ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説より
戦争当時の話。
ある兵隊が、ひとつのオレンジを持っていた。
通りかかった妊婦が食べるものがなく、兵隊にオレンジを下さいと頼んだ。
基地に戻ればまだ食べ物があったので、兵隊はオレンジを妊婦にあげた。
しかし、戦況が厳しくなり、食べる物はなくなってしまった。
お腹を空かせたある日、オレンジをあげた妊婦に再会した。
その妊婦はオレンジを持っていたので、兵隊はオレンジをくれと頼んだ。
しかし、妊婦は「あたしの物よ」とそれを断った。
兵隊は怒り、妊婦を殺してしまった……
この話を聞いた人は誰でも、おかしな現象が起こるという。
この話を聞いた後に「コンコンコン」とノックの音が3回聞こえる。
自宅であろうと、ホテルであろうと、誰かほかの人といようと関係なく起こる。
タイミングはわからないが、必ず起こる。
ノックを聞いて悲鳴を上げたり、驚いたりしてはいけない。
もしノックの音に反応してしまうと……恐ろしいことが起きる。
的場さんは、この話をとあるホテルで友人から聞いたのだが、聞いた直後、実際ノックが3回聞こえたのだという。
友人はノック音に反応してしまい「わっ!」と叫んで、直後奇妙な行動に走ってしまう。
友人はよろよろと立ち上がったかと思うと、なんと!窓の外をやもりのようによじ登り始めたのだ。
結局、友人は的場さんに取り押さえられ事なきを得たようだ。
この話を聞いてノック音がしたら以下の呪文を唱えよ!
その呪文とは、
『テンシンキアクリョウキョウ』
これを3回唱えると何もおきないのだそうだ。
テンシンキアクリョウキョウテンシンキアクリョウキョウテンシンキアクリョウキョウ
(了)