下りだけの道:全十二章
帰らない姉と、二十一年前の記録
石積みから樺平まで、ずっと下りだった。樺平から石積みまで、ずっと下りだった。
姉に頼まれた山道の絵。向かう先の違う二つの記録をたどるうち、二十一年前に母と歩いた道が重なりはじめる。
- 第一章 逆向きの下り
- 第二章 母のいない写真
- 第三章 二人の先頭
- 第四章 七百メートル
- 第五章 待っていた場所
- 第六章 下山予定
- 第七章 追いつくまで
- 第八章 道を外れた人
- 第九章 黄色い背中
- 第十章 上がる足
- 第十一章 言わなかったこと
- 第十二章 紙の中の道
著者:志那羽岩子。本文の制作・改稿と挿絵制作にAIを使用しています。本作はフィクションです。挿絵は架空の場面を描いた生成画像であり、実際の記録写真ではありません。