ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 kowainetの記事 」 一覧

手を入れない場所 rw+6,238-0217

これは、数年前に撮影旅行を趣味にしていた男から聞いた話だ。 彼が訪れたのは、山陰の山あいにある小さな農村だったという。地図には載っているが、道を外れるとすぐに圏外になるような場所だ。 村は不思議なほど ...

中を見た人間 rw+6,009-0124

俺は建築関係の仕事をしている。 数年前、岩手県の山間部にある古い寺を解体する仕事に就いた。檀家もなく、長く放置されていた寺で、本堂の床は抜け、仏具も持ち去られ、ただ埃と湿気だけが溜まっている場所だった ...

同じ苗字の家 rw+4,353

ポストに入っていた一通の封筒が、間違いだったと気づいたのは、開封してからだった。 昨年のことだ。ある住宅街では同じ苗字の家がやけに多く、番地も似通っているせいで誤配送が日常茶飯事になっていた。彼女の家 ...

割れなければ守れる rw+4,496-0119

2025/12/10   -短編, r+, 都市伝説

これは、ある警察関係者から聞いた話だ。 若い女性の部屋で、常識では説明できない遺体が発見された。男一人分の遺体が、粉砕され、分割され、無数の卵殻の中に収められていたという。 発見現場は英子という女性の ...

三号車の右下 rw+4,464

あの席は、最初から俺のものではなかった。 高校一年の春、片道二時間の遠距離通学が始まった。朝六時台の私鉄は、まだ眠りきらない大人と学生でぎゅうぎゅうに詰まっている。立ったまま二時間。慣れる前に、足より ...

お遍路と人形 r+5,473

去年の夏、田舎に向かう途中の体験だ。 車で二時間半ほどの道のり。さすがにずっと運転するのはしんどいから、途中のコンビニで休憩を取ることにした。駐車場で軽く体を伸ばし、目薬をさしてお茶を飲む。そうしてい ...

報告義務外 rw+4,470-0205

これは、私が不動産会社に勤めていた頃、退職間際の先輩から引き継いだ記録をもとにまとめた話である。 引き継ぎと言っても業務資料ではない。社内では共有されない、けれど誰かが必ず読まされる「生活報告書」だっ ...

読まれた名前 rw+3,515-0219

私はこれまで何百件もの式を進行してきたが、あの日のことだけは忘れられない。 郊外の小さなチャペルだった。木立に囲まれ、午後の光がステンドグラスを透かして床に落ちていた。予定通り、誓いの言葉が交わされ、 ...

数えられる朝 rw+866-0109

昔、半島の先にある小さな漁村で、ひとりの老人から聞いた話だ。 今では夏になると観光客で賑わうその浜も、かつては祈りと生活が曖昧に混じり合う場所だったという。漁師たちは日の出前、仕事に出る前に必ず海へ入 ...

死海文書(死海写本)の謎 #5,854

2025/12/09   -短編, r+, 都市伝説

【ゆっくり都市伝説】死海文書(死海写本)の謎 死海文書の謎 やりすぎ都市伝説外伝 関プレゼンツ 「死海文書(死海写本) Dead Sea Scrolls」 「予言」、それは”未来に起こる出来事をあらか ...

袖の棒 rw+5,208

これは、大学時代の知人、森川から聞いた話だ。 森川はよく霊感が強いと言っていたが、当時の自分はまともに取り合っていなかった。そういう自己申告は、だいたい自分を面白く見せたいだけだと思っていたし、怖い話 ...

おつかれさまでーす rw+4,373-0131

2025/12/09   -短編, r+, 怪談

母が話してくれたのは、定年退職の少しあとだった。 長く勤めた工場を離れ、ようやく仕事の話を「昔のこと」として語れるようになった頃だ。 母は短大を出てから、その食品メーカーの工場で働き続けた。準社員とし ...

切符のいらない車両 nrw+191-0109

あの晩、私は病室の白い天井を見上げていた。 夜九時。身体はほとんど動かず、鼻と気管に差し込まれた管が、呼吸のたびに微かな摩擦音を立てていた。消毒薬と古い床用ワックスが混ざった匂いが、視覚の代わりに意識 ...

笑顔の影 rw+6,895-0220

刑事課に勤める知人が、ある事件の記録を閉じながら言った。 「あれは、動機が分からないままなんだ。」 男は三十代半ば。痩せぎすで、職場でも近所でも、強く印象に残るような人物ではなかった。ただ一つ、彼の生 ...

アケミちゃん r+5,080

あらすじ 大学生の清助は、友人の伊佐夫の家に向かう途中、電車内で「アケミちゃん」と名乗る可愛らしい女性と出会う。しかし、彼女の言動や所持品に不審な点が多く、違和感を覚える。さらにアケミちゃんは中華包丁 ...

ヒダル神 #5,000

昔、ゲゲゲの鬼太郎の実写版みたいので見た…… 山を歩いてるとき急に腹が減って、動けなくなることがあって、妖怪の仕業なんだけど、何か少し食べるとすぐ治るのね。 目に見えない餓鬼の仕業だって。 159 : ...

エスカレーターに乗っている母娘 r+5,139

とあるヨーロッパの国で留学していた頃の話だ。 まだ言葉がほとんど通じない頃、よく日本人の友達を家に呼んで飲んでいた。俺の住んでいた家は屋根裏部屋で、大きな丸窓から地下鉄の出口が見える。エスカレーターし ...

呼んだのは誰か rw+4,460-0202

2025/12/08   -短編, r+, 都市伝説

四年前のことだ。 その先輩は、当時付き合っていた彼女と一緒に出かける予定があり、途中で彼女の知り合いだという男女二人と合流し、結果的に四人で行動することになったらしい。 男女二人は、先輩にとっては初対 ...

日付変更線の忠告 rw+4,521-0121

俺が死んだら、骨の半分は海にまけ。 そう言い残す人間を、私は父以外に知らない。 自称ではなく、事実として父は海の男だった。漁船に乗り、港を転々とし、陸にいる時間より海にいる時間の方が長かった。そのせい ...

山の奥の停留所 nw+223-0109

古い友人と二人、目的もなく山の方へ車を走らせたのは、もう七年ほど前のことだ。 都会の熱気を引きずったままの、夏の終わりだった。アスファルトの上に溜まった昼の名残が、夜になっても逃げ場を失い、窓を半分開 ...

増える背丈 nc+160-0203

この話を彼が打ち明けたのは、酒席でも気が緩んだ夜でもなかった。 帰省した折、台所で湯気がくゆるのをぼんやり眺めていたとき、ふいに思い出したように口を開いたのだと、自分に語った人がいた。彼によれば、いま ...

【語り継がれる怖い話】カン、カン……【前編・後編】r+6,456

あらすじ 主人公が幼少期に家族と暮らしていたアパートで経験した不可解な出来事が物語の発端。消灯後、金属音に誘われた主人公と姉が目撃した白い着物姿の女性。以降、家族には異常な現象が繰り返し発生する。姉は ...

見張られている山 rw+5,632-0107

化学を専攻する理系の人間として、占いやオカルトに興味はあっても、それを現実と結びつけたことはなかった。 再現性のない現象は、観測者の主観に依存する。そう考えることで、世界は安全に保たれていた。 大学の ...

確実でないならば rw+3,845-0122

夜中の二時。男は薄暗い部屋でテレビをつけたまま、身動きもせずに座っていた。 眠れない理由は分からない。疲労は確かに溜まっているはずなのに、瞼の裏に暗闇が落ちてこない。頭の奥が妙に冴えていて、理由を探す ...

元信者告白「エホバの証人の活動のなかで、最もつらかったこと」(いしい・さや)#6,832-0114

漫画『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』が話題になっている。 この漫画は、エホバの証人の母のもとで育った著者・いしいさやさんが、自身の壮絶な体験を描いた作品だ。反響を呼んでおり、多くの人が共感 ...

最初から、なかった蓋 rw+7,486

大学一年の冬、僕は自分の部屋で英語の課題に追われていた。 授業にもそれなりに出て、単位を落とさない程度には真面目にやっていた頃だ。ショボショボした目で辞書の細字を指で追い、甘えてくる子猫の小さな前脚を ...

恐山二時十五分 rw+5,589

あれは、大学二年の夏だったと島田は言う。 サークルの連中六人で、夜通しドライブをしようという話になった。最初は海だの山だのと他愛ない案が出ていたのに、誰かが「どうせなら本物に行こう」と言い出した。廃墟 ...

線は増える rw+5,908-0121

今でも、母がその夜のことを語り始めると、仏壇の蝋燭は必ず細く揺れる。 風がないときでも、炎だけが呼吸を思い出したように縮み、伸びる。 誰かが、耳を近づけているような揺れ方だ。 子どもの頃、私はそれを気 ...

これ、おっちゃんの子 rw+3,854-0121

小学校五年の夏、アメリカでワールドカップが開かれていた。 理由はよく覚えていないが、その年の俺と幼馴染の康雄は、毎日のようにサッカーボールを蹴っていた。 いつもの公園に飽きたある日、康雄が「別のとこ行 ...

別れた女 rw+3,702

五年間付き合った女がいた。 別れた理由は単純だ。結婚の話が具体的になったとき、俺は首を縦に振らなかった。それだけのことだ。 就職したばかりで、収入も不安定だった。彼女は「一緒に働けばいい」と言ったが、 ...

雀荘で世界がズレた話 rw+3,477-0205

仕事が早く終わった日のことだった。 帰り際に友人から連絡が入り、いつもの雀荘に集まることになった。特別な理由はない。打てる時間がある。それだけで十分だった。 牌を握り始めたとき、外はもう暗かった。店内 ...

壁と一致しないもの nw+

暖房の乾いた風と、廊下に漂うアルコールの匂いが混ざり、胸の奥に薄い膜が張りついたまま剥がれない。 最初に見たのは、登校前の自室だった。視界の端を、細い黒い線が掠めた。糸のように張りつめ、次の瞬間には光 ...

見上げたのはどちらか nw+

今でも、あの夏の青を思い出すと、胸の奥に水が溜まる。 奈良の吉野の谷へ降りた日の空気は、生ぬるく重かった。吉野川沿いのキャンプ場は、川幅が一瞬だけ緩む場所にあった。本流は速いのに、そこだけはせき止めら ...

うなずくな rw+6,251

豪雨が止まなかったから泊まった、ただそれだけの話だと、友人は最初に言った。 八年前の夏、中国地方を原付で回っていた三人は、海沿いの小さな民宿に転がり込んだ。二階建ての木造で、看板も色あせ、潮風で壁は白 ...

女人禁制の山 rw+4,894-0205

これは、親戚のお姉さんから聞いた話だ。 数年前、彼女は友人のAとBと一緒に、いわゆるパワースポット巡りに熱を上げていた。最初は観光ガイドに載っている神社仏閣を回る程度だったが、やがて人が少ない場所ほど ...

分け隔てなく接した結果 rw+3,931-0122

2004年、激務薄給の仕事を辞めた俺は、しばらくのあいだ、時間だけが余っている抜け殻のような生活をしていた。 朝起きても行く場所はなく、金もない。テレビをつけても頭に入らない。気がつくと、ほぼ毎日、近 ...

名簿に載らない名前 rw+3,754

あの年の夏は、街全体がどこか薄かった。 震災の後で、T県に出向していた。仮設住宅の白い壁と、ひび割れた歩道と、立ち入り禁止の札。昼は復旧の音で騒がしく、夕方になると急に静まる。その落差が、妙に耳に残る ...

白い顔の退職者 rw+3,627-0110

2025/12/06   -短編, r+, ほんのり怖い話

私の職場に、突然人格が変わってしまった者がいる。 私たちの会社には、年次有給休暇とは別に、一週間の特別休暇がある。ただし必ず連続で取得しなければならないため、役職が上がるにつれて使う者はいなくなる。彼 ...

ごぜさんの鐘 rw+3,230-0105

あたり一面、山しかない土地で生まれ育った。どこを見ても稜線が重なり、視界の行き止まりには必ず木立があった。子どもの頃の私にとって、世界は山に囲われた器のようなものだった。 集落の外れに、古い寺がある。 ...

無視すんなよ nw+202-0120

六月の、雨が上がったばかりの生ぬるい空気。窓は少しだけ開いていた。 今でも、あの夜の匂いを思い出すと胸の奥がざわつく。夕食の支度が始まったばかりの台所から流れてくる、醤油と焦げかけた油の混ざった匂いだ ...

裳抜けの妹 R+9,710

あらすじ 妹には精神病を患う彼氏がいたが、彼氏が新しい恋人(以下、徳子)を作ったことで別れることになった。その後、彼氏は妹の家族に助けを求めてきたが、徳子が実は暴力的で、背後にはヤクザの父親がいるとい ...

イヤホンの温度 rw+6,071-0114

2025/12/05   -短編, r+, 後味の悪い話

今でも、あのときのイヤホンの手触りを思い出す。 硬くて冷たい金属の先端が、指の腹に当たる感覚。 二十年以上経った今でも、あの瞬間の温度だけは消えない。 小学生の頃、僕は理科室の掃除当番だった。 理科室 ...

埋めると言われて育った家 rw+5,187-0201

俺の父方の家系について、はっきりした記録はほとんど残っていない。 戸籍を遡っても、ある年代を境に情報が途切れ、地名だけが九州の山間部を指している。父は「昔は山奥の領主筋だったらしい」と軽く言うが、その ...

嘘の欠片 rw+4,746

その日はエイプリルフールだった。 いつものように、僕らは僕の部屋に集まっていた。大学の講義が休みで、外は妙に暖かく、桜も中途半端に散り始めている。誰かが提案して集まったわけでもない。ただ、気づけばここ ...

ずっと家にいたよね rw+4,831

あの日のことを、母はいまも覚えているのかどうか分からない。 私は三十を過ぎた今も、時々確認される。 「ゆうちゃん、あの日、お母さんはずっと家にいたよね?」 確認というより、答え合わせのような口調だ。間 ...

花屋の記憶と喫茶店 r+2,259

これは、同級生から聞いたある不思議な体験談である。 彼は幼少期、街の商店街の端にある「花屋」に強く惹かれたという。彼にとって、その花屋はただの店以上の何かだった。鮮やかな花々や独特の香りが彼の好奇心を ...

釜臥山の残響 nc+159-0119

この話を打ち明けると、必ず周囲が黙り込む。 配属されたばかりの青森・釜臥山(かまふせやま)。標高千メートルを超す場所に、第四十二警戒群のレーダーサイトはあった。空が近く、月光が異様に強い場所だった。 ...

布団の下にいなかった子ども n+

小学生のころの話をしようとすると、まず鼻の奥に、あの夜の匂いがよみがえる。 煮詰まった味噌汁と、焼け残った魚の脂と、畳に染みこんだ湿気が混ざった、少し重たい匂いだ。 その日が土曜日だったことは、今でも ...

引き受けたまま rw+3,317-0114

愛知県の山間にあるその村で「お雛様」と呼ばれる人形の風習を知ったのは、私が中学生になる少し前のことだった。 雛祭りに飾るような華やかな人形ではない。男雛と女雛に似せてはいるが、顔は描かれず、体つきも不 ...

森の声を積んだ車 rw+6,211-0129

【ゆっくり怪談】モリモリさま 俺の田舎は四国の高知県の山奥にある小さな集落だ。 正確には、祖母の生まれた場所で、親父の代から家族は関西に出ている。 親類の多くも村を離れ、長く疎遠だった。 俺自身も幼い ...

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