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幻妖道標【ゆっくり朗読】3000
2024/07/12 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 山にまつわる怖い話
愛媛県, 高知県【ゆっくり怪談】幻妖道標(げんようみちしるべ) 俺は九州出身なんだが、大学は四国へ進学した。 以下はゼミの先輩から聞いた話だ。 四国と言えば八十八ヶ所霊場巡りが有名だ。 昔は大変だったお遍路も今では道 ...
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初雪の山には登るな【ゆっくり朗読】3300
【ゆっくり怪談】初雪の山には登るな 初雪の山は登ってはいけない。 そういう話しを仲間内でよく聞いたが、滑りやすくなるからだろうと思い、バカにしてた知り合いは、命の危険に晒された。 彼は登山歴三年くらい ...
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我流格闘家【ゆっくり朗読】3500
我流格闘家【ゆっくり朗読】 俺は毎年夏は2ヶ月ほど山ごもりして修行している。他人は変人扱いするけどね。 深山の川の近くの洞穴を寝床にして、食料は川魚や野草やカエルやヘビなど…完全に現地調達。 文明の利 ...
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轆轤腕(ろくろうで)【ゆっくり朗読】2600
【ゆっくり怪談】轆轤腕(ろくろうで) 八年前の夏、北陸方面の岩峰に登ったときの話。 本格登山ではなく、ロープウェーを使った軟弱登山。 本当は麓から登りたかったんだが、休みの関係でどうしようもなかった。 ...
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山童(やまわらわ)【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】山童(やまわらわ) 両親の仲がうまくいかなくなり、色々あって半月あまり、父親の実家に預けられた。 小学四年か、五年の夏休みだったと思う。 祖父も祖母も優しくしてくれたので寂しくはなかっ ...
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やまわらす【ゆっくり朗読】2600
【ゆっくり怪談】やまわらす 俺の親戚の家は山の中にある。 農業で生計立ててたんだけど、乳牛も飼ってた。 ガキの頃の俺はこの牛が大好きで、よく遊びに行ってた。 車で1時間30分かけて(笑) んで、小2の ...
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アンちゃん子【ゆっくり朗読】2400
【ゆっくり怪談】アンちゃん子 うちの会社の部長、若い頃『林業』やってたんだって。 正直『林業』なるものよく分からないんだけど、山で木材を調達するって感じかな? で、部長が若い頃だから昭和四十年代らしい ...
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おごっつぉ【ゆっくり朗読】2700
【ゆっくり怪談】おごっつぉ 俺には双子の片割れである弟と、俺達よりひとつ上の年子の兄貴がいる。 これから書くのは、兄弟三人で体験した、幼い頃の話だ。三人で話を補完したから、結構細かくまとめることができ ...
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神様の婿【ゆっくり朗読】5100
【ゆっくり怪談】神様の婿 俺の地元は山中にある集落だった。 だった……というのは今ではその集落は過疎や車が必須などの不便さにより、ほとんどの世帯が山の麓の町に移り住んでるため今では先祖の墓が残っている ...
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わヰら【ゆっくり朗読】3100
わヰら【ゆっくり朗読】 学生時代、盆に実家へ帰省した時のことだ。 そこは鄙びた山里で夏でも涼しく、避暑にはうってつけの場所らしい。 祖父母の世話になりながら、例年の如くノンビリと過ごしていたある日。 ...
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サカブ【ゆっくり朗読】3200
サカブ【山にまつわる怖い話・ゆっくり朗読】 秋田のマタギたちの間に伝わる話に『サカブ』というのがある。 サカブとは要するに“叫ぶ”の方言であるが、マタギたちがいう『サカブ』とは山の神の呼び声を指すとい ...
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ジンカン~人間をついばむカラスはすぐ殺せ【ゆっくり朗読】18k
【ゆっくり怪談】ジンカン~人間をついばむカラスはすぐ殺せ 「人間をついばむカラスはすぐ殺せ」 「でも、そんなカラス見たことないよ。カラスは、人間が近づくと逃げて行くよ?」 「見たことがないなら、いい。 ...
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炭窯(すみがま)~祖父の死因【ゆっくり朗読】2500
【ゆっくり怪談】炭窯(すみがま) 親父に聞いた話。 三十年くらい前、親父はまだ自分で炭を焼いていた。 山の中に作った炭窯で、クヌギやスギの炭を焼く。 焼きにかかると、足かけ四日くらいの作業の間、釜の側 ...
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幽谷響の夜(やまびこのよる)【ゆっくり朗読】
幽谷響の夜(やまびこのよる)【ゆっくり朗読】 俺は従兄弟達の家には二度と行きたくない。 2009年の夏の話。 俺は従兄弟に誘われて、従兄弟の家に行った。 茨城県の山の奥深い所で、人の気配もなく田んぼが ...
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汁かけ飯【ゆっくり朗読】3400
【ゆっくり怪談】汁かけ飯 戦前、日本のどこかの鉱山で採鉱婦として働いてたおばあちゃんから聞いた話 その日、その人は寝坊してしまい、起きた時には既に始業時間だったそうだ。 慌てて飯場に行って、 ご飯に味 ...
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山の奇妙なトンネル【ゆっくり朗読】2400
【ゆっくり怪談】山の奇妙なトンネル 知り合いのおっさんがしてくれた話。 その人を仮に桐谷さんと呼ぶ。 桐谷さんは山によく一人で入る人で、山に入るとそこで渓流釣りっていうのかな、魚を釣りに行くんだそうだ ...
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沙流川の河原【ゆっくり朗読】1000
沙流川の河原で野営【ゆっくり朗読】 北海道の沙流群に、沙流川という清流が流れてんだけど 772 :底名無し沼さん:02/05/22 20:56 何年か前、原チャリで旅行中に、国道脇の沙流川の河原で野営 ...
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人間狩り【ゆっくり朗読】5482-1230
【ゆっくり怪談】人間狩り 知り合いの話。彼がまだ若い頃、猟のため山に籠もっていた時のこと。 夜、焚き火の側で猟銃の手入れをしていたという。 作業が終わり、小用を足そうと近くの繁みに足を向けた。 背後で ...
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夢に出てきた爺ちゃん【ゆっくり朗読】2100
【ゆっくり怪談】夢に出てきた爺ちゃん 十年近く前の俺が大学生だった時の冬の話。 270: 本当にあった怖い名無し 2015/06/10(水) 19:37:23.82 ID:kOmldBE+0.net ...
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山の女神様【ゆっくり朗読】1400
山の女神様【ゆっくり朗読】 今の年代の人に、狩りをした事のある人は少ないでしょう。 366 :山での話 :03/04/11 06:18 昔、私は祖父に連れられて、狸を捕る為に数度、山にトラバサミを仕掛 ...
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わらび採り【ゆっくり朗読】2700
【ゆっくり怪談】わらび採り 祖父は近くの山にわらびを採りに行くのを日課にしていた。 小さい頃は私も祖父と一緒に行ったりしていた。 中1の夏休みも祖父と一緒に山に行った。 その山には昔から神隠しがあるっ ...
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日光の大山ハイキングコース【ゆっくり朗読】1000
日光の大山ハイキングコース【ゆっくり朗読】 昨年の夏の実体験です。 615 :底名無し沼さん:2005/09/23(金) 17:49:18 日光の大山ハイキングコースで、沢を渡るところがあるんですけど ...
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ゆきんこ【ゆっくり朗読】2600
【ゆっくり怪談】ゆきんこ 四年前の冬の話。 153 :本当にあった怖い名無し:2014/03/27(木) 22:01:31.83 ID:VsbLn7xE0.net 五月に山スキーをしに一人である高原に ...
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祈りの滝の祠【ゆっくり朗読】2000
【ゆっくり怪談】祈りの滝の祠 かれこれ一〇年以上前の出来事です。 675 :本当にあった怖い名無し:2015/04/26(日) 08:35:05.61 ID:siqGaI580.net あれは何者だっ ...
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風穴(ふうけつ)【ゆっくり朗読】2200
【ゆっくり怪談】風穴(ふうけつ) じいちゃんの体験談だ。 便宜上じいちゃんの名前を太郎としておく。読みやすさのために伝聞の語尾は省略して書く。 太郎は田舎育ちで、三十分から一時間ほど山道を歩いて小学校 ...
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豪雪地帯【ゆっくり朗読】1300
田舎の豪雪地帯【ゆっくり朗読】 三歳くらいの時の話。 847 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/11/05(水) 19:03:16.02 ID:vMPQbRGR0.net 当時(今も ...
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山の神様に魅入られたヲタク【ゆっくり朗読】12k
【ゆっくり怪談】山の神様に魅入られたヲタク【山にまつわる怖い話】 話しても信じてもらえないと思うし話半分で読んで。 152 :本当にあった怖い名無し:2014/04/20(日) 01:58:28.80 ...
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廃墟・弥彦山気象観測所(新潟県)【ゆっくり朗読】3100
廃墟・弥彦山気象観測所(新潟県)【ゆっくり朗読】 仲間が免許を取ったということで、地元だと結構有名な心霊スポットの旧・弥彦山気象観測所に行ってみることにした。 弥彦山気象レーダー観測所 先輩の話による ...
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奥武蔵野の集団【ゆっくり朗読】1500
奥武蔵野の集団【ゆっくり朗読】 人が聞いて怖いかどうかはわからないが、当時の私はちょっと背筋が寒くなった出来事。 146 :底名無し沼さん:02/09/10 15:37 あれは奥武蔵野のどこかを、日帰 ...
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キセルボウ【ゆっくり朗読】
2024/06/27 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 山にまつわる怖い話
キセルボウ【ゆっくり朗読】 知り合いの話。 単独で山を縦走していた、ある夜のこと。 テントの外、焚き火の側で煙草を吸っていると、誰かが声を掛けてきた。 「済まないが、煙草を一本分けてくれないか?」 見 ...
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逢魔が時登山【ゆっくり朗読】
逢魔が時登山【ゆっくり朗読】 自分が山を登りはじめて、夜を過ごしたときに起きた出来事。 その日は、月と星が綺麗で登山のプロさんが 「月を山頂で見ないか?」 って話でみんなで見るって事になって、登ること ...
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ヤバいバイト【ゆっくり朗読】5300
【ゆっくり怪談】ヤバいバイト 今から十年前。世間がマツケンサンバのヒットで浮かれてた時代、チョっと危ない系のアルバイトをした時の話。 64 :本当にあった怖い名無し:2014/06/27(金) 01: ...
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黄泉戸喫(ヨモツヘグリ)【ゆっくり朗読】8600
【ゆっくり怪談】黄泉戸喫(ヨモツヘグリ) 昨日、裏高尾まで紅葉を見につうか、軽いハイキング気分で出かけてきたんだが、そこの山道で、キノコ取りに来ているおっさんと出会ったんですよ。 2008/10/14 ...
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【18禁!!!閲覧注意】山の女【ゆっくり朗読】5600
【ゆっくり怪談:18禁】山の女【山にまつわる怖い話】 高校の頃の話。 俺の実家はスッゲー山奥で、麓の高校まで通うには片道四里(約16Km)以上の山道をチャリで下って行かなきゃならない。 当然、帰りは四 ...
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親父が急に「山に行く」と言い出した【ゆっくり朗読】5300
2024/06/20 -短編, 山にまつわる怖い話, 洒落にならない怖い話, 定番・名作怖い話
★人気ベスト300, ネットで有名な怖い話【ゆっくり怪談】親父が急に「山に行く」と言い出した【山にまつわる怖い話】 親父の三周忌も過ぎたんで、親父と山の話を書いてみるよ。ぜんぶ実際にあったことだ。 同居していた親父が精密機械の会社を退職して二 ...
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山の中の公衆電話【ゆっくり朗読】3200
2024/06/18 -中編, 山にまつわる怖い話
ネットで有名な怖い話, ホラーテラー山の中の公衆電話【山にまつわる怖い話・ゆっくり朗読】 突然だが、僕は電話が苦手だ。 原著作者:2010/10/1519:37らーくさん「怖い話投稿:ホラーテラー」 それは電話が面倒だとか、メールの方が ...
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男女の登山者【ゆっくり朗読】5500
【ゆっくり怪談】男女の登山者【山にまつわる怖い話】 山仲間が体験した話です。 北海道の大雪山を厳冬期、単独で登山していた時の話だそうです。 その日は、早朝からとても天気がよく、登山には絶好の日だったそ ...
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【語り継がれる山の怖い話】シシノケ【ゆっくり朗読】18k
【ゆっくり怪談】シシノケ【語り継がれる山の怖い話】 先日愛犬と一緒に地元の山にキャンプに行ったんだけど、そこで変なものを見たんだ。 文才ないしこうやってスレ立てるのもはじめてだけど、長くなるかもしれな ...
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かつて巫女を人柱にしてヨクナイモノを鎮める儀式があった【ゆっくり朗読】9000
【ゆっくり怪談】かつて巫女を人柱にしてヨクナイモノを鎮める儀式があった おまつり 母方の実家がある集落には、九年に一度、前もって選ばれた子供が数人とそのお付の人たちが、普段は入山禁止の山に入ってとある ...
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真夜中の御在所岳【ゆっくり朗読】3200
真夜中の御在所岳【山にまつわる怖い話・ゆっくり朗読】 遭難者道案内の男性、下山後姿消す 真夜中の御在所岳 2010年10月18日午後5時20分ごろ、菰野町菰野の鎌が岳(1161m)で、一人で登山中だっ ...
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不思議な山の体験
俺の趣味は登山と写真撮影だ。 もちろん、富士山みたいな高山じゃなくて、もっと低い、けど景色が美しい場所が好きだ。ある日、俺は友人の隆と一緒に、田舎のちょっと高めの山に登ったんだ。その日は真夏日で、俺た ...
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立入禁止の看板【ゆっくり朗読】3200
【ゆっくり怪談】立入禁止の看板【山にまつわる怖い話】 釣り好きの知り合いに聞いた話 清田と長澤。 男二人が、とある深い山間に川釣りに出かけた。 全く知らない土地で多少不安はあったものの陽気につられてし ...
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アカノの森
俺が中学生の時だった。 いじめられっこだった俺は、夏休みになると祖母の住む田舎に帰省していた。 山に囲まれたアカノという地区で、もともと俺の家族も暮らしていた。だが母と祖母の仲が悪く、特に祖母が母の自 ...
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結界を破った結果……【ゆっくり朗読】5658-0102
【ゆっくり怪談】結界を破った結果…… 南関東の山の中にある町で(と言うより村なのかな?という場所)、山中のある場所に納屋を作るという仕事を受けた時の話です。 依頼者に案内されて着いた場所は、山道を登っ ...
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山背の怪【ゆっくり朗読】2820
【ゆっくり怪談】山背の怪 東北の太平洋地域には『山背』という気候区分がある。 これは夏に、太平洋洋上の冷湿な気団が内陸地方にやってくる現象を指すんだ。 この山背が内陸にやってくると、山にあたって冷やさ ...
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タタリ神、のようなもの。【ゆっくり朗読】3790
タタリ神、のようなもの。【ゆっくり朗読】 犬の散歩の時に体験した話。 俺としてはムチャクチャ怖かったんで、ちょっと聞いてくれないか。 俺の地元は東北の凄まじいド田舎で、海や山が近い。 この季節だとまだ ...
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長野の山で【ゆっくり朗読】3500
【ゆっくり怪談】長野の山で 連休のおかげで久しぶりに歳の離れた従兄弟の清助にあえたので、こんなこともあったよなーって話で盛り上がったんだけど、そんな思い出に一つだけ懐かしくもほんのり不思議な話があった ...
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ヒトナシ坂【ゆっくり朗読】2360
【ゆっくり怪談】ヒトナシ坂 俺が中学生のとき体験した話。 俺は週末に、中学で仲良くなった友達、清助のところに泊まりに行くことになっていた。 清助の家は梃子木山という山の中腹にあって、俺の家は山のふもと ...
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山で出会った白い人【ゆっくり朗読】2700
2024/06/05 -短編, 奇妙な話・不思議な話・怪異譚, 山にまつわる怖い話
【ゆっくり怪談】山で出会った白い人 小学校のころ、母親の実家に遊びに行った時のこと。 そこは田んぼが延々と続いてる場所を抜けて、山の中にある典型的な田舎。 周囲の野山が祖母家の土地みたいな感じなので、 ...
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猿聟入(さるむこいり)【ゆっくり朗読】
猿聟入(さるむこいり)【ゆっくり朗読】 昔ある村が日照りに襲われたため水を引く事になり、その際猿男の力を借りた。 猿男はその働きの対価として「村の娘を嫁にくれ」と言いだした。 話し合いの結果、長者の三 ...