これまで生きてきて、自分には一切変わった体験はない
38 :本当にあった怖い名無し:2008/09/13(土) 18:55:50 ID:wT5i29500
と思いつつ。
このスレを楽しませてもらってたが、実は小さい頃あったらしいよ?
今日、太宰府天満宮にいってきたんだ。
なんでも、本殿の奥のほうにも道があって、結構いい雰囲気だっていうから、本殿お参りした後に奥のほうにいってみた。
そしたらお稲荷さんが祭られてあるらしくて、そんな旗が道に沿って立てられてた。
お稲荷さんか、今までなじみはないけど参拝してみようかなって歩いてたら、隣にいた母がやめとけって言うんだよ。あんまりいい思い出がないから行きたくないって。
じゃあ自分だけ行って来るって言ったら、やめといた方がいい、祟ると怖いからって言うから、自分も参拝せずに元来た道を戻ることにした。
で、戻りながら、何か嫌な思い出でもあるの?って聞いたらね、実は自分(これ書いてる自分のこと)が小さい頃、お狐さんに憑かれた(?)ことがあったらしい。
2歳くらいのことらしいんだけど、何をみても狐の顔が見えたっていってギャーギャー火がついたように泣き喚いてたらしい。
蜜柑たべようかって蜜柑むいてもらってたら、その蜜柑に狐の顔が見えたり、泣きつかれて目を開けてみればまた見えたりと、あらゆるところに狐の顔が見えたらしい。
で、その泣き方が尋常じゃないので、うちの両親は見える人に見てもらったんだって。
そうしたら、その霊能者が某所に稲荷のお社が見えるって言ったらしい。
その稲荷のお社っていうのがどこかの神社っていう訳じゃなくて、一般のお家に時々つくられてるアレ。
それはうちの親戚の家が元あった場所で、今は東京のほうへと引っ越してしまったらしい。
家は壊されて、その土地には何もないけど、ただひとつ放置されてたのが稲荷のお社だったそうだ。
霊能者が言うには、これまで散々祈っておいた上でのこの扱いだから、お怒りなんだとか。
実はその引っ越した親戚の人たち、突然息子がおかしな風になっちゃって、母親に散々暴力ふるうようになってしまったとか。
その母親はなんでこんな風になったんだろうと思いながらも、そのまま暮らしてたらしい。
霊能者いわく、その息子の変貌がお狐さんからのサインだったとか。
その時点で放置しておいたお稲荷さんに気づいてきちんと処理をすればよかったんだけど、まるで気づく様子がないので、お怒りのお狐さんは、親戚であって、まだ幼い自分についたんだって。(憑いたというか、ただ見えるだけだったらしいけど)
その話を聞かされたうちの両親はぞっとしたらしい。
自分がまだよく言葉をしゃべれないながらも、「わんわんとにゃんにゃん~!!」とか言って泣き叫んでたのを思い出して、その犬と猫をあわせたら狐になる事に気づいてね。
で、その地域のお稲荷さん祭ってある神社に行ったりとか、神主さん呼んだりとかお祓いなんかをしてもらって、やっとお怒りがとけたらしく、自分は狐を見ることがなくなったんだって。
これ聞いてぞっとしたわ。
だって幼い頃に聞いたことを、おぼろげにおぼえてたんだよ。
もう一方の祖母がうちの母親に、「○○(自分のこと)が鬼が見えるって言ってた事、絶対、○○に言ったらだめよ」って。
どうもタブー的な雰囲気だったから、祖母にも母親にも今まで一切きけてなかったんだけど、今日やっと納得した。
ああ、あの話はこれのことだったのかって。
狐のはずなのに鬼って風に記憶してたのがちょっとおかしな点だけどね。
ちらしの裏みたいな話を長々とごめんね。
そしてこの話を聞いてからというもの、偏頭痛がするのは気のせいかw
帰って速攻うちの神棚(がないからお札を貼ってある)にお参りしたら少し和らいだ気もするけど。