信じてくれなくて構わんが手短に書く
110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2024/06/15(土) 08:25 ID:+XGXefD30
23の時、仕事帰りに激しい頭痛にあった。
意識が朦朧として目の前が真っ白になって、気がついたら全く知らないところにいた。
しかも3年くらい時が経ってた。
ここまではよくあるコピペ同様なんだけど、他の人とは違って俺の場合体格も、声も、顔も変わってた。
よくわかんないまま実家に帰ったんだけど、当然他人扱いされた。
「どちら様?」って。
一番ビックリしたのは、玄関の母ちゃんの後ろから何事かと出てきた男が紛れもなく俺だったこと。
それから色々あったんだけど、今は全く別人として埼玉に暮らしてる。
妻と二人の息子がいる。
112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2024/06/15(日) 12:47 ID:9R31fo7V0
>>110
気付いた時どこにいたの?
121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2024/06/15(日) 12:55 ID:mP0jlWlDi
>>110
何それ怖い
前よりマシな顔になれた?
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2024/06/15(土) 14:17 ID:RtufdsI50
>>110
新俺と昔話した?
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2024/06/15(土) 15:55 ID:+XGXefD30
>>112
遅レスすまん
最初住んでたのは東京の北区
気付いた時にいた場所は豊島区だった
390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2024/06/15(土) 16:01 ID:+XGXefD30
>>121
どっちもどっちだが顎の長さとか変わってるから気持ち悪くて何度か吐いた
車酔いみたいな感じ
あの時、俺が経験したことを話すと、誰も信じてくれないだろうな。
でも、それが現実だったんだ。
気付いた時、見慣れない部屋の中にいた。
周りには古びた家具と埃っぽい匂いが漂っていた。
頭痛はまだ残っていて、身体も重かった。
ふらつきながら外に出ると、そこは豊島区の古いアパートだった。
自分がどうやってここに来たのか全く思い出せなかった。
自宅に帰ろうとしたが、記憶の中の風景と現実が微妙に違っていた。
街の風景は同じなのに、人々の服装や看板のデザインが変わっていた。
「時間が経ったんだ」と実感するまでには少し時間がかかった。
やっとの思いで実家にたどり着くと、そこには見知らぬ家族が住んでいた。
母ちゃんが出てきた時の驚いた顔が忘れられない。
「どちら様?」と言われた時、全身が凍りついた。
さらにショックだったのは、母ちゃんの後ろから俺自身が出てきたことだ。
その男は俺の昔の姿をしていた。
どうして自分がそこにいるのか、全く理解できなかった。
家族に問いただすも、彼らは俺を全く信じなかった。
それどころか、警察を呼ばれる寸前だった。
俺は仕方なくその場を立ち去り、自分の新しい人生を始めることにした。
今は埼玉に住んでいて、妻と二人の息子がいる。
新しい名前を持ち、別の人生を歩んでいる。
時折、あの日の出来事を思い出すと、未だに現実感がない。
でも、確かにあれは現実だったんだ。
どうしてあんなことが起きたのか、今でも分からない。
ただ、あの日から俺の人生は全く違う方向に進んでしまった。
もしあの日、頭痛に襲われなかったら、今の俺はどんな人生を歩んでいたんだろうか。