一番仲の良い従兄が昔、石の矢じりとか石器なんかを集めてた。
716 :あなたのうしろに名無しさんが……:03/09/27 18:16
でも、ある時きれいさっぱり自慢のコレクションを処分してしまった。
凄く大事にしてたのに、不思議に思ってはいたんだけど、
まあ、受験勉強のためかなんかだろうと勝手に思ってた。
で、この間墓参りで久しぶりに会ったとき、何故だかその事を思い出して、
「何でだったの?いらなくなったんなら俺にくれれば良かったのに」と聞いてみた。
すると従兄が言うには、
機会があって石器と思われる物を何個かまとめて手に入れてから、
『待ち伏せされて捕まって、生きたまま頭蓋骨を割られて脳みそをほじくって食われる』
という、ビデオの再生のようなきっちり同じ内容の夢を何回も何回も見たから、だそう。
「そりゃきっと石器で殺された奴の怨念だ」
「そんな事あるかい。だったらこの墓石に触って石屋のおっちゃんの姿が見えてこなきゃおかしいじゃんか!」
「じゃあ、なんで集めたやつみんなどっかやっちゃったんだよ?」
「怖かったんだよ!!」
二人ともいい歳こいて、ご先祖の墓の前でくだらない言い争いをしたお彼岸だった。
728 :あなたのうしろに名無しさんが……:03/10/01 15:35
横レスの上うろ覚えの記憶で書き込んですみません。
なんかの本で、ミステリースポットを霊能者が霊視してたら、その場所で話題になってる事とは関係の無い、縄文時代くらいの昔が見えちゃって、
「この時代って人間喰ってたかもしれない」とかいうコメントが載ってるのを読んだ覚えがあります。
その時は何言ってんだこいつアホじゃねーのか、と思ったんですが、>>716読んでちょっと「へえ」となりました。
しかし本の題名も霊能者の名前も覚えてません。そんなに古い本ではなかったと思うけど。誰か知ってる人ないかな。
734 :あなたのうしろに名無しさんが……:03/10/07 11:09
>>728
朝日ソノラマの「闇の検証」第一集。江古田~哲学堂辺りの話ではないか?
いま手元にないので、ハッキリ確かめることは出来ないのだが。
(了)