[出典:The Time Tunnel 1967]
タイムトラベラー（時間旅行者）といえば、筒井康隆の『時をかける少女』が有名ですね（1967年刊）。
アメリカのテレビドラマ、『タイムトンネル』（冒頭写真）も、当時お茶の間で大人気でした。
1972年には、『時をかける少女』を原作とした『タイムトラベラー』がNHKで映像化されると、瞬く間にタイムトラベラーブームに火がつきました。
[出典:NHK少年ドラマシリーズ-タイムトラベラー]
タイムトラベラー記念日？
2010年10月26日は、映画バックトゥザフューチャーで、マーティ・マクフライと、エメット・ブラウン博士（通称ドク）が、初めて未来に行った日（タイムトラベルに成功した日）です。
今回紹介するのは、ＳＦ空想科学小説や映画のようなフィクションの世界ではなく、タイムトラベラーは実際に存在した！というお話です。
タイムトラベラー
それは、時空を超えて、過去や未来を行き来する人物。
嘘か？まことか？世界中にはタイムトラベラーの痕跡がいくつも見つかっているらしい……
では、実際に、その証拠の映像（写真・動画）をご覧いただこう。
チャップリンの映画「サーカス」（1928年公開）の試写会に向かう人の記録映像の中に、黒い服を着たおばさんが、左手に携帯電話のようなものを持って歩いているように見える。
念入りに動画をみてみると、左耳にケータイのようなものをあてて、話している様子だ。
口を動かしているのが確認できる。
携帯電話が作られたのは約40年後。タイムトラベラーなのか？
1940年代のアメリカのホームビデオの映像
スマートフォンで写真を撮っているように見える。
1917年 カナダの書籍「The Cape Scott Story」に掲載された写真
この時代には違和感満載のヘアースタイル。周りはジャケットなのに、一人だけＴシャツ。
突然この場所に現れたのか？
出版社は、この写真を合成ではないと認めている。
2256年から来た男 アンドリュー・カールシン
2003年1月ニューヨーク州 衝撃のスクープが！
「TIME TRAVELER SKIPS TOWN」自称タイムトラベラー逮捕
Andrew Carlssin, the man from the year 2256
自称タイムトラベラー：アンドリュー・カールシン Andrew Carlssin
新聞によると、なんと男は株でわずか2週間のうちに800ドル（約10万円）の元金を3億5000万ドル（約420億円）にまで膨れ上がらせたという。
当時の株式市場は何年もの間、乱高下していたため、ウォール街の優秀な投資家をもってしても、儲けるどころが大損を被っていた。
そんな中で、この男はなんと、126回連続勝ち続け、約420億円を稼ぎ出したのだから、投資家たちが疑いの目を向け始めた。
不審に思ったＦＢＩは、男をインサイダー取引の疑いで緊急逮捕。
しかし、男が口にしたのは
「俺は2256年の未来から来たんだ」
「2003年は株価が大きく変動する年だった」
急騰する株を知っていたアンドリューは、金もうけをするために2003年に来たという。
さらに男は奇妙なことを
「俺が未来から来た証拠に、これから起こることを言い当てよう。今年の3月20日、戦争が起きるぞ！」
2003年3月20日 男の予言通り、イラク戦争が勃発した。
「ビン・ラディンの潜伏先を教えてやる。」
ウサマ・ビン・ラディンは、9.11アメリカ同時多発テロの首謀者として、当時アメリカ政府が血眼になって探していた男。
「パキスタンのアボッターバードだ！」
2011年5月2日、アメリカ軍がビン・ラディンの潜伏先を特定、そこはアンドリューの言葉通り、パキスタンンのアボッターバードだった。
さらに男は、2015年以降のことも予言した。
「そうだ、石油だ。石油は作れるようになるぞ！」
2010年、筑波大学が藻類「オーランチオキトリウム」から、石油を作ることが出来ると発表した。
現在、実用化に向けて研究中で、近い将来、石油は作ることができるようになるかも知れない。
しかし、ＦＢＩはアンドリューの証言を信じることなく逮捕し、囚人の島ライカーズ島へ送られ、アンドリューの資産は凍結された。
2か月後、匿名の後援者が100万ドルの保釈金を払い、アンドリューは釈放された。
その後、こつ然と姿を消したという。
2256年に帰ったのでは？
そんな憶測が飛び交っているが、現在ＦＢＩは、事件そのものを否定しているという……
（了）
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