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生気のない美少女

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俺は40代中盤の独身おっさん。

嫁も彼女もいないので、クルマに金掛けまくりの自由な生活をしている。
今借りている駐車場が家からちょっと遠いので、駐車場付きの賃貸物件を探すことにした。
都内でそんな物件なんてなかなか無いんだけど、テレワークなのでネットで探す時間は腐るほどあった。

見つけたのが、駐車場付きの1LDKのアパートというか低層マンション。
家賃は相場より相当安い。いわゆる事故物件である。普通ならそんなの嫌だけど、その部屋で自殺したのがなんと女子大生らしい。死んだのが男ならイヤだけど若い女なら話は別なので速攻契約。

不動産屋いわく、俺みたいな「若い女の事故物件なら住みたいおじさん」ってのが結構多いらしい。女なら幽霊でもいいって考える変態おじさん多すぎやろ。

それはさておき、さっそく入居したら、ラップ音とか人の気配とか足音とか普通にするのよ。科学系の仕事してるのも相まって俺自身心霊とかあんまり信じていないのもあるけど、ただの気のせいだと思っていた。

髪の長い女が俺の横に座ってじっと俺を見てる

そして起こったのが先週土曜の金縛り。昼寝してたら突然来た。初めての体験だったからちょっとビビった。本当に目しか動かない。よくレム睡眠が~とか言うバカが居るけど、実際体験したらそんな生易しいもんじゃない。

髪の長い女が俺の横に座ってじっと俺を見てるの。んで腕とかを触ったり首を触ったりしてるの。いや、幽霊が怖いってのは重々承知してるんだけども。それよりも、顔は無表情で生気が無いんだけど結構かわいかったのと、髪の毛が俺の顔にサラサラと触れるのと若い女特有のすごいイイ匂いなのも相まって、愚息が屹立しまったのよ。こればかりは本能っていうか生理現象だし仕方ないよね。

んで何か俺の首とかを触ってたその女幽霊がそれに気づいて、

「は?キモ」

って言って消えてしまった。

それ以来何も現象が起きない。

いやさ、40過ぎのおっさんのおっき姿を見て気持ち悪いのはわかるけどさ。
割とマジで傷ついたよね。

[出典:830 :本当にあった怖い名無し:2023/09/03(日) 17:17:49.29 ID:/guYKA7/0]


事故物件の歴史

事故物件という言葉が広く知られるようになったのは、実は戦後のことだ。それ以前も不幸な出来事が起きた家や場所は忌み嫌われていたが、都市の過密化とともに「事故物件」としてのラベルが貼られるようになった。特に東京のような大都市では、土地や物件が貴重であるため、事故物件が再利用されることも少なくない。歴史的に見ても、例えば江戸時代には「凶宅」と呼ばれる家が存在し、不吉な出来事が続く家として記録に残っている。

科学的に見る金縛りのメカニズム

金縛りは、実際には「睡眠麻痺」として知られる現象だ。これはレム睡眠中に身体が一時的に動けなくなるもので、脳が目覚めているのに身体がまだ眠っている状態で起こる。研究によると、金縛りの際には視覚や聴覚に幻覚が現れることが多く、これが幽霊や怪奇現象と結びつけられる原因となっている。実際、金縛りを経験した人の多くが「誰かが部屋にいる」と感じるという。

幽霊の香りと心理的影響

幽霊の香りについて語られることは少ないが、心理的には非常に興味深いテーマだ。科学的には、特定の匂いが脳に与える影響は大きく、特に「幻嗅(ファントムスメル)」と呼ばれる現象が知られている。これは実際には存在しない匂いを感じるもので、ストレスや疲労が原因で起こることが多い。幽霊の香りもこの現象の一環として説明できるかもしれない。

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