ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「山にまつわる怖い話」 一覧

走っていなかった峠 rw+981

これは、ある若い走り屋が体験したという話だ。 冬が迫る十一月のある夜、大学三年だった彼は、気分転換にいつもの峠へ向かった。 その夜は妙に暖かく、路面は乾き、霧も出ていない。走り屋にとっては申し分のない ...

一人多く写った rw+4,390

【ゆっくり怪談】正丸峠(しょうまるとうげ) 高校生の頃の話だ。 当時、和食屋でバイトをしていて、仲間にはバイク乗りが多かった。夜中に集まっては車とバイクで走り回り、肝試しや花火をして騒ぐのが日常だった ...

結び目の山 nc+

泥濘む記憶 今でも、雨の降る前の湿った土の匂いを嗅ぐと、不意に視界が歪むような錯覚に襲われる。 半世紀という歳月が過ぎても、私の身体の深層には、あの「庄原」の夜が黒い澱のように沈殿しているのだ。 五〇 ...

山界の境界線 nc+

都会の喧騒を離れ、鬱蒼とした木々に囲まれた山道に足を踏み入れるとき、人は無意識のうちに境界線を跨いでいるのだという。そこは人の理(ことわり)が通用しない場所。神域か、あるいは魔境か。 私の手元には、山 ...

入らなかった理由 nc+

これは、大学時代の友人から聞いた話だ。 十年ほど前の夏、彼は実家に帰省していた。特に予定もなく、思いつきで釣りに行こうと思い立ち、地図を眺めていて目に留まったダム湖へ向かったという。地元でも釣り場とし ...

見られた山 rw+1,820

これは、千葉に住む元同僚から聞いた話だ。彼が子供の頃、まだ小さな田舎町で起きた出来事だという。 町外れの山は、子どもたちにとって格好の遊び場だった。特に夏前になると、カブトムシがよく獲れることで知られ ...

入山記録のない救助者 rw+4,587

あれは三十年ほど前の話だ。 登山が趣味だった叔父が、夏の日本アルプスに単独で入ったときの出来事だ。当時は二十代後半。目的地は標高三千メートル近い峰で、冬山ほどの緊張はないが、それでも油断できる山ではな ...

三日目の録音 rw+4,604

ある男が、ひとりで登山に出かけたまま戻らなかった。 山岳信仰が今も残る、山間の静かな地域だった。捜索はすぐに始まったが、足跡も装備も見つからず、男は山に溶けたように消えた。 三年後、湿地帯の奥で遺骨が ...

帰りたいと思わなかった理由 rw+5,896

小学校五年生の頃の話だ。 夏休みになると、毎年祖母の家に泊まり込みで過ごしていた。山に囲まれた集落で、夏だけ顔を合わせる友達がいて、朝から晩まで山を遊び場にしていた。 その日も昼前まで山の中で遊び、い ...

あの子は、何を食べていたのか rw+5,641

山の中で、毒の実を食べたことがある。 610 :あなたのうしろに名無しさんが…:04/04/17 01:45 ID:w0AL0VbK 桑の実に似た、濃い紫色で、表面が妙につるつるした実だった。 それを ...

足りなかったな rw+4,895

近所のおじいさんから聞いた話だ。 幼い頃の記憶だが、今でも妙に鮮明に残っている。 そのおじいさんは若い頃、事業に失敗して都会を離れ、実家のある山村へ戻ってきたという。家は代々山を持っていて、古くからの ...

行ったはずの場所 rw+4,317

出張で一〜二週間ほど地方に滞在する仕事をしている。 休みの日には、ネットで調べた遊歩道や山歩きコースを歩くのが習慣だ。登山というほど本格的なものではなく、私服に運動靴で行ける範囲の場所を選ぶ。人の少な ...

掃かれた地面 rw+4,207

俺がまだ幼かった頃、家の近くには深い森が広がっていた。 森の入り口付近は、畑と墓場が入り混じる場所だった。畦道の脇にはクヌギやクリの木が並び、その足元には卒塔婆や苔むした無縁仏が、片付けられるでもなく ...

日よけを下ろすトンネル rw+3,909

これは、石川県に住む男性が幼い頃の帰省中に体験した話だ。 彼の家族は、長距離移動の際によく夜行列車を使っていた。夜中、車内の照明は落とされ、乗客の多くは眠りについている。そんな時間帯、岐阜のどこかを通 ...

満腹の夜 rw+5,954

若い頃の、不思議という言葉では済まない体験がある。 二十年以上前、都内の駅前にあった居酒屋でのことだ。平日の夜、友人三人と飲みに行った。店はそこそこ混んでいて、俺たちは座敷に通された。俺は三回目、友人 ...

境界の夜 rw+4,177

【ゆっくり怪談】雲取山の闇【山にまつわる怖い話】 1992年(平成4年)頃、奥多摩日原の雲取山に登ろうとしたときの話だ。 雲取山(くもとりやま・くもとりさん) 夜の登山で山頂から朝日を見るつもりだった ...

戻ってきたのは一人だけだった rw+4,694

1986年(昭和61年)の話だ。 俺の地元は四国山脈の奥にある小さな村で、当時も今も住人は二百人ほどしかいない。谷に沿ってわずかな平地が点在し、そこに家が固まって建っている。村というより、寄り集まった ...

あれは山じゃない rw+4,393

高校二年の夏、木曽の御嶽山に行った時の話だ。 一学期が終わり、来週から期末テストが始まる頃、同じクラスの山岳部の新谷から「テスト休みに御嶽に行かないか」と誘われた。 普段ほとんど話したこともない相手だ ...

祟り山~東京都奧多摩町氷川より小河内ダム周囲 #4,671

 東京都奧多摩町氷川より小河内ダム周囲にある【祟り山】 256 :― 東京都奧多摩町氷川より小河内ダム周囲 ― :03/08/24 00:46 倉戸(クラド) 奥多摩第2駐車場から仰ぎ見る倉戸山(くら ...

血の出ない獲物 rw+5,869

今は亡き祖父が、酒も入っていない夜に一度だけ語ってくれた話だ。 祖父、伝次郎の家は代々マタギだった。 山奥の小さな集落で、冬になれば雪に閉ざされ、外界との行き来は完全に断たれる。そんな中で村が生き延び ...

二回までも rw+4,394

ある男が一人で山に登っていた。 582 :文鳥ちゃん:04/03/08 00:38 登山と呼ぶほど大げさなものではない。地元では散歩道の延長のように使われている低い山で、道もはっきりしている。男も何度 ...

帰れと言われた夜 rw+5,756

大学三年の春、正確には二年生になって間もない頃の話だ。 久しぶりに地元へ帰省し、家族への挨拶を済ませたあと、ふと昔よく遊んだ近所の山を歩いてみたくなった。少し肌寒く、ウイスキーのボトルを一本持って、口 ...

サエノ神の夜語り rc+3,533

これは、丹沢を訪れた旅人が語ってくれた、奇妙な一夜の出来事だ。 夜露が肌を刺すような寒さで、やむなく道端の祠に身を寄せた。「サエノ神」と書かれた小さな木の札が風に揺れていたが、それ以外には目立ったもの ...

山の中心の墓標 rc+3,735

これは、土木関係の仕事をしている知人から聞いた話だ。 随分昔のことになるが、中国地方のある山中での出来事だという。 トンネル建設のため、険しい山を削ることになった。作業は順調に進んでいたが、ある日、掘 ...

谷川岳の救難無線 rw+3,882

大学時代のワンダーフォーゲル部での出来事。 ある秋の日、部室で無線機を調整していた部員が、「どうしても『SOS』としか聞こえない信号が入る」と言い出した。 確かに、断続的にクリック音が繰り返されている ...

山の人生[完全版]~柳田國男【青空文庫・ゆっくり朗読】#4,014

【柳田國男】山の人生~前編【青空文庫・ゆっくり朗読】 【柳田國男】山の人生~後編【青空文庫・ゆっくり朗読】 自序 山の人生と題する短い研究を、昨年『朝日グラフ』に連載した時には、一番親切だと思った友人 ...

かなりヤバイ集落を見つけた話【まとめ】#28,477-0104

宮崎県に住むものなんですが、先日かなりすごい集落を発見してしまいました。 先週の土曜日に友人と二人で、サイクリングに行った時でした。 その日は、今まで行ったことのない方ない方へと道を進んで行こうという ...

首に結ばれたもの rw+2,850

【ゆっくり朗読】おかげ犬(犬のお伊勢参り) 知り合いの話。 とある鄙びた峠道を歩いていると、いつの間にか犬が一頭、後をついてきていた。 痩せた白い体毛の犬で、首には大きな風呂敷包みを提げている。首輪の ...

見えない救助者 rc+3,598

高校時代の知り合いの話だ。 一人で山を歩くのが好きだった彼は、毎週末になると近郊の山々を訪れていた。あの日も例外ではなかった。晴天に恵まれた山道で昼食のビールを楽しんだ後、ほろ酔い気分で足取りも軽く進 ...

先に燃えていたページ rw+4,644

T山は、福岡では知られた山だ。麓にあるS霊園のせいで、心霊スポットとして名前が出ることも多い。 高校生の頃、その山の頂上近くに誰でも使える小屋があると聞き、夜に登って集まろうという話になった。キャンプ ...

音が山になる夜 nw+227-0217

音に形があると知ったのは、あの山を見た夜だった。 私の故郷は福岡の奥まった盆地で、四方を山に囲まれている。幼い頃はそこが世界の端だと思っていた。夏は蛙の声が重なり、冬は霧が谷を満たす。その霧が濃く出た ...

送ったのは誰だったか rw+6,913-0116

これは、東北の山奥にあった、今はもう地図からも消えた集落での話だ。 その村では、死者を土に埋めず「野火送り」と呼ばれる火葬を行っていた。山の斜面に薪を積み、遺体をむしろで包み、火を放つ。炎が立ちのぼる ...

手を入れない場所 rw+6,238-0217

これは、数年前に撮影旅行を趣味にしていた男から聞いた話だ。 彼が訪れたのは、山陰の山あいにある小さな農村だったという。地図には載っているが、道を外れるとすぐに圏外になるような場所だ。 村は不思議なほど ...

霧に触れた手 rw+4,438

これは、大学時代の友人から聞いた話だ。 彼が大学二年の六月、奥多摩の鷹ノ巣山で体験した出来事について語ってくれた。彼は野生生物研究会というサークルに所属しており、山頂近くの避難小屋を拠点に、鳥類や小動 ...

快晴だったはずの日 rw+4,090

今でも、あの山の湿り気だけは、身体の奥から抜けない。 土と苔が混じった匂いが、ふいに鼻の奥で立ち上がることがある。晴れた夜でも、乾いたアスファルトの上でも、首筋に貼りつくような湿気を感じる。あの日から ...

ヒダル神 #5,000

昔、ゲゲゲの鬼太郎の実写版みたいので見た…… 山を歩いてるとき急に腹が減って、動けなくなることがあって、妖怪の仕業なんだけど、何か少し食べるとすぐ治るのね。 目に見えない餓鬼の仕業だって。 159 : ...

女人禁制の山 rw+4,894-0205

これは、親戚のお姉さんから聞いた話だ。 数年前、彼女は友人のAとBと一緒に、いわゆるパワースポット巡りに熱を上げていた。最初は観光ガイドに載っている神社仏閣を回る程度だったが、やがて人が少ない場所ほど ...

埋めると言われて育った家 rw+5,187-0201

俺の父方の家系について、はっきりした記録はほとんど残っていない。 戸籍を遡っても、ある年代を境に情報が途切れ、地名だけが九州の山間部を指している。父は「昔は山奥の領主筋だったらしい」と軽く言うが、その ...

森の声を積んだ車 rw+6,211-0129

【ゆっくり怪談】モリモリさま 俺の田舎は四国の高知県の山奥にある小さな集落だ。 正確には、祖母の生まれた場所で、親父の代から家族は関西に出ている。 親類の多くも村を離れ、長く疎遠だった。 俺自身も幼い ...

数えなかった街灯 rw+4,618

これは、数年前に友人の田端と夜釣りに出かけたときの話だ。 場所は奥多摩の白丸ダムだった。釣り仲間の間では名前だけは知られているが、あえて話題にする人間は少ない。夜は人が寄りつかず、静かすぎるほど静かな ...

代わりに呼ばれたもの rw+6,103-0110

俺の田舎には、土地神がいると言われている。 神様と呼ばれてはいるが、誰も拝まない。祀らない。感謝もしない。ただ、触れないようにしてきただけだ。山に入るな、日が落ちたら近づくな、獣の声に応えるな。それだ ...

【厳選名作】山祭り #5,472-0201

久しぶりに休みが取れた。たった二日だけど、携帯で探される事もたぶんないだろう。 ボーナスも出た事だし、母に何か旨いものでも食わせてやろう。 そう思って、京都・貴船の旅館へ電話を掛けてみた。 川床(かわ ...

初心者の登山 rc+5,077-0205

【ゆっくり怪談】初心者の登山【山にまつわる怖い話】 2007年、5月頃。 俺は静岡にある高ドッキョウ(たかどっきょう)という山を登ろうと考えた。 まだ山に登るようになって一年程度で、1,000m以下の ...

深夜の山道で追われた話 rcw+5,022-0202

今でも、あの夜の霧の匂いだけははっきり思い出せる。 白く視界を塞ぐだけのものではなく、肺の奥にまとわりつき、吐いた息さえ自分のものではなくなるような、重たい霧だった。 夏だったが、山の標高のせいか空気 ...

犬と父の影が交わる夜に r+4,685-5,129

今でも、あの夜の湿った風を思い出すと胸の奥がざわめく。 仕事で通夜に参列した帰り道のことだ。ホテルのプランナーをしていた頃、十月に挙式を控えた新郎の父が亡くなった。長い闘病の末だったという。通夜の席で ...

見つけてはいけなかった場所 rw+3,998-0121

お盆休みを利用して、私は岐阜と長野の県境付近へ車を走らせていた。 山肌を縫うような細い道が延々と続き、ナビの縮尺を変えても現在地がはっきりしない。地図上では一本の線に過ぎないはずなのに、実際の道は何度 ...

置いてきた者 rw+5,159-0114

恐山は、青森県の外れにある。 灰色の山肌から硫黄の匂いが立ちのぼり、風が吹くたび、地面の下で何かが息をしているような音がする場所だ。 古くから「死者と会える山」と言われ、江戸の頃には伊勢参りと並ぶほど ...

消えぬ焔 r+3,626-4,000

これは、仲間数人と山中でキャンプをした時の体験談である。 夜も更けて、皆がテントに潜り込み寝静まった後、焚き火のそばで火を見つめていたのは彼一人だった。炎の光が揺らめき、静寂の中で火のはぜる音が微かに ...

境目に置いてきたもの rw+7,174-0117

小学生の頃のことだ。 三十年以上前になるが、冬が来るたび、あの一日の感触だけは薄れない。 私は毎年、長期休みになると父方の祖父の家に預けられていた。東北の山間にある小さな集落で、雪に閉ざされる季節にな ...

峠の匂い nc+257-0131

大学時代の深夜、俺と山根は、夜更けにラーメンを食いに行った帰りだった。 思いつきで隣の市まで行ったせいで、戻りは真夜中をとうに過ぎていた。 街灯の切れた峠道は、昼間と違って肌に貼りつくような匂いを放っ ...

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