「 ★人気ベスト300 」 一覧
-
-
【名作】黒しっぽ/BUMP OF CHICKEN「K」r+20,395
少し不思議な話。 俺が高校生の頃、ずっと欲しかった原チャリをバイトで貯めた金でやっと買った。 あの時の興奮は今でも忘れられない。手に入れた瞬間、俺は自由を手にした気分だった。仲間たちが乗り回している中 ...
-
-
舵子の悲劇 #8,268
映画:怒りの孤島 上映時間・108分 配給作品(日映作品)1958年(昭和33年) 水木洋子が書いた原作(NHK放送劇)を水木洋子自ら脚色、久松静児が監督した社会ドラマ。撮影は木塚誠一。主演は鈴木和夫 ...
-
-
【泣ける!!感動名作心霊物語】ショートケーキの約束 r+7,466
2025/10/21 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300俺の妹は、俺が十七の時に死んだ。 今からもう八年も前のことになる。 まだ六歳だった。末っ子で、上も下も男ばっかりの兄弟の中に生まれた唯一の女の子。俺も兄貴も弟も、全員が可愛がった。ちっちゃくて病弱で、 ...
-
-
クロの子 r+15,440
【ゆっくり怪談】秘密結社~クロ教(クロ宗)の鉄の掟 秘密結社~クロ教(クロ宗)の鉄の掟 大学院時代、民俗学の調査で甑島(こしきしま)を訪れたことがある。 それまでにも山間の隠れ里や、漁村に残る土俗信仰 ...
-
-
廃病院からの着信 r+3,480
まだ俺が大学にいた頃のことだ。二、三年前になるだろうか。 ある夜、実家から婆ちゃんが倒れたと連絡があった。小さい頃からずっと面倒を見てくれていた婆ちゃんだ。いてもたってもいられず、すぐに帰省して病院に ...
-
-
瀬戸内に漂着した運転手 r+11,256
2025/10/19 -短編, r+, ほんとにあった怖い話, 未解決事件
★人気ベスト300これは度会さんから直接聞いた話を、わたしなりに整理したものである。 どうしても忘れられない。忘れようとしても、夜になると脳裏に浮かんでしまう。あの奇妙な「未解決事件」の顛末を。 *** もともとわたし ...
-
-
合法という言葉の影 r+7,275
2025/10/18 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300特殊清掃の仕事をしていたことがある。 死人の出た部屋をそうじすることもあれば、ペットの死体を処理することもあった。もっと軽いもので言えば、ゴミ屋敷の撤去。だが、そういう現場ほど、重たい空気をまとってい ...
-
-
アカに襲われた夜 r+7,106
2025/10/17 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300田舎で家業を継いで、農機具の販売や修理をしている。 都会の人には信じられないだろうけれど、同じ町内といっても山奥に住むお年寄りの家まで行こうと思えば、車で四時間近くかかることがある。たいていは一泊二日 ...
-
-
覗き穴の向こう r+8,592
2025/10/16 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300俺が一人暮らしを始めたのは、まだ二十歳そこそこの頃だった。 小さな木造アパートの一階、六畳一間に台所と風呂トイレ付き。壁は薄く、上の住人の足音や、隣の部屋のテレビの音が丸聞こえだったが、それでも親元を ...
-
-
濡れていなかった来訪者 r+8,285
2025/10/14 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300父親の顔を一度も見たことがない。物心ついたときから、家には母と私の二人だけだった。 母は明るく、妙に肝が据わっている人で、いつも自分を守ってくれると思っていた。これは、私が十七歳の頃、まだ母と二人で暮 ...
-
-
犬鳴に焼かれた声 r+19,921
福岡県に古くから語り継がれる犬鳴峠の話を知っているだろうか。 あの一帯には、人が近づくことを拒むように口を閉ざした旧犬鳴トンネルがあり、かつてから幽霊だの怨霊だのと囁かれてきた。実際に地元の古老などは ...
-
-
郵便受けの女 r+6,884
2025/10/12 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300二週間前に今の家へ引っ越した。 新居に慣れようとしている最中だが、どうしても前の部屋で体験したことが頭を離れない。誰かに話さずにはやっていられない。だから、これは俺が確かに体験したことだと前置きして聞 ...
-
-
カクタホテル二〇八号室 r+1,362
東京・品川に古びたビジネスホテルがある。 昭和四十二年十月十六日の夜明け、その二階奥にある二〇八号室を掃除に入った従業員が、女のぶら下がる姿を見たのだという。白い浴衣の帯が鴨居から垂れ、首を吊ったまま ...
-
-
匂いを嗅ぐ女 r+11,305
これは、実際に自分が体験したことだ。 今でも鮮明に思い出せるが、同時に思い出したくない夜でもある。 鶯谷という街をご存じだろうか。山手線の駅のひとつだが、観光客で賑わうわけでもなく、ビジネスマンで混雑 ...
-
-
リゾートバイト【完全版】#4.954
2025/10/09 -長編, r+, 洒落にならない怖い話, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話, 韓国約40,000文字リゾートバイト【完全版】 ネット史上最高レベルの怖い話 【作業用・睡眠導入】【ゆっくり怪談】 これは俺が大学三年の時の話。 夏休みも間近にせまり、大学の仲間五人で海に旅行に行こうって ...
-
-
叔父さんシリーズ【全話コンプリート】#5,032
約18,000文字叔父さんシリーズ【全話コンプリート】 第一話:邪視 これは俺が14歳の時の話だ。冬休みに、N県にある叔父(と言ってもまだ当時30代)の別荘に遊びに行く事になった。 本当は彼女と行きた ...
-
-
納屋の口 r+7,654
2025/10/08 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300二十年以上前のことになる。 今でもはっきりと覚えているのに、夢の中の出来事みたいに、記憶の輪郭がぐにゃりと歪んでいる。 私の実家は、山に抱かれるようにして建つ古い集落の外れにあった。舗装の途切れる細道 ...
-
-
憑く女 r+7,970
これは、俺が大学生だった頃の話だ。 人間には、「行きたくない」と説明できないのに思ってしまう場所があるだろう。理由はわからない。ただ、その道を選んだ瞬間に、全身が拒絶を叫ぶような感覚に陥ることがある。 ...
-
-
十七年目の午後、あの声がした:真犯人に会ってしまった男の記憶 r+3,589
あれは、よく晴れた午後だった。 陽が真上から地面を叩きつけるような、何の変哲もない一日だった。 足利の駅を降りて、渡良瀬川までの道を歩いていた。ちょうど、事件から十七年が経った日だった。いや、「事件」 ...
-
-
また、お願いします r+8,089
2025/10/05 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300※猫好きの方は、読まない方がいいかもしれません。 特殊清掃の会社に勤めていた。 人が想像するような、生々しいご遺体の処理なんて実際はごく一部で、主な仕事はその“あと”――つまり、人がいなくなった空間を ...
-
-
帰還葬 r+7,411
2025/10/03 -短編, r+, カルト宗教, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300先日、祖母が亡くなった。 眠るように、あっけなく。長く患っていた痴呆が、最後の数か月で急に深まり、その先は転げ落ちるように逝ってしまった。悲しみよりも先に、妙な空洞だけが胸に広がった。この土地は戦時中 ...
-
-
死後の世界を科学的に検証してみた #10.228
死後の世界を科学的に検証してみた【ゆっくり朗読】 「死後の世界はない」ということをあなたは証明できない!? 人は心臓が止まっても、3分間意識がある!? 生物学・池田先生>>> イギリ ...
-
-
神の子と呼ばれた島の兄 r+8,457
私が生まれ育ったのは、地図にやっと載るくらいの小さな島だ。 海は澄んでいるが、底の暗がりはいつも濁って見える。幼い頃、島の人々が「神の子」と呼ぶ中学生がいた。私の家のすぐ近くに住む、背の高い、日に焼け ...
-
-
『呪いのビデオ』のスタッフへ108つの質問!その答えがマジで怖い…#48,294
2025/09/30 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300【ゆっくり怪談】『呪いのビデオ』のスタッフへ108つの質問 2ちゃんねるに「呪いのビデオのスタッフだったけど質問ある?」という伝説のスレッドがたちました。 質問してください。知ってるところは全部教えま ...
-
-
赤い舟の呼び声 r+7,749
子どもの頃から大学に入るまで、ずっと海辺の町で育った。 浜に沿って国道が走り、その背後はすぐ山。山の斜面に家がぽつぽつと張り付くように建ち、浜辺には漁のための小屋が並んでいた。けれど、うちだけは漁師じ ...
-
-
グレートの最後の怪談 r+4,996
2025/09/28 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話, 時空の歪み小学校五年から六年の夏休み明けまで、田所というやつと同じクラスだった。 あだ名は「グレート」。怪談先生グレート。俺たちがそう呼んでいた。 学校の図書館を根城と呼び、推理小説を片っ端から読んで、目を悪く ...
-
-
二つの声 r+7,089
俺がまだ子どもの頃、母がふとした拍子に話してくれたことがある。 それは、俺が生まれるずっと前……母がまだ二十代のOLだった頃の出来事だ。 春の空気はぬるく、どこか埃っぽい匂いを孕んでいたらしい。大阪の ...
-
-
黒く塗られた招待状 r+8,337
越してきた当初から、この村にはどこか息苦しい匂いがあった。 畑の向こう、見渡す限りの屋根は皆、同じ苗字を背負った家々。笑い声も、足音も、まるで土に吸い込まれてしまうような静けさが支配している。 私は地 ...
-
-
リアル《完全版》r+4,655
【ゆっくり怪談】リアル(完全版)【語り継がれる最恐の話】 何かに取り憑かれたり狙われたり付きまとわれたりしたら、マジで洒落にならんことを最初に言っておく。 166:本当にあった怖い名無し:2011/0 ...
-
-
砂を呑む声 r+4,854
あの女と出会ったのは、たしか平成十六年の春だった。 鳥取の街はまだ肌寒く、港から吹く潮風が夜の店のネオンを濁らせていた。仕事帰り、ふらりと入ったスナックで、奥の席から笑い声が響いていた。妙に太い、喉に ...
-
-
赤い鎖の夜 r+8.981
中学生の頃、俺は山奥の古い家に住んでいた。 今はもうじいさんとばあさんがそこに住んでいるけど、あの家を思い出すと胸の奥がじっとりする。壁はひび割れ、雨の日には屋根裏が獣の匂いで満ちる。携帯は完全圏外。 ...
-
-
焼け跡の温もり r+17,956
2025/09/22 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
★人気ベスト300あの地震のあと、サイレンが町じゅうを貫いて鳴り響いたらしい。 俺は遠くの下宿で授業を受けていて、その音を直接は聞いていない。けれど、電話越しに母が慌ただしく叫んでいた声が、耳の奥にずっと焼き付いている ...
-
-
月を喰らう鬼と、俺の生 #3,869
あの夜から、俺の生は別のものになった。 巡回の足を止めたのは、細く高い女の歌声だった。涙を含んだ声色が夜の庭に漂い、俺の耳を縫い留めた。辿り着いた先で、白い衣の女が月光を纏い、宙に戯れるように舞ってい ...
-
-
立ったままの死 r+6,906
アルバイトの面接なんて、気楽な気持ちで行くものだと思っていた。 だが、その日案内されたのは、古い木造の事務所。雨で湿った木の匂いが鼻にまとわりつき、床は少し沈むように軋んだ。机の向こうで、面接官の男が ...
-
-
地下から来たもの r+4,252
あれは、まだ俺が二十代後半で、現場作業員としてあちこちの工事を渡り歩いていた頃の話だ。 勤めていた会社が地下鉄工事を請け負って、俺はその現場に配属された。 工事開始から数日。ショベルの爪が地面を削るた ...
-
-
さんりんぼう信仰 r+6,800
さんりんぼう信仰【ゆっくり朗読】 うちの親父は水道技術者なので特に夏場は忙しく、どこにも連れてって貰えない なので、親戚の家に十日位泊るのが小学生の頃の夏休みの恒例だった。 ある時、叔父さんに卵、キュ ...
-
-
かえるのうた r+4,789
2025/09/19 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300年末の寒気が、オフィスの窓ガラスを震わせていた。 先輩が、あの調子で肩を叩いてきたのは、仕事納めの一週間ほど前のことだった。 「うちの町の年越し、見てみない? おもしろい行事があるんだ。今年は特に、見 ...
-
-
松明の夜、島の半分 r+8,067
二十年前のことだ。人口百人ほどの小さな島に、教授の研究のため長く通った。 何年もかけ、季節ごとの暮らしや祭り、言葉の端々に滲む古い習俗を調べる。だが私は助手でも研究者でもなく、ただ同行者として島に出入 ...
-
-
【完全版】禁后(きんごう)~パンドラの箱 #5,921
2025/09/18 -中編, r+, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話【ゆっくり怪談】禁后(きんごう)~パンドラの箱【完全版】 私の故郷に伝わっていた「禁后」というものにまつわる話です。 どう読むのかは、最後までわかりませんでしたが、私たちの間では「パンドラ」と呼ばれて ...
-
-
仮母女(かもめ)《ホラーテラーさん》#11,854
【ゆっくり怪談】仮母女(かもめ) 若干の脚色ありますが、友人の兄の体験を本人目線で書いたものです。 今日は、カノジョの洋子と初めての一泊旅行。と言っても、家から電車で二時間ほどの、県内北部にある温泉旅 ...
-
-
【名作怖い話】喜一じいちゃんシリーズ・全話コンプリート #5,055
【ゆっくり怪談】喜一じいちゃんシリーズ【全話コンプリート】 喜一じいちゃんの昔話をします。 家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが一七歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた ...
-
-
樵面 r+3,800
2025/09/17 -中編, r+, 家系にまつわる怖い話, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話私がこの話を耳にしたのは、父が死ぬ二年前だった。 もっとも、話の大半は私が生まれるよりも前の出来事で、直接見たわけではない。父の口ぶり、残された古い資料、そして私の想像が混ざっている。だから、どこまで ...
-
-
いんびの夜 r+7,470
もう十数年以上も前のことになる。正確な年齢は定かじゃないが、五歳くらいだったと思う。 記憶の端は、あの山の冷たい空気と、深く染み込んだ土の匂いから始まる。 暮らしていた村は、地図にも載らないほど奥まっ ...
-
-
五歳上の従姉妹の話 【シリーズ全7話コンプリート】#3,895
【ゆっくり怪談】五歳上の従姉妹の話 【シリーズ全7話コンプリート】 第1話:せいちゃん 何だかおかしな人で、彼女と関わったことで奇妙な体験をいくつかした。 今から話すのはその中の一つ。 まだ俺が小学生 ...
-
-
掌の影 r+6,833
2025/09/15 -短編, r+, カルト宗教, 家系にまつわる怖い話
★人気ベスト300小学生の頃から、うちは妙な宗教をやっていた。 名前は言えないけれど、首にかける護符のようなものを与えられ、それをぶら下げて手をかざすと病気や怪我が治る、という教義だった。子どもながらに半信半疑だったが ...
-
-
ワラスッコの部屋 r+2,946
中学の頃まで過ごした故郷は、岩手県の二戸市金田一という小さな町だった。 山の匂いと湿った土の感触が、いまでも鼻の奥にこびりついている。 この町に、昔から妙な宿があった。緑風荘。表向きは、座敷童子の出る ...
-
-
三回ノックの家 r+6,887
これは、警察官をしている友人から聞いた話だ。 いや、正確には、彼が「聞いた」話ではなく、「関わった」話だと言っていた。だから、どこまで語っていいのか、いまでも判断に迷う。だが、あの日、彼の顔色があまり ...
-
-
【コンプリート完全版】邪霊の巣窟《ホラーテラーさん》 #5,711
2025/09/14 -長編, r+, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話【ゆっくり怪談】邪霊の巣窟【コンプリート完全版】 この話は十数年にも渡り自分と現妻や実兄、町をも巻き込み、恐怖のどん底に引きずり込んだ実話です。 原著作者:ホラーテラー 2009/10/17 01:5 ...
-
-
【連続殺人鬼】大久保清にまつわる怖い話 #11,801
【連続殺人鬼】大久保清にまつわる怖い話【ゆっくり朗読】 僕の実家は群馬にあります。 そして父が警察なのですが、父から聞いた話を一つ。 大久保清という連続殺人犯は知っているでしょうか。 昭和の話になって ...
-
-
神も仏も沈む地 r+5,381
親父が死ぬ直前、病室のベッドで俺と兄貴を呼びつけ、ほとんど息も絶え絶えになりながら言った言葉がある。 「……ムナカタ土建の資材置場の端に、林道があんだろ。……あそこの奥の集落の依頼は、……最優先にしろ ...