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広島の一家失踪事件【ゆっくり朗読】1800

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日本で一番不気味な未解決事件って何よ?

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/28(金) 03:07:00.76 ID:P5aKPVjO0

俺は広島の一家失踪事件だと思う

平成14年9月7日、広島県世羅町京丸の『京丸ダム』の湖底に車が転落しているのを、通行人が発見し警察に通報。

車内からは四人の遺体が見つかり、遺体は昨年6月4日から一家4人で行方が分からなくなっていた、同町戸張の会社員山上政弘さん(58)、妻の会社員順子さん(51)、長女の元小学校教諭千枝さん(26)、母三枝さん(79)と判明した。

県警では事件、事故の両面で捜査しているが、地形から交通事故の可能性は低いという。

そのため、無理心中の可能性もあるとみて調べを進めている。

一家が失踪した当時、自宅は施錠され、屋内には争った形跡もなく、順子さんはこの日勤め先の社員旅行で中国へ出発する予定で、荷造りした旅行かばんもそのまま残されており、また、食卓には朝食が虫よけネットをかけて、手付かずの状態で残されていた。

突然一家4人がいなくなったため、テレビのワイドショーなどで『神隠し』と騒がれた。
一家が失踪した当時、近隣の人々は口々に「神隠しだ」と言っていたという。

この『神隠し』という言葉が使われた理由は、その不可解な状況での失踪という他に、実はもう一つ因縁めいた理由があったのである……

同町の大将神山という山には、古くから神隠しの伝説があった。

その昔、この辺りを治めていた長者の家に、お夏という使用人が居た。

日頃より長者はこのお夏に目を掛けていたが、ある日お夏が、大将神山に行ったきり帰ってこなくなっってしまった。

村人達が総出でお夏を探したが、いくら探してもとうとうお夏は見つからず、人々はお夏は「神隠しにあったのだ」と言いあった。

そんな伝説のある大神将山は、かつて山上家の所有だったというのである。

偶然と言ってしまえばそれまでだが、何とも奇妙な巡り合せではないだろうか……

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