「 kowainetの記事 」 一覧
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死脈に咲く哄笑 nc+
2026/02/20 -中編, 家系にまつわる怖い話, n+2026
消毒液と腐った果実が混ざり合ったような、病院特有の重たい空気が、病室の低い天井に澱んでいた。 窓の外は鉛色の曇天で、湿気を含んだ風が時折、ガラスを微かに震わせている。 祖父の最期を看取るために集まった ...
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石はまだ積める rw+3,394-0220
九月の終わり、校内で妙な噂が流れ始めた。 南中山に「ぐるぐる」が出る、という話だ。目撃した六年生がいるらしい。黒くて、どこかが回っている。見た者は呪われる。 だが証言は揃わない。背丈は子どもほどだと言 ...
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思っただけ《月うさぎ8》 iwa+
眠れません。 最近、夜が長いです。長いっていうか、終わらない感じです。 目を閉じると声がします。耳じゃなくて、頭の奥のほうです。 最初は夢だと思いました。 でも、起きてても聞こえます。ちゃんと。 声は ...
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✨️本当のあなたに還れ iwa+
駅前の雑居ビルの五階に、その団体の事務所はある。 表札には「再起支援コミュニティ《灯》」とある。宗教法人ではない。セミナー団体でもない。表向きは「人生の再設計を支援する市民グループ」だ。 最初は無料相 ...
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点が増える rw+9,012
2026/02/20 -短編, r+, 後味の悪い話, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300俺はバイオ系の大学院を修了し、博士号を取って大学に残った。 残れたというより、残るしかないと思い込んでいた。研究室の空気は薄い薬品臭と薄い敵意でできていて、パワハラで精神を病んだ。気づいたら何もできな ...
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峠の記録データ nc+
2026/02/19 -中編, 山にまつわる怖い話, n+2026
ネットで有名な怖い話冬の入り口に差し掛かった、十一月の半ばだった。 暖冬の予報通り、その夜は季節外れの生温い風が吹いていた。アスファルトに染み付いた油と、枯れ葉の腐臭が混じり合った独特の匂いが、鼻腔の奥にへばりつく。私は ...
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障子の呼吸《月うさぎ7》 iwa+
なんか、最近、自分が変なんです。 変、って言い方も変で、本当はずっと前からだったのかもしれないけど、気づいたのが最近というだけで。頭の中が、薄い膜みたいなもので包まれている感じがします。外の音も、家族 ...
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四毒より怖いもの iwa+
体を壊したのは、パンじゃなかった。 「これ体に悪いから絶対食べない」 そう言っていた人間が、逆に体調を崩していった話だ。 四毒。 小麦、砂糖、植物油、乳製品。 ここ数年で一気に広まった言葉だ。 抜いた ...
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指を当てた人 rw+9,784-0114
2026/02/19 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300東北地方に住む吉田さん(仮名)から聞いた話だ。 吉田さんは十一歳になるまで、父方の実家で暮らしていた。木造の古い家で、仏間と書庫だけがやけに広く、冬になると家中が線香と湿った畳の匂いに包まれる。そこに ...
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【名作】一つの村が消えた話【ネットで語り継がれる怖い話】#27,543-0221
2026/02/19 -長編, 集落・田舎の怖い話, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話https://www.nicovideo.jp/watch/sm45963921?ref=garage_share_other 俺はある山奥の村で生まれ育った。 人口は百人程度、村に学校は無かったか ...
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最後のオナカマ iwa+
山形の内陸、雪に閉ざされる町に、最後のオナカマがいると言われていた。 「もうやめたはずだ」と皆が言う。だが、人が死ぬと、夜中にだけ灯りがともる家がある。呼ばれた家族しか、その戸を叩けない。 祖母が亡く ...
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土の匂いのする末子 iwa+
その家は、いつからか「陽の射さぬ家」と呼ばれていた。 三代続けて男子が生まれず、家の中には絹の擦れる音と、低く湿った女たちの声だけが満ちている。大工の名跡は残っているが、先代の残した借財が梁のように重 ...
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夜に名前を呼んだだけ《月うさぎ6》 iwa+
今日は、初恋の人のことを書きます。 たぶん、これがいちばん変かもしれません。 小学五年のとき、好きな人ができました。 同じクラスで、背が高くて、笑うと目が細くなる人でした。 放課後、よく家に来ていまし ...
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山形の民間霊能者「オナカマ」とは何か nc+
山形県の「オナカマ」は、主に村山・最上を中心に確認される、盲目女性を担い手とする口寄せ(死者の呼び寄せ)・加持祈祷・卜占などの「巫業(ふぎょう)」の担い手である。 ※PDF資料⇒山形県における「オナカ ...
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放送されたはずのカット映像 rw+2,604
誰に尋ねても「そんなものは知らない」と言われる話だが、あのとき感じた恐怖は、今でもはっきりと残っている。だから、記録として書き残しておく。 『本当にあった呪いのビデオ』の存在は有名だ。だが、その第一作 ...
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二度 rw+9,366
吉野さん(仮名)から聞いた話だ。 彼の地元は温泉地として知られているが、地元の人間なら誰もが口を閉ざす場所が一つある。正式な名前を出す者はいない。地図にも載っていない。子どもの頃から「行くな」とだけ言 ...
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切ってはいけなかったもの ncw+
十歳の頃、私はある事情で二年間、山奥の祖父母の家に預けられた。 理由は聞かされなかった。ただ、ある日突然、最低限の着替えだけを詰めた鞄を持たされ、電車とバスを乗り継ぎ、最後は祖父の軽トラックに揺られて ...
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壺の中の借金《月うさぎ5》 iwa+
おばあちゃんのことを書きます。 あまり書きたくないです。 でも、たぶん、ここまでの話と関係があると思います。 先週、おばあちゃんが急に亡くなりました。 家で倒れて、そのままでした。 通夜も葬式も終わり ...
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渦人形(うずにんぎょう)#6,520
2026/02/17 -中編, 洒落にならない怖い話, 人形にまつわる怖い話, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話【ゆっくり朗読】渦人形(うずにんぎょう)【殿堂入り名作怖い話】 高校二年の夏休み、俺は部活の合宿で某県の山奥にある合宿所に行く事になった。 183:2011/05/19(木)23:27:14.09ID ...
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壺の音がする家《月うさぎ4》 iwa+
今日は、家のことを書きます。 学校のことより、たぶんこっちのほうが本当は怖いです。 うちのおばあちゃんは、昔からある団体の信者です。 宗教って言うとすごく怒ります。 「これは愛の集まりなの」「救われる ...
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川辺の赤いお守り nc+
山は昼と夜で顔を変えるが、あの時歩いていたのは、昼間なら何の変哲もない低い尾根の裏側だった。 舗装もない獣道に、古い杉の葉が積もり、踏みしめるたびに乾いた音と湿った音が混じる。月は雲に隠れ、光は頼りな ...
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三度目の拍手 iwa+
2026/02/16 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子これは、映像制作を生業にしている知人から聞いた話だ。 彼の同僚に、三十代半ばの編集担当者がいた。几帳面で、締切を破ったことがないことで知られていた男だ。普段は二人一組で現場に入るのだが、その案件だけは ...
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魔の三角地 rw+8,980
2026/02/16 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
★人気ベスト300実家の近くにある賃貸マンションについての話だ。 狭い三角地に建てられたそのマンションは、世帯数にして二十五ほど。土地の形が悪い場所に商業施設を建てても長続きしないというのはよく聞く話で、実際、その場所 ...
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静止した午後 nc+
その場所には、特有の「重さ」があった。 重力というよりは、湿気を含んだ気圧が、皮膚の表面に絶えずへばりついているような感覚に近い。 私が通っていた大学は、関東平野の縁にある丘陵地帯を強引に切り拓いて建 ...
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図書室の丸い目《月うさぎ3》 iwa+
学校であったこと、ちゃんと書きます。 変だったらごめんなさい。 最近、少しだけ、頭の中の順番が入れ替わっている感じがします。 今日も放課後、図書室に残りました。 友達は部活で、私は帰る理由がなかったか ...
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マジでやばい占い師 rc+9,318
2026/02/15 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300ご存知の方もいるかもしれないが、これはあるスタジオミュージシャンがラジオ番組で語った話である。 このミュージシャンは、家族ぐるみで付き合いのある占術師と交流があった。 とはいえ、彼女を霊能者としてでは ...
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コーポ・サツキ二〇三号室 nc+
2026/02/14 -中編, 不動産・物件の怖い話, n+2026
梅雨の走りのような、粘り気のある雨が降る午後だった。 埼玉県の外れ、国道から一本入った路地に建つ「コーポ・サツキ」は、名前の響きとは裏腹に、昭和の終わりに取り残されたような薄墨色のモルタル二階建てだ。 ...
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三十一人目の出席番号《月うさぎ2》 iwa+
担任のことを書きます。書かないほうがいいのかもしれません。でも、たぶん、書かないほうがよくない気がします。 うちの担任は国語の先生です。三十代くらいの女の先生で、静かな人です。怒鳴ったりはしません。声 ...
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芽殖孤虫(がしょくこちゅう)#7,218
2026/02/14 -短編, ほんとにあった怖い話
★人気ベスト300【芽殖孤虫】(Sparganum proliferum)人体寄生虫の一種。 580: 本当にあった怖い名無し:2011/06/11(土) 10:09:49.11 ID:0miTCnAG0 「孤虫」の名 ...
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チョコを食べなかった日のこと nc+
2026/02/14 -中編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
その話の舞台は、姉がまだ独身で働いていた職場だ。 語ってくれたのは、私の姉……ではなく、姉の友人だった人物のことを姉から聞いた私であり、ここに書くことはすべて、私が姉から受け取った形の「伝聞」に過ぎな ...
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コーポ・サツキ二〇一号室 ncw+
2026/02/13 -中編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
不動産管理の仕事をしていると、人の生活が発する匂いに敏感になる。 新築の建材が放つ刺激的な化学臭、長く住まわれた部屋の壁紙に染み付いた煮炊きの油の匂い、ペットの排泄物が床板の隙間で乾いた饐えた匂い。そ ...
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消えた中学生の投稿公開《月うさぎ1》 iwa+
志那羽岩子です。以下の投稿をした者です。 保存された行 iwa+ この話を公開するかどうか、正直に申し上げて長いあいだ迷っていました。というのも、これは私自身の体験ではなく、十数年前に個人が運営してい ...
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聞こえない音 rw+2,141
殺人光線Z!! 殺人兵器の秘密基地 島田研究所とは 太平洋戦争日本海軍の秘密 知られざる旧日本軍の最終兵器 [出典:blogs.yahoo.co.jp/kakuchan1964] 静岡県島田市に住む古 ...
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宛名のない訪問者 rw+8,800
2026/02/13 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300三年前、一人暮らしをしていた頃の話だ。 仕事を終え、夜九時過ぎに帰宅した。梅雨の時期で、アパートの廊下には湿った空気が溜まり、足音が妙に響いていた。鍵を回し、玄関を開けた瞬間、背後でインターホンが鳴っ ...
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壁一枚ぶんの生活音 nc+
2026/02/12 -中編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
今でも集合住宅の廊下特有の匂いを嗅ぐと、喉の奥がひりつく。 洗剤と湿気と、どこか甘い埃が混じった、昼と夜の境目の匂いだ。 某不動産管理会社に勤めている知人がいる。 酒の席でも仕事の話はあまりしない男だ ...
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保存された行 iwa+
2026/02/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026, オリジナル作品
志那羽岩子まだスマートフォンが当たり前ではなかった頃の話です。 インターネットには、今よりもずっと個人の気配が濃く残っていました。検索すれば何でも出てくる時代ではなく、辿り着いた場所が「そこだけの空間」である感 ...
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「たぶん、みつけられました」 iwa+
2026/02/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
志那羽岩子, 月うさぎ夜に変なことがあって、どうしたらいいかわからないので書きます。 うそじゃないです。ほんとです。 こわいです。 私の部屋の押し入れで、夜になると音がします。 最初はネズミかなって思いました。前に台所で見 ...
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庭に立っていたもの rw+8,657
2026/02/12 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300ゴールデンウィークに、家族を連れて実家へ帰省していた。 到着して間もなく、庭で洗車をしていると、道路の向こうに懐かしくも思い出したくない顔を見つけた。近所に住むエヌ氏だ。子供の頃から気味の悪い人物で、 ...
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半分、置いてきた ncw+
早朝、標高が千五百を少し超える程度の、名もなき里山へ足を踏み入れた。 足元に広がる腐葉土は、昨晩の雨をたっぷり含み、長靴の底を吸い込むような重さを持っている。湿った土の匂いに、早春の冷気が混じり、鼻腔 ...
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前から、こうでしたっけ rw+2,189
2026/02/11 -短編, r+, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚
背乗り私は二十代後半の女性だ。学歴は高卒で、専門学校も途中で辞めた。 職歴は長いが、どこも長続きしなかった。理由を説明しようとすると、いつも話が長くなる。 最初はコールセンターだった。顧客データの入力ミスが ...
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箱の中ではなかった rw+8,812
2026/02/11 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300友人の宮崎は、古い木造アパートの一階角部屋に住んでいた。 角部屋というより、建物の裏側に貼り付くような位置だ。ベランダの柵を一つ越えると、裏口へ続く細い通路があり、昼でも薄暗い。住人はほとんど使わず、 ...
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神降ろし #5667-6376
2026/02/11 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
神降ろし【ゆっくり朗読】 大学生になって初めての夏が近づいてきた、金曜日頃のこと。 人生の中で最も『モラトリアム』を謳歌する大学生といえど障害はある。 ポストモラトリアム時代の若者たち 社会的排除を超 ...
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床下にいた人たち rw+5,745
2026/02/11 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
夏休みに何か高収入のバイトがないかと友人と探していたときのことだ。 バイト雑誌をめくっていると、「山小屋の管理を一日お願いしたい」という募集が目に留まった。日給は二万円。条件が良すぎると思いながらも、 ...
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上を見るな nc+
2026/02/10 -中編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, n+2026
警備の仕事に就いたのは二十代の終わりで、深い理由はなかった。 昼の世界から一歩引いた場所で、規則正しく歩き、点検し、異常がないことを確認する。それだけで食っていけるなら悪くない、と思ったのだ。 その工 ...
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窓の外に立てない男 rw+4,442
2026/02/10 -短編, r+, 山にまつわる怖い話, 洒落にならない怖い話
北海道北海道の昭和炭鉱での話だ。 かつて炭鉱で栄え、多くの人が暮らしていた町は、俺たちが訪れた頃には完全に廃墟になっていた。夏休みの悪ふざけがきっかけだった。言い出しっぺは定岡で、俺は乗り気じゃなかったが、 ...
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叫び声の方向 rw+4,639
二年前、二十歳のときの話だ。 大学の先輩に誘われて、何人かで岩手へ旅行に行った。 メンバーは先輩の鏑木さん、瀬長さん、田勢さん、首藤さん、同期の久間木、それと俺。東京から車で向かい、途中のパーキングエ ...
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あの夢の中身 rw+4,378
2026/02/10 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
ネットで有名な怖い話母方の実家は熊本県にある。そこにずっと暮らしている母の姉が、先日うちに遊びに来た。 ちょうどテレビで『ターミネーター2』が流れていて、家族でなんとなく観ていた。核爆発の想像シーンで、子供たちが一瞬で焼 ...
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山が先に見ていた nw+
十一月の山形は、空気の角が尖っている。 登山口へと続く細い県道を車で進むほどに、フロントガラスの向こうの色は抜け落ち、湿った灰色だけが残った。目的地は、名前を地図で探してもすぐに指が止まるような、地元 ...
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ログイン中 rw+7,535-0121
2026/02/09 -短編, r+, ヒトコワ・ほんとに怖いのは人間
★人気ベスト300数年前のことだ。 特定されないように、いくつか事実をずらして書く。 私は田舎を出て、八王子に近い街の古いアパートで一人暮らしをしていた。女子大に通い、サークルには入らず、駅前のファミレスでバイトをして ...
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音だけがいた rw+5,344
2026/02/09 -短編, r+, 洒落にならない怖い話
山梨県甲府方面にある旅館に泊まった時の話だ。 付き合って一年ほどの彼女と、行き先を決めない気ままな電車旅をしていた。初日は清里に泊まり、翌日は富士山方面へ向かう途中で甲府に寄り、城跡を見てからさらに電車に乗 ...