの一棟の壁いっぱいに ...

待っている音 rw+8,041-0109

公園には、決まった音があった。 ポーポー、コンコン。 ラッパのような笛と、小太鼓の軽い音。その二つが重なると、子どもたちは条件反射のように走り出した。音の主は、ポコさんと呼ばれる大道芸人だった。 顔は ...

オレの、と言った声 rw+8,152

俺が小学四年の頃だから、もう二十年は前になる。 ひとつ上に、ノエ君って呼ばれてた奴がいた。 本名は忘れたが、町で知らない人間はいなかったと思う。 山の生き物に異様に執着していて、レア種のためなら本当に ...

昨日は二つだった《意味がわかると怖い話》rw+4,514

その日は朝から暑かったという。 彼は自室でテレビゲームに夢中になっていたが、不意に母親の声が飛び込んできた。 「ほら、ゲームばっかりやってないで、草むしりしちゃいなさい。お母さんとの約束でしょ」 誕生 ...

禍垂(かすい):封鎖されたトンネル #11,296

禍垂【ゆっくり朗読】 昔、十代の時で、未だやっていい事と悪い事の分別もつかない時の話。 中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。 いつものようにツレから連絡があり、今から肝試 ...

数の合わない夜 rw+8,428-0115

清助が戻ってきた夜のことを、家族はあまり詳しく語らない。 夜半、山の方から足音が聞こえた。誰かが走っているようでもあり、引きずるようでもあったという。戸を開けると、清助が立っていた。帽子をかぶったまま ...

九官鳥は名前を知っている rw+7,042

これは、私の友人が大学時代に体験した出来事である。 彼女が交際していた男性は母子家庭で育ったが、経済的には不自由していなかった。大学から徒歩圏内の高級マンションに住み、広いリビングは自然と友人たちの溜 ...

姉になる人 rw+9,738

一九九八年一月。 仕事を終えて都内のアパートに戻ると、角田は廊下の奥に立つ女に気づいた。 半年前に別れた恋人、雅子だった。 彼女は角田の姿を見ると、懐かしむようでも、責めるようでもない、妙に落ち着いた ...

オフ会 #8,824

オフ会【ゆっくり朗読】 時間をかけて襲ってきた怖い話なんですが、やっと落ち着いてきたんでお話します。 211 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2000/10/07(土) 22:23 ...

鍵のある井戸 rw+7,718-0120

これを書いたら、昔の仲間なら俺が誰だか分かると思う。 ばれたら相当まずい。まだ生きていると知られたら、また探される。 それでも書く。俺が黙っていれば、あの場所は完全に闇に埋もれる。 文章は上手くない。 ...

普通の味 rw+9,370

結婚して五十日目の夜、ようやく私は違和感を言葉にした。 それまでも妙だった。見た目の悪い料理、奇妙な組み合わせ、噛むたびに違う味がする味噌汁。それでも「慣れていないだけだ」と自分に言い聞かせていた。結 ...

忘れてないだけ rw+11,601-0115

高一のとき、某チェーンの飲食店でアルバイトをしていた。 同じ日に入った子が一人いた。年も近く、見た目も性格も普通で、特別仲良くしようと意識したわけでもないのに、気づけば一緒にシフトに入ることが多くなっ ...

凡例のない印 rw+12,618

四国の大学で地質学の卒論を書いた。 特定地域の地層構造を調べ、地質図を作成するのがテーマだった。何度も山に入り、露頭を探してはフィールド帳に記録し、自分の歩数とコンパスでルートを引き直す。国土地理院の ...

石はまだ積める rw+3,394-0220

2026/02/20   -短編, r+, ほんのり怖い話

九月の終わり、校内で妙な噂が流れ始めた。 南中山に「ぐるぐる」が出る、という話だ。目撃した六年生がいるらしい。黒くて、どこかが回っている。見た者は呪われる。 だが証言は揃わない。背丈は子どもほどだと言 ...

点が増える rw+9,012

俺はバイオ系の大学院を修了し、博士号を取って大学に残った。 残れたというより、残るしかないと思い込んでいた。研究室の空気は薄い薬品臭と薄い敵意でできていて、パワハラで精神を病んだ。気づいたら何もできな ...

指を当てた人 rw+9,784-0114

東北地方に住む吉田さん(仮名)から聞いた話だ。 吉田さんは十一歳になるまで、父方の実家で暮らしていた。木造の古い家で、仏間と書庫だけがやけに広く、冬になると家中が線香と湿った畳の匂いに包まれる。そこに ...

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