実家がそう高くもない里山っぽい山のすそにあるんだが
322 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/06/14(火) 14:44:39.20 ID:wK7hg/550.net
子供の頃、祖父から「山の陰で歌っちゃ駄目、連れていかれる」と言い聞かされていた。
子供心に嘘だーと笑い飛ばしながらも、半分は怯えていた。
「夜中に口笛をふくと蛇が出る」系の、よくある子供を怖がらせてたしなめる作り話なんだと思い込んできたが、大人になって周囲に話してみると、聞いたことない!って反応ばかり。
うちの地元にしかない話なのかな?
似たような話知ってる人いる?
ちなみに、地元は瀬戸内。
特に歌の指定はないんだけど、歌を歌うことそのものが駄目って感じだった。
思い返してみたら、何に連れていかれるのか、どこに連れていかれるのかははっきり言われた覚えがない。
ただ、歌うなって言われた山の北側、山自身の影になるあたりに大きな農業用のため池があって、柵も何もないから、そこに近付けたくなくて怖がらせてるってことなのかなーと漠然と思ってた。
でも、なんで「歌」なのかが本当に謎で気になってる。
その山にあるものといえば、あとは各家のお墓と、畑と、小さいお社。
お社の神様はなんだったかな……
こうじん様って呼んでるけど、畑か山の神様だった気がする……漢字がわからん
ただお社は、歌うなって言われたエリアとは山の逆側(南側)にあるから関係ないかも?
328 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/06/15(水) 01:36:06.44 ID:cXQkpprzO.net
>>327
へぇ、土地にいわれのある歌とかだったらわからんでもないが、どんな歌でもって何でだろうね?
歌う=会話より大きい声が出るから、何かに人が居るって気付かれるから駄目なのかなぁ…
329 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/06/15(水) 03:15:20.88 ID:jzYU0cvz0.net
荒波の荒に神様と書く、荒神様なら一般的には家庭内の火の用心その他を守る神。
あるいはそこから転じた地域の守り神で怖いものではないな。
信仰の中心地の一つが瀬戸内だっていうから、多分それで間違いないだろう。
無理やり何か怖い方向にこじつけるなら、荒神様は元々の正体が不明な神様で、その名のごとく、荒ぶる何者かを祀り上げて神にしたという説もあるから、そっち方向で何かいわれがあるのかも。
(ただし、そうした場合は、名前に「荒れる」という音を残すのはおかしいという否定的な意見のほうが強いらしい)
330 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/06/15(水) 03:26:41.90 ID:9/JVMG4K0.net
山で和歌を詠んだり、唄ったり、笛吹いたりして、山怪や山の神と因縁がついてしまう話は今昔物語とか霊異記とかにいろいろ出てるけどな。
333 :322@\(^o^)/:2016/06/15(水) 08:22:00.33 ID:ZIG+uQW00.net
>>329
あやふやな記憶で物言ってごめん。
「荒神様」なのか、なるほど。
ちょっと実家のカーチャンに確認してみる。
でもやっぱり歌うんぬんには関係なさそうだね。
>>330
そんな話もあるのか。
勉強になる、ありがとう。
そのへんからの由来なのかな?
337 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/06/15(水) 10:47:18.16 ID:1jqiwqVP0.net
>>333
かのえさるの、「庚申様」だろ
339 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2016/06/15(水) 11:56:10.51 ID:Pgrk/w8G0.net
>>333
山の陰が云々というのは聞いた事がないな。
あえて山の北側と言わずに、山の陰と言う事に意味があるのかね。
地理的な場所ではなく、時間的に朝夕にできるの山の陰の領域のことだったり?
371 :322@\(^o^)/:2016/06/24(金) 11:39:06.10 ID:GGs45e3G0.net
割り込みすみません。
祖父から「山の陰で歌うと連れていかれる」と脅された者だが。
実家の母に確認して、祖父の創作のセンが濃厚になった。
どおりで似た話がないはずだ。
報告しておいてこんなオチで申し訳ない。
件の山の北側にあるため池で、子供の頃に祖父の兄弟が一人、溺れて亡くなってた。
だから孫を近づけたくなくて不気味な話を作ったんじゃないかと思う
しょうもないオチで申し訳ないが、一応報告でした。