ネットで有名な怖い話・都市伝説・不思議な話 ランキング

怖いお話.net【厳選まとめ】

「短編」 一覧

最後のページは空白だった rw+5,079

2025/10/21   -短編, r+, 後味の悪い話

九十年代の終わり、忘年会帰りに寄った場末の居酒屋で、偶然隣り合わせた女が語った話を、今も忘れられない。 店内は酔客の笑い声で満ちていたのに、彼女の声だけが妙に沈んでいた。酔っているのかいないのか分から ...

西葛西と南砂町のあいだ rw+3,761-0120

釣りだと思われても構わない。 ただ、あの時に見たものを、このまま胸の奥に溜め込んでおくのが耐えられなくなった。それだけだ。 その日も、いつもと同じ時間に東西線に乗っていた。 夕方五時前。仕事が終わり、 ...

つかまえた赤 nc+

先週の金曜、夕方のことだった。 職場を出て、コンビニの駐車場で煙草に火を点けたそのとき、ポケットの中で携帯が震えた。警察署からの電話。一瞬、心臓が跳ねた。事故?違反?それとも誰か……いや、俺には思い当 ...

外に出られる条件 rw+15,992-0102

【ゆっくり怪談】秘密結社~クロ教(クロ宗)の鉄の掟 大学院に在籍していた頃、民俗学の調査名目で甑島(こしきしま)を訪れたことがある。 それまでにも山間の隠れ里や、過疎化した漁村に残る土俗信仰をいくつも ...

三度目を待たない rw+2,600-0217

あれは、夏の終わりの夜だった。 湿気が肌に貼りついて、息を吸うたびに肺の奥までぬるい空気が入り込んでくる。昼間の熱を抱えたアスファルトが、足の裏からじわじわと体温を奪っていくような、逃げ場のない夜だっ ...

【意味がわかると怖い話】おとっつぁんの遺書(解説付き♪)r+4,188

【意味がわかると怖い話】おとっつぁんの遺書【解説付き♪】 俺が子供の時、ひいばあちゃんが言った。 大正五年生まれのウメばあちゃんだ。 ウメばあちゃんは、生まれてすぐにお父さん(源次郎さんという名前だ) ...

青森で消えた男が瀬戸内で見つかった理由 rw+11,781-0203

これは度会さんから直接聞いた話を、わたしなりに整理したものである。 どうしても忘れられない。忘れようとしても、夜になると脳裏に浮かんでしまう。あの奇妙な「未解決事件」の顛末を。 *** もともとわたし ...

向かいに建っていた家 rcw+5,522-0107

2025/10/19   -短編, r+, 怪談

物心ついたころには、すでにその家はあった。 いつ建ったのかは誰も知らない。少なくとも、僕が小学校に上がる前から、あぜ道の先にそれは立っていた。田んぼを埋め立て、川を直線に引き直し、新しい分譲住宅が少し ...

動く跡 rw+2,740

二階の奥の部屋に、ひとつだけ残っていた。 不動産営業をしていた頃の話だ。売却理由は借金。珍しくもない。築十数年の二階建てで、外壁も床もまだ使える。軽く手を入れれば十分に売れる。同行した業者も同じ見立て ...

縫い目はほどけない rw+5,380-0215

あの夜、伯父は俺の部屋の後ろに立っていた。 三月の終わり、まだ肌寒い夜だった。両親は旅行で不在、家には俺と伯父だけ。俺はいつものように洒落怖まとめサイトを開き、ランキングを下へ下へとスクロールしていた ...

鎧の音が来る rw+4,467-0114

これは私自身、いまだに現実だったと断言できない出来事だ。 夢だったと言われれば否定する材料もない。だが、あの音だけは、今も身体の奥に残っている。だから書き残す。 物心ついた頃から、私の家は落ち着く場所 ...

回収されなかったもの rcw+7,663

特殊清掃の仕事をしていたことがある。 死人の出た部屋を片付けることもあれば、ペットの死骸を処理することもあった。軽い案件なら、いわゆるゴミ屋敷の撤去だ。だが不思議なことに、軽いはずの現場ほど、空気は重 ...

発見 rcw+2,966

突然だが、俺の話をさせてほしい。 小学校二年生のある日、母に激しく叱られた。理由は思い出せない。ただ耳に残っているのは「お前なんかうちの子じゃない」という言葉だ。叫び声のように投げつけられ、胸の奥が冷 ...

濡れない来客 rw+8,742-0123

父親の顔を一度も見たことがない。 物心ついた頃から、家には母と私しかいなかった。 母は明るい人だった。近所づきあいもそつなくこなし、多少のトラブルでは動じない。子どもの頃の私は、母がいれば大抵のことは ...

何もしないから rw+20,360-0109

夜勤明けで、旧犬鳴トンネルの前に立ったのは、偶然だったと最初は思っていた。 道路管理課に配属されて三年目。老朽化した林道とトンネルの封鎖状況を確認する、ありふれた業務の一環だ。地図にもほとんど載らない ...

匂いを嗅ぐ女 rc+11,713-0105

2025/10/11   -短編, r+, 怪談
 

これは、実際に自分が体験したことだ。 今でも鮮明に思い出せるが、同時に思い出したくない夜でもある。 鶯谷という街をご存じだろうか。山手線の駅のひとつだが、観光客で賑わうわけでもなく、ビジネスマンで混雑 ...

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