「 kowainetの記事 」 一覧
-
-
藤原清衡の影:夢と現実を越えた古代の遺恨 r+4,209-4,521
2025/11/19 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
作家、民俗学者として知られる山田野理夫氏の話。 氏が語るこの体験は、日本の民俗的信仰と歴史的事象が深く結びついた稀有な例として注目に値する。この体験は、個人の身体的異常と、歴史的背景を持つ呪術的な要素 ...
-
-
忘れられた写真と未来人の謎 r+2,977-3,410
2025/11/19 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ある日、うちの本家の祖父が亡くなる少し前に、「俺は未来人を見たことがあるんだ」と話し始めたことがあった。 祖父も高齢だったので、周囲は「もうボケたのではないか」と思ったが、実際には精神的な衰えはなく、 ...
-
-
呼ばれていない飲み会 nrw+231-0108
2025/11/18 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
今でも、あの夜の匂いを思い出す。 焼き鳥の脂が焦げる匂い。甘いタレの粘つき。人の体温を吸い込み続けた畳の湿り気。それらが混ざり合い、鼻の奥に沈殿して、何年経っても剥がれない。 大学の仲間で久しぶりに集 ...
-
-
少女苑 #3,744-4,142
2025/11/18 -短編, r+
ネットで有名な怖い話, 広島県今はなき広島の有名心霊スポット少女苑で、オレが10代のころ体験した話を。 751 :本当にあった怖い名無し:2011/11/30(水) 20:31:01.34 ID:xBj0Nino0 少女苑ってのは ...
-
-
消えぬ焔 r+3,626-4,000
これは、仲間数人と山中でキャンプをした時の体験談である。 夜も更けて、皆がテントに潜り込み寝静まった後、焚き火のそばで火を見つめていたのは彼一人だった。炎の光が揺らめき、静寂の中で火のはぜる音が微かに ...
-
-
あの日の路地で触れた手 r+3,529-3,904
2025/11/18 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
この話を打ち明けると、必ず周囲が黙り込む。 語り手は私ではない。友人から伝え聞いた、彼の弟に起きた出来事だ。けれど、妙に湿った空気や、あの場に居合わせた者たちの口調までが、まるで私自身がその場を体験し ...
-
-
ミヤウチ様 r+3,788-4,151
2025/11/18 -短編, r+, 家系にまつわる怖い話
私の家では、特定の神様を祀っており、家庭内に8畳の部屋を丸ごと使った祭壇を設けている。 その祭壇には、小さな米俵が積まれており、縄が張られ、酒瓶が並べられている。また、なぜかビールやスナック菓子、袋の ...
-
-
消えた元号 rw+4,080-0216
2025/11/18 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
ネットで有名な怖い話彼らが「口を開く」のは、酒のせいじゃない。 ムラ氏はそう言って笑った。机の上の一升瓶を顎で示したとき、私はそれを取材道具のひとつだとしか思わなかった。古びた家具に囲まれた部屋は薄暗く、窓の外の街灯が壁 ...
-
-
いま話しているのは nw+192-0207
2025/11/17 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
今でも、あの夜の録音を再生する勇気が出ない。 スマホのストレージに残っていることは把握している。けれど指を伸ばすと、必ず途中で止まる。削除すれば済む話だと、頭ではわかっている。それでも消せないまま、三 ...
-
-
境目に置いてきたもの rw+7,174-0117
小学生の頃のことだ。 三十年以上前になるが、冬が来るたび、あの一日の感触だけは薄れない。 私は毎年、長期休みになると父方の祖父の家に預けられていた。東北の山間にある小さな集落で、雪に閉ざされる季節にな ...
-
-
心に潜む怪談~祖父と僕の夜 r+4,594-4,957
2025/11/17 -短編, r+, 定番・名作怖い話
ネットで有名な怖い話私がまだ小学校低学年だった頃、趣味で怖い話を作っては家族や友達に聞かせていた。 物語を考えるのが好きで、特に「怖い話」は私の得意ジャンルだった。まだ幼いながらも、誰かが驚いたり怖がったりする様子を見る ...
-
-
開いていた七階 rw+3,260-0206
2025/11/17 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
私は大学時代、テレビ局でアルバイトをしていた。 水曜日が全休だったため、ほぼ毎週その日にシフトを入れていた。仕事は楽で、時給も良く、社食も評判通りだった。内部の人間から紹介された仕事で、表向きは非の打 ...
-
-
声なき森が告げるもの r+1,260-3,568
2025/11/17 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
これは、旧友の坂本さん(仮名)から聞いた話だ。 坂本さんは中学時代、酷いいじめに遭っていた。周りの無関心さも手伝って、彼の毎日は暗闇に覆われていたらしい。教師も見て見ぬふり、家庭では両親が互いに別の相 ...
-
-
峠の匂い nc+257-0131
2025/11/16 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 山にまつわる怖い話, n+2025
大学時代の深夜、俺と山根は、夜更けにラーメンを食いに行った帰りだった。 思いつきで隣の市まで行ったせいで、戻りは真夜中をとうに過ぎていた。 街灯の切れた峠道は、昼間と違って肌に貼りつくような匂いを放っ ...
-
-
先に決まっていたこと rw+7,789-0114
2025/11/16 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300同居していた頃のことを、私は今でも正確な時系列で思い出せない。 あの家にいた時間は、昼と夜の境目が曖昧で、言葉がそのまま形を持って漂っていた。 姑との摩擦は日常だった。 怒鳴り声や悪意のある言葉が、壁 ...
-
-
神隠しの町~呪われた祠の囁き r+5,163-5,759
三年前の夏の出来事 大学に入学して間もなく、親しくなった斉木と中島と共に、夏休みの暇を持て余し、斉木の親戚が経営する某山陰地方の民宿へ旅行に出かけることにした。二泊の予定だった。 町に到着し、夕暮れ時 ...
-
-
育てるもの rcw+5,925-0129
今でも、祖父の家の裏山に漂っていた湿った匂いを思い出す。 夏休みごとに弟と連れて行かれたその家は、瓦屋根が低く沈み、庭先には使われなくなった農具が無造作に積まれていた。夕方になると、裏山から蝉の声と湿 ...
-
-
99階の続きを知っている rw+2,663-0205
学生時代、私が絶対に口外できないと決めていた出来事がある。 あれは大学四年の冬、世紀の変わり目をまたぐ頃のことだった。 十二月末のシンガポールは、夜になっても湿った熱気を失わなかった。街路樹の葉は水を ...
-
-
白い板の下 ncrw+177-0117
2025/11/15 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
夜の天井を見上げる癖は、幼稚園の頃から続いていた。 ベッドに体を沈めると、視界のすべてを白い平面が占める。無地に見えて、近づけば筆のかすれや塗りムラがある。街灯の光がカーテンの隙間を抜け、天井の角に淡 ...
-
-
金曜には戸を開けるな rw+8,252-0406
私が小学校五年生のとき、交通事故で両親を亡くし、祖父に引き取られた。 その日から、何を見ても色が薄かった。転校先でも口をきかず、授業が終われば一人で帰った。祖父は不器用な手つきで台所に立ち、よく鶏の唐 ...
-
-
泣かない赤児 #5,676-0216
2025/11/15 -短編, r+, 集落・田舎の怖い話
ネットで有名な怖い話, 東北地方私がまだ小学生の頃、母方の祖父の故郷で体験した出来事についてここに記す。 祖父が他界して十年が経過した今、その出来事を公にすることにした。ここで語られる内容は古くからの因習と民間信仰が深く絡んでいるた ...
-
-
【ミステリー】戦艦長門の最期 rw+5,067-0220
【ミステリー】戦艦長門の最期【ゆっくり朗読】 現代に大東亜戦争時の日本海軍の軍艦の名前を聞くと、真っ先に『大和』が上がると思うが、『大和』は当時極秘に建造されていたために、国民には存在は知らされておら ...
-
-
目を縛り、歯を縛り r+2,296-2,705
2025/11/15 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
今でもあの書き込みを読んだ夜のことを思い出すと、胸の奥がざらつく。 指先に残るキーの感触、画面の光に照らされた顔の影、それらすべてが不気味に蘇るのだ。 最初に掲示板を覗いた時、彼女の投稿はごくありふれ ...
-
-
学校行けますよね rcw+7,022-0107
2025/11/14 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300学生時代に聞かされたその話を、私は今でも妙な心のざわつきを伴って思い出す。 はっきり怖い、と言い切れるわけではない。幽霊を見たとか、呪われたとか、そういう話ではないのに、思い出すたび、不快感が残る。 ...
-
-
ケン君のいる部屋 rw+4,216-0107
2025/11/14 -短編, r+, ほんのり怖い話
ネットで有名な怖い話この話を思い出すたび、体の奥に冷たいものが沈殿する。寒かったからではない。あの夜の空気が、いまだに抜けきらないだけだ。 これは、大学時代の知人Aから直接聞いた話である。酒の席でもなければ、盛って語る性 ...
-
-
熱がうつる話 nw+205
2025/11/13 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
今でもあの国の空気を思い出すと、体の芯がざわめく。 旦那の転勤で暮らしたミャンマーの町は、乾いた大地に強烈な陽射しが落ちるはずなのに、家の裏へ回ると湿った土の匂いが鼻を刺した。裏庭の奥には旧日本軍が現 ...
-
-
最初からいた人たち rw+5,525-0122
2025/11/13 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
ヤクザ深夜二時を回ったころのラーメン屋だった。 繁華街の外れにあるその店は、看板の灯りだけがやけに落ち着いて見える。昼間は近づきたいとも思わないが、終電を逃した夜や、帰る理由が見当たらないときだけ、なぜか吸 ...
-
-
七人の歩み音 r+1,637-2,051
学生時代、私が誰にも話せずに胸の奥へ押し込めていた出来事がある。 いや、正確には、それは私自身の体験ではない。ある男から直接耳にした話なのだが、そのときの彼の震える声と、語りながらも時折うつろに宙を見 ...
-
-
魔の起源 #7,112-0118
「魔の起源」という本に載っていた山の神の解釈が後味悪かった。 503 :名無しさん@おーぷん :2016/02/23(火)23:59:02 ID:HDt 山の神は、名前のとおり山に住んでいるといわれる ...
-
-
気にしなかった女 rw+5,948-0122
2025/11/13 -中編, r+, 洒落にならない怖い話
これは、夜の仕事をしていた二十歳の女性から直接聞いた話だ。 当時の彼女は、同じ店で働く一つ年上の女性と、繁華街に近いアパートで同居を始めたばかりだった。鉄筋三階建ての二階、和室と洋室がひとつずつある、 ...
-
-
四枚目の皿 rw+4,866-0113
2025/11/13 -中編, r+, 洒落にならない怖い話, 人形にまつわる怖い話, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300彼女には霊感と呼べるものがなかった。 幽霊を見たこともなければ、気配を感じたこともない。そういう話を聞いても、どこか他人事として受け取ってきた。だからこそ、あの一度の体験は、今も現実として整理できない ...
-
-
見られる文字 nw+203
2025/11/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
小さな頃の空はいつも身近な図書館で、洗濯物の匂いと鉄の網戸の音が混ざっていた。 あの匂いを嗅ぐと、たとえ十年以上経っても、日の光の温度まで引き戻される。 舞台はいつも午後だった。窓から差す光はしばしば ...
-
-
数を数えるな rw+2,765-0217
2025/11/12 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
同僚が酒の席で漏らした話を聞いた瞬間、場の空気が静かに薄くなった気がした。 「……あれはな、闇とか、そういう言い方じゃ足りない」 そう言ったのはNだ。元警察官だと本人は言う。ただ、その“元”が事実かど ...
-
-
一拍遅れる影 rw+2,331
2025/11/12 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
同じ話を三度聞いた。細部は違うのに、核だけが変わらない。そこが不気味だった。 夜道で彼女と別れたあと、眠れずに天井を見つめながら、あの語りを繰り返し思い出した。他人の体験のはずなのに、思い返すたびに自 ...
-
-
【意味がわかると"怖くない話"】彼のたった一つの親孝行 r+481-906
2025/11/12 -短編, r+, 意味がわかると怖い話
これは、ある田舎町に住む古い友人が語ってくれた話だ。 その町には、田中という名の独り身の老人がいた。年老いた彼の家は、小高い丘の中腹にある古風な木造家屋で、しんと静まり返った森に囲まれていた。近隣には ...
-
-
内部から光るもの rw+2,532-0211
2025/11/12 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
この話を思い出すたび、背中の内側をぬめりのある冷たいものがゆっくり這い上がってくる。 正月に帰省した折、友人から聞いた話だ。あまり感情を表に出さない男だが、その夜ばかりは妙に言葉が乾いていた。酒を飲ん ...
-
-
声だけが残った rw+2,841-0122
2025/11/12 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
学生時代から世話になっている米屋がいる。 商店街の外れにある古い店で、精米機の低い唸りと、米俵の乾いた匂いが常に漂っていた。昼下がり、店先で腰を下ろしながら、彼がぽつりと語った話がある。思い出すたび、 ...
-
-
没落家系のおぞましい秘密 r+5,877-6,564
2025/11/12 -中編, r+, 家系にまつわる怖い話
★人気ベスト300これは、知り合いの古い友人から聞いた話だ。 その友人が小学生だった頃、家は農村の中でも特に貧しかった。家も古びていたし、家族はいつも節約の話ばかりだったので、ずっとそういう家柄だと思っていたのだ。 し ...
-
-
思い出せない場所 rw+5,589
なぁ、人肉館に行かないか。 夏休みを利用して、久しぶりに長野の実家へ帰省した日の夜だった。 東京での生活に慣れきった身体には、山に囲まれた町の空気は驚くほど軽く感じられた。昼間は暑いが、風に湿り気がな ...
-
-
火を消した夜 rw+5,425-0102
2025/11/12 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
北海道楡井さんからその話を聞いたのは、冬の終わりだった。 居酒屋の奥、暖房の効きが悪い席で、彼は酒もあまり飲まず、淡々と語った。感情を挟まない。そのことが、かえって異様だった。 大学時代、仲の良かった連中が ...
-
-
背後の位置 rw+3,822-0114
2025/11/12 -中編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話, 中国地方とある夏のキャンプでの話。 あれから一年経った今でも、どこからが正確な記憶で、どこからが自分の中で歪んだものなのか、はっきりしない。 大学の夏休み直前、高校時代からの友人・江崎から電話があった。久しぶ ...
-
-
玄関を拭く人 nw+177-0120
2025/11/11 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
仕事に追われ、帰宅が深夜にずれ込む生活が続いていた頃、私は家賃四万円の古いアパートに住んでいた。 狭く薄暗い建物で、共用廊下は常に湿気を含み、壁紙はところどころ剥がれ、雨の日には黴の匂いが濃くなる。息 ...
-
-
赤犬ヒサル r+2,862-3,266
2025/11/11 -短編, r+, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話この話を耳にしたのは、山深い長野の集落に暮らす知人の口からだった。 彼の声色は冗談めかすことなく、むしろ吐き出すたびに肺の奥から冷たい風が漏れ出すような調子で、私は黙って頷くしかなかった。 彼がまだ小 ...
-
-
呼べない理由 rw+2,984-0203
2025/11/11 -短編, r+, ほんとにあった怖い話
本人はあまり語りたがらないが、酒が入ったときに一度だけ、ぽつりと漏らした。 津軽には、恐山で知られるイタコとは別に、地元の年寄りだけが頼る「イタコ」がいる。 看板も出さない。祈祷料も決まっていない。 ...
-
-
ただいまの録音 rw+5,035-0131
2025/11/11 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
今でも、彼女から聞いたその話を思い出すと、耳の奥に湿ったものが残る。 水でも汗でもない。音の名残だけが、こびりつくように離れない。 彼女と知り合ったのは仕事の現場だった。照明の強い場所に長く立ち続ける ...
-
-
三段目の音 rw+7,536-0217
2025/11/11 -短編, r+, 不動産・物件の怖い話, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300, 埼玉県これは不動産業に長く携わってきたSさんから直接聞いた話である。 舞台は埼玉県郊外に造成された二十棟の新築分譲地だった。最寄り駅からは徒歩二十分ほど。周囲は田畑が点在し、数年もすれば住宅が埋まりそうな、 ...
-
-
四台目のチェーン rw+1,926-0310
2025/11/11 -中編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
夏休みの午後だったはずなのに、その日の記憶だけは、日差しよりも先に黒いものが浮かんでくる。 小学生の頃、友達と公園で遊んでいた。鬼ごっこにも飽きて、ぬるくなったジュースを飲みながら木陰に座っているうち ...
-
-
抱き寄せられた夜 rw+2,213-0107
今でも、あの夜の冷えた空気を思い出すと、背中の奥に細い針を一本ずつ差し込まれるような感覚が蘇る。 寒さではない。皮膚の表面ではなく、もっと内側、骨と神経の境目を正確になぞられるような冷えだ。 三年前の ...
-
-
次は二十三時三分 ncw+220-0120
2025/11/10 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2025
山奥に帰省すると、どうしても避けられない道がある。 舗装が途切れ、雑草に覆われた坂道を下りきった先、竹藪の影に押し込められるように古い待合所が建っている。屋根は苔に沈み、雨樋は途中で折れて役目を果たし ...
-
-
異界の縁:犬神と猫神が囁く村 r+4,327-47,52
これは、ある田舎に住む祖母から聞いた話だ。 祖母が幼い頃住んでいた地元は、本当に何もないような田舎で、昔ながらの集落がいくつかの本家とその親戚で構成されていた。外の人間が入り込むことも滅多になかったた ...