小さい頃、石川県の田舎へ夜行列車で帰省していた時の話。
84 :あなたのうしろに名無しさんが…:03/12/19 01:57
どこのトンネルかは覚えて無いけれど、岐阜のあたりだったかな?
必ずそこを通過する前に、理由も言わず窓の日よけを下げてくれとアナウンスが入る区間があって、車内の誰もが疑いもせず閉めるんだよ。
親に聞くと「オバケがでるからだよ」と言われ、最初の頃はそれだけでビビって、トンネルを抜けて親がイイよと言うまで目隠ししてた。
だけど何度めか(毎年通るので)に、男の子だから怖くないぞ!と思いきって日よけの外を見た事があった…
見たとたん…手・手・手…無数の手、というか白い手形…ボヤァっと顔らしきものも…
もう言葉にならず、結局親にしがみつき目隠し…なんとも情けない話。
時は経ち俺も厨房になった頃、たまたま田舎へ一人旅する機会があり、どこのトンネルだっけかぁと気にしながら向かったが、そのアナウンスも無く結局分からなかった。
親に後で聞いても、昔は機関車だったんで、トンネルに入る前は煙が入らないように窓を閉めたものだよって…
俺は機関車世代じゃ無いんだけどって事で終わったけど……
あれは幻?
でも兄は覚えてるって言うんで本当だと思うが、同じ経験した方 いらっしゃいますか?
北陸トンネルかな?
場所は福井県敦賀市だが岐阜県のすぐ近く(最短距離で15kmくらい)ではある。
『北陸トンネル火災事故』、1972年11月6日午前1時13分頃発生、死者30人、負傷者714人。旧国鉄北陸本線北陸トンネル内を走行中の大阪発青森行き急行「きたぐに」の食堂車喫煙室椅子下から火災が発生。乗務員は国鉄の規則通りにトンネル内で停車させて消火にあたったが、それが原因で多数の死傷者を出したと後の調査および裁判で断じられた。以後、「火災発生時にはトンネル内では絶対に止まるな」と規則が改められた。
ところで、
北陸本線経由の夜行列車で岐阜の付近を通って石川県へ行くなら、岐阜付近の通過時刻は夜中になるんじゃないか?急行「きたぐに」はまさにそうだった。
夜中にアナウンスがあって、車内の誰もが疑いもせず窓の日よけを閉めるわけ?そのそも小さい子供が起きている?
高山線経由の夜行なら急行「のりくら」(名古屋-富山間。1984年、夜行廃止)というのがあったが、石川まで直通ではなかった。