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祖父と山神の記憶 r+5900
小学生時代に遡る、三十数年前の記憶である。 それは、冬の日に祖父の家を訪れたときの出来事だ。 寒さが訪れる季節になると、その出来事がまるで昨日のことのように鮮明に蘇る。 夏休みや冬休みになると、私は毎 ...
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戦火の残響と夏の怪 r+2728
僕の友人に、オカルト愛好家で霊感がそこそこ強いKという男がいる。 ある日、彼に「今までで一番怖かった体験って何だ?」と聞いてみた。 Kは少し考えた後、微笑みながらもどこか遠くを見るような表情で答えた。 ...
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某テレビ局封鎖フロア r+2716
2024/11/17 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
これは私がテレビ局でアルバイトしていた頃の話です。 一部フェイクを入れていますが、特定されないようにしていただけると助かります。 大学生の頃、私は水曜日が全休だったため、大抵水曜日にシフトを入れていま ...
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声なき森が告げるもの r+1260
2024/11/17 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
これは、旧友の坂本さん(仮名)から聞いた話だ。 坂本さんは中学時代、酷いいじめに遭っていた。周りの無関心さも手伝って、彼の毎日は暗闇に覆われていたらしい。教師も見て見ぬふり、家庭では両親が互いに別の相 ...
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神隠しの町~呪われた祠の囁き r+5163
三年前の夏の出来事 大学に入学して間もなく、親しくなった斉木と中島と共に、夏休みの暇を持て余し、斉木の親戚が経営する某山陰地方の民宿へ旅行に出かけることにした。二泊の予定だった。 町に到着し、夕暮れ時 ...
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祟りの夜:守り神との遭遇 r+5080
祖父の家は山奥の田舎に位置しており、私は幼少期によく訪れていた。 祖父は広大な土地を所有し、それを農地として貸し出したり観光用に整備したりして生計を立てていた。祖父と祖母は静かに暮らしていたが、時折地 ...
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闇夜に消えたサーチライト r+4358
これは、あるバイク好きの男性が体験した、十五年経っても忘れられない奇妙な話だ。 バイクの免許を取ったばかりの若者だった彼は、林道を駆け巡ることに胸を踊らせ、地図を頼りに未踏のルートを探し求めていた。 ...
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狂乱の女信者
ある特定のカルト集団においては、組織内の上下関係が聖書由来による「アベル」と「カイン」として表現されており、その関係性はまるで企業の上司と部下のように規定されている。 この「アベル・カイン」構造は極め ...
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【18禁】カルト教団の性奴隷 r+7253
私が小学校五年生のとき、交通事故で両親を亡くし、祖父に引き取られることになった。 その日を境に、私の時間は凍りつき、思考が停止したようだった。胸の中には深い空虚感が広がり、事故前の記憶はぼんやりとして ...
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夜はもっといい声で鳴く r+1601
2024/11/15 -中編, r+, 人形にまつわる怖い話
これは、ある掲示板で話題になった恐ろしい出来事だ。 投稿者が小学生だった頃、近所にある古びた寺に通い詰めていたという。寺には七十歳くらいの温和な住職が住んでいて、彼は境内に遊びに来る子どもたちを見守り ...
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家庭教師は見た!ヤバイ家 r+3570
2024/11/14 -中編, r+, ほんのり怖い話
ネットで有名な怖い話これは、とある大学生(仮にAとしよう)から聞いた話だ。 Aは当時、地方の大学に通い、質素なアパートで一人暮らしをしていた。親からの仕送りは少なく、日々の食費にも事欠く有様だった。アルバイトもしていたが ...
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白いワンピースの女 r+1711
2024/11/14 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
岐阜県これは、新潟県に住む友人が体験したという、ある晩の不気味な話だ。 彼が車を引き取りに行く途中、富山県で一泊した夜のこと。泊まったのはビジネスホテルで、外観こそ新しいが、部屋に入ると内装は古びた印象を受 ...
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弁当屋二階の r+1715
これは、ある弁当屋でバイトをしていた大学生から聞いた話だ。 その店は、古びた木造の二階建てで、二階は「休憩室」とされていた。 しかし、誰もそこで休憩を取ろうとはせず、資材置き場として使われる程度。二階 ...
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紫色の彼女 r+1840
2024/11/14 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、ある投稿者が小学五年生のときに体験したという、いささか信じがたい不思議な話である。 その朝、いつものように近所の二人の友人と一緒に登校路を歩いていると、前方に見慣れた女の子二人の姿が見えた。そ ...
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超霊感体質者の男の告白 r+1872
2024/11/14 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
これは、ある掲示板に書き込まれていた、当事者の男が経験した話である。 彼は昔から「デジャヴ」を超えるような不思議な感覚をしばしば味わっていた。 降り出した雨の終わりを知っている、寝過ごして見たサッカー ...
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袈裟代さん r+5109
兄が精神的に不安定になった。 旅行中に何か異常な出来事があったのだろうか、その詳細は定かではないが、彼の態度が一変してしまった。 昨日、彼が彼女との一泊旅行から戻ってきたのだが、その様子は明らかに異常 ...
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猿酒伝説 r+11.13
これは広島県の山奥に住む木樵の古老から聞いた話である。 かつて、村の猟師が「猿酒」と呼ばれる奇妙な酒を里に持ち帰ったという逸話が存在する。 猟師は、その酒を秋の山中で偶然発見したと語った。それは、色鮮 ...
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奇妙なアパート r+5294
2024/11/13 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
これは、夜の仕事をしていた二十歳の女性から聞いた話だ。 彼女はその当時、同じ店で働く一つ年上の女性とアパートで同居を始めたのだが、その住まいが奇妙な出来事の舞台となったらしい。 繁華街に近い二階の一室 ...
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あの日のマネキン【子々孫々まで語り継がれる定番の怖い話】r +4159
2024/11/13 -中編, r+, 洒落にならない怖い話, 人形にまつわる怖い話, 定番・名作怖い話
彼女には霊感がなかった。そのため、幽霊や霊的な存在を感じ取ることはできなかった。 彼女はこれまで一度も幽霊の姿を見たことがなく、霊の声を聞いたこともなかった。しかし、それがかえって彼女の恐怖体験を際立 ...
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窓枠の老婆 r+1519
2024/11/13 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
拝み屋【ゆっくり怪談】窓枠の老婆 俺は、ある機械メーカの技術者なんだけど、うちの機械は世界各国の工場でも使われている 2009/08/18(火) 17:32:09 ID:D+dB/6oU0 据付や調整、指導 ...
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赤いランドセルの少女 r+1499
これは、ある大学の友人たちが経験した奇妙な出来事だ。 大学は田舎にあり、遊び場が少ないため、彼らはよく車で夜のドライブに出かけていた。その日も同様に、友人たちは隣町の峠へ向かい、景色を楽しんだ後、帰り ...
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没落家系のおぞましい秘密 r+5877
2024/11/12 -中編, r+, 家系にまつわる怖い話
★人気ベスト300これは、知り合いの古い友人から聞いた話だ。 その友人が小学生だった頃、家は農村の中でも特に貧しかった。家も古びていたし、家族はいつも節約の話ばかりだったので、ずっとそういう家柄だと思っていたのだ。 し ...
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人肉館(長野県松本市)r+4851
都会暮らしの主人公が、久々に帰省した夏の長野の実家。澄んだ空気と山々に囲まれた故郷に安らぐ彼だったが、旧友から「なぁ、人肉館に行かないか?」と誘われ、町外れにある噂の心霊スポットへと足を踏み入れてしま ...
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謎の歌声 r+3229
2024/11/12 -中編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話, 中国地方とある夏のキャンプでの話。 1年前、大学の夏休み直前、高校時代からの友人・江崎から電話があった。「久々に集まって何かしようぜ」ってことで、高校時代の仲間4人、俺、江崎、小林、青山で、江崎のアパートに集 ...
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後悔と恐怖の記憶 r+3351
これは、九年前にある保険会社で働いていた男性から聞いた話だ。 彼は職場での順調なキャリアを築き、部下たちと親しくしながら、少しの誇りとともに日々の仕事を楽しんでいたという。 その中でも特に信頼していた ...
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埼玉のいわくつき敷延物件 r+6744
2024/11/11 -中編, 不動産・物件の怖い話, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300, 埼玉県これは、不動産業のSさん(仮名)から聞いた話である。 彼が担当したのは埼玉県の住宅地。20棟の新築分譲住宅地で、すでに販売から三年が経っても売れ残りが続いていた。売れない区画は特に「N」「Q」「R」と ...
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見える彼女 r+1600
これは、とある掲示板に投稿されていた実話とされる体験談だ。 あれは、三年前の冬のこと。投稿者がふと気弱になりがちな時期に、彼には一人の女友達がいた。名を由香利としよう。家族の事情もあり、彼の愚痴をよく ...
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三白眼の女【ゆっくり朗読】5594
2024/11/10 -中編, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
【ゆっくり怪談】三白眼の女 霊感のない俺が、だいぶ前に体験した話。 498 :本当にあった怖い名無し:2015/06/23(火) 03:03:54.91 ID:RdZHUr5Z0.net 大学時代の先 ...
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帰省:封印された記憶が目覚めるとき r+5695
去年の夏、約十年ぶりに実家へ帰省したときのことを書こうと思う。 この体験には非常に複雑な感情と不安が絡み合っており、長文になるかもしれないので、興味のない方は読み飛ばしていただいて構わない。 私は現在 ...
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六本木「バー 舞姫」の謎 r+3909
これは七年ほど前(平成六年・1994年頃)のある雨の日に、六本木でタクシー運転手から聞いた話だ。 2ちゃんねる投稿者の百太郎氏が夜遅くまで遊んでいた際に拾ったタクシーの運転手が、自らの不思議な体験を語 ...
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笑う少女たちの完全犯罪 r+9094
2024/11/09 -中編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300これは、とある県立高校に通っていた女性から聞いた話だ。 彼女が通っていた高校は、女子が圧倒的に多く、男子の比率は3割ほどしかいなかった。そこそこの競争率、穏やかな学内の空気。誰もが問題なく過ごせる普通 ...
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ピアノ騒音殺人事件:音に敏感は死ぬよりつらい【ゆっくり朗読】3747
ピアノ騒音殺人事件:音に敏感は死ぬよりつらい【ゆっくり朗読】 ピアノ殺人事件 ピアノ騒音殺人事件は、1974年(昭和49年)8月28日朝に神奈川県平塚市田村(現:平塚市横内)の県営住宅「県営横内団地」 ...
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祠の少女 r+3257
2024/11/09 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
ネットで有名な怖い話高校2年の夏、俺と友人の川村、大塚、笹原は、ふと思い立ってキャンプに行くことにした。 笹原の親戚が教えてくれた川辺の場所を目指したが、途中で道を間違え、結局違う川原に辿り着いてしまった。それでもそこは ...
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足立区長屋奇譚【ゆっくり朗読】1691
【ゆっくり怪談】足立区長屋奇譚 子供の頃、足立区の長屋に一時期住んでたことがあった。 673 :本当にあった怖い名無し :2005/10/24(月) 02:06:03 ID:j9iGEVylO そこに ...
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フタモノ【山にまつわる怖い話/ゆっくり朗読】6174
フタモノ【ゆっくり朗読】 忘れもしません。小学三年生の夏休みでした。 盆が近くなってきた夜、父が母に「明日連れて行くことにした」と言うと母は私の数日分の着替えをバックに用意してくれた。 「どこいくの? ...
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テクノロジー犯罪被害者の悲痛な叫び(集団ストーカーの恐怖)【ゆっくり朗読】8344
2024/11/05 -中編, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間, 事故・事件
★人気ベスト300, ストーカー【ゆっくり怪談】テクノロジー犯罪被害者の悲痛な叫び(集団ストーカーの恐怖) 今月の頭に、高校時代の友人から突然メールをもらったのですが、それがとても妙な内容で……正直とても怖かったので、書き込みます。 ...
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ナルコレプシーな上司【ゆっくり朗読】1500
2024/11/05 -中編
【ゆっくり怪談】ナルコレプシーな上司 出張に行ったときの話。 275:ニュー鳴子 2007/11/28(水) 00:33:58 ID:seAkH0Uz0 大もめにもめた打ち合わせが終わったのが午後九時 ...
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家ン神(いえんがみ)【ゆっくり朗読】4500
【ゆっくり怪談】家ン神(いえんがみ) 投稿していいのか悩みましたが、個人的にとても腑に落ちなかったのと怖かったので書かせていただきます。 先日亡くなった美津子(仮名)が実は生きてて、美津子を助けようと ...
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終わりのない鬼ごっこ【ゆっくり朗読】1400
2024/11/03 -中編
【ゆっくり怪談】終わりのない鬼ごっこ これは俺が小学校六年の時に、同じクラスの寛二との間に起こった出来事です。 2007/07/25(水) 18:58:57 ID:ixbWg1mQ0 コイツはいつも挙 ...
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ボス犬コロの不思議な話【ゆっくり朗読】1300
【ゆっくり怪談】ボス犬コロの不思議な話 俺のじいさんの家に犬が居たんだ。名前はコロ。柴犬の雑種だと思うんだが、真っ白な綺麗な毛並みの犬だった。 コロは町中の野良犬の大ボスで、コロの後ろには5~9匹、多 ...
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元カレの訪問【ゆっくり朗読】n+6737
2024/11/02 -中編, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300【ゆっくり怪談】元カレの訪問 今の彼女と付き合いだしたばかりの頃の話。 887: 元彼 投稿日:2009/07/21(火) 12:15:57 ID:ZfBhv75q0 当時俺は学生で、彼女は就職し一 ...
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毒親下衆の極み!【ゆっくり朗読】n+9372
2024/11/01 -中編, 後味の悪い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300, 埼玉県【ゆっくり怪談】毒親下衆の極み! 場所まで晒して書いちゃうけど、川口市の元大手デパート店の所で見た親子の話。 223 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/05/26(月) 19:35: ...
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霊道空き部屋【ゆっくり朗読】1200
【ゆっくり怪談】霊道空き部屋 僕は山奥の田舎に住んでいますが、僕が子供の頃の話です。 517 :本当にあった怖い名無し:2005/10/02(日) 03:41:45 ID:2bMdqCH20 小学生も ...
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VTR狐狗狸さん【ゆっくり朗読】1200
【ゆっくり怪談】VTR狐狗狸さん 季節は秋で、当時僕は大学一回生だった。 2010/09/22 08:37 長い長い夏休みが終わって数週間が過ぎ、ようやく休みボケも回復してきたとある日のこと。 時刻は ...
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ゴーストは量子化ガンダムの夢を見るか?【ゆっくり朗読】1200
2024/11/01 -中編, 洒落にならない怖い話
宮城県【ゆっくり怪談】ゴーストは量子化ガンダムの夢を見るか? Does a ghost have a dream of quantization Gundam? 俺の地元は宮城の仙台なんだが、大学四年の頃に ...
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秋田県の民俗伝承 洒落怖アカエ様~串刺しにされ生贄になった少女がもたらしたもの【ゆっくり朗読】n+7143-1031
秋田県の民俗伝 アカエ様~串刺しにされ生贄になった少女がもたらしたもの【ゆっくり朗読】 俺が小学校低学年の頃の話。といっても、もう三〇年以上前になるけどな…… 2011/05/26 23:48:41 ...
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怖い夢を自在に見る方法【ゆっくり朗読】1100
2024/10/31 -中編, ほんとにあった怖い話
【ゆっくり怪談】怖い夢を自在に見る方法 十年以上昔の、進研ゼミの読者投稿欄にあった話。 2010/03/22(月) 20:52:40 ID:3MPNKjj60 『怖い夢を自在に見る方法』というタイトル ...
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デジカメ動画に映り込んでいたもの【ゆっくり朗読】1300
【ゆっくり怪談】デジカメ動画に映り込んでいたもの 昨夜実家からお盆の帰省についての電話があり、以前のお盆の事を思い出したので少しだけ語らせてほしい。 多少フェイク入れるのは許して欲しい。 それは私がま ...
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みな殺しの寺事件【ゆっくり朗読】5502-1231
みな殺しの寺事件【ゆっくり朗読】 1934年(昭和九年)三月十九日午前時過ぎ、福井県武生町(現・越前市)にある双竜寺(仮名)で火災が発生。 火のまわりが早く、不動堂とそこにつながる廊下を ...
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【大雑把仮説】 御船千鶴子は自殺していなかった!?【ゆっくり朗読】4900
2024/10/30 -中編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
【大雑把仮説】 御船千鶴子は自殺していなかった!?【ゆっくり朗読】 母から聞いた子供の頃の話です。 104 :本当にあった怖い名無し:2016/02/27(土) 18:11:23.11 ID:baNt ...