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恐怖の実話

地方新聞販売店

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『ハサミババア』という怖い話をを読ませていただきました。

私も地方新聞販売店に勤めており、新聞屋さんの『ハサミババア』ほど怖くはないかもしれませんが、お時間がありましたら読んでいただけたらと思います。

私は地方新聞販売店に勤めて九年目になります。

午前三時~八時まで勤務し、仮眠休憩をはさんだ後、午後十三時~二十時までの勤務になっています。

朝の配達準備から、顧客データ管理、当日・翌日の折込広告準備、夕刊準備、DM管理、集金管理、チケット代行販売、関係書籍販売などが主な仕事です。

私の体験は集金業務の際でした。

毎月集金日時が決まっていたある男性客の家に時間通りに行くと、いつもは必ず出てくるハズなのに応答がありません。

玄関側の部屋には明かりがついていたので、?と思い、再度チャイムを押すも応答なし。

仕方ない出直すかと、スクーターを停めていたベランダ側へ戻りました。

そのマンションはワンルーム専用で、男性客の部屋は一階、ベランダは鉄柵ではなくコンクリート壁みたいなタイプ。

ベランダ側の窓は上半分しか見えません。

ベランダ側部屋は明かりはついていませんでしたが、ワンルームの為、玄関側部屋の明かりがうっすら突き抜ける感じ。

何気なく見ると窓際に男性がいたので、アレ?居るじゃんと思い、「○○さ~ん」と呼ぶも返事なし。

再度「○○さ~ん」とベランダ越しに近づいたら、カーテンレールにヒモをかけ首を吊っていました……

その後何かと大変でしたが、うちの販売店ではそう珍しくないのが実状です。

他の販売店はどうなのかはわかりませんが、うちの場合、事前に止めの連絡がなく新聞受けに新聞が三日たまっていたら、一旦止めてお客様に連絡をします。

急な入院、外出をされる方もいますが、中には病死や自殺というケースもありました。

夏場に「三日間たまってる」と配達員から連絡があり、「様子が変だから一緒に来て」と言われ訪問すると、病死なさっている方もおられました。

ある集金人のおばさんは、お客様(高齢のお婆さんと五十代の息子さんとの二人暮らし)の家に集金に伺うと、いつもはお婆さんが出てきて、集金がてら玄関土間で世間話をするのが常だったらしいです。

ですがある日を境に息子さんが出るようになり、「お婆さんは?」と聞くと「入院した」としか答えない。

お金も玄関引き戸を少し開け手を出し、渡されてすぐ閉められるそうで、中には人付き合いを嫌う方もいらっしゃるので、そこまで気にしてなかったらしいです。

三ヶ月を過ぎた頃、お婆さんの様子を聞いても同じ答えしかしなかった息子さんが、集金に行っても出て来なくなり、玄関横の物置棚にメモ付き封筒にお金を入れて置いてあったそうです。

翌月も同じで、不思議に思い近所の方(裏のお家)に何となく聞くと、「最近異臭がする、噂になってる」と聞いたそうです。

案の定、数日後にご近所さんからの通報で警察が、玄関から一番奥の物置部屋に、布団に寝た状態のまま亡くなっていたお婆さんが発見されたらしい。

その家は古いお家で、かなり以前から庭から玄関先までガラクタかゴミのような物が積んであり、少なからず臭いはあったので、集金のおばさんは異臭に気付かなかったらしい。

その後の調べで、息子さんはお婆さんの年金が目当てでご遺体を放置していたらしいです。

……過去数年の間で自殺発見四件、病死発見二件、事件一件……

当店の所長いわく、「昔はこんな事はそうそうなかったが……景気の悪さも関係はあるだろうな……」との事。

(了)

 

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