ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 kowainetの記事 」 一覧

七人の歩み音 r+1,637-2,051

2025/11/13   -短編, r+, 怪談

学生時代、私が誰にも話せずに胸の奥へ押し込めていた出来事がある。 いや、正確には、それは私自身の体験ではない。ある男から直接耳にした話なのだが、そのときの彼の震える声と、語りながらも時折うつろに宙を見 ...

魔の起源 #7,112-0118

「魔の起源」という本に載っていた山の神の解釈が後味悪かった。 503 :名無しさん@おーぷん :2016/02/23(火)23:59:02 ID:HDt 山の神は、名前のとおり山に住んでいるといわれる ...

気にしなかった女 rw+5,948-0122

これは、夜の仕事をしていた二十歳の女性から直接聞いた話だ。 当時の彼女は、同じ店で働く一つ年上の女性と、繁華街に近いアパートで同居を始めたばかりだった。鉄筋三階建ての二階、和室と洋室がひとつずつある、 ...

玄関を叩く音 r+4,420-4,827

この話を語り継ぐと、決まって空気が重くなる。 私も最初に聞いたときはそうだった。だが不動産会社に勤める知人が酒の席で口にしたときの声音は、まるで他人事のようで、どこか乾いた響きが混じっていた。 彼は高 ...

スパゲティ屋の若奥さんr+4,149-4,544

2025/11/13   -短編, r+, 怪談

これは、あるマンションの住人から聞いた話だ。 そのマンションが建てられたのは十年ほど前。駅前の便利な立地にあり、入居者も次々と集まり、マンションの一階には店舗が軒を連ねた。洒落たカフェや雑貨店が並び、 ...

四枚目の皿 rw+4,866-0113

彼女には霊感と呼べるものがなかった。 幽霊を見たこともなければ、気配を感じたこともない。そういう話を聞いても、どこか他人事として受け取ってきた。だからこそ、あの一度の体験は、今も現実として整理できない ...

赤いランドセルの少女 r+1,500-1,700

2025/11/13   -中編, r+, 怪談

これは、ある大学の友人たちが経験した奇妙な出来事だ。 大学は田舎にあり、遊び場が少ないため、彼らはよく車で夜のドライブに出かけていた。その日も同様に、友人たちは隣町の峠へ向かい、景色を楽しんだ後、帰り ...

見られる文字 nw+203

小さな頃の空はいつも身近な図書館で、洗濯物の匂いと鉄の網戸の音が混ざっていた。 あの匂いを嗅ぐと、たとえ十年以上経っても、日の光の温度まで引き戻される。 舞台はいつも午後だった。窓から差す光はしばしば ...

雨宮さんファイル r+1,952-2,541

同僚が酒の席で漏らした話を聞いた瞬間、空気が凍りついた。 「……あれはな、マジでK察の闇だよ」そう呟いたのは、元警察官だったという友人・Nだ。飲みの場とは思えぬ重苦しい雰囲気を纏った彼の顔を、今でもは ...

偽りの窓辺 r+2,003-2,331

同じような話を繰り返し聞かされたのは、つい先月のことだ。 夜道で彼女と別れた後、どうしても眠れず、枕元であの奇妙な語りを反芻した。まるで他人の体験談のはずなのに、聞けば聞くほど自分の記憶の底に滑り込ん ...

【意味がわかると"怖くない話"】彼のたった一つの親孝行 r+481-906

これは、ある田舎町に住む古い友人が語ってくれた話だ。 その町には、田中という名の独り身の老人がいた。年老いた彼の家は、小高い丘の中腹にある古風な木造家屋で、しんと静まり返った森に囲まれていた。近隣には ...

内部から光るもの rw+2,532-0211

この話を思い出すたび、背中の内側をぬめりのある冷たいものがゆっくり這い上がってくる。 正月に帰省した折、友人から聞いた話だ。あまり感情を表に出さない男だが、その夜ばかりは妙に言葉が乾いていた。酒を飲ん ...

声だけが残った rw+2,841-0122

学生時代から世話になっている米屋がいる。 商店街の外れにある古い店で、精米機の低い唸りと、米俵の乾いた匂いが常に漂っていた。昼下がり、店先で腰を下ろしながら、彼がぽつりと語った話がある。思い出すたび、 ...

没落家系のおぞましい秘密 r+5,877-6,564

これは、知り合いの古い友人から聞いた話だ。 その友人が小学生だった頃、家は農村の中でも特に貧しかった。家も古びていたし、家族はいつも節約の話ばかりだったので、ずっとそういう家柄だと思っていたのだ。 し ...

思い出せない場所 rw+5,589

2025/11/12   -中編, r+, 都市伝説
 

なぁ、人肉館に行かないか。 夏休みを利用して、久しぶりに長野の実家へ帰省した日の夜だった。 東京での生活に慣れきった身体には、山に囲まれた町の空気は驚くほど軽く感じられた。昼間は暑いが、風に湿り気がな ...

火を消した夜 rw+5,425-0102

楡井さんからその話を聞いたのは、冬の終わりだった。 居酒屋の奥、暖房の効きが悪い席で、彼は酒もあまり飲まず、淡々と語った。感情を挟まない。そのことが、かえって異様だった。 大学時代、仲の良かった連中が ...

背後の位置 rw+3,822-0114

とある夏のキャンプでの話。 あれから一年経った今でも、どこからが正確な記憶で、どこからが自分の中で歪んだものなのか、はっきりしない。 大学の夏休み直前、高校時代からの友人・江崎から電話があった。久しぶ ...

後悔と恐怖の記憶 r+3,351-3,779

2025/11/12   -中編, r+, 都市伝説

これは、九年前にある保険会社で働いていた男性から聞いた話だ。 彼は職場での順調なキャリアを築き、部下たちと親しくしながら、少しの誇りとともに日々の仕事を楽しんでいたという。 その中でも特に信頼していた ...

玄関を拭く人 nw+177-0120

仕事に追われ、帰宅が深夜にずれ込む生活が続いていた頃、私は家賃四万円の古いアパートに住んでいた。 狭く薄暗い建物で、共用廊下は常に湿気を含み、壁紙はところどころ剥がれ、雨の日には黴の匂いが濃くなる。息 ...

赤犬ヒサル r+2,862-3,266

この話を耳にしたのは、山深い長野の集落に暮らす知人の口からだった。 彼の声色は冗談めかすことなく、むしろ吐き出すたびに肺の奥から冷たい風が漏れ出すような調子で、私は黙って頷くしかなかった。 彼がまだ小 ...

呼べない理由 rw+2,984-0203

本人はあまり語りたがらないが、酒が入ったときに一度だけ、ぽつりと漏らした。 津軽には、恐山で知られるイタコとは別に、地元の年寄りだけが頼る「イタコ」がいる。 看板も出さない。祈祷料も決まっていない。 ...

ただいまの録音 rw+5,035-0131

今でも、彼女から聞いたその話を思い出すと、耳の奥に湿ったものが残る。 水でも汗でもない。音の名残だけが、こびりつくように離れない。 彼女と知り合ったのは仕事の現場だった。照明の強い場所に長く立ち続ける ...

爺さんの秘密 r+2,186-2,655

これは、大学の友人Aがしみじみと語ってくれた、家族の話だ。 Aの祖母は、数年前からボケが始まっていたが、徘徊や大声をあげるわけでもなく、ただ穏やかに寝たきりで日々を過ごしていた。 古びた大きな籐の椅子 ...

埼玉のいわくつき敷延物件 r+6,744-7,262

これは、不動産業のSさん(仮名)から聞いた話である。 彼が担当したのは埼玉県の住宅地。20棟の新築分譲住宅地で、すでに販売から三年が経っても売れ残りが続いていた。売れない区画は特に「N」「Q」「R」と ...

屋根の上の自転車 r+1,419-1,769

夏の光景はやけに眩しかったはずなのに、思い出すと胸の底に溜まるのは黒い沈殿物ばかりだ。 あれは小学生の頃の話で、友達と公園で遊んでいたときのことだった。鬼ごっこに飽き、ジュースを飲み干した頃には自然と ...

抱き寄せられた夜 rw+2,213-0107

2025/11/11   -中編, r+, ほんのり怖い話

今でも、あの夜の冷えた空気を思い出すと、背中の奥に細い針を一本ずつ差し込まれるような感覚が蘇る。 寒さではない。皮膚の表面ではなく、もっと内側、骨と神経の境目を正確になぞられるような冷えだ。 三年前の ...

次は二十三時三分 ncw+220-0120

山奥に帰省すると、どうしても避けられない道がある。 舗装が途切れ、雑草に覆われた坂道を下りきった先、竹藪の影に押し込められるように古い待合所が建っている。屋根は苔に沈み、雨樋は途中で折れて役目を果たし ...

異界の縁:犬神と猫神が囁く村 r+4,327-47,52

2025/11/10   -短編, r+, 土着信仰

これは、ある田舎に住む祖母から聞いた話だ。 祖母が幼い頃住んでいた地元は、本当に何もないような田舎で、昔ながらの集落がいくつかの本家とその親戚で構成されていた。外の人間が入り込むことも滅多になかったた ...

帰省:封印された記憶が目覚めるとき r+5,695-6,258

去年の夏、約十年ぶりに実家へ帰省したときのことを書こうと思う。 この体験には非常に複雑な感情と不安が絡み合っており、長文になるかもしれないので、興味のない方は読み飛ばしていただいて構わない。 私は現在 ...

通話中 rw+6,425-0120

俺は霊感のある人間じゃない。 幽霊を見たこともなければ、心霊スポットに行って鳥肌が立ったこともない。怪談話を聞いても、せいぜい「雰囲気あるな」と思う程度で終わる。 だから今でも、自分が特別な体質だとは ...

憑かれし家系~木札に秘められた祈り r+3,885-4,375

これは、ある地方の古い家系に生まれた友人の話だ。 彼は「俺は憑かれやすい体質だ」と言っていた。子どもの頃から、祖母が常にお守りを持たせてきたという。それは、彼が「良くないモノ」を引き寄せやすい体質だか ...

被猿 rw+5,607-0103

これは、四国の片田舎で生まれ育ったある男性から聞いた話だ。 彼の育った町には、今では信じられないような価値観と沈黙の掟が残っていた。町は小さく、家系と血縁が重なり合い、誰がどこの家の人間かを皆が把握し ...

蛍光の球が転がる先 r+4,160-4,521

今もこうして文章に書き起こしていると、背中に氷を押し当てられたような感覚が甦る。 これは私自身の体験ではなく、由美子さん――仮名だが、実在する知人から聞かされた話だ。けれど聞いてしまった瞬間から、その ...

 降りていない客 rw+5,742

これは七年ほど前(平成六年・1994年頃)のある雨の日に、六本木でタクシー運転手から聞いた話だ。 深夜まで遊んでいた帰り、横浜まで乗せてくれる車を拾った。防衛庁の近くで客待ちしていた古い個人タクシーだ ...

庭に立っていたもの rw+4,409-0121

2025/11/10   -短編, r+, 土着信仰

学生時代の冬休み、帰省したときのことだ。 年末の夕方、実家で使う細かい現金が必要になり、駅前のコンビニまで自転車で向かった。駅前だけは再開発で妙に明るいが、一本裏へ入ると途端に田畑が広がる町だ。刈り取 ...

中華屋珍満 r+4,857-5,353

近所の中華料理店でラーメンを食べていた際、支払いをしようとしたところ、店主が「いらない」と言った。店主によると、この店は今日で閉店するという。経営が厳しくなったことや高齢による体力の限界などが理由で、 ...

B君 n+

その話を聞かせてくれたのは、大学の同期だった。 飲み会の席で酔いが回りきる前、ふと真顔になって語り出したのだ。 夕方のことだったという。夏の西日が部屋の床に四角く落ち、埃が光に舞っていた。彼は机に肘を ...

その名前で大丈夫ですか rw+2,453-0204

同僚の田村さんから、ある飲み会の帰り道にぽつりと打ち明けられた話がある。 冗談めかした口調だったが、笑い話として処理するには、どうにも引っかかる内容だった。奇妙な“名前”の話だ。 田村さんの家には、代 ...

揃う時間 rw+4,147-0208

今でも、あの男の目に焼き付いた《黒》を思い出すと、胃の裏がじくじくと熱を持ち始める。 これは、山奥の古い旅館に泊まったという男性から聞いた話だ。話の筋よりも、途中で何度も言葉を切り、しばらく黙り込む癖 ...

誰も知らないことになっている rw+10,306-0115

彼女の話を聞いたのは、もう何年も前になる。 とある県立高校に通っていたという女性だ。卒業してから長い年月が経っているはずなのに、語る声は今でも妙に慎重で、途中、何度も言葉を選び直していた。まるで、話す ...

ウラギリ者の小屋 r+4,264-4,532

今もあのとき鼻を突いた匂いを思い出すと、食欲が消える。胃の奥がひっくり返るような、不快で生々しい臭気だった。 子供の頃は、そんなことを感じたことは一度もなかった。祖父母の家に行けば、外で遊ぶのが当たり ...

階下の旋律 r+4,089

あの音を、いまも耳の奥で聞いている。 低い階から立ちのぼる響き。誰にとってもただのピアノの音色だったのだろう。だが、わたしにとっては、骨の髄まで染み入る毒にしか聞こえなかった。 昭和四十九年、八月の終 ...

見たい? rw+3,702

高校二年の夏、俺と川村、大塚、笹原の四人は、思いつきだけでキャンプに出かけた。 笹原の親戚が教えてくれたという川辺を目指していたはずだったが、山道で道を一本間違えたらしく、辿り着いたのは地図にも載って ...

挨拶を返した山 rw+3,933-0121

学生時代でも社会人になってからでも、俺には胸を張って言える趣味というものがなかった。 好奇心に突き動かされて何かを始めては、少し齧ったところで満足し、熱が冷めると同時に放り出す。その繰り返しだ。続ける ...

開かれた瞳の奥 r+3,474-3,756

雪が降る日は、決まって呼吸が浅くなる。あれ以来、特にそうだ。 寒気のせいじゃない。肺の奥に、何かが残っている感じがして、無意識に息を浅くしてしまうのだ。まるであのときの空気が、まだどこかに漂っているよ ...

二人分の水 nw+176+0207

今でも、あの水のぬるさだけは、はっきりと思い出せる。 夏の終わりだった。 駅前の雑居ビルの二階に入っている、小さなレストラン。外観は改装されたらしく一見すると新しいが、階段を上がった途端、古い建物特有 ...

申請の呪文 rc+6,245-0121

2025/11/08   -短編, r+, 後味の悪い話
 

北海道の冬は、ただ冷たいだけじゃない。 肌を切る風が、骨の奥まで凍りつかせる。あの寒さを思い出すたび、肺がぎゅっと縮むような錯覚を覚える。 私は妹と二人、古びた集合住宅の二階で暮らしていた。壁紙は黄ば ...

言葉の裏側 r+7,424-7,906

これは、コーチングをしている知人の田原さん(仮名)から聞いた話だ。 ※コーチング…コーチ(聞き手)との問答による精神治療、セラピーみたいなもの。 田原さんのクライアントに、工藤というベンチャー企業の社 ...

足りない塊 rw+5,344-0120

これは、友人の友人から聞いた話だ。 二年前の夏。高校三年生だった彼らは、受験勉強に追われる毎日に疲れ果て、最後の夏休みだけは現実から逃げようと、男五人で小旅行を計画した。海や有名な観光地はどこも満室で ...

遊びに行ってくる r+4,359

あれは、四歳くらいのころだった。 時計の針がどこを指していたのか覚えていない。ただ、明け方の四時くらいだったのだろう。真夜中の気配を引きずりながら、しかし夜と朝の境目の曖昧さを孕んだ時間帯だった。窓の ...

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