ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「 kowainetの記事 」 一覧

赤い水の中で待っている r+4,282

盆の入りにあわせて地元に戻ったとき、久しぶりに幼なじみのSと飯を食うことになった。 昔から引きこもり体質で、めったに人と会わないSが自分から誘ってくるなんて滅多にない。どうせまた新作のゲームの話か何か ...

午前二時四十九分の郵便 r+4,689

あれは、僕が高校二年の十月に体験した出来事だ。 思い返すたび、背筋が粟立つ。いや、いまこうして思い出しながら文章にしている間にも、部屋のどこかから誰かに見られているような、そういう圧迫感がある。 僕は ...

両手を重ねるだけで r+3,786

これは、幽霊の話でもなければ、怪奇現象の話でもない。おそらく、どこにでもある「夢」の話だ。 ただ、夢というものが脳のどこで、どんなふうに生まれるのかを思えば──あるいはその深部に、ほんの少しだけ「恐怖 ...

忌みことば r+4,033

俳句をやっていると話すと、決まって少し意外そうな顔をされる。 まあ、教師なんていうものは、生徒の前では常に「こうあるべき人間」を演じる職業だから、俳句のようなものにうつつを抜かす余裕はないと思われてい ...

夢に現れた救済者 n+

十年近く前の出来事を、いまだ鮮明に語れる。 あれを思い出すたびに、風呂場の湿気の匂いが鼻の奥にまとわりつくのだ。 同じマンションに住む女の人に、唐突に拉致された。部屋へ引きずり込まれるようにして、風呂 ...

【怖すぎ】島根の山中で発見された“記憶喪失モヒカン男”まとめ【現金60万】n+

【不可解】記憶喪失のモヒカン男【島根】 1 :本当にあった怖い名無し:2025/09/05(金) 01:14:22.22 ID:AbCdEf12島根の山の中で、モヒカン頭の男が倒れてたらしい。頭痛がし ...

杭仏 r+3,819

大学三回生の春、選択した民俗学の授業で、ちょっと変わった助教授に出会った。 まだ三十代前半で、くしゃっとした髪と無精ひげ。酒とタバコと古文書をこよなく愛してるって雰囲気が、最初の講義で席に着く前から伝 ...

水底の声 r+3,526

あの電話番号を、今でも使っている。 新しいアパートに引っ越して、暮らしを立て直す決意をした際に、ひょんなことから手に入れた、まるで呪物のような電話番号だ。 あの番号は、かつての持ち主、照井という男の痕 ...

時間の延滞 r+2,540

 それは、わたしがまだ新米として土木事務所の雑用をしていた頃の奇妙な話だ。 事務所の隅でいつも黙々と書類を整理している、寡黙な老人と話す機会があった。彼は、若い頃にダム建設の現場で働いていたという。顔 ...

《未解決事件:城丸君事件》 n+

2025/09/04   -短編, 未解決事件, n+2025

事件概要 発生:1984年1月10日、札幌市豊平区で当時9歳の城丸君が行方不明となる。自宅で電話を受けた際に「ワタナベさんのお母さんが、僕のものを知らないうちに借りた。それを返したいと言っている」と家 ...

雨の朝に消えた人 n+

あの日のことを、三十年近く経った今でも鮮明に覚えている。 小学校に上がる前だったと思う。まだ幼かったから記憶はぼんやりしていていいはずなのに、なぜかその朝だけは、輪郭が鋭く焼きついている。まるで誰かが ...

その神棚は、娘の願いを叶えすぎた。#9,066

私は神社の家系に生まれ、霊能力者を生業としている者です。 三年前に訪れたお客様の話ですが、今でもどうしても考えてしまって胸が苦しくなる想いなので、もう時効かと思いますので吐き出させて下さい。 2015 ...

アレを思い出す者 r+4,112

五年前、中学生だった私は一人の友人を失った。 表向きの死因は精神疾患による自死だったが、そんなものは建前だ。実際には、“アレ”に憑かれたのだ。今でもあれがなんだったのか、説明はできない。けれど確かに中 ...

次に目覚めたとき、わたしは誰? r+3,548

思い出せる最初の場面は、階段の下。 鈍い痛みと喉を裂く泣き声、目の前に仁王立ちする母親の顔。見開いた眼、泡を吹くような怒声。……そうして、何故自分が殴られているのか、まるで分からなかった。 母は泣きな ...

龍王峡へ続く影 n+

あの日のことを思い返すたび、胸の奥で黒く重たいものが蠢く。 十四年前、多摩川の河原で見つけた穴に、なんの気なしに身を滑り込ませてしまったのがすべての始まりだった。 親戚の葬式の最中、同年代の者は一人も ...

ゲンマンの碑 r+19,992

福岡県の山間にある、ある村の話。 知人の記者が酔った席で、ぽつりと漏らした。「三十年前に取材したあの村……いまは地図にも載っていないんだよ」 その村は、かつて炭鉱でにぎわっていた。朝晩問わず響く掘削音 ...

七十六の火と、三十年の猶予 r+2,305

嘘か本当かは、わからない。でも、思い出すたび、背中がひやりとする。 小学校の頃、毎日のように遊んでいた「じいちゃん」がいた。血のつながりはなかった。近所に住んでた、妙に物静かな老人。母は「変わった人だ ...

骨の下の家 r+5,264

2025/09/03   -短編, r+, ほんのり怖い話

解体の現場は、たいてい埃まみれで、どこか陰気な空気がある。 でも、あの日は最初からどこか違っていた。重機が不要なくらい小ぶりな家で、古い蔵を改築した造り。二間とキッチンだけの平屋で、現場入りする前は「 ...

山の音を背負って r+1,824

あれは、大学三回生の秋口だったと思う。 はっきり季節を覚えているわけじゃないけど、空気がじっとり重くて、でも夜になると肌寒い。そんな中途半端な気候の夜だった。 俺が通ってた大学は、町からはずれた山の中 ...

もうひとりの支援員 r+1,581

X学童の話をしてくれたのは、元支援員のMさん(仮名)。 十年以上も前の話になるが、今も細部を忘れられないのだという。 勤務先は住宅街の一角にあった公立の学童保育所。建物はふたつ、A館とB館に分かれてい ...

竹林の案内人 r+2,035

エジソンの竹で知られる京都市のはずれ、暑さが粘りつくような初夏の日。 わたしは母に連れられて、遠縁にあたるFさんのお宅を訪ねた。 まだ市松人形に似ているなんて、心底嫌なことを言われていた頃の話。そのた ...

油膜の街と黒い男 r+2,217

あれは、ほんとうにあったことだったのか……自信がない。 四歳か、五歳の頃。遠い記憶の底に沈んでいる、ひどく静かな異常のことだ。 うちは、田舎の造りでね。母屋の裏に、かまどのある作業小屋がぽつんと建って ...

同じ夢のゆくえ r+2,057

駅前のロータリーを歩いていたとき、肩を叩かれた。 午後三時過ぎ、重たい雲の隙間から微かに光がこぼれていたのを、はっきりと覚えている。 振り返ると、地味なスーツ姿の女が立っていた。口元を引き結び、神妙な ...

《三重県伊勢市・女性記者失踪事件》推理考察 n+

2025/09/02   -中編, 未解決事件, n+2025

伊勢市女性記者行方不明事件とは、1998年11月24日火曜日23時頃、三重県伊勢市の出版社・有限会社伊勢文化舎に勤務していた編集者兼記者の辻出紀子さん(当時24歳)が出版社を退勤後に突如行方不明となっ ...

カチリと鳴る闇 n+

中学の同級生から聞いた話を、あたしはどうしても忘れられずにいる。 あれはもう十年以上前のことになる。あの夜の匂いや、空気のざらつきさえ、いまも皮膚の裏に張り付いているようで、ふとした拍子に蘇る。 当時 ...

傷【祟られ屋シリーズ】#6,515

【ゆっくり怪談】傷【祟られ屋シリーズ】 以前、俺は韓国人の『祟られ屋』の所に半年ほどいた事がある。 211 傷 ◆cmuuOjbHnQ 2007/03/10(土) 00:01:52 ID:WmdfX0 ...

祟り神(疫神)を祀る神社 #8,788

【ゆっくり怪談】祟り神(疫神)を祀る神社 私の実家は元被差別部落だった(と、思われる土地)にある。 517 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 10:13:29 ID:FiiTfcM ...

守護の鬼神、玄関に立つ r+4,095

俺の実家には、なにか“いる”。 いや、正確に言うと「いるらしい」が正しい。自分には見えない。霊感の欠片もないタチだから。けど、見える人には――はっきりと見えるそうだ。 身長は二メートルをゆうに超え、肩 ...

ついてきたもの r+2,275

祖母が亡くなった夜のことだった。 通夜を終え、俺は弟とふたり、父の車を借りて家に戻る道中だった。夜はすでにとっぷり暮れて、月も雲に隠れていた。街灯のない農道を走ると、ヘッドライトの光が妙に心許なく感じ ...

母の墓、黒く r+1,754

昔から「人を呪わば穴二つ」と言うけれど、それをただの警句だと思っていた頃が、俺にもあった。 小学生の時に、母を殺された。犯人は金に困っていた。理由はキャバクラで使う遊び金が足りなかったからだと、裁判で ...

脳で視るもの r+1,858

目が覚めた時、景色が……違って見えた。 いや、最初はそんな大げさなことを考えてたわけじゃない。ただ、あの朝、布団から起き上がったとき、天井の木目がやけに繊細で美しくてね。ああ、こんな細かい模様だったん ...

二回目の夕刻 n+

中学三年の頃の話をしようと思う。 もう十年以上前のことになるけど、あの瞬間の気味の悪さは今も抜けない。 仲の良い五人組でつるんでいた。クラスはそれぞれ違ったけど、学校が終わるといったん家に帰り、塾まで ...

《下村まなみちゃん行方不明事件》推理考察 n+

2025/09/01   -短編, 未解決事件, n+2025

事件の詳細 2009年7月24日午前、岐阜県郡上市の昼が野高原キャンプ場にて、愛知県常滑市の小学5年生・下村まなみちゃん(当時10歳)が、わずか4分間の間に忽然と姿を消した。 この事件が特異とされるの ...

虚ろな笑顔のアルバム r+10,801

今はもう状況が違うのだろうと信じたいが、当時のあれは確かに現実だった。 だから、記録のように書いておきたい。 「そんな事でいちいち驚いてたら、社会生活なんて送れないよ」 そう言ったのは、職員室にいる教 ...

令和十八年の訪問者 r+1,639

福岡の田舎に住んでる。山あいの盆地で、夏は湿気がまとわりつくように重い。 今日も朝から茹だるような暑さで、庭の草むしりなんてやるもんじゃなかったと、汗だくになりながら後悔してたところに、見知らぬ若い男 ...

民の花嫁が囁く集落 r+11,951

石川県の深い山あいに、いまだ忌まわしき風習を残す集落があると聞く。 霧に霞む古屋が並び、凍てつく冬の夜ともなれば、軒先のつららが硬い音を立てて揺れるらしい。木戸をくぐった者の足元には苔が息づき、訪れた ...

砂利の家 r+2,782

田舎での記憶というのは、どこか夢とうつつの境を彷徨っていて、ふと思い出すたびに足元が軋むような感覚をおぼえる。 これから語るのは、俺がまだ小学生だった頃の話だ。今にして思えば、あれは人間の仕業だったの ...

コール音の向こう側 r+1,513

もう十年ほど前の話になる。 けれど、あのカラオケ屋で働いていた三年間のことは、いまだ夢のようで、時々ふいに夜中、目が覚める。何かが戻ってきたような、あの場所から視線だけが追いかけてくるような、そんな感 ...

アイという名の男 r+1,613

小学生の頃、近所に〈アイ〉と呼ばれていた中年の男がいた。 いや、正確には、誰も彼の本名を知らなかった。みんな、彼がいつも発していた奇妙な声、「あいっ!」から、そう呼ぶようになったのだ。 毎日決まった時 ...

生き地獄~タコ部屋からの生還 r+23,828

【ゆっくり怪談】生き地獄~タコ部屋からの生還 あなたはタコ部屋というものを、ご存知ですか? じぶん、タコ部屋から逃亡してきました。 安い賃金で無理矢理強制労働をさせて、言う事を聞かないと殴る蹴るの暴行 ...

忘れられた八人目 n+

中部の山奥で育った。 家々は杉林のあいだから顔をのぞかせ、夕暮れには獣の声が近いのか遠いのか分からないほど反響した。子どもの数は少なく、同じ年に生まれたのは八人だけ。全員が男子だった。 学校では否応な ...

日本犯罪史上最凶!津山三十人殺し事件(八つ墓村のモデル)#7,220

日本犯罪史上最凶!津山三十人殺し事件(八つ墓村のモデル)【ゆっくり朗読】 津山事件(つやまじけん)または津山三十人殺し(つやまさんじゅうにんごろし)は、 1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県 ...

【18禁!!長編問題作】田舎の忌まわしい風習で狂ってしまった母ちゃんの話 r+13,792

【18禁!!長編問題作】田舎の忌まわしい風習で狂ってしまった母ちゃんの話【ゆっくり怪談】 分家の末端だった母親が本家に嫁いでおかしくなった話。 1: 次男 2013/02/18(月) 21:08:46 ...

《未解決事件推理考察》松岡伸矢くん行方不明事件【徳島県】r+82,997

【未解決事件】松岡伸矢くん行方不明事件(徳島県) 事件の概要 1989年3月7日、徳島県貞光町(現つるぎ町)の親戚宅にやって来ていた当時4歳の松岡伸矢くんが、親が目を離したわずか20秒の間に忽然と姿を ...

《未解決事件推理考察》群馬・荻原功明ちゃん誘拐殺人事件【映画64ロクヨンのモデル】r+28,250

【未解決事件】群馬・荻原功明ちゃん誘拐殺人事件【映画64ロクヨンのモデル】 功明ちゃん誘拐殺人事件は1987年(昭和62年)に発生した誘拐殺人事件。 戦後日本の身代金目的誘拐殺人では捜査機関が犯人を特 ...

《赤城神社主婦失踪事件》推理考察 n+

2025/08/31   -短編, 未解決事件, n+2025

以下、群馬県赤城神社で起きた未解決失踪事件「志塚法子さん失踪事件」を、事実と推理に分けて論理的に整理し、推理考察します。 第一部:事件の詳細 1998年5月3日、ゴールデンウィーク中の群馬県宮城村(三 ...

【追悼】ダイアナ妃暗殺の首謀者とは?親友霊能者が衝撃の告白!!!【ミステリー】#29,488

【激ヤバ真相】ダイアナ妃暗殺の首謀者とは?親友霊能者が衝撃の告白!!!【ミステリー/ゆっくり朗読】 解明不可能と言われた、プリンセス・ダイアナ 死の謎 ダイアナ妃の霊が明かす 彼女は事故死ではなく暗殺 ...

キャッシャ夜番 r+9,849

俺の生まれ育った村には、女の死にだけ反応する奇妙な風習がある。 遺体が家に戻った晩、十人の男を選び、夜通しろうそくと線香を絶やさぬようにして酒を酌み交わす。酔いが回るほどに火は神聖なものに近づく、と誰 ...

遠野と尾道、奇形の神と音なき風鈴 r+1,814

2025/08/31   -短編, r+

これは、信じてもらえないと思うんです。 でも聞いてくれるだけで嬉しい。俺みたいなのが、こういう話をしたところで笑われるか、病人扱いされるか、まあそのへんだってのは分かってるんですけど、それでも、どこか ...

【追悼】ダイアナ妃 8.31死亡事件~陰謀か事故か!?その疑惑の真相に迫る!! r+2,205

【追悼】ダイアナ妃 8.31死亡事件~陰謀か事故か!?その疑惑の真相に迫る!!【ゆっくり朗読】 ダイアナ死亡事故に新事実! 独占!元執事が語った真相とは? 事故か?陰謀か?世紀のミステリー/ダイアナの ...

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