ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「n+2025」 一覧

一音違い nrw+379

親父が死んだ日のことを、今でもはっきり覚えている。 いや、正確には死んだ前日の夜のことだ。あの、どうしても意味を取り違えたまま放置してしまった言葉のことを。 食道静脈瘤という病気で、親父は入院していた ...

祖父の一言で全員助かった話、ただし…… nw+

十年以上前の出来事だ。 体験したのは俺ではない。昔からの友人が、祖父の最期の夜について語ってくれた。 危篤の知らせを受け、親族が祖父の家に集まった。もう何日も言葉を発していなかったはずの老人が、その夜 ...

遠い世界に行った生徒 nw+400-0201

俺が通っていた中学校は、もう存在しない。 校舎は数年前に取り壊され、今は更地になっている。夕方になると、近所の老人が犬を散歩させ、ゲートボールの音が乾いた地面に響く。そこがかつて学校だったと知っている ...

鏡の中で入れ替わった瞬間 nw+

小学三年の冬から四年生の五月までの記憶が、まるごと抜け落ちている。 最後に覚えているのは、凍った校庭でサッカーボールを追っていた場面だ。白い息を吐き、友達の名前を呼びながら走っていた。その次の瞬間、景 ...

先に出ていったもの nw+412-0215

三日目の夜に、私は発見された。 それ以前の記憶は、湿った空気の重さと、水気を失った浴槽の冷たさしか残っていない。 十年近く経った今でも、風呂場に入ると、あのときと同じ匂いが立ちのぼる。洗剤でも、カビで ...

【怖すぎ】島根の山中で発見された“記憶喪失モヒカン男”まとめ【現金60万】#657-0217

【不可解】記憶喪失のモヒカン男【島根】 1 :本当にあった怖い名無し:2025/09/05(金) 01:14:22.22 ID:AbCdEf12島根の山の中で、モヒカン頭の男が倒れてたらしい。頭痛がし ...

《未解決事件:城丸君事件》#393-0223

2025/09/04   -短編, 未解決事件, n+2025

事件概要 発生:1984年1月10日、札幌市豊平区で当時9歳の城丸君が行方不明となる。自宅で電話を受けた際に「ワタナベさんのお母さんが、僕のものを知らないうちに借りた。それを返したいと言っている」と家 ...

あの日、目を覚ましたのは誰か nw+

あの日の朝だけが、記憶の中で異様に鮮明だ。 三十年近く経つのに、そこだけ輪郭が削れない。ほかの幼少期は霞んでいるのに、その朝の空気だけは冷たい刃物のように残っている。 目を覚ましたとき、家の中は音がな ...

外側に貼られた札 nw+

あの日のことを思い返すと、胸の奥に重たい沈殿物のような感覚が残る。 十四年前、多摩川の河原で見つけた穴に、私は自分の意思で入り込んだ。 親戚の葬式だった。同年代はおらず、読経と湿った線香の匂いに飽きて ...

《三重県伊勢市・女性記者失踪事件》推理考察 #419-0219

2025/09/02   -中編, 未解決事件, n+2025

伊勢市女性記者行方不明事件とは、1998年11月24日火曜日23時頃、三重県伊勢市の出版社・有限会社伊勢文化舎に勤務していた編集者兼記者の辻出紀子さん(当時24歳)が出版社を退勤後に突如行方不明となっ ...

数が合わない夜 ncw+361-0126

中学の同級生から聞いた話を、あたしはいまだに自分の記憶から切り離せずにいる。 忘れようとしても無駄だった。思い出そうとしなくても、匂いや音のほうから勝手に戻ってくる。湿った夜気のざらつき。夏の終わり特 ...

二度目の夕方 nw+

中学三年の、秋の終わりだった。 放課後、五人で誰かの家に集まるのが習慣だった。クラスはばらばらだったが、塾までの空白を埋めるにはちょうどよかった。菓子を広げ、テレビをつけ、漫画を回し読みする。時間はい ...

《下村まなみちゃん行方不明事件》推理考察 #601-0219

2025/09/01   -短編, 未解決事件, n+2025

事件の詳細 2009年7月24日午前、岐阜県郡上市の昼が野高原キャンプ場にて、愛知県常滑市の小学5年生・下村まなみちゃん(当時10歳)が、わずか4分間の間に忽然と姿を消した。 この事件が特異とされるの ...

数が揃っていた理由 nw+368-0202

中部の山奥で育った。 集落は杉林に囲まれ、家々は互いの屋根を確かめ合うように斜面に貼りついていた。夕暮れになると、獣の声が山に反響して、近いのか遠いのか分からなくなる。音の距離感が狂うあの感じは、今で ...

《赤城神社主婦失踪事件/志塚法子さん失踪事件》推理考察 nc+422-0111

2025/08/31   -短編, 未解決事件, n+2025

群馬県赤城神社で起きた未解決失踪事件「志塚法子さん失踪事件」を、事実と推理に分けて論理的に整理し、推理考察します。 【前提】 この事件は一次資料(捜査資料や当時の新聞原文)が一般に十分公開されていない ...

ごめんねを言いに来た nw+399-0105

義姉が死んで、二年が経つ。 それでも私は、いまだにその事実を生活の中に収めきれずにいる。悲しいとか寂しいとか、そういう言葉では足りない。あの人は、私の人生の中で初めて現れた「奪われなかった家族」だった ...

私を覚えているのは誰か ncw+658-0107

私は自分のことを、自分で説明できない。 記憶というものは、私の中では粗末な布切れに似ている。少し力をかけるだけで縫い目が裂け、縫い留められていたはずの中身が、音もなく零れ落ちていく。 小学校の記憶は、 ...

呼んだのはどちらか nw+318-0217

平成が始まった翌日、塾へ向かう夕暮れの新宿で、私は一人の幼子を見た。 二歳ほどの男の子だった。母親に手を引かれ、こちらを見上げていた。 その黒い瞳だけが妙に澄んでいた。 私は胸の奥が熱くなり、勝手に名 ...

《江東区亀戸女性マンガ家殺人事件考察》犯人像の再構成 #849-0104

2025/08/28   -短編, 未解決事件, n+2025

亀戸六丁目マンション内女性殺人事件 2000年9月、シドニー五輪の熱気が日本を包む中、東京の下町・亀戸の一室で、未来ある若き女性漫画家の命が静かに奪われた。被害者は吉田陽子さん(当時28歳)。ペンを握 ...

言論を撃った見えざる手~赤報隊事件、30年後の犯人プロファイリング #251-0131

2025/08/28   -短編, 未解決事件, n+2025

導入:昭和末期に響いた、自由への弔鐘 昭和という時代が終焉を迎えようとしていた1987年5月3日、憲法記念日の夜。兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に、黒い目出し帽の男が押し入り、散弾銃を発砲した。小尻知 ...

《室蘭女子高生失踪事件》と推理考察 #896-0204

2025/08/27   -短編, 未解決事件, n+2025

2001年3月6日、北海道室蘭市。人通りの多い昼下がりの繁華街で、室蘭栄高校1年生・千田麻未さん(当時16歳)が忽然と姿を消した。アルバイト先へ向かう途中の出来事で、そのまま行方は途絶えた。事件から2 ...

□□は最初から一人だった nw+

大学二年の春、ひとり暮らしを始めた。 街の中心から少し外れた、古びた鉄筋コンクリートのマンション。共用廊下には雨水の黒い筋が残り、夜になると蛍光灯は半分しか点かない。窓からは線路が見える。終電後もしば ...

裂け目の夜道 nc+

あの日のことは、どうしても頭の隅から離れてくれない。 五年前の十二月、残業が珍しく長引いて、終電でようやく帰ることになった夜のことだ。 当時の住まいは、最寄り駅から徒歩二十五分もかかる古びたアパート。 ...

指しているのは誰か nw+410-0214

正月になると、九州の奥の集落に一族が集まる。 山と藪に囲まれた古い家だ。舗装の剥げた坂を上がり、竹を押し分けるようにして辿り着く。縁側から差す年始の陽射しはやわらかいが、外気は骨に染みるほど冷たい。座 ...

一番小さい電車 nw+450-0120

大学一年の春になると、決まって思い出す出来事がある。 思い出す、というより、向こうから浮かび上がってくる感覚に近い。 あれを錯覚だと断定できれば、今も両親と同じ布団で眠ることに、ここまで神経を使わずに ...

母にいない妹 nw+

『そういえば叔母さんは元気?』 その一言を口にするたび、家の空気が変わる。 きっかけは、三歳か四歳の頃の記憶だ。夏の夜、母方の祖父母の家。縁側の奥で、母の妹と、その婚約者が並んでいた。蚊取り線香の煙が ...

救われたのはどちらか nw+

あれは、先月の、まだ寒さが地面に残っている頃だった。 曇天の下、次男を連れて河原へ蕗の薹を探しに行った。春の匂いを拾うつもりが、足もとには枯れ草と小石ばかりが続く。袋は軽いまま、私たちは下流へ流される ...

内鍵 ncrw+412-0121

今年の黄金週間、家族は二泊三日の旅行に出た。俺ひとりを家に残して。 二階建ての家は、古びているくせに無駄に広い。もとは他人の家だったものを親父が安く買い取り、最低限の補修だけで住み始めた。柱や壁には、 ...

霧の向こうの客 nw+462-0121

あれは、もう何年も前のことだ。 馴染みの客に引っ張られて、場末のスナックに入った。白すぎる蛍光灯の光が、酒で濁った空気をむき出しにしていて、氷が溶ける音だけが妙に大きく響く夜だった。 カウンターに立っ ...

戻されていないもの nw+

夜があれほど重く沈むとは、あのときまで知らなかった。 中学二年の冬、京都への修学旅行。古い木造旅館に泊まり、軋む廊下の音にいちいち騒いでいた。二日目の夜、夕食と風呂を終えたあとの自由時間、隣室の連中と ...

《知っていた人》nw+

義両親に呼び出された日のことを、私は忘れられない。 春だった。花粉で目がかゆいはずなのに、それよりも先に、玄関の空気が喉を締めつけた。 応接間のテーブルに封筒が三つ並んでいた。 ひとつは、私のメールの ...

先に呼んだのは誰か nw+

あれは、湿り気を帯びた夜だった。 雨は降っていないのに、空気だけが濡れていた。息を吸うたび、肺の奥で水が鳴るような錯覚があった。 友人の田代と、部屋で飲み直そうという話になり、コンビニ袋をぶら下げてマ ...

西はこちら側 nc+404-0201

危険人物扱いされるのが怖くて、誰にも言えずにいた。でも、そろそろ限界かもしれない。 五年前から始まったんだ。きっかけは、テレビで野球を見ていた夜。気がついたら目の前のテーブルに、一枚の紙切れがあった。 ...

空白はいつも隣にいる nw+449-0116

あの男から話を聞いたのは、深夜の喫茶店だった。 照明は弱く、空調の効きが悪いのか、店内には湿った空気が溜まっていた。 彼はグラスの縁を指でなぞりながら、思い出すように、途切れ途切れに語り始めた。顔色は ...

橋の下に埋めた名前 nw+

両親が営んでいたのは、町で三代続く文具店だった。 ノートや鉛筆のほか、小中学校への納品も請け負っていたから、うちは自然と町の内側にいた。役場の職員、地元議員、消防団、葬式帰りの親戚連中。レジ越しに交わ ...

弟と行くから nw+455-0206

その日の朝も、夏の湿気が肌にまとわりついていた。 中学二年だった俺は、陸上部の朝練のため、夜明け前に家を出るのが日課だった。階下を通ると、弟の布団は空だった。珍しいことではない。弟は昔から、机の下やタ ...

黒い画面の余地 nw+333-0217

テレビを買ったのは、寮に移って四か月ほど経った頃だった。 部屋には何もなく、夜になるとやけに静かで、物音が自分の呼吸だけになるのが嫌だった。だから深夜、眠れないときに流しっぱなしにしておける安物のテレ ...

三人目の記憶 nw+

七月の終わり、土曜日の午前中。 Aから連絡が来る。十年前から変わらない文面で、「今年も行くぞ」とだけ書かれている。 年に一度しか会わない友人が二人いる。 AとB。高校の同級生だった……はずの二人だ。 ...

覚えていてね nw+402-0217

わたしには、男だった頃の記憶と、女だった頃の記憶がある。 どちらが先だったのかは思い出せない。思い出そうとすると、必ずどちらかの季節が崩れる。夏のはずなのに、窓から入る風は冷たく、白いレースのカーテン ...

止まらない手 nw+

大学三年の夏だった。 蝉の声が空に張り付いて離れないころ、俺はジェンベのサークルにいた。手のひらの皮が剥け、豆が潰れても叩き続けた。音を出すというより、何かを叩き起こしている感覚があった。リズムを合わ ...

一歩ずれる nw+

たぶん、あれは中学のときだ。 友人のTのことを、今でもふと思い出す。 当時は変なヤツだな、で済ませていた。今ならもう少し、ちゃんと怖がってよかったんじゃないかと思っている。 最初にTを変だと思ったのは ...

行けと言った夜 nw+

私はいま、夫と子どもと一緒に地元の集落に暮らしている。 山と田畑に囲まれた、夜になると蛙と風の音しか残らない土地だ。都会から移住してきた人は口をそろえて「星がすごい」と言う。でも私は、もっと別のものの ...

戻された席 nw+

あの夏の入道雲は、逃げ場のない白さで空を塞いでいた。 二〇二五年六月、私はほとんど食べられなくなった。食欲がないのではない。喉が拒んだ。水すら通らない。検査は増え、数値は並び、結果は「異常なし」か「経 ...

葬式のあとに来たもの nw+

あれが見えるようになったのが、いつからなのかは思い出せない。 はっきりと輪郭が浮かぶことはほとんどない。四十九日を迎えるまでのあいだ、亡くなった人は時折、こちら側に薄く残る。その名残が、ふとした瞬間に ...

六人目は誰 nw+

十二月の半ば、吐く息が白く固まるような寒さだった。 地元の古い公共施設を貸し切ったコスプレイベントに参加していた。天井の高いホールと、四方を壁に囲まれた中庭のある建物で、屋内は撮影用のセットや小道具で ...

時空のおじさん nw+

あれは昨日の晩だったと思う。いや、もう正確な時間は思い出せない。 思い出せないというより、あの時間帯だけが、最初から存在しなかったみたいに抜け落ちている。 仕事が早く終わった日だった。まだ空が青さを残 ...

水道カメラが拾った《目》nw+

もう五年以上前の話だ。 あの現場の記録番号はいまでも覚えている。だが番号より先に浮かぶのは、あの“目”だ。 当時、俺は下水道の調査を請け負う設備保全会社にいた。暗く、臭く、酸素濃度を気にしながら作業す ...

扉のない店 ncw+870-0131

十年ほど前の話になる。 当時はまだ高速道路の整備も今ほど進んでおらず、県境を越えるだけでも時間がかかった。私は同じ部署の先輩に誘われ、兵庫県の山間部まで車で出かけた。 目的は、知る人ぞ知る巻きずし屋だ ...

外でお弁当 nw+

今日は外で食え。 社長がそう言ったとき、冗談だと思った。だが本気だった。十一月とは思えない陽気で、窓越しの光がやけに白く、社内の蛍光灯よりも強く感じられた。 「今日は温かい。昼は外で食え。全員だ」 外 ...

赤いスカートの子 nw+560-0211

あれは、小学六年の春先だった。 教室の空気は重く、窓を開けても湿気が逃げなかった。黒板のチョークの粉まで、肌に貼りつくような午後だった。 ナツミが「こっくりさんやろう」と言い出したとき、わたしはすぐに ...

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