ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「奇妙な話・不思議な話・怪異譚」 一覧

八本足の恩返し r+1,354

近所にね、ひとり暮らしの年寄りがいるんですよ。 ことあるごとに、娘さんがうちの店に寄って話してくれるもんで、顔も名前も、よく知ってる気になってました。 九十をとうに越えて、もう骨なんか透けて見えるんじ ...

ジョン・タイター 2036年から来た男!? その正体と予言 まとめ #38,390

ジョンタイター 2036年から来た男!?その正体と予言【まとめ・ゆっくり朗読】 「2036年から来たジョン・タイター」について ジョン・タイター(英: John Titor) は、2000年にインター ...

業を喰う指 r+3,696

仕事を辞めてしばらく経った頃だった。 旧い会社の元請け先から、慰労を兼ねた温泉旅行に誘われた。正直、気乗りはしなかった。あの人間関係と、再び顔を合わせるのは気詰まりだったからだ。だが断る理由も見当たら ...

あの山の純露 r+3,612

職場の同僚と居酒屋で飲んでいたとき聞いた話。 都内の中小SI企業に勤めていたという男性の話だった。仮に、S氏としておく。 仕事はそれなりにできるタイプだったらしく、責任あるポジションも任されていたらし ...

最初からいなかった r+3,027

三年前のことだ。誰にも話していない。いや、話そうとしても通じない。 だからこれまで黙っていた。誰かに話せば、自分の頭がおかしいと思われるだけだとわかっていた。 だけど、どうしても吐き出したい。あれは夢 ...

すざく駅 r+3837

九州地方の高校に通う島崎くん(仮名)から聞いた話。 年の瀬が迫った十二月のある夜、彼はいつものようにJR九州のK線を使って帰宅中だったという。F駅行きの電車内、スマートフォンで友人とやり取りを終えた後 ...

三十枚の古銭 r+2,238

職場の後輩から聞いた話だ。 中学二年の夏、彼――Kとでもしておこう――には、Cという友人がいた。世間で言う悪友というやつで、成績は中の下、服装はだらしなく、けれど妙に気が合っていたという。二人とも怖い ...

【御殿場冤罪事件】奇妙な裁判 #3,229

奇妙な裁判【ゆっくり朗読】 昨年TVで見たドキュメンタリーの話。 105 :奇妙な裁判 その1:2006/02/05(日) 16:04:41 ID:4ThCuGi90 冒頭は、裁判所に向かう4人の青年 ...

お守りという名の鎖 r+2475

中学の同級生、黒瀬という男から酒の席で聞いた話だ。 彼の話には、妙に現実味がある。淡々としていながら、決定的な何かが、いつもどこかで歪んでいる。だから、聞いていると冷房の効いた部屋にいても、ふと背中に ...

あの角の向こう r+445

中学時代の同級生、佐伯(仮名)から聞いた話。 二十年以上も前、まだ彼が小学生だった頃、家族でよく観ていたという古いNHKのドラマがあったそうだ。「あの角の向こう」というタイトルで、当時はそれほど話題に ...

おばけ屋敷 r+2,006

おばけ屋敷【ゆっくり朗読】 中二に上がる前の春休み、部活のメンバーと遊園地に遊びに行った。 810 :おばけ屋敷  ◆txdQ6Z2C6o:2010/07/03(土) 00:45:30 ID:yk2r ...

森で呼び寄せていたもの r+4,079

ネットみつけた怖い話。 山に囲まれた谷間の集落で育った彼は、自分の家だけが、妙に密接して隣の家と繋がっていたのをよく覚えているという。ほかの家々は百歩、二百歩と間隔を空けていたのに、そこだけがまるで都 ...

通話の向こう r+1,564

大学時代、俺にはたまに幽霊を見る癖みたいなものがあった。 特別な家系でもなければ、修行をしたわけでもない。ただ、ごくたまに、部屋の隅で誰かがじっとしていたり、夜の道路に立っていたはずの女が車のライトを ...

異世界なのかわからんが俺が不思議な村へ行ったときの話をする r+18,203(読者参加型リライトコンテンツ)

★異世界なのかわからんが俺が不思議な村へ行ったときの話をする/読者参加型リライトコンテンツ【ポッドキャスト】家から十五分の低山は、町の子どもが鬼ごっこで登るにはうってつけの緩斜面だが、年寄りは頑固に近 ...

ぺた…ぺた…… r+521

山間部にある、とある寒村で聞いた話。 昼でも薄暗い山の影に抱かれた集落には、今も明治の面影を残す古びた家屋が点在している。舗装された道路から外れ、鬱蒼とした杉林を抜けた先にぽつんと現れるその村では、外 ...

赤いスカートの子 n+

あれは、小学六年の春先だった。 妙に蒸し暑い日で、教室の空気が重たく、肌にじっとりとまとわりついていたのを、今でも生々しく覚えている。 当時のわたしは、クラスの中では「ふつう」だった。目立ちもせず、浮 ...

電話が鳴る n+

父は、生きているあいだ、霊とか呪いとか、そういう“非科学的”なものを心底バカにしていた。 占いのテレビがついていれば舌打ち、心霊特集が始まればすぐにチャンネルを変えた。そんな父が、祖母の死んだ夜に「見 ...

透ける体、溶ける母 n+

あの夜のことは、今でも夢か現か分からない。 記憶の端がぐずぐずと濁っていて、自分の中で線引きができない。生と死、現実と幻、そのすべてが滲み合って、あたしの輪郭をぼやけさせてしまった。あたしは確かに、い ...

おやつの時間は終わらない n+

小学校五年の春、私にはとても太っている友達がいた。 あまりに桁外れで、子どもながらにどこか現実感が薄れていた。たとえば教室の机に入りきらないとか、体育の時間は座って見学ばかりとか、そういう日常のことを ...

煙とアルコールと、穴の空いた背中 n+

父が死んでから、うちのトイレには二種類の匂いが棲みついた。 ひとつは煙草の匂い。もうひとつは、うまく言葉にできないが、鼻が本能的に拒否するような、古い記憶の底をくすぐるような悪臭。 煙草なんて私は吸わ ...

不登校女子~家庭の秘密 r+3,848

不登校女子~家庭の秘密【ゆっくり朗読】 俺が小学校高学年ごろの話。 夏休みが終わってから同じクラスに登校しなくなった女子がいて、顔を見なくなった。 新しい教科書を渡してほしいということで、集団登校が一 ...

死者の愛 n+

もう十年以上前のことになります。 祖母が亡くなったあの日、私は何も知らずに、大学の課題に追われながらコンビニでカップ麺を買っていました。帰り道の電話で、母の声が妙に震えていて、それだけで胸騒ぎがしたの ...

ケンカごっこ n+

職場の同僚と居酒屋で飲んでいたときに聞いた話。 その人の実家の物置には、古いセルロイド製のアニメグッズが並んでいる棚があるそうだ。昭和の初期に輸入されたキャラクターも混じっていて、外国製のネズミと猫の ...

焼かれたもの n+

工場での仕事は好きだった。 いや、正確には「慣れていた」と言った方がいいかもしれない。 毎日同じ時間に目覚ましを止め、制服を着て、無言のバスに揺られ、スチームの香る作業場へ。単調な日々だったが、それが ...

髪を切ってこい n+

群馬県に住む吉野さん(仮名)から聞いた話。 大学時代の夏、帰省中の彼女が体験したという。郊外の住宅街、古い瓦屋根の平屋。小さな庭の向こうに見える山影が、夕暮れになると奇妙に歪んで見える、そんな土地に建 ...

侍と龍の弁当戦争 n+

埼玉県に住む五十代の主婦、秋山さん(仮名)から聞いた話。 彼女がまだ高校生だった頃のこと。通っていた学校は、山間にひっそり建つ県立高校で、全校生徒も三百人ほど。教室の窓からは杉林が一望でき、冬になると ...

青葉台ガーデンヒルズの影:元刑事作家が暴く閉ざされた住宅地の秘密【中編ミステリー】n+

あらすじ ■登場人物 神崎陽一(かんざき よういち) - 45歳、元刑事、現在はミステリー作家 身長180cm、やや痩せ型だが筋肉質。短く刈り込んだ黒髪に少し白髪が混じる。鋭い眼差しと穏やかな表情のギ ...

同級生だったはずの彼女 n+

大学2年のある日、駅のホームで電車を待っていると、見知らぬ女性に声をかけられた。 逆ナンかと思いきや、聞けば「高校の同級生」だという。確かに名前に聞き覚えはあった。でも、彼女の顔は思い出せない。しかも ...

ウタキ n+

離島に嫁いだ知人の話だ。 島は山の稜線を境にふたつの集落に分かれていて、北側が農の者、南側が海の者とされていた。日照りや台風で暮らしが脅かされるたび、海の者たちは決まって「神の怒りだ」と口にしたという ...

配達エレベーター n+

中学一年のある春、自分は朝刊の配達をしていた。 家計を助けるため——などという立派な理由はなく、単に小遣いが欲しかった。任されたのは、地域でも有名な大きな団地だった。一棟だけで十数階建て、周囲の建物よ ...

魔界遊びの手順書 n+

小学生の頃、ふざけてやったことが大事になった経験が一度だけある。 十二歳、ちょうどランドセルの卒業を意識し始める年頃。あの年齢の男子というのは、なぜか“怖いもの”に惹かれやすい。理由もないまま、心霊写 ...

ズレた記憶 r+2,438

この話は、都内でフリーランスの仕事をしている飯田さん(仮名)から、酒の席でぽつりと打ち明けられたものだ。 当人は「ただの記憶違いかもしれないよ」と何度も前置きをしていたが、その話を聞いていた誰もが、酒 ...

体育館に現れた上様 ~ 或る朝練少年の幻視譚 r+1,937

まだバスケットボールという球技が、黒板消し投げの次に人気だった時代。 小学生の朝は、異様に早く、そして妙に熱心だった。自分も例に漏れず、他の誰よりも早く体育館の扉を開け、ボールをバウンドさせていた。静 ...

塩と石と、墓地の音 n+

中学一年の夏、久々に家族揃って実家へ帰省した。 目的はお墓参り。祖父母やご先祖の眠る墓へ、花と線香を持って赴いた。お坊さんが柄杓や桶を貸してくれて、墓石に水をかけ、手を合わせる——田舎ではごく普通の風 ...

人狼 n+

中学時代の同級生がこんな話をしてくれた。 彼の祖父――もうずいぶん前に亡くなったらしいが――は、かつて朝鮮半島で交易をしていた。ロシア人やタタール人とつながりがあって、中でも一人のロシア人商人とは特に ...

名前もわからない存在 n+

ほんの一瞬、誰かが「渡れ」と背中を押したような気がした。 横断歩道の前で立ち止まったのは、車が右から来ていたからだ。そのまま待っていれば、なんの問題もなかったはずだった。でも次の瞬間、妙な衝動に駆られ ...

パイプラインの内部点検 n+

閉所恐怖症というものは、医学的な診断より前に、感覚でわかるものだと思う。 たとえば、直径60センチの鉄の管の中を、四つんばいで200メートル近く進まされる羽目になったとき、人は「あ、自分、閉所がダメな ...

ピエロと二階の足音 n+

学生時代、週末になると決まって友人Aの家に集まっては、夜通しゲームや無駄話に耽っていた。 Aの家は二階建てのゆとりある一軒家で、トイレが二階にもあるような造りだった。わたしとA、そしてもう一人の共通の ...

鏡の底の女 n+

一人暮らしというのは、自由と引き換えに孤独と責任を手に入れることだと、どこかで聞いた。 だが、自分がかつて経験した「一人暮らし」は、そのどちらとも違った。そこには、知らない誰かがいた。 あれは数年前、 ...

違和感のある文 r+4,291

これは、私が三年前、心身ともに疲れ果てていた時期に体験した、奇妙で恐ろしい出来事だ。 当時、私はストレスから自営業の店を畳み、自宅で休養していた。時間を持て余し、漫然とインターネットを眺めていたある日 ...

白無垢ダッシュと夜の親戚筋 n+

夏という季節には、何かと“向こう側”の空気が混じる気がする。 祖母が大往生を遂げたのも、そんな季節——お盆直前のことだった。 祖母は田舎の本家に隠居していた。農家の日本家屋で、玄関を開けると土間の匂い ...

隣の部屋の音 n+

俺が今住んでるアパートに引っ越してきたのは半年前のこと。築30年の古いアパートで、家賃が安いのが決め手だった。 最初の頃は隣の部屋から普通に生活音が聞こえてきて、まあ当然だよなって思ってた。足音とか、 ...

仏の皮を被った何か n+

中国・杭州にある山間の古刹で起きたという話を、ある女性から聞いた。 初めての海外旅行で参加したツアーの途中、彼女はその寺院を訪れたという。 かすんだ霧が山裾にかかり、音もなく時が流れていた。石段を登り ...

護られし者たちの沈黙 n+

大学時代の後輩が話してくれた話だ。本気とも冗談ともつかない口調で、けれど目の奥には微かな震えがあった。 場所は、静岡のとある交差点。東名高速の高架がすぐ脇を通っている、車通りの多い地点だったという。昼 ...

あの夜の木の下で n+

4歳のある夜、母に命を奪われかけた記憶が、その後の人生に深い影を落とす。母の拒絶、父の怒声、祖父の静かな愛。家族という名の渦の中で、「生かされた意味」を静かに見つめ直す回想録。 記憶は曖昧だが、光景だ ...

拾った日記帳 n+

それは小学生の頃、夏のはじまりを感じさせる、少しむし暑い日の出来事でした。 朝露に濡れた通学路の脇、誰かが落としていったのでしょうか、一冊のノートが地面に伏せていました。ページの端が少し破れていた以外 ...

式台の左 n+

実家の玄関には、古びた上がり框がある。 リノベーションはされているが、段差の多い古い家で、その中でも特にその段差は大きく、四十センチほどもある。そこに一枚板の式台が突き出している。祖父が言うには、祖母 ...

最強の守護霊 r+7797

俺の知り合いに、お祓いを生業にしてる変わった人物がいる。 と言っても、友達ってほどでもない。最寄り駅の近くにある立ち飲み屋でたまたま出会った、クセの強いおばさんだ。あれはたしか、SMAPの「世界に一つ ...

【名作】四つ年上の姉シリーズ【全話コンプリート】#7,851

四つ年上の姉シリーズ~コンプリート【ゆっくり朗読】 1.秘密の友達 四つ上の姉にまつわる話だ。 これから書き記す話は、姉の人生のほとんどを占めた『縁』あるいは『呪い』と呼ぶべきものと、自分でもその力の ...

夜間戦闘機『月光』が東京大空襲で遭遇した怪物 #16,180

【ゆっくりミステリー】東京大空襲で夜間戦闘機『月光』が遭遇した怪物 これは祖父が太平洋戦争時に体験した東京湾近郊の空でのお話です。 480 :本当にあった怖い名無し:2008/12/04(木) 13: ...

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