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がっぷ獅子丸(ゲームプロデューサー)の怖い話『自己啓発セミナー』【ゆっくり朗読】1900

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ゲームプロデューサー兼、糞ゲー評論家のがっぷ獅子丸氏の若い頃の話です。

162 :本当にあった怖い名無し:2008/05/09(金) 21:07:52 ID:YyqV/PEIO

みんなが知ってるあの事件が起きるもっと前の話。

当時獅子丸さんは、とあるゲーム会社で働いてました。

ある日、会社にいくと、社長が来ていないそうです。

同僚に詳しく話を聞くと、「別のゲーム会社の社長の紹介で、自己啓発セミナーに行っている」とのこと。

それから社長は音信不通に。

そのまま二週間が経ち、みんながやばいなぁと思っていると、ふらっ、と社長が帰ってきました。

そして、獅子丸さんたちは食事を誘われたそうです。

近くの喫茶店で席について水をもらうと、社長は両手でコップを覆うように持ち、「あそこの水には氷なんてなかったなぁ」としみじみ言ったそうです。

しばらくすると社長は、社員を上から順にそのセミナーに通わせ始めました。

それがだいたい2週間くらいなんだそうですが、みんな様子がおかしくなって帰ってくるそうです。

獅子丸さんは直属の上司と一緒に、「あんなキモいセミナー誰が行くか」と笑っていましたが、しかしその上司も、「行かないと会社の席がなくなりますよ」と言われ、しぶしぶいくことに。

その上司も見事に洗脳されて帰ってきました。

上司とはことごとく反りが合わなくなり、反発すると「それは君があのセミナーに行ってないからだよ」という始末。

そしてとうとう獅子丸さんの番になりました。

同僚と都内某所の駅前近くの小屋に行くと、まず衣服と財布などの荷物を全て没収され、白い服に着替えさせられました。

それから広間に案内され、正座をさせられ、「一切言葉を発してはいけない」と言われました。

「喉が渇いた」というと、怪しげな緑色の液体の入ったラベルのないペットボトルを渡され、怖くなった獅子丸さんは、たまらず便所の窓から逃げ出したそうです。

有休扱いなので、家に帰り布団に包まっていると、夕方ごろ電話が鳴り、セミナーに行った同僚から『セミナーの感動が忘れられない!』と電話がかかってきました。

話を聞くと、『セミナーの合宿があるから、君も行かないか』とのこと。

初回セミナーは無料なんですが、合宿は一週間ほどで40万円。

「君は行くの?」と同僚に聞くと、『もちろん!』との返事。

「一週間で40万って、どこでやるの?」と場所を聞き出したところで、会社を辞める決心がついたそうです。

Q:合宿の場所はどこだったの?

獅子丸:上九一色村…

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