ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「ほんとにあった怖い話」 一覧

封鎖された隣室 r+3,198

十一時半頃、玄関のチャイムが甲高く鳴った。 予期しない来客は、休日の午前にしては場違いな響きだった。足音を殺して覗き窓を覗くと、紺色のジャンパーを揃いで着た三人組が、玄関灯の下に並んで立っていた。胸板 ...

十年ぶりの同窓会 r+2,200-3,204

これは久しぶりの同窓会での話だ。 数か月前、中学時代の同窓会の案内状が届いた。前回の開催は20歳の時で、今回の同窓会は10年ぶり。仲が良かった友人たちとも長らく疎遠だったが、どこか懐かしい気持ちが芽生 ...

犬と父の影が交わる夜に r+4,685-5,129

今でも、あの夜の湿った風を思い出すと胸の奥がざわめく。 仕事で通夜に参列した帰り道のことだ。ホテルのプランナーをしていた頃、十月に挙式を控えた新郎の父が亡くなった。長い闘病の末だったという。通夜の席で ...

モンスターペアレント r+4,994-5,555

以前、販売業に従事していた友人が社員研修用の資料を見せてくれた。 【クレーム内容とその対応について】 クレーム対応は、 【A】『正当な事由がある場合』と 【B】『正当な事由がない場合』に大別できる。 ...

身内の恥 r+2,643-3,219

両親が商売を営んでいることから、地域社会のさまざまな情報が私の耳にも入ってくる。 その中には、時効を迎えた迷宮入りの事件についての話も含まれている。商売は単に物やサービスを売るだけでなく、地域の人々と ...

異形の男~帰り道に忍び寄る狂気 r+2,021-2,413

これは、かつて高校時代にバス通学をしていた男から聞いた話だ。 彼は、部活が終わった薄暮の時間、いつもの通学路とは異なる市営バスの停留所に向かっていた。学校から直接駅へ向かうバスが終わってしまっていたた ...

道を尋ねた影 r+2,537-3,093

今でも東北の山間の診療所に勤めていた古参職員の話を思い返すと、あの湿った夏の夜気が蘇るようだ。 山道に面した小さな待合所は、昼でも薄暗い木立に囲まれていた。夜ともなれば、虫の鳴き声と川の水音だけが周囲 ...

あの日の路地で触れた手 r+3,529-3,904

この話を打ち明けると、必ず周囲が黙り込む。 語り手は私ではない。友人から伝え聞いた、彼の弟に起きた出来事だ。けれど、妙に湿った空気や、あの場に居合わせた者たちの口調までが、まるで私自身がその場を体験し ...

目を縛り、歯を縛り r+2,296-2,705

今でもあの書き込みを読んだ夜のことを思い出すと、胸の奥がざらつく。 指先に残るキーの感触、画面の光に照らされた顔の影、それらすべてが不気味に蘇るのだ。 最初に掲示板を覗いた時、彼女の投稿はごくありふれ ...

女性の恨み r+2,472-3,017

これは、ある女性から聞いた話だ。 若かりし頃の父には、心底惚れ込み、ほぼ店を持たせるほどに貢ぎ合った愛人がいたらしい。母はそれを知り、彼女を許せず、占い師に頼み込んで霊視をしてもらった。占い師は言った ...

イタコの言葉 r+2,236-2,695

これは青森県津軽地方に住む方から聞いた話だ。 津軽地方には、恐山のイタコと同じく「イタコ」がいるという。恐山で知られるイタコは、少なからずテレビ番組などで取り上げられ、「インチキじゃないのか」と思われ ...

爺さんの秘密 r+2,186-2,655

これは、大学の友人Aがしみじみと語ってくれた、家族の話だ。 Aの祖母は、数年前からボケが始まっていたが、徘徊や大声をあげるわけでもなく、ただ穏やかに寝たきりで日々を過ごしていた。 古びた大きな籐の椅子 ...

埼玉のいわくつき敷延物件 r+6,744-7,262

これは、不動産業のSさん(仮名)から聞いた話である。 彼が担当したのは埼玉県の住宅地。20棟の新築分譲住宅地で、すでに販売から三年が経っても売れ残りが続いていた。売れない区画は特に「N」「Q」「R」と ...

以前住んでいた借家 r+2,232-2,501

これは、今も未解決の殺人事件をめぐる、不気味な体験を投稿者が語った話だ。 ある女性が以前借りて住んでいた一軒家。その場所は薄暗く、陰気な雰囲気が漂っていた。彼女は水商売に従事しており、その仕事場の寮と ...

犬喰いの石 r+2,357-2,722

今でも、あの図書館の薄暗い匂いを思い出すと、胸の底に鈍い違和感が蘇る。 十年前、偶然出会った旧友と語らったときのことが、未だに私の心を蝕み続けている。 その日は珍しく空気が澄んでおり、夕方の光が窓から ...

mixiで出会った彼女~後日談 r+9,763

良かった!そのスレ続いていたんですね。 523 :本当にあった怖い名無し:2016/09/09(金) 18:14:40.54 ID:487gVfrj0.net 七年くらい前に投稿した者です。 ⇒ ht ...

隣室の影 r+8,008

前に住んでいたアパートでのことを話そうと思う。 派遣社員として働いていて、そこそこ給料のいい現場にありつけたのはいいが、実家からは距離がありすぎた。朝は毎日六時に起きて電車に揺られる生活だったが、もと ...

足跡の残り香 r+7,019

二十六年のあいだにいろいろあったはずなのに、今でも頭に焼きついて離れない光景は、たった一度の、あの出来事だけだ。 人間は本当に恐怖で凍りつくと、声を出すこともできず、身体の自由もきかなくなる。あの日の ...

瀬戸内に漂着した運転手 r+11,256

これは度会さんから直接聞いた話を、わたしなりに整理したものである。 どうしても忘れられない。忘れようとしても、夜になると脳裏に浮かんでしまう。あの奇妙な「未解決事件」の顛末を。 *** もともとわたし ...

覗き穴の向こう r+8,592

俺が一人暮らしを始めたのは、まだ二十歳そこそこの頃だった。 小さな木造アパートの一階、六畳一間に台所と風呂トイレ付き。壁は薄く、上の住人の足音や、隣の部屋のテレビの音が丸聞こえだったが、それでも親元を ...

『呪いのビデオ』のスタッフへ108つの質問!その答えがマジで怖い…#48,294

【ゆっくり怪談】『呪いのビデオ』のスタッフへ108つの質問 2ちゃんねるに「呪いのビデオのスタッフだったけど質問ある?」という伝説のスレッドがたちました。 質問してください。知ってるところは全部教えま ...

昼下がりの訪問者 r+5,361

あれは、私の人生でいちばん背筋の冷える出来事だった。 何か直接的な被害に遭ったわけじゃない。ただ、思い返すと、どうしてあの場面で笑って応対できたのか、自分でも不思議でならない。 昼下がり、時計の針は三 ...

汗と骨~魂を啜る家系 r+9,305

人の業ってのはあるんだな、と感じた話がある。 まだ俺が二十代の終わりで、親父と酒を酌み交わすようになってきた頃だ。酔いがまわると、親父はときどき田舎の話をぽつぽつと語り出した。古びた木造の居間に、チリ ...

キコッ、キコッ……夜を這う音 r+4,914

実家の近くに精神病院がある。 幼稚園の頃、あの病院には絶対近づくなと親に言われていた。高い塀、鬱蒼とした木々、常に閉ざされた門。昼間ですら不気味で、鉄格子の窓の話なんかを聞かされると、そこが現実に存在 ...

赤い水の中で待っている r+4,282

盆の入りにあわせて地元に戻ったとき、久しぶりに幼なじみのSと飯を食うことになった。 昔から引きこもり体質で、めったに人と会わないSが自分から誘ってくるなんて滅多にない。どうせまた新作のゲームの話か何か ...

生き地獄~タコ部屋からの生還 r+23,828

【ゆっくり怪談】生き地獄~タコ部屋からの生還 あなたはタコ部屋というものを、ご存知ですか? じぶん、タコ部屋から逃亡してきました。 安い賃金で無理矢理強制労働をさせて、言う事を聞かないと殴る蹴るの暴行 ...

ロボトミー殺人事件 r+29,457

ロボトミー殺人事件再考 ――これは「人間」が壊れていった記録である。 警視庁刑事部の退職者から、奇妙な話を聞いた。話の舞台は昭和五十四年、秋の東京。現場に足を踏み入れた刑事が最初に目にしたのは、血のり ...

民パッカーの祟り r+5,212

違法民泊で私は、何かを「呼んで」いたのかもしれない 昨年の七月から十二月にかけて、私は六十泊以上の違法民泊に宿泊した。 不動産業界の業界紙で全国を飛び回る日々、出張のたびに安宿代わりに民泊を使っていた ...

骸の下で呼んでいる r+3,575

カンボジアを初めて訪れたのは、大学院の夏期研修だった。 東南アジアの農村支援プロジェクトに参加することになり、現地のNGOと共同で、井戸を掘るための調査に出ていた。 地名は控えるが、首都プノンペンから ...

狐面が呼ぶ夜~木鳴りの祓い r+5,281

二〇〇五年の夏、俺は底なしの暗闇に沈んでいた…… 午前零時を回っても終わりを知らない仕事の修羅場、気がつけば書類の山に埋もれ、手が震えていた夜もあった。帰路を急ぐ最中、赤信号を見落として交差点に突っ込 ...

青い首飾りr+4,682

職場の同僚と居酒屋で飲んでいたときに聞いた話。 同僚の祖父が生前語っていたという、南方での従軍中に起きた出来事だという。 祖父は戦時中、軍医として東南アジアの駐屯地に派遣されていた。皮膚科の専門だった ...

摺鉢山の足音 r+3,986

現役のアメリカ海兵隊士官から聞いた。 酒が入ると口も滑らかになるもので、「あれは本当に……おかしい夜だった」と、ぽつり漏らしたことがあった。 太平洋戦争末期、硫黄島。地獄のような火線が交わる摺鉢山での ...

女人禁制の島でみたもの #5,409

【ゆっくり怪談】女人禁制の島でみたもの 1998年頃、俺が小学校六年の時の話。 2013/01/28(月) 19:06:36.83 ID:lcjgjfPO0 二年に一度、夏休みに母親の実家である山形県 ...

廃村にある異形の一軒家 r+8205

あれは、去年の夏の話だ。 職場の先輩から、「肝試しにドライブ行かないか?」と電話があった。肝試しもドライブも大好物な俺は、二つ返事で快諾し、浮き足立って迎えの車を待った。 やがて先輩の車が俺のアパート ...

おおいさん r+10,707

長野県の山あいの町にある、古びたコンビニの話。 あれは、職場の同僚から聞いたことだ。もう十年も前になるというが、今でも夜勤に入る若いバイトたちの間では、密やかに語り継がれているらしい。 そのコンビニで ...

池袋犯罪事件簿 #9,659

池袋犯罪事件簿【ゆっくり朗読】 624:東池袋01:2008/08/03(日)00:09:59 最初は普通の店舗系のビルに事務所があったのですが、社長が新事業でショップを始める事になり、事務所だった場 ...

池を埋めるときは気をつけろ r+6.504

お稲荷さんもそうですが、水にまつわる場所――特に水が溜まるような場所を作ると、必ずと言っていいほど「水の神様」が宿る、なんて言われていますよね。 井戸はもちろん、池なんかもその類だとよく聞きます。つま ...

知らぬ間に乞食になっていた r+8,445

近所の人たちが、やたらと食べ物を持ってくるようになったのは、実はとんでもない勘違いが原因だった。 きっかけは約一年前。 「たくさん作りすぎちゃって」 「実家から送ってきたのよ、よかったら食べて」 ―― ...

警察の裏は闇だらけ r+6475

【ゆっくり怪談】警察の裏は闇だらけ 自転車に乗っていて、警察官にとめられて調べられたことは皆さんにも経験がおありだと思う。 以下の文章は、元兵庫県警察官である松本均氏の著書から引用したものである。 交 ...

三毛別羆事件~史上最大の獣害事件:人喰い巨大ヒグマの恐怖! #14,864

三毛別羆事件~史上最大の獣害事件:人喰い巨大ヒグマの恐怖!【ゆっくり朗読】 三毛別羆事件~史上最大の獣害事件 【史上最大の獣害事件】三毛別羆事件 三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)とは、1915年 ...

【橋北中学校水難事件】女生徒36人集団溺死~生還者が見た異形の怨霊 #9,256

【橋北中学校水難事件】女生徒36人集団溺死~生還者が見た異形の怨霊【ゆっくり朗読】 橋北中学校水難事件、または津海岸集団水難事件は、1955年7月28日 三重県 津市の津市立橋北中学校の女子生徒36人 ...

俺がトラックドライバーを辞めた理由【語り継がれる名作怖い話】r+9,986

オレは以前、仕事でトラックに乗っていた。四トンのルート便ドライバーだ。 毎朝四時ごろには、その日運ぶ荷物を自分のトラックに積み込む。出発時間はルートによって異なるため、積み込みを終えた後、トラックの寝 ...

ほん怖で有名な霊能者に依頼してみた結果 r+13,995

あまりにも不運が続く知人のため、漫画で紹介されていた霊能者にコンタクトを取った。 『依頼殺到』と書かれていたにもかかわらず、驚くほど早い返事が来た。 「命の危険がある方は優先です」とのことだった。 知 ...

恐怖の治験のバイト r+6,990

二十年以上前、ある男が治験のアルバイトに参加した。 当時フリーターだった彼にとって、一ヶ月弱で四十万円以上という報酬は魅力的だった。参加者は十人。検査は都内で行われたが、治験は遠く離れた他県の施設で実 ...

芽殖孤虫(がしょくこちゅう)#6462

【芽殖孤虫】(Sparganum proliferum)人体寄生虫の一種。 580: 本当にあった怖い名無し:2011/06/11(土) 10:09:49.11 ID:0miTCnAG0 「孤虫」の名 ...

治安最悪!ヨハネスブルグで殺されそうになった話 #22,676

【ゆっくり怪談】治安最悪!ヨハネスブルグで殺されそうになった話 以前勤めてめていた会社は、海外の取引先が多かった。 自分は国内の取引先を担当しており、海外出張には無縁であった。 が、どうしても人員が不 ...

石北本線、常紋(じょうもん)トンネルにて r+1330

1990年代の話ですが、現役バリバリの鉄チャンだった頃の実体験です。 624 本当にあった怖い名無し sage 2006/06/04(日) 18:57:07 ID:4Tl6yMHd0 北海道の北東地域 ...

熟睡し過ぎるソバ殻枕 r+10,228

母から聞いた話を少し整理して書き直してみた。 母が十八歳くらいの頃、少し離れた場所で就職していた。職場は百貨店で接客業。長時間の通勤とハードな仕事で、肉体的にも精神的にも疲労困憊。肩こりもひどく、風呂 ...

文化大革命のおぞましい真実 r+9513

【ゆっくり怪談】文化大革命のおぞましい真実 今からもう十数年前、私が仕事でアメリカへ行ったときに聞いた話をします。 具体的な内容は個人が特定されそうなので書けません、ご了承ください 当時、アメリカの企 ...

たらちね山の廃屋 r+6716

今から五年前、高校生だったころの話。 俺の家は教会で、親父が牧師をやっている。ただ、俺自身は当時それほど真面目にキリスト教を信じていたわけではなかった。しかし、その後の経験がきっかけで、多少なりとも信 ...

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