こんな読者投稿があった。（完全にうろ覚え）
47 ：本当にあった怖い名無し：2012/05/29(火) 18:53:13.79 ID:Jlq86ABl0
昔（2～30年前）の新聞の投稿欄（多分朝日新聞朝刊かな？）、家庭欄だったかもしれない。
『教育というものをしないとどうなるか。うちの息子には、なにも教えないでみた、トイレの仕方も食事の仕方も。それでも元気に育って、今度修学旅行にはオムツをもっていく、その笑顔は輝いています。』
意図も何もさっぱりだが、大体こんな感じ。翌週その投稿に対してのご意見が凄かったんだけど、世の中にはまだネットはもちろん家庭にPCなど存在しない時代。当時小学生だった俺は衝撃を受けて友人とネタにした。
今は大人になり、その友人の名前すら憶えてない。親も覚えてない。たまにふと思い出します、子供はどうなったのだろうと。あの投稿を覚えてる方いませんでしょうか。
49 ：本当にあった怖い名無し：2012/05/29(火) 20:46:45.03 ID:Rr7qTb4KO
>>47 そりゃ、怖いな。うちは中日新聞だったから投稿自体知らないんだが。育児放棄も立派な虐待だよな。しかしオムツ持参て。まさか健常者じゃないよな？障害者なんじゃないのか？親の思考回路も、知的障害が入ってる様な希ガス。
50 ：本当にあった怖い名無し：2012/05/29(火) 21:37:25.52 ID:Jlq86ABl0
>>49 まだネグレクトなんて言葉もなかったと思います。
子供は健常者だけれども、まったくトイレに関しては教えなかった、というより、学校に行かせる以外の教育を放棄してみた、とか。教育と幸せのありかたとは？･･･そんな内容だったと思うのです。
如何せん自分が子供だったから、ひたすら不気味なだけでしたが。
うちは親が朝日・読売・日経を複数購読してたので、どれかだと思うのですが、子供の時よく読まされたのは朝日なので有力なのです。（受験に天声人語が有利説で）
もし障碍者だとしたら、貴方の言うように親が障碍持ちですよね。
しかし、『しょうがいしゃ』で変換すると、『障碍者』が最初に来るというのを今気付いたｗ
＊＊＊
あの新聞の投稿を読んだ時、僕は何とも言えない違和感を覚えた。
普通、親というのは子供に基本的な生活習慣を教えるものだと思っていたからだ。しかし、その投稿者の親は意図的に何も教えなかったという。その結果、子供はトイレの仕方も分からず、修学旅行にはオムツを持って行くことになった。
それが本当なら、まるで社会実験のような話だ。でも、そんなことをする親が本当にいるのだろうか？それとも、ただの作り話だったのだろうか？
当時の僕は、その投稿に対する反応が気になって仕方なかった。
新聞には続々と読者の意見が寄せられ、中には「親としての責任を放棄している」と非難する声もあれば、「子供の自由を尊重している」という意見もあった。
しかし、僕が一番驚いたのは、その子供の「笑顔が輝いている」という記述だった。
トイレの仕方も知らない子供が、どうしてそんなに幸せそうなのか？
それから数十年が経ち、ネットの掲示板でその話題を再び目にすることになった。
多くの人がその投稿を覚えており、同じような疑問を抱いていた。誰もその子供のその後を知らないし、親が本当に何を意図していたのかも分からない。
ただ一つ言えるのは、あの時代にはまだ「ネグレクト」という言葉さえなかったということだ。親の意図が何であれ、あの子供がどうなったのかは今となっては謎のままだ。
あの新聞の投稿が事実であったなら、その子供は今、どこで何をしているのだろうか。そして、その笑顔は今も輝いているのだろうか。
