ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「r+」 一覧

犬と父の影が交わる夜に r+4,685-5,129

今でも、あの夜の湿った風を思い出すと胸の奥がざわめく。 仕事で通夜に参列した帰り道のことだ。ホテルのプランナーをしていた頃、十月に挙式を控えた新郎の父が亡くなった。長い闘病の末だったという。通夜の席で ...

完成しつつある顔 rw+4,681-0102

俺は来年、二十歳になる。 これまで平穏に生きてこられたのは、たまたまだと思っている。理由は単純だ。今も終わっていない出来事があるからだ。 これは、俺がまだ物心もはっきりしない頃、夏祭りで見つけた一軒の ...

父の不思議な夢 r+1,600-2,340

これは、私が小学校2年生の頃に体験した事象である。 当時、父は頻繁に出張してビジネスホテルに滞在していた。夜間には、父は外出して飲みに行くことが多く、家庭に連絡をすることは極めて稀であった。しかし、そ ...

闇に浮かぶ顔は、誰のものか r+1,400-2,114

2025/11/22   -中編, r+, ほんのり怖い話

大学四年の夏、就職が決まって、友人たちは海だの合宿だのと騒いでいた。 だが私は急に空いた時間を持て余し、ふと思い立って母方の田舎に住む祖父を訪ねることにしたのだ。 山の奥、地図で見れば灰色の国道から脇 ...

見つけてはいけなかった場所 rw+3,998-0121

お盆休みを利用して、私は岐阜と長野の県境付近へ車を走らせていた。 山肌を縫うような細い道が延々と続き、ナビの縮尺を変えても現在地がはっきりしない。地図上では一本の線に過ぎないはずなのに、実際の道は何度 ...

言葉の続き rw+9,244-0120

事の発端は、夫が風邪をひいて寝込んだことだった。 七月の終わり、土曜日の夜。久しぶりに二人で外出し、帰宅した直後、夫は玄関で立ち止まり「寒い」「頭が割れそうだ」と訴えた。顔色は悪く、手足が異様に冷たい ...

担当者欄 rw+6,101-0106

以前、販売業に従事していた友人が社員研修用の資料を見せてくれた。 クレーム内容とその対応について。 そこには、クレーム対応を 【A】『正当な事由がある場合』と 【B】『正当な事由がない場合』に大別でき ...

置いてきた者 rw+5,159-0114

恐山は、青森県の外れにある。 灰色の山肌から硫黄の匂いが立ちのぼり、風が吹くたび、地面の下で何かが息をしているような音がする場所だ。 古くから「死者と会える山」と言われ、江戸の頃には伊勢参りと並ぶほど ...

みんなで? rw+3,032-0213

小学校五年生の頃の話だ。 私たちは探検に夢中だった。秘密基地という言葉だけで胸が高鳴った。放課後、第2公園に集まり、学校裏の山へ入る。私とA君とB君。その三人で何度も同じ山に足を踏み入れていた。 あの ...

柵の向こうで手を振る人 rw+2,131

これは、私が診察室で直接聞いた話だ。 語ったのは三十代半ばの男性。いまは健康そのものだが、小学四年の頃は慢性的な疾患で、季節が変わるたびに入退院を繰り返していたという。学校よりも白い廊下の方が身近で、 ...

居留守の癖 r+4,189-4,626

この話を耳にしたのは、同僚の先輩が酒席でふと漏らした時だった。 冗談めかして始められたものの、周囲はすぐに笑うのをやめた。妙に湿った空気をまとった語り口で、続きに引き込まれるしかなかった。 登場するの ...

着信に知らない名前が出る rw+5,174

これは、ある若い男から直接聞いた話だ。 その日、彼は夕方から映画を観る約束をしていた。相手は大学時代からの友人で、最近は仕事に追われてほとんど顔を合わせていなかった。久しぶりの外出だったらしく、彼は待 ...

見られていた側 rw+2,674-0107

2025/11/20   -短編, r+, ほんのり怖い話

私の中学校の同級生に、左眼だけが赤い生徒がいた。 君島典子という名前だった。入学式の日から、その赤は否応なく目を引いた。充血や病気というより、色そのものが違う。暗いところでも鈍く残る、濁った赤だった。 ...

神の領域に踏み込むな~消えた宮司の警告 r+2,350-2,984

これは、以前同じ神社に勤めていた元同僚から聞いた話だ。 先日、久しぶりにその同僚と再会し、懐かしい顔を見ながら雑談をしていた。彼は今も変わらず神主をしている。話題は自然と神社のことになり、ふと、以前そ ...

欄干の向こうに置かれなかったもの rw+3,450-0213

父の店は、町道と県道のちょうど分岐点にある。 朝から晩まで、近所の人間が何かしら理由をつけて立ち寄る。買い物のついでに世間話をし、用もないのに長居をする。 私はその空気の中で育った。 だから、あの事件 ...

行けそうだった場所 rcw+2,000-0122

もう十年以上前のことになる。 小学生のころ、私は山を切り開いて作られた新興住宅地に住んでいた。バブル期に造成されたらしいその一帯は、私が物心ついた頃にはすでに勢いを失っていて、住人のいない家も珍しくな ...

終えた者への挨拶 rw+2,413

夕暮れの色が一段と濃くなる時間帯に、彼はその停留所へ向かっていた。 高校時代、運動部に所属していた彼は、いつも決まったルートで帰宅していた。だがその日は練習が長引き、駅へ直行する最終バスに間に合わなか ...

誰にでもお父さんはいます rw+5,823

2025/11/19   -中編, r+, 土着信仰
 

青森に住んでると、霊能力者みたいな人が身近にいるのが当たり前みたいになる。 何でもかんでも幽霊に結びつけるつもりはないけど、土地の空気が薄い瞬間があるのは否定しにくい。黒石の冬の夜なんか、息を吐くと白 ...

這いよるストーカー~逃げ場のない視線 r+5,148-5,666

これは、私が中学三年生のとき、家族と出かけた隣町の大型スーパーでの出来事だ。 何気ない日常の一コマとして始まった買い物だったが、あの日の異様な気配は今でも忘れられない。 スーパーに着いてから、私はひと ...

常時事故物件r+4,267-4,700

不動産賃貸の専門業務に従事している。 拠点は新宿で、様々な人々が集まるエリアだ。風俗嬢、アイドル、モデル、水商売に従事する方々、外国人、さらには振り込め詐欺に関与していると疑われるような人物に至るまで ...

水に混ざる家 rw+3,270-0129

今でも、あの夏の倉庫の匂いを思い出すと、鼻の奥がじんと痺れる。 鉄錆と、湿った木の粉が混ざったような匂いだ。北海道の乾いた空気の中で、そこだけが海に近い場所のように感じられた。 祖父はよく言っていた。 ...

冷気の来た方向 rw+3,281-0115

今でも、東北の山間にあった小さな診療所で働いていた古参職員の話を思い返すと、あの湿った夏の夜気が皮膚に戻ってくる。 診療所の前には、山道に面した簡素な待合所があった。昼でも木立に囲まれて薄暗く、夜にな ...

藤原清衡の影:夢と現実を越えた古代の遺恨 r+4,209-4,521

作家、民俗学者として知られる山田野理夫氏の話。 氏が語るこの体験は、日本の民俗的信仰と歴史的事象が深く結びついた稀有な例として注目に値する。この体験は、個人の身体的異常と、歴史的背景を持つ呪術的な要素 ...

忘れられた写真と未来人の謎 r+2,977-3,410

ある日、うちの本家の祖父が亡くなる少し前に、「俺は未来人を見たことがあるんだ」と話し始めたことがあった。 祖父も高齢だったので、周囲は「もうボケたのではないか」と思ったが、実際には精神的な衰えはなく、 ...

撮っていない写真 rw+2,807-0222

五年前の夏のことだ。 学生だった彼は、ひまわり畑を見に行こうと母に誘われた。目的地までは数時間。退屈なはずの道のりも、二人きりで話しながら走れば短く感じたという。 海沿いの国道に差しかかった頃、「縁結 ...

少女苑 #3,744-4,142

今はなき広島の有名心霊スポット少女苑で、オレが10代のころ体験した話を。 751 :本当にあった怖い名無し:2011/11/30(水) 20:31:01.34 ID:xBj0Nino0 少女苑ってのは ...

消えぬ焔 r+3,626-4,000

これは、仲間数人と山中でキャンプをした時の体験談である。 夜も更けて、皆がテントに潜り込み寝静まった後、焚き火のそばで火を見つめていたのは彼一人だった。炎の光が揺らめき、静寂の中で火のはぜる音が微かに ...

あの日の路地で触れた手 r+3,529-3,904

この話を打ち明けると、必ず周囲が黙り込む。 語り手は私ではない。友人から伝え聞いた、彼の弟に起きた出来事だ。けれど、妙に湿った空気や、あの場に居合わせた者たちの口調までが、まるで私自身がその場を体験し ...

ミヤウチ様 r+3,788-4,151

私の家では、特定の神様を祀っており、家庭内に8畳の部屋を丸ごと使った祭壇を設けている。 その祭壇には、小さな米俵が積まれており、縄が張られ、酒瓶が並べられている。また、なぜかビールやスナック菓子、袋の ...

消えた元号 rw+4,080-0216

彼らが「口を開く」のは、酒のせいじゃない。 ムラ氏はそう言って笑った。机の上の一升瓶を顎で示したとき、私はそれを取材道具のひとつだとしか思わなかった。古びた家具に囲まれた部屋は薄暗く、窓の外の街灯が壁 ...

弁当箱を取りに戻った夜 rw+4,616-5,044

2025/11/17   -短編, r+, 怪談
 

背中の皮膚がざらつく。あの話を思い出すたび、そうなる。 聞いたのは、下請けで時々顔を合わせるコウさんからだ。酒の抜けきらない昼の休憩時間、灰色のプレハブの中で、彼は唐突に言った。「おまえ、怖い話好きや ...

行けなかったね rw+2,845-0220

小学校のころからの友人がいる。 少し変わったやつだった。人と同じことを嫌い、急に黙り込み、突然まじめな口調で説教じみたことを言い出す。中学に上がってから、同じ趣味をきっかけに一気に距離が縮まった。 あ ...

境目に置いてきたもの rw+7,174-0117

小学生の頃のことだ。 三十年以上前になるが、冬が来るたび、あの一日の感触だけは薄れない。 私は毎年、長期休みになると父方の祖父の家に預けられていた。東北の山間にある小さな集落で、雪に閉ざされる季節にな ...

心に潜む怪談~祖父と僕の夜 r+4,594-4,957

私がまだ小学校低学年だった頃、趣味で怖い話を作っては家族や友達に聞かせていた。 物語を考えるのが好きで、特に「怖い話」は私の得意ジャンルだった。まだ幼いながらも、誰かが驚いたり怖がったりする様子を見る ...

開いていた七階 rw+3,260-0206

私は大学時代、テレビ局でアルバイトをしていた。 水曜日が全休だったため、ほぼ毎週その日にシフトを入れていた。仕事は楽で、時給も良く、社食も評判通りだった。内部の人間から紹介された仕事で、表向きは非の打 ...

サンチアゴ航空513便事件 r+3,293-3,715

1989年11月14日、アメリカのタブロイド紙「ウィークリー・ワールド・ニューズ」は、驚くべき事件を報じた。その記事によれば、1989年10月12日にブラジルのポルト・アレグレ空港に、管制塔の許可を得 ...

深夜の幻影行進 r+2,915-3,179

2025/11/17   -短編, r+, 怪談

高校三年の夏、親友と二人、自転車で百キロ先の海を目指した。 動機といえば退屈を払いたかっただけで、きっかけも気まぐれにすぎなかった。日常から逃げるように漕ぎ続け、波打ち際で砂まみれになり、夕暮れには疲 ...

声なき森が告げるもの r+1,260-3,568

これは、旧友の坂本さん(仮名)から聞いた話だ。 坂本さんは中学時代、酷いいじめに遭っていた。周りの無関心さも手伝って、彼の毎日は暗闇に覆われていたらしい。教師も見て見ぬふり、家庭では両親が互いに別の相 ...

先に決まっていたこと rw+7,789-0114

同居していた頃のことを、私は今でも正確な時系列で思い出せない。 あの家にいた時間は、昼と夜の境目が曖昧で、言葉がそのまま形を持って漂っていた。 姑との摩擦は日常だった。 怒鳴り声や悪意のある言葉が、壁 ...

神隠しの町~呪われた祠の囁き r+5,163-5,759

三年前の夏の出来事 大学に入学して間もなく、親しくなった斉木と中島と共に、夏休みの暇を持て余し、斉木の親戚が経営する某山陰地方の民宿へ旅行に出かけることにした。二泊の予定だった。 町に到着し、夕暮れ時 ...

育てるもの rcw+5,925-0129

今でも、祖父の家の裏山に漂っていた湿った匂いを思い出す。 夏休みごとに弟と連れて行かれたその家は、瓦屋根が低く沈み、庭先には使われなくなった農具が無造作に積まれていた。夕方になると、裏山から蝉の声と湿 ...

99階の続きを知っている rw+2,663-0205

2025/11/16   -短編, r+, 都市伝説

学生時代、私が絶対に口外できないと決めていた出来事がある。 あれは大学四年の冬、世紀の変わり目をまたぐ頃のことだった。 十二月末のシンガポールは、夜になっても湿った熱気を失わなかった。街路樹の葉は水を ...

異界を覗いた出張帰り r+2,352-2,836

これは、転勤族であるAさんが三重県に住んでいた頃に体験した話だ。 出張で大阪へ向かったAさんが、昼過ぎに電車で戻る際のことだ。途中の駅で乗り換えるために降り立つと、薄暗く古びた駅が広がっていた。駅員の ...

選ばれなかったほう rw+4,671

夜の林道で見た光は、いまも彼の記憶の奥で消えずに揺れている。 十五年前、免許を取りたての彼は、地図に載らない道を走ることに取り憑かれていた。舗装の途切れた林道、崩れかけたガードレール、落ち葉に埋もれた ...

間違い電話の正解 rw+5,106

先日、私が一人で残業していた夜のことだ。 時刻は七時半を少し回った頃だったと思う。工場の機械は止まり、事務所には蛍光灯の白い光と、私のキーボードを叩く音だけが残っていた。街外れの山裾にある小さな町工場 ...

【18禁】カルト教団の性奴隷 r+7,253-7,895

私が小学校五年生のとき、交通事故で両親を亡くし、祖父に引き取られることになった。 その日を境に、私の時間は凍りつき、思考が停止したようだった。胸の中には深い空虚感が広がり、事故前の記憶はぼんやりとして ...

泣かない赤児 #5,676-0216

私がまだ小学生の頃、母方の祖父の故郷で体験した出来事についてここに記す。 祖父が他界して十年が経過した今、その出来事を公にすることにした。ここで語られる内容は古くからの因習と民間信仰が深く絡んでいるた ...

【ミステリー】戦艦長門の最期 rw+5,067-0220

【ミステリー】戦艦長門の最期【ゆっくり朗読】 現代に大東亜戦争時の日本海軍の軍艦の名前を聞くと、真っ先に『大和』が上がると思うが、『大和』は当時極秘に建造されていたために、国民には存在は知らされておら ...

続きを預けた夜 rw+4,919

母は、あの夜のことを語るときだけ、決まって声を落とした。 村外れの山道に、朽ちかけた寺があった。昼でも人が寄りつかない場所で、夜になればなおさらだ。そこでは丑の刻参りが行われているという噂が、子供たち ...

目を縛り、歯を縛り r+2,296-2,705

今でもあの書き込みを読んだ夜のことを思い出すと、胸の奥がざらつく。 指先に残るキーの感触、画面の光に照らされた顔の影、それらすべてが不気味に蘇るのだ。 最初に掲示板を覗いた時、彼女の投稿はごくありふれ ...

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