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短編 山にまつわる怖い話

星置の滝

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北海道の有名心霊スポットの「平和の滝」その影に隠れて微妙に有名なのが「星置の滝」

今回は星置の滝に行った時のお話しです。

結果だけを言うと、星置の滝には二度行きました。

二度とも不思議な体験をしたのです。

最初に行ったのは従兄とでした。

その日は丁度祖父が亡くなり、普段は遠くで仕事をしている従兄がやってきたのでテンションがあがっていました。

家には祖父の遺体があり、今考えるとバチアタリな真似だったかもしれません。

「今なら幽霊とか見えるんじゃない?」とか言い合いながら、車で星置の滝まで向いました。

すでに午前二時頃……、あたりが闇に包まれています。

最初におどろいたのが街灯が少ないのに、滝への入り口は住宅地から少ししか離れていませんでした。

滝の入り口のソバには民家も立っており、入り口だけでいうなら怖さの欠片もありません。

これなら平和の滝の方が怖いと感じると思いました。

しかし、そう思えたのは入り口だけでした。

実際に中に入っていくと、さすが森の中。光が木々に遮断され、中は闇そのものでした。

懐中電灯と、携帯の明かりを頼りに階段を下りていくとかすかに滝の音が聞こえてきました。

そして階段を折り終えると二股の分かれ道です。

片方は小さい橋を渡り、民家のような建物がある道。

もう片方は奥へと繋がっていて、滝のソバまでいけるようになっています。

私と従兄は先に民家のような建物の方に行く事にきめました。

そこにお地蔵様がいたのでとりあえず拝み。

何事も無かったので今度は滝のソバのにいける道を進みました。

前日に雨が降ったために少しぬかるんでいましたがなんとか滝のソバまでいくことができました。

滝のソバにいき「マイナスイオン!マイナスイオン!」と叫んでいましたが急に周りの温度が下がったように感じました。

決してマイナスイオンの効果ではありません。

そして胸を人に押されるような圧迫感に襲われ、息をするのも苦しくなりました。

従兄はそんな私に気付かずに滝の下を覗き込んだりとはしゃいだままです。

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なんとか声を絞り出してここはヤバイという旨を伝え、帰ろうとしたその時でした。

言葉ではうまく説明できませんが私が振り返ると同時にそこにあった顔が消えました。

例えていうなら、誰かに見られている気がして、そのほうを向いたらその人が顔を背ける感じといったらわかりやすいでしょうか。

明らかにこちらを見ていたのに背けたと判る雰囲気。

明らかにソコに顔が浮かんでいたのにソコに顔を向けると闇に融けるように消えたのです。

その後は従兄を連れてすぐに家に帰り、祖父と仏壇に挨拶をしてから寝ました。

よせばいいのに後日、今度は友達を連れてソコに行ってしまったのです

前日に一日仏壇に塩を置いておき、清めの塩を作りそして何を血迷ったか、お経の入ったラジカセとテープを持って滝へと向いました。

友達数人を連れて、お経をガンガンかけながら滝への道を降りていきました。

すると前のほうで明らかに人の気配がするのです。

もう人の歩くような音や、息遣いがここまで伝わってきます。

しかも一人のではありません。大勢のです。少なくとも五人ほどはいるでしょう。

そう、私たちとは別の肝試しのグループだったのでした。

私がガンガンお経をかけていたのでビビッていたようでした。

そのグループに合流すると、和気藹々とした雰囲気になってしまったのでこれでは肝試しどころではありませんでした。

しかしそのまま、また二股に分かれた道の民家の方へ行った時のことでした。

明らかに前に来た時よりも強い圧迫感が襲いました。

民家を直視できない感覚に襲われ先ほどまで騒いでいた数人も黙りました。

他の数人は気付かないのかはしゃいだままでしたが周りの雰囲気に気付いたのか黙り、さきほどとは一転、重苦しい雰囲気になりました。

ふと民家を見ると人がこちらをのぞいているのです。

しかしありえない位置です。

玄関のドアの上の部分の本来ならガラスがはまっている部分、天井とドアとの隙間から鼻から上をのぞかせて人の形をしたものがこちらを見ていました。

見間違えるはずもありません。

周りで黙っている人たちに「私変なの見えたんだけど、みんなも見える?」と聞いたところ私と同じ位置を言い当てました。

そこで先ほど見た様子を話したと所、皆鼻から上で覗いてると一致しました。

私たちは恐ろしくなり、そろそろ引き上げる事にしました。

滝の方による気力もなくなり、階段を登って引き返そうとしたときのことでした。

明らかに滝の方から四十代ぐらいの男性の声で「お~いぃ~。おぉ~い~」と呼ぶ声がはっきり聞こえました。

皆に、今の聞こえた?と聞いたところ誰一人として聞こえていませんでした。

普段から心霊スポットに行くと変な音や声を耳にしていたのでこれはこの世の音ではないと悟り、無視して滝からかえることにしました。

上につくと、先ほどいたグループはまだ他にいくとかで別れることになりました。

なんとなくその人たちにお清めの塩を渡すのは癪だと感じたので渡さないでその人たちがいってから友達たちと振り掛けあいました。

その後は何事もなく、平和に暮らしています。

368 :滝:2007/06/12(火) 21:56:51 ID:HaQBPIFU0

(了)

[出典:http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1179501666/]

 

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