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毎晩夢に現れる宇宙人に聞いた話【ゆっくり朗読】2600

投稿日:

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普段見る夢とは比較にならないぐらい現実感のある夢を11月から度々見るようになる

名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2015/01/12(月) 12:48:51.15 ID:BC2YXBRy0.net

最初に夢にその宇宙人が現れたのは去年の12月上旬だった
宇宙人は白、青、緑を中心とした無数の光の集まりで渦のような姿をしている、つまり銀河みたいな形だ
おおきさはピザのLサイズぐらい、厚さはサッカーボールほど

宇宙人と対話する場所は常に決まっていない、様々なシチュエーションで宇宙人と対話を行う
今朝もその宇宙人と会ってきたが場所は銭湯の脱衣所だった
最初に会った場所は昔住んでいた借家のリビングだった

じゃあ聞いた話を書いていく

昔住んでいた懐かしい借家のリビングで宇宙人は最初に会ったときL字型のソファに座っていた
厳密にいうと座っていたというよりソファの上に渦巻いて浮いていた
俺もソファに腰掛けその渦巻きを眺めている
綺麗だなあって思って眺めていると突然渦巻きが語り掛けてきた
こんにちは、私が誰か分かるかい?
俺は宇宙人だと思いそう答えたら、そうかじゃあ少し君に色々な事を教えよう、そういい対話が始まった

俺が何について教えてくれるのか尋ねたら、教えられるのは過去と現在の事だけ、未来の事は教えられない
他にも知りたければ宇宙の事についても教えようと言った
その他にいくつか知っていてもらいたい事があるから君の希望に関わらずこれだけは伝えるよと言いその日の対話は終了した

多少順不同になるが思い出した順に書いていく。
次に会ったのは確か住宅街だった
人気のない通りで頭上に浮かぶ宇宙人と俺がいる
宇宙人には目や口などはなく銀河そのものの姿をしている
声は夢の中で誰かと会話する時と同じ様に頭に入ってくる感じだ
常に1人で現れて、対話時間は体感だが長くて10分程度
夢の中では周りに人がいる事もあるが気付いているのは俺だ

まず俺が宇宙人に訊いたのは何故人は生まれるのかという事だ
宇宙人曰く様々な経験を得て魂を磨く為だという
この世界には我々のいる物質界の他に死後の世界の霊界があり、霊界では人は魂を磨く事が出来ないらしい
その為に魂を磨く場として物質界が生まれたという

次に訊いたのは宇宙人は沢山いるのかという事だ
どの惑星や衛星にも固有の生命が存在出来るように設計されているようだ
そして成熟期を迎えた星には必ず知的生命体が生まれるらしい
ただ同じ物質的でも星ごとに物質的な法則が異なるようで、君たちの観念でいうと周波数が異なると言っていた
周波数が異なる為に互いに知覚する事は困難で、今後科学が更に発展しても宇宙人とコンタクトを取るのは難しいだろうと言っていた

宇宙人は例えばどんな姿をしているのか訊いた
星ごとに異なり君たちから見ても私から見ても実にユニークな宇宙人が沢山いる
例えば電気を生命力の源とするある知的生命体はクラゲのような姿をしていて、惑星を厚く覆い決して晴れる事のない雲の中を浮遊して過ごしている
彼らは身体から発した電気信号を用いて互いに意思の疎通を行う
人間のような脳は存在しなく身体の多くの部分がその役割りを果たす
彼らの計算能力は極めて高く、思考した事を他者に映像や音像として伝える事が出来、この原理を用いて娯楽を生み出す事も可能らしい

またある知的生命体は地上の大気が有毒物質で溢れているので一生を地中で過ごすと言っていた
その知的生命体は地球の団子虫のような姿をしていて蟻のような巨大なコロニーを作り生活を送っている
人間よりもずっと知能が高く知的生命力としての歴史も長く人間よりずっと高度な文明を持ち穏やかに暮らしているという
彼らは先ほどのクラゲのように物質的な文明は持たず、太古にそれらを不要とし放棄しそれに代わる物を手に入れたという
星にもよるが基本的に生命は絶滅する事がなければいずれ物質的な文明や価値観を棄てる時が来ると話していた

どの星の生命も基本的に同じ様な進化を辿るという
言葉や道具を持たない生命から進化しそれらを手にする
言葉を作り火を操り食物を栽培する知恵を身につけ原始的な文明を築く
やがて国家が生まれ高度な文明や文化が生まれ大規模な争いを繰り返すようになる
争いはそれ自体悲しい事だが避けては通れぬ宿命だと言っていた
いつか必ず穏やかに暮らせる時が来るようだが、人間はまだその過渡期の中にいるのでしばらくは苦しい時代を生きる事になると話していた

 

24:
地球の地底人いるってはなされてましたか?

>>24
地球に地底人がいるか訊いてないけれど、どの惑星や衛星にも人間のような知的生命体は必ず一種しか存在しないと話していた
何故かと尋ねたら星の覇権を争い取り返しの付かない争いが始まり滅亡するからだと言っていた
星がこれだけあるのに複数の知的生命体を一つの星に配置するのは無駄な事らしい

次に訊いたのは輪廻転生があるかという事
輪廻転生はあると言っていた
現在の人の場合前世や過去世も人であるケースが大半だが元々は犬や猫、人によっては猿やウサギ、イルカだったという
人によって犬が好きだったり猫が好きだったり好みに相違があるは遠い昔の記憶がそうさせるらしい
だからこれらの動物は特に大事に扱わなければならないと話していた

 

25:

人間といった生命体が存在する目的は何?

>>25
それは確か聴く前に教えてくれた
この世界には物質界以外に霊界と呼ばれる魂のみが存在する場所があるらしい
その霊界では人は苦しみがなく願った事は全て叶う世界で魂を成長させる事は出来ない為に魂を成長させる場として物質界が生まれたと話していた
つまり物質界は魂が修行する場で生命は魂が成長する為に必要な殻との事
霊界や魂の起源についても訊いたがこれは宇宙人も分かりかねると話していた
これは本当に大いなる神秘らしく霊界でも意見が分かれ何億年も議論され結論が出せていないようだと言っていた

他の人にもこうやってコンタクトを取るのか尋ねた
素質のある人にはコンタクトを取るがとても難しく対話まで運ぶ事は少ないらしい
我々は常に下等知的生命体に対しコンタクトを取っていて、主に夢の中で出会う事になるようだ

普段見る夢とは比べ物にならないようなリアリティのある夢を見たら我々か霊界からのコンタクトの可能性があると言っていた
身近な人が死ぬ少し前に夢でそれを知った事があるが、この類の予知夢は誰でも見る事がある比較的容易なコンタクトらしいので日頃から夢を注意深く付き合うようにと度々話していた

 

31:

神とかそれに近い存在は存在するの?

>>31
神様の有無についても訊いている
神様はいるようだ
ただとても大きな存在で霊界の人たちでも知覚出来ない為未熟な私には当然知覚出来ないと言っていた

ただ存在するのは明らかなようだ
人間が存在すら疑ってしまうのは肉体という殻に魂が閉じ込められているからで、死後霊界に戻り肉体のくびきから解放されれば存在を感じたり理解するようになると言っていた
見たり触れたり意思の疎通を行うような存在ではないらしい

宇宙人が現れる夢は必ず非常に現実感があり普段見る夢とは全く異なる
屋外の場合穏やかに晴れて心地良く空気が柔らかく情景は少し霞んで見える
空を見ても太陽は見当たらず基本的に周りに人はいないのだが稀にいる時がある
昔住んでいた懐かしい家で会う事もあれば知らない街中や今朝のように銭湯の場合もある
なんで毎回場所が異なるのか今になって気になってきたが訊いた事はない

ちなみに俺は夢の中で自由自在に活動出来る所謂明晰夢というのをほとんど見た事がない
宇宙人と会って質問している時も自分の意思で質問しているというより、日頃気になっている事が口を突いて出てくる感じだ
だから訊きたい事を訊ける訳ではないが今晩も見るかもしれないので、質問があったら聞いておくぞ

自分の前世についても訊いてみたのだが、俺はイギリス人だと言われた
さっきも話したようにほとんどの人間は前世もその前、つまり過去世も人間であるケースが多く色々な国で男や女として生まれているという
それでこの時霊感に乏しくても前世をある程度、あるいはしっかりと特定する簡単な方法があると教えてくれたので紹介する

まず好きな国を思い浮かべる

ひとつでもふたつでもいい、好きな国をあるだけ思い浮かべる
思い浮かべたらそれらの国で特に惹かれる時代を思い浮かべる
そこまで思い浮かべたら次に惹かれる順に並べてみる、一番惹かれる国はどこだろうか
誰にでも多分惹かれる国や時代があると思うのだが、その思い浮かべた国や時代に生きていた可能性が非常に高いと言っていた
また特に惹かれる職業や生き方、音楽や文学などの文化からもある程度絞れるだろうと話していた
更に前世の容姿は今世に引き継がれるケースが多々あるようで、例えば前世がスペイン人の場合今世でもスペイン人の様な容姿で服装の趣味まで似る事があるらしい

 

40:

興味深い話だ。
戦争で死んだ飛行機乗りが、飛行機のおもちゃ好きの赤ちゃん
として生まれてきたと言うのが、こないだ仰天ニュースでやってたな。

特殊な死に方をした人間ほど、前世の記憶をもって生まれてくるらしい。

また人は死ぬとあの世に行って自分より格の高い上級霊と共に今世を振り返り総括するという
人は皆それぞれ課題を背負い誕生するのだがその課題をどこまでこなせたのか、卑怯な生き方をしなかったか、全て洗い出され丸裸にされるようだ
今世を振り返り新たな課題を設け再び地上に生まれるようなのだが、死んですぐ生まれ変わる訳ではないらしい
また死に方や生前の死生観によっては穏やかに成仏出来ず大変な苦労を伴うようで、特に自殺は犯してはならない最も罪深い行為らしいと話していた
自殺すると少なくとも本来死ぬはずだった時期、つまり寿命まで今世で苦しむ羽目になりその後も簡単には成仏出来ない為いい事がまるでないと言っていた

 

42:

特定の国に惹かれる人っているよね、実際永住したり。
それなりに理由があると考えた方が自然だよね。

前世を信じる人にとって自分の前世が何処の誰だったか気になる事だろうが、何処の誰だったか知る事よりも何を成し遂げやり残したか考える事の方が尊いと言っていた
俺の場合イギリスで19世紀から20世紀にかけて裕福な商家で育ち一生を終えた女だったらしく、今世では男として自活し家族を養い生き抜く事が課題となっているらしい
確かに言われると俺は仕事が嫌いで高級志向で何よりイギリスが好きでたまらない
このように好きな国や時代、趣味嗜好や性格、向き不向きなどである程度前世は特定出来るのだという
そして改めてになるが前世を知る事より前世で達成した課題ややり残した課題に想いを馳せる事の方が価値があると言っていた

今朝宇宙人に会った時の話をする

俺は訪れた事のないおそらく何処にも存在しない架空の銭湯にいた
服を脱がなきゃと思い脱衣所に行き、脱いだ服をしまう格子状の戸棚に向かうとその戸棚の中に宇宙人がいた
宇宙人は白、青、緑の無数の光が集まって出来た銀河のような姿をしていて、大きさはピザぐらい、中心を軸に微かに回転している
寝る直前にパリの騒動の続報をニュースで見たからか、俺はこの騒動について尋ねてみた
争いは如何なる知的生命体も避ける事が出来ないと言っていた
知的生命体は互いに傷つけ合うがいずれ分かり合えるようになるという
どうすれば分かり合えるのでしょうと尋ねたら、君たち自身で苦しみ乗り越える事に価値があるから解決策を教える必要はないと突っぱねられてしまった
あと今朝はもう一つ聞いた気がするんだけれど思い出せないので思い出したら書く

他の宇宙人と交流出来るようになるかと尋ねた事がある
さっきも書いた話なので重複するが、どの惑星や衛星にも知的生命体は存在するが物質的な法則が異なる為互いに知覚するのは非常に難しいと話していた
君たちは火星の探索を開始しているが火星で知的生命体と出会い交流する事は不可能だろうとの事
では僕たちが訪れる事で火星の知的生命体や文明を傷付けるような事はないのだろうかと話したが、物質的法則が異なる為に影響し合う事は少ない為問題にならないとの事だった
更に生命は自らが生まれた星以外では長期間活動する事は出来ない為尚更影響を与える事は少ないだろうとも話していた

太陽のような恒星にも生命がいるか訊いた事もある
恒星は核融合により高温に熱せられ我々でも霊的存在でも干渉するのが難しく分からないと話していた
同じように干渉が困難な惑星や衛星が無数にあるらしく、知的生命体がいるの直感で理解出来るのだが自ら知覚、つまり確認する事は難しいとの事だった
更に宇宙の遥か彼方の星に関しても余りに遠い為確認する事は出来ないとも話していたが、自分より高等な霊的存在なら知覚出来るのかもしれないようだ

宇宙人になんで我々にコンタクトを取るのか訊いた事がある
我々の目的はこうして肉体を離れ遠くの星に住む知的生命体にコンタクト出来る段階まで進化出来た
我々知的生命体はみな魂を磨く為に生きていて、その手助けが出来る者は物質界でも霊界でも喜んで行うよう魂そのものがそう出来ている
つまり知的生命体には強い奉仕の精神が備わっており進化する事により更にその精神が高まるのだ
したがって本能や直感、あるいは使命感から君たちにコンタクトを取り叡智を与えるのだと言っていた

出掛けるのでまた改めて書いていく。ぞ
今度は少し書き溜めておく事にする
読んでくれた人ありがとう

 

56:

自殺すると罰を受けるとよく言われてるけど、実際どんな苦しみを受けるの?

>>56
嫁の支度が遅いのでレスするぞ
これは自殺の話に触れた時に映像で見たのだが、行為に及ぶ苦しみを本来迎える筈であった寿命の時まで延々と繰り返すようだ、その情景が見えてきた時は本当に恐ろしかったし思い出した今も寒気がする

天国と地獄についても訊いてきた
霊界は幾重もの層を形成しているらしく上層階ほど成熟した清らかで美しい魂が生活しているようだ
下層階になればなるほど陰鬱な世界になり最下層は地獄さながらの情景らしい
それとは別で霊界と物質界の狭間になる世界があり、仏教用語でいうところの幽界というのだろうか、そういう半端な世界があるらしい
人によってはこの幽界も地獄のような場所になるだろうと話していた
ちなみに仏教では悪事を働くと地獄に落ちるというが、閻魔が裁いて地獄に落とすような事はないと言っていた
魂自ら相応しい層に向かい相応しい歓迎を受けるのだと話していた

嫁が支度を終えたので出掛けてくるぞ
落ちてなかったらまた書いていく。

 

61:

スピリチュアル系の本には、地球は流刑地的な位置付けの星という説が少なからずあるんだけど、その点は?

>>61
地球がそういう場所かどうかは聞いていないけど、星によって知的生命体の進化の度合いは異なり、その魂に相応しい場所が選ばれそこで生まれると話していた
これは直接聞いた話ではなくこれまでの話や見た映像、印象を元にした俺の私感なんだけれど、どの星や知的生命体も流刑地や罪人のような不名誉な扱いは受けてないと思う
さて、散々待たせた嫁を今度は俺が待たせてキレそうなのでもう行くぞ!

 

64:

1は元々心霊とかスピリチュアル関連好き?
私も好きで信じてるんだけど、今まで見てきたり聞いてきたりしたことと、その宇宙人が言うことほとんど同じ

元々そういう知識を知っててそういう夢を見たの?
それとも全く知らない話だった?

>>64
その話は最初にしておいても良かったなあ
世の中に心霊とか多少はあるのだろうと思っていたけれど知識はないよ、多分みんなと同じぐらいじゃないかな
心霊現象と呼べるものも虫の知らせぐらいだし、興味はあったけれど知識はないよ

八百万の神々と悪魔について

神様は2種類いてひとつは大いなる存在としての神様
もうひとつは人が生み出した無数の神様で所謂八百万の神々
人の念じる力は我々が思っている以上に強く確かな力となって願いを叶え影響を及ぼすらしい
人が願い思い描いた神様は姿そのままに具現化され、これが人が生み出した無数の神様と事
神社に祀られる神様も姿は見えなくとも確かに実在し、人がそれぞれの神様に与えた役割を神々は全うしているようだ
だから同じように願えば悪魔も生まれてしまい、決して願ったりしないようにと言っていた
良くない事ばかり起こる地域にはこういった悪魔の類が悪さをしている事があるので、この忌まわしい習慣は早々に断たねばならないと宇宙人は少々ご立腹だった

文字や言葉の持つ力について

文字や言葉にはそれぞれに紐付いた固有の力が宿っていて、日本の言霊という観念は真実だと言っていた
物を書くとき、あるいは言葉を発する時、心に思う時、細心の注意を払って行うようにと言われた
例えばさっき“良くない場所で”と書いたけれど、これは“悪い場所”よりは幾分ましな表現になるらしい
同じ事を伝えるにしてもなるべく穏やかに聞こえる言葉を選ぶ事だと話していた
それと君は時々妻を心の中で面倒に思っているようだが良くないので改めるようにと叱咤されてしまった

未来について

宇宙人は過去や現在、あるいは知っておくべき叡智をいくつか教えてくれるだけで未来に起こる事は教えないと言っていた
しかし訪れる未来ではなく未来そのものについては少し教えてくれたので話す
個人にしろ国にしろ未来とはある程度決まっているものらしく、どう転がっても訪れる未来がある一方で行いや心掛けで変化する未来もあるようだ
未来を読む方法はいくつかあるが、例えば身近な占いである手相は個人の未来を占う上で有効だと話している

手相は時間をかけて変化するように出来ていて、これは日頃の行いや心掛けが作用した結果だという
手相はこのままだとやがて訪れるであろう未来の大まかな青写真であり、心掛けや行動でこの手相は良くも悪くも変化すると言っていた
これは例えば食生活を正せば生命線が伸びる可能性があるといった事だろう
未来とはこの手相のようなもので、高い確率で訪れる未来はある程度読む事が出来るが、もし知ったらよりよくその事実を活かさないといけない、知るという事は責任を伴う行為なので知る時は覚悟が必要だと話していた

占いについて

手相の話の流れで占いについても教えてもらった
まず占いと名の付くものは大抵が偽りで、また占い師が未熟が故に読み違える事が多々ある為あまり頼るのは良くないと言っていた
ただ人が生きていく。上で手掛かりとなるものがこの世界にはいくつか予め用意されているという
例えば先ほどの手相やあるいは占星術がその最たる例で、星の運行は人に強い影響を及ぼしているようだ
占いは才能にも大きく依存する行為なので誰にでも出来るものではないが、占う際の注意点を伺った
もし誰かに占って貰いたい場合、まず占い師の顔を観察し場も含めた雰囲気を読み取る事
不穏なものを感じたら決して見てもらってはならないと言っていた
もし自分自身で占う場合、しっかりと学ぶ事、そして決して依存しないようにと強い口調で話していた

夢の持つ意味

夢についても聞いてきた
まず人は眠っているとき例外なく魂は霊界に帰っているという
我々は身体を休める必要があるように魂も休める必要があり、魂は霊界に帰る事でしばし休息しているようだ
霊界でのひと時の記憶がないのには理由があって、法則の異なる世界の為身体が知覚出来ない為らしい
眠っている時我々の自我は脳と魂の双方にあるようなのだが、我々は物質界では身体に縛られているので身体が知覚出来ない事は認識出来ない訳だ
魂が故郷に帰っている間に身体は夢を見るのだが、これは日頃の思い癖が反映されている事が大半で内容そのものに然程意味はない事がほとんどだという
少し長くなるので続きは次に書き込む

つまり日頃見る夢とは例えばご飯を作った後の流しに散乱した洗い物や三角コーナーの残飯のようなものであるらしい
日中にご飯を作って食べた後、睡眠後に流しに散乱した洗い物や残飯、つまり日中の残影の後片付けをしているという捉え方で良いようだ
ただその夢に現れたり起きた出来事がある意味を伝える重要なシンボルになっている事がある
それらのシンボルは夢を通して今すべき事や未来に起こる事を伝えているという
夢とはこの宇宙人のように他者が介入するケースも稀にあるが、大半は自然の摂理で起こる現象であり、その時必要な叡智が自然の摂理によって本人にもたらされると話していた
それは例えばお腹が空けばお腹が鳴ったり、眠くなれば欠伸をするようなものであるとの事だ

先ほどの夢の話の続きだが、夢に限らず手の皺と手相、あるいは星と占星術のように、我々や我々を取り巻く環境や出来事は全てが多面性を持っており複数の意味を兼ね備えているという
たったひとつのものの為に存在するものや出来事はこの世の中に存在しない、そう言っていた
宇宙人はよく“ある色は突然別の色を映し出す”と口癖のように言っている
この言葉は英語では“One color just reflects another”というらしく、宇宙人が現れる情景の何処かに大抵この文言を見かける
今朝見た銭湯では風呂場と脱衣所の境にある曇りガラスの引き戸に張り紙がしてあったし、町の通りで会った時には電柱に取り付けられた四角い小さな看板に書かれていた
これはもしかしたらお前は物事の一面しか見ていないという指摘なのかもしれない

 

79:

他の人間は宇宙人とコンタクトを取れないのかな?

80:

>>79
それは聞いていないから分からないあ
ただ人間側からコンタクトを取るのはもっと難しいように思うよ

85:

人間の運命は生まれた時点でどの程度決まってるの?

94:

>>85
答えた方が良さそうな質問なので答えるね
聞いた話を総括すると時代、国、性別、容姿、家族、交際相手、人生のターニングポイントとなる出来事と寿命は大体決まっているようだ
ちなみに一生のプランは生まれる前にある程度カリキュラムとして決定してしまう為、実際には生まれる前から既に決まっているといっても良いようである
ただ人生とはゲームでいうところのマルチエンディングシステムのようなもので、日頃の行いと心掛けで望ましい人生を送れない事があると話していた

ちょこちょこ質問を貰っているが、今後の書き込みを返事の代わりとさせてもらうよ
全レスすると必ず面倒な輩が絡んでくるので時々レスする程度に留めておく

異星人について

何度か話しているので改めてになるが異星人は存在するようだ
宇宙の全ての惑星と衛星には一種の知的生命体が生まれるよう自然の摂理によって予め定られているようで、我々太陽系の惑星と衛星も例外ではないと話している
目の前の銀河の姿をしたような宇宙人は同じ銀河系だが太陽系からは遠く離れた星の出身らしい
知的生命体は極限まで進化を行うと肉体を持たない霊的存在に限りなく近付き、霊力の高い者は彼のように遠く離れた星の知的生命体とコンタクトを取る事が可能になるようだ
長いので続く

他の星の生命は星固有の周波数のようなものを持っており、他の星の者と肉体的な接触は勿論知覚する事すら困難だという
ただ原始的な生命については知覚出来る事があり、地球人は既にその手掛かりを手に入れていると話していた
高度な文明を手に入れた種族は総じて宇宙を目指すものらしいが、やがて精神によって宇宙の彼方まで旅をする術を身に付け宇宙船に取って代わるであろうと言っている

堅い話が続いたので楽しい異星人の話をしよう

ある星の知的生命体は昆虫のような姿をしており、星を覆う広大な森の中、緑色の空の下で暮らしている
彼らは人間の膝丈程度の大きさしかなく、その大きさを維持する事によって辛うじて飛行能力を失わずに済んでいるという
人間に比べると彼らの文明は原始的で主に数百メートルにもなる巨木群の上に木造の街を築き暮らしている
彼らは地球の昆虫と似ており翅もある為飛ぶ事が出来るので自動車の物は存在しないようだ
食物を育て地球には存在しないタイプの小型の泡状の生命を家畜として扱い、人間よりも穏やかに生きているという
彼らは踊る事が何より好きで、意思の疎通をはかる際は必ずといっていい程踊りながら話すという
求婚も翅を使い美しく舞いながら行われ、翅が舞う、翅が折れる、翅を撫でるといった翅にまつわる慣用句がとても多いようだ

我々の銀河系の中心に近い場所にあるある星の知的生命体は星のほぼ全てを覆う海の中で暮らしいてる
地上は長い歴史を持つこの星の生命が遂に克服出来なかった有毒な化学物質で溢れており、全ての生命は紫色をした海と地中の中で暮らしているという
この星の知的生命体はペンギンに似た容姿をしており、卵を産んで子を育てるという
大人になると体調数メートルになり人間と同程度の寿命を持つようだ
彼らは高度に発達した文明を持っており、自らの分泌物を建材として用いて築き上げられた粘膜で覆われた巨大な都市に暮らしているという
この中では多様な下等生物が海水を浄化し大気を生み出しており、人々は都市内では基本的に二足歩行になるようだ
ただ年々この街を守る粘膜を作れる生産者が減っている事が問題となっていると話していた

書き溜めたのはここまでなので、また溜まったらまとめて書き込むよ

 

100:

将来のことは言及できないようだけれど、それでも聞いてほしいことがある
人類は総人口100億人を望むところまで増えている
食料や水が足りなくなる中で、極めて深刻な格差を生んでいる
この人類の歩みは、今後どうなるのだろうか
我々に必要な叡智があるのなら、どうすれば授かれるのか

102:

>>100
食糧と人口については聞いているからまとまったら書き込むよ
ただ交流は自分の意思では行えなくて、聞きたい事があって頭の中でリストアップして眠りに就いてもいざ夢を見ると常に話を聞く一方でこちらから問いかける事が殆ど出来ない
交流を行っている時は通常の夢同様に殆ど自分自身の意思が介入する余地がないんだ

異星人について

箸休めのつもりなのか分からないが宇宙人は時々楽しい異星人の暮らしぶりを教えてくれる
太陽系が所属するこの銀河系のある星ではジェリー状の物質が惑星の上層部を覆い、地面は熱せられたマグマが何十億年も冷めることなく対流しているという我々からしたら過酷な星である
この惑星の知的生命体はこのジェリー状の物質の中を泳いで過ごしており、周りの微生物やジェリー状の物質を体内で化学的に変換し栄養素にするようだ
オスメスの区別がなく人々は磁力を応用し他者と会話を行い、物質的な文明は持たないという
彼らは複数の触覚が生えたエイのような姿をしており発達した強靭な尾ビレで柔らかな海を駆け巡る
彼らのように物質的な文明を生み出した事のない知的生命体は総じて高度に発達した意思伝達手段によって豊かな文化を築き上げるという

 

109:

いや、人口と食糧だけの話ではないんだ
貧困や疫病に苦しむ国と、一部の超富裕層
隔絶されたような格差の社会を、今の人類は作ってしまった
ほんの少しの発展の違いが、他の人種を貶め搾取する
こんなおかしな進化をした人類は、どうやって格差を改められるのか
人口が増大し、食料がなくなり、人類は富める者と失うも者と、更に峻別される

それを正すための叡智を、尋ねてもらえないだろうか

 

112:

>>109
貧富と病についてもそれぞれ聞いているよ
ただ総括すると同じような話だった
全ては因果応報と宿命で試練だが、それは進化の為に必要な負の要素のようだよ

銀河系のある星は表面のほぼ全てが砂漠と峡谷である
水分が僅かにしか存在しなく大気も薄いこの黄緑色の砂に覆われた星は昼夜の温度差が数百度にも及び生命にとって過酷な星であるようだ
この星の知的生命体は厚い外殻をまとったアルマジロのような姿をしており、灼熱と極寒を繰り返すこの星で逞しく生きている
彼らの街は地中にあり蟻のような複雑で巨大なコロニーを形成している
激しい気温差にも耐えられる彼らだがそれでも地表で過ごせるのは朝夕だけで、この間に地表の鉱物を採取しコロニーで冶金を終えた後食糧とする
その為彼らの外殻は摂取した金属で出来ており、そのお陰で過酷なこの星で生きていけるという

地球によく似た衛星の話も聞いたのを思い出した
ある星は大気があり陸と植物、そして広大な海が広がりこの地球ととてもよく似ているという
この星はガス惑星の衛星の一つで青い惑星を空に認める事が出来るという
この星の知的生命体は我々同様地上で暮らしており物質的な文明も持っているようだ
都市があり様々な人種や文化を持っているが我々よりも進化している為争いはなく知的生命体として人間の先輩に当たる
彼らは豹や虎に似た獣から進化した種族で美しい模様の毛皮を身にまとっており、大きく後方に伸びた耳と長く逞しい尻尾を有する
この耳と尻尾、そして身体の模様は個人を識別する上でも異性に対してアピールする上でもとても重要な要素となるようだ
人々は二足歩行を行い我々のように乗り物に乗り街で買い物をし仕事も行う
生粋の狩人であった闘争的な彼らは長い進化を経て争いを放棄したという
したがって彼らは地球人の未来の姿であり模範である宇宙人は言っていた

人口と食糧について

進化とは大いなる道筋から外れることはないが我々の日々の行いや心掛けで良くも悪くも変わってくるとい言っている
仏教用語の因果応報とは真実で我々が行った行為や思考した事は善行であれ悪行であれ等しく我々に返ってくるようだ
争いや資源の枯渇、人口増加は多くの知的生命体が経験する宿命であり避ける事は出来ないという
しかしながら生命や宇宙の神秘、大いなる力は常に温かく見守っており、道を踏み外してもより良く変わるチャンスは常に自分自身の内や目の前にあると説いている
人は大いなる苦しみと失敗、挫折を経験せずには進化出来ず、これは仕組まれた宿命であり乗り越えるべき課題であるという
喜怒哀楽、愛と憎悪を全て知り煩悩と決別出来た時、人は肉体の軛から解放されるという
銀河系の外縁部に存在するある惑星の知的生命体はこれまで紹介した知的生命体とは異なる進化を辿っている
彼らの住む惑星は元々植物が生い茂る緑豊かな土地が広がり、穏やかな気候や日照と降雨に育まれ全ての生物は生命を謳歌していたという
しかしこの星の知的生命体が生み出した文明がもたらした環境汚染と、因果応報によりもたらされた自然災害によって星の生態系は崩壊し大地と海、大気の全てが有毒物質に侵されてしまったようだ
彼らはこの変わり果てた星で長い暗黒時代を生き抜き、やがて自らの身体の組成を自然の摂理によって変えたという
長いので続く

彼らは元々ウミウシのよう身体をしていて、無数に生える触覚を使い文明を築き上げた
しかし文明が滅び人口が激減し種が滅びるかと思われた時、彼らは突然変異を起こし長い時間をかけて霧状の生命体へと進化したのだ
雲が切れる空の上層部はまだ大気が汚染されておらず、強い日差しとこの星特有の化学物質が作用し辛うじて清浄を保っていたのだ
空の上層部へと生き延びた人々は危険を犯し地上へ赴き僅かに存在する無害な食糧を得て空へと戻りなんとか絶滅の危機から脱したという
彼らはこの星と人の歴史を神話にせず、教訓として常に生きているようだ
いかなる時であれ望みはあるが、道を踏み外し続ければ相応の結果に辿り着くと宇宙人はこの話を通して伝えている

銀河系のある惑星は決して晴れることのない厚く有毒な雲に覆われ大地は黒い金属と光り輝く鉱物が広がっているという
空は黒く常に吹き荒れ雲は有毒な雨を撒き散らし我々からしたら地獄のような光景である
この星の知的生命体は芋虫のような姿をしているが、滅多に降り止まない有毒な雨から身を守る為に皮膚は柔軟性のある耐水性のゴムのような組織を成しており、辺りに広がる眩い鉱物のように光を発している
この皮膚から発する光を明滅させ意思の疎通を行い、口から吐き出される長い数本の触手が手となるのだ
彼らは優秀な鉱夫であり強固な岩盤をくり抜き鉄の岩山の中に街を気付いている
厳しい環境は彼らに助け合いの精神を育ませ逞しい肉体と精神を身に付けさせたようだ

宇宙人と交流について

改めて交流を行っている宇宙人について紹介する
宇宙人は無数の白や青、緑の光が集まった銀河のような姿をしていて、大きさはデリバリーピザのLサイズぐらいだ
実際の銀河系の中心部は黄色く輝き、赤や青、紫の星雲が広がり色鮮やかなのだが、目の前にいるこの不可思議な宇宙人はもっと簡素な色合いである
銀河の形状を英語でdiskと云うが正に円盤の形をしていて、よく見ると中心を軸にゆっくりと回転している
宇宙人には口や手足などはなく、直接頭に語りかけてくる
話を聞いていると時々情景が目に浮かび、色々な異星人の姿や暮らしぶり、星の姿を見せてもらった
伝えてくるのは映像だけでなく臭いや音も含み、有毒物質で溢れた大気を眺めていた時は目と鼻と舌に刺激があった
宇宙人は常に淡々と話すだけで指図しない
交流は体感だが大体5分から10分程度で終わり、毎晩のように夢に現れる

宇宙人は毎晩夢の中で異なる場所を用意して待っている
知らない町の中や昔住んでいた家のリビング、何処かの教室や大きな庭園、銭湯やツリーハウスと毎回異なる場所を用意しているがその意図は分からない
普段見る夢とは比較にならない程に現実感があり、温かく穏やかで不安に感じる事は一切ない
辺りを包む空気は生暖かく、湿気を帯びて情景は微かに霞んでいる
晴れていても太陽は見当たらず夜でも不思議な事に辺りは明るい
交流する時は大抵宇宙人と一対一なのだが時々周りに人がいる時がある
だが彼らは宇宙人の存在には気付いていないようだ

交流は殆ど聞く一方で時々条件反射のように質問が出来るが、普段見る夢同様自分自身の意思が介入する余地がない為自由に訊く事は一切出来ない
そして直感なのだがそろそろこの交流が終わる気がする
これは宇宙人の力の限界が近付いているのではないかと感じる
交流が終わると急速に聞いた話を忘れるような気がして、慌ててこのスレを立てた

宗教について

全ての知的生命体は宗教観というものを持つらしい
宗教観を獲得する事は進化の過程において自然な流れで神を信じる事は好ましくまた当たり前の事でもある為に宇宙人は宗教を否定してはいないが、地球に存在する宗教は多くの過ちを犯しているという
ただまた同時に多くの宗教が真実の一面に触れ捉えているといい、進化と共に優れた宗教観が生まれやがて集約されるという
そして宇宙人は神を信じても神に縋ってはならないと説いている

やがて人々が信ずる事になる宗教とは、教祖を持たず経典も持たず、規則も持たず祭壇も持たない
真の宗教とは日々を生き抜くのに必要な生活の知恵である
真の宗教とはそれ程に身近なものであるのだ

と宇宙人は言っていた

そろそろ寝るので最後の話、生きる理由について

人は数え切れない程の輪廻転生を繰り返すがそれは修行の場であるこの険しい世界において喜怒哀楽と経験を通し魂を磨く為にあると言っている
そして利害に囚われず他者に尽くす事を心がけよ
他者に尽くす事により魂は磨かれ美しい精神を得る事が出来る
やましき者を見ても憎んではならない、彼らは未熟が故にやましいのだ、彼らは過去の自分自身と心得よ
この壮大な一大事業は人一人では成し遂げられない、共に助け合う事によってのみ成し遂げられるのだ
天地荒みど心晴れやかに
慈愛を持って人と成す

それでは今日はここまで
おやすみなさい

今朝見た夢の話をする

ロンドンの郊外にあるジョージアン様式と呼ばれる美しいレンガの2階建ての家の向かいにいた
辺りは丘陵が広がり緑の葉を茂らせた木立が点在し、家の前にも丸い樹形の落葉樹が玄関の左右に植わっている
柵で囲まれた丘にはまるまるとした羊や牛や馬が草を食んでいて、鳥と虫たちが舞い温かい風が吹き木立がざわざわと音を立てて揺れている
目の前の家は茶色いレンガで出来ていて、屋根は切妻屋根、大きな白い窓の戸は開け放たれて、半透明の白いカーテンレースが風に靡いている
穏やかで心地の良い陽気だった
家の中に入り右手の部屋に進むと火の点った暖炉のある小さなリビングがある
3人掛けのソファと1人掛けのソファがあり、宇宙人は1人掛けのソファの座面の上にぷかぷかと浮いていた
宇宙人との出会いは毎回場所は異なるが一様に心地良く感じられる空間で現実感がとても強い
目が覚めて毎朝のように思う事はきっと死後の世界はこんなところなんだろうという事だ

疲れた時について

ソファに腰掛け宇宙人との交流が始まった
生きていれば誰でも疲れる、これは物質界にいる間は何人たりとも逃れる事の出来ない宿命であるという
君は今ここに来ていつも以上にリラックスしたでしょう、それはここは君の前世に所縁のある場所だからだよ、と宇宙人は教えてくれた
宇宙人によると前世は19世紀と20世紀初頭を生きたイギリスの裕福な商家の娘だったとの事だが、教えてもらい合点したのはイギリスがとても好きだという事だ
昔イギリスに行った時に似たような光景を見て心が癒されたのだが、宇宙人がいうには訪れなくとも想像したり写真や絵を見たりするだけでも良いという
疲れたときは好きな国の好きな光景を収めた写真や絵をを眺めるといい、宇宙人はそう教えてくれた
続く

質素である事について

宇宙人には顔はないのだがこのジョージアン様式の可愛らしい家の室内を見渡すような動作をしてこう言った
この家はとても素敵だけれど質素でしょう
見渡すと室内には小さな暖炉とソファ、ソファの前に置かれたローテーブルとその上にカップがふたつあり、蓄音機とレコード、それからダッシュボードの上に本が並べられ、壁にはイギリスの田園風景を写した油絵が額装され掛けてある
物を持ち過ぎてはならないと宇宙人は言う
必要最低限の物だけで暮らす術を身に付けよ、そうすれば物に囚われず健やかに生きられる
文明を持った種族の宿命ではあるが物に依存してはならない、物は所詮物なのだ、物に埋もれる生活をしてはどっちが家主だか分からないではないか
と言われ思わず宇宙人と俺は吹き出してしまいなるほどなと思った

宇宙人の話は首尾一貫して真面目なのだが時折楽しい異星人の話をしてくれたり、今の話のようにちょっとしたジョークとも取れる話題を挟んで話してくれる
人が必要とする物などさしてない、知るべき事は無限にあるが持つべき物など数える程しかないのだ
君はこの点に関して理解しつつあるようだが、まだ心が揺れ動いている
物欲に囚われない生活はとても美しく健やかだ、宇宙人はそう言う
私は帰るが君はもう少しここに留まるといい、質素な暮らしぶりや窓から望む借景から学び取ったら目を覚ますだろう
そう言って宇宙人はふわっと消えてしまい、部屋に取り残されたのだが、とても心地の良い部屋だったのでしばらく室内の様子や窓の外の景色を楽しんでいたら目が覚めた
いつもは端的に要点だけを書き込むが、具体的に話すと宇宙人とのやり取りとはこういうものだと分かってもらえると幸いだ

コンタクトについて

全ての生命には魂が宿り魂とは霊的存在である為、魂を宿した全ての生命は霊的存在である宇宙人は言っている
生命の進化とは乃ち霊的進化であり進化するにつれて関心事は減っていく。
文学や音楽、家族や同胞、仕事や奉仕、そして霊的な世界の探求に心を傾けるようになるという
進化した知的生命体の中でも強い霊力を持つ者は肉体を離れ遠くの星に暮らす知的生命体にコンタクトを取る事が可能となり、これは私の種族の一大事業でもある
このコンタクトとは如何なる科学技術によっても成し得る事の出来ない大いなる奇跡であり、肉体をまとった知的生命体が持ち得る究極の霊的能力のひとつだという
私はコンタクトを取る事を仕事としており、多くの同胞達に励まされ日夜君に決死の覚悟でコンタクトを取っている
私の一声一声の後ろに、何百億の同胞の願いが込められている事を実感出来るだろうか
続く

そういうと恩着せがましく聞こえるかもしれないがどうか重く捉えないでほしい
宇宙人はそう言い思わず笑ってしまった
宇宙人と話していて面白く感じるのはどんな宇宙の神秘にまつわる話よりも、こうしてこの渦巻きに人のような感情があるという事を実感した時だ
宇宙人はコンタクトの話を続ける
私には同僚がいて彼らと共に日夜あちこちの星に住む知的生命体とコンタクトを取る為に奮闘している
しかし簡単にはコンタクトは取れず、先ずはコンタクトを取る必要がある知的生命体を探しその中から受信してくれる人を探すところから始めるのだ
これは直感である程度定める事が可能なのだが、それでもこうやって受信者を見つけるのは困難で見つけると我々は大騒ぎとなる
こちらにも報道機関があるのだが君とのコンタクトの成功はトップニュースだったよ、私もこの仕事に就いてこれ程まで上手くいったのは初めてで実はとても興奮している!
まさか興奮するなどと言うと思いもしなかったので、ここでまた笑ってしまった
続く

我々は叡智を伝え進化の手助けを行う為にコンタクトを取る
特に手助けが必要な知的生命体に対して我々は重点的にコンタクトをはかり、君とのコンタクトの成功をきっかけに数百人の同僚が地球の受信者を捜索していて、既にコンタクトが成功した同僚もいる
今後我々は長期間地球人に対し積極的にコンタクトをはかることになる
その結果大いなる神秘に触れた者たちを端に世界は緩やかに変わっていく。だろう
そうなれば我々はお役御免となる、また辛い受信者の捜索の日々という訳だ
ここでまたお互い笑い合い、この話は終了した

宇宙人と受信者の同期について

宇宙人の話は大概教訓なのだが時々脱線する事がある
宇宙人はコンタクトを開始する際に対話する相手、つまり受信者の脳を読み込むようだ
この読み込みで受信者と受信者が知り得るあらゆる地球に関する情報、更に受信者が知り得ない地球とその衛星、所属する太陽系の情報も読み込むようである
莫大な情報量になるようだが読み込みにかかる時間は短く、大抵問題なく終えるという
ただ読み込みを行う上で高い集中力と霊力を要するらしくこちらはとても疲れる作業であると話していた
読み込みを終えると知り得た情報は自分が経験した事の様に手に取るように理解出来るという
したがって読み込んだ情報を元に学習する必要はないそうだ

またコンタクトを取る際に心掛ける注意点があるという
以下にその注意点を箇条書きにした

受信者が容易に理解出来る言葉を使用する
受信者が知り得ない言葉は使用しない
受信者の全ての感覚器官に訴えて話す
コンタクトは毎回短時間で終える

これらの注意点の下にコンタクトは行われるという

受信者の条件について

コンタクトで対話相手となる受信者には5つの素質が必要とされると聞いた
以下にその素質を箇条書きにした

1.同調出来る
2.見た夢を起床後振り返る事が出来る
3.霊的進化が進んでいる
4.素直である
5.向上心向学心がある

1の同調とは周波数の異なる2種族が交流をはかる上で必須となり、周波数を合わせられると言い換えてもいいだろうと宇宙人は話している
また3を満たしている者の多くは1と4も満たしているので1と4は条件のひとつして独立させなくても良いとの事
これら5つの条件を全て充した者は受信者の資格を得る事が出来るという

宇宙人の故郷と姿について

宇宙人は故郷と姿について教えてくれた
概要ではなくなるべくやり取りを忠実に再現するように心掛けて書いてみる

君はコンタクトという映画が好きなようだね
はい、SFの中でも特に好きな映画です
私は君にコンタクトを開始する際君の全ての情報を取得している、したがって君の好きな物は全て把握しており無論コンタクトという映画についても把握している
この映画は他のSFと異なり高い精神性を感じる、特に凶悪な宇宙人と地球人が争い合う内容ではないのが特にいい、そういって宇宙人は笑った
宇宙人は続ける、この映画では主人公の前に現れた宇宙人は人の姿をしていたが、私のこの姿も同様仮の姿なんだよ
続く

我々はコンタクトを行う際、受信者の趣味嗜好や気質に合わせ汲み取るよう努めている、君がコンタクトという映画を好きで宇宙や我々にロマンを感じているのを知ったので私は同じ様に仮の姿で現れる事にしたのだ
ただし夢の中といえど実際の姿を見せると驚かれる事もあるので、大抵仮の姿を装っているんだけれどね
またコンタクトという言葉もこの映画のコンタクトに由来するんだよ、受信者によってはテレパシーや魔法、念術などいったそれに代わる言葉を用いて表現している
それにしても進化の過程、その半ばにいる知的生命体の生み出す文化とは実に創造性に溢れていて素晴らしい

我々は長い進化を経てこの物質界で多くの修行を終えた
宇宙と生命の神秘に触れ学ぶ事も少なくなり物事の真実を見極められるようになった
これは素晴らしい事なのだがひとつだけデメリットがある、それは生み出される文化に遊びがないという事だ
君達は進化の過程にいてまだ多くの真実を知らず、自らが生み出した無数の偽りで出来た霧の中にいる
だがしかしそのお陰で君達が生み出す文化とは実に多様で面白い
音楽や文学、あるいは君の好きな映画とは必ずしも真実を捉えている必要などなく自由な発想で生み出されるべきなのだ
我々は既に多くの真実を知り正しい物の見方しか出来なくなってしまっている、その点において君達の文化は我々よりも優れているといっても良いかもしれないね

宇宙人は続ける、話を戻そう、私の本当の姿についてだ、併せて私が暮らす星についても教えよう
我々は地球と同じ様に植物と濃い大気、豊かな海に恵まれた黄色い空と緑色の海を持つ星に住んでいる
私達は君の膝丈程度の身長で二本の腕と二本の足を持ち、君達同様の二足歩行の哺乳類だ
我々の知的生命体としての歴史は長く地球の時間に換算すると1億年を超える
人口増加の問題は科学技術と身体を小さくするという自然の摂理によってもたらされた進化によって乗り越え今に至る
君達の世界の小型の猿に似た大きなふたつ瞳を持ち、その下には突起していない鼻と小さな口、それから頭頂部に丸い耳をふたつ有している
体毛はなく肌は薄い黄緑色で人種が一種類しか無い為皆似たような姿形をしている

星の生態や我々の姿は地球や地球人と異なるがとても似通った文化と文明を持つ
文化に関してはもっと洗練され君達の文化よりずっと素朴である
文明は極限まで発達した後その多くを棄てたが古代の高度な文明は今に生きている
君達同様太古の時代には宇宙を目指し船に乗り旅立って行ったと伝説にあるが、我々はその時も今日も変わらずこの故郷で暮らしている
知的生命体は星を守る役割があり、我々はこの星の生態系を守る事を最重要課題として認識し常に共存する事を考えて生活している
かつては資源を奪い数多の種族を滅ぼし大地を蝕み空を汚してきたが、その結果我々は因果応報により長い暗黒時代を生きたという

次々と湧き広がる疫病や止む事のない天災、気候の大激変を乗り越えてきた、この長い地獄の日々は我が種族のいい伝えとして語り継がれている
多くの知的生命体同様我々も紆余曲折し今日に至っている、過ちを犯し苦しみそこから這い上がり今に至るのだ、困難と生命が持ち得る希望と慈愛の精神と霊的真実が我々を進化させた
今日の我々はとても穏やかに暮らしている、過ぎ去った嵐の後の空の様に澄み渡り、1億年の歴史において今が我々の春といえよう
もう時期我々はこの物質界を卒業する事になるだろう、この修羅の世界において学ぶ事はもう数える程しか残されていないのだ
我々はその前に伝えるべき叡智の全てを苦行の道半ばにいる遠い星の同胞に伝えるという最後の事業に取り掛かることにした

我々の種族に訪れた転換期はいくつもあるが、最も大きな転換となったのは開眼した時であろう
我々は霊的な世界やその精神に触れる事を開眼と呼んでいる
開眼はある日を境に一斉に皆に起きるのではなく緩やかに始まるのだ
開眼を経験し我々は宇宙と生命の大いなる神秘の研究に没頭する事になる
知るにつれてこれまでの行いが如何に愚かだったか我々は知る事となった、我々はそれまで盲目であった事を身を持って知ったのだ
我々はこの真実を拠り所とし自らの文化と文明、そして生き方を根底から変えた
我々が伝えるべき叡智と捉える事柄はこの霊的真実に他ならない
そしてこの叡智を必要とする遠く離れた星の同胞を探す事になったのだ

我々は数千年かけてこの銀河のあらゆる方角に向けて捜索を開始した、以前話したようにこの捜索は大変困難を伴う作業であり、疲弊し死ぬ者も後を絶たなかった
それでも我々は怯む事も諦める事も止まる事もなく捜索を続け、次第にコンタクトが成功するようになる
君達が僅か数光年しか離れていない星を見つけるのにも苦労する様に我々も遠い星の同胞を探すのはとても困難な事で、その出逢いとは奇跡の様なものである
しかし数百億になる我が同胞はこの一大事業をこの物質界における最後の大仕事と捉えて全人類が一丸となって遠い星の同胞を想い成功を祈っているのだ

霊的真実に触れ開眼するのだ
理解しようとする必要はない
その時が来れば自ずと分かるのだ
開眼の時はもうそこまで迫っている
開ける者から開くのだ
全ては緩やかに全てを変えるだろう

度々になるけれど改めて

宇宙人との交流は常に受け身である
したがってこちらから問いかける事は出来ず、夢の中で自分から問いかける場面があってもそれは自分の意思で行われたものではない
夢は自身の体験として強烈な印象と共に記憶されるが、夢を見ている間は映画を眺めているような感覚にも近く自由意志が介入する余地はない
その様な理由により頂いた質問はおそらく拾い上げる事が出来ないと思われるが、いい質問に目を止めた後に見た夢で幸運にもその回答に繋がる話題になるといった展開は考えられなくもないので質問を書き込む事を止めたりはしない、どうぞ好きなように書き込むといい
ちなみにざっと拝見したが宇宙人の意思と共鳴するような内容の質問はほとんど見当たらず、最近の書き込みだと>>193の3つ質問が良かった
質問の2つめと3つめは既に書き込んだ話に答えがある上に3つめに関しては既に答えを知っている、真意は読み返し咀嚼すれば理解出来る
1つめはどの星に生まれ落ちるかといつタイトルでおそらくそのうち書き込むと思う

ウイルスについて

雨が好きなのだが普段から見る夢でも宇宙人が現れる夢でも雨が降る事は少ない
ただ時々今日のような雨が夢の中で振る事がある
東南アジアの何処かの街の雑多な路地にいた
不規則に並ぶ建物の足元には入り組んだ路地が広がり頭上は看板や水道管、洗濯物がぶら下がり僅かに望む空は小さく遠い
雨が降っていて水捌けの悪い道路には大きな水溜りが出来ている
通りと水路を人と舟が行き交っていて活気のある街だが雨の音しか聞こえてこない
道を進むと目の前に赤と緑のバドワイザーのネオンがぶら下がった店が見えた
中に入ると店内は薄暗く10席程度、カウンターに店主がいて店内の奥に人影が見える、飲食店のようだ
壁の所々に開いた穴から外の光が射し込んでいる
トタン屋根に降り落ちる雨音が終始聞こえる店内は粗末で陰気だ
宇宙人はその店内の入口脇の席にいた

やあ、宇宙人はそう言い手はないのだが手を上げるような動作をした
宇宙人は背もたれのない脚の長い木製のスツールの上に浮いている
隣の席から椅子を持って来て腰掛けると、目の前の丸いアルミで出来たテーブルにはいくつかの料理とお酒が並んでいた
いやあひどい雨だねえ、ここに来るまでの間にすっかり濡れてしまったよ、悪いが身体についた雨水を払ってはくれないか、ほら私には払う腕がないものでね
そう言われ近付いて目を凝らしたが、無数の光が集まって出来ている為に光と雨水が見分けられない
そう思っていたら、ああ確かにこれじゃあ分からないよねと言い笑い合いった

ウイルスについて教えよう

ウイルスは知的生命体の側に常に存在し我々から片時も離れない
彼らは恐ろしい病をもたらすがこれは宿命であり医学が進歩しても新たなウイルスが現れる為に永遠のいたちごっこなのだよ
その証拠に我々の星にも未だにウイルスが存在し時々猛威を振るっている、彼らは我々同様とてもしたたかな存在なのだ
そういうと店内に豚や鶏、猫、猿、ウイルスを媒介する動物が雪崩れ込んで来た
ウイルスは知的生命体だけでなく多くの動物に寄り添っている、君達が家畜やペットして飼うこれらの動物がそばにいる限り猛威から逃れる術はないだろう
宇宙人に目を戻すといつの間にか料理とお酒が減っていた

ある色は突然別の色を映し出すのだよ、そう言い宇宙人は足元をうろつく動物達に目をやる、動物達はぶひぶひ鳴いたりにゃあにゃあ鳴いているがうるさくは感じない
いいかい、ある色は突然別の色を映し出すのだ
ウイルスは宿命であるがその都度克服しなければならない、それは例えば日々の掃除や洗濯といった家事のようなものである、片付けたところで次から次へと現れるが片付けない訳にはいかないんだよ
私はそろそろ帰るので君はこの料理が冷めないうちに平らげて片付けてくれるかな、そう言うといつもの様にふわっと消えてしまった

宇宙人によると生きる目的はふたつあるようだ
ひとつは万人に共通する目的、既に書いたが喜怒哀楽と経験を通し魂を磨き、他人を助け霊的真実に触れる事
もうひとつは人それぞれ異なる
前世で不遇の一生を送った者は今世で能力を生かす喜びを知る為に生まれてきている可能性があり、また前世でやり残した課題を達成する為、つまり再チャレンジする為に生まれてくる者もいるようだ
基本的に真っ当に生きていれば得られる経験全てが目的に成り得るといって良いみたいである
したがって挫折も路頭に迷うのもそれ自体十分目的に成り得るという訳だ
前世で楽をして生きてきたから今世では人一倍苦労する経験を得る為に生まれてきているのかもしれない
何かを達成したり何処かに到達する事ばかりが目的とは限らないのだ
過程も結果も等しく価値がある、もし迷ったら静かに内観する事、答えは常に内にあると宇宙人は言っている

異星人について

宇宙人がコンタクトを取れる限界と認識する銀河系外縁部に存在するある衛星は、強固な地殻と粘度の高いジェル状の物質で覆われた斑模様の星である
この星の知的生命体はこのジェル状の層に暮らしている
彼らの祖先はこのジェル状の物質から栄養素を摂り生きていたが、それらの栄養素から道具を生み出し物質的な文明を築き上げたという
彼らは手の生えたオタマジャクシの様な姿をしており、有機物から成る無数の球体の空間を数珠のように繋ぎ合わせ都市を築いているようだ
その都市の姿は幾何学的で代え難い美しさを湛えており、この都市そのものが生命の複合体であるという
ジェル状の層に生きる多くの生命がこの都市に寄生しており、その関係は森に酷似するという
この星に生きる多くの生命は自ら発光する力を備えており、都市はこれらの光が無数に集まり複雑かつ幾何学的な模様を映し出しているようだ

銀河系の中心近くに存在するある惑星は恒星の如く赤く輝く大きな質量を持ったガス惑星である
この星に生きる知的生命体は止むことのない強風の中で生きている
彼らは展開した箱のような姿をしており、自らの身体を必要に応じて組み立て風を利用し移動し獲物を捕らえるという
彼らはこの身体を他者と接合させ瞬時に巨大で複雑な多面体に変形するという
その姿は先程のジェル状の物質の中に生きる知的生命体の都市と同様に幾何学的で美しく、民族や氏族、性別や世代、更には思想や美意識によってその姿は大きく異なるという
この多面体化は主に求愛や交尾、妊娠、出産、育児の時に見られる行為で、葬儀を含む宗教的な儀式でも行われるようだ
特筆すべきは求愛時の多面体化である
女性へのアピールの為に男性が集まり多面体化するのだが、時折全く新しい多面体が生まれるといい、新しい多面体になる事を生涯の目標とする者が実に多くいるという
女性は最も美しく優れた多面体を作った男性の求婚を受け入れるという
宇宙には彼らのように想像の域を超えた生命で満ち溢れているという

光力について

宇宙人は地球人の知らない科学技術について触れる事は少ない
それは自ら発見する必要があるからだからだと宇宙人は説くが、霊的真実と深く関わる事に関してはごく稀に教えてくれる時がある
これは知られざる力、光力にまつわる話だ
宇宙には重力や電磁気力とも呼ばれる電力と磁力、霊力の他にも地球では知られていない力があるという
そのひとつが光力である
光力とは光を変容させた際に発生する力であるという
特定の生物でなければ紫外線を知覚出来ないように、光力も特定の知的生命体にしか知覚出来ずまた扱えない力である
その力は現在の科学で捉える事は不可能であり、せいぜい数式でその存在を予言するに留まるであろうと宇宙人は言っている

この知られざる力、光力には秘められた力がある
重力と電磁気力、そしてこの光力を全て用いる事により空間を捻じ曲げる事が可能となり、更に霊力を用いれば魂を瞬間的に遥か彼方の星に飛ばす事が可能となるようだ
宇宙人はこの光力を応用した力、応用光術を使い遥か彼方の星の知的生命体とコンタクトを取っており、彼ら応用光術士はその研究とコンタクトを主な仕事としているという
また日頃の会話でもこの応用光術を用いる事によって言葉と五感、更には感情を含む高度な意思の疎通が可能となるようだ
この話から分かるように地球人はいずれ科学と霊的真実の強い結びつきに気付く事になるといい、既に過去や現在の科学者や数学者の中には気が付かぬ内に科学と霊的真実の強い結びつきを予感予言しているという
宇宙人は言う、科学は開眼する事により新たなる地平が目の前に開ける、光力とはその地平から昇る第二の太陽なのだ

争いと善悪について

これから建てられる新国立競技場の
建築デザインを任されたイラク出身の建築家ザハ・ハディドがアゼルバイジャンに建てたヘイダルアリエフ文化センターの中にいた
建物は有機的かつ独創的で美しく、いつか訪れたいと思っていた建物だったので夢の中で訪れた事を喜んだ
柔らかな非可逆素材をぐにゃりと握って置いたような作りの白亜の建物の中に入ると、1階の広場の中央に置かれた向かい合わせの黒い一人掛けのソファの一脚に宇宙人はいた
大きな窓から射し込む強い陽射しが床や壁に反射し建物内は眩く輝いている
周りに人はいなく辺りは静まり返っていて、自分の足音だけが響いている
ソファに腰掛けると宇宙人は顔がないのに辺りを見渡す仕草をした
ここを選んだのはね、君がここを好きだからというのもあるんだけれど、私の星の建築様式に似ているからというのもあるんだよ、ここを知った時はとても驚いたね、この建物を設計した建築家は私の星に来ても立派に建築家としてやっていけそうだよ
そういい笑い合った

君の星は相変わらず争いが絶えないね
はい、我々は四六時中争っています
前にも話したが今日は改めて争いについて話そう
そう言うと目の前にテーブルとその上に鋲のような三角の尖った真っ白な置物が現れた
争いとは知的生命体の進化の過程において避けて通る事の出来ない宿命である
争いは不可避であるが進化すればやがて放棄する事が可能になる、争いとは人が未熟が故に生じる負の現象なのだ
他者を知ろうとせず我を通そうとするが故に生まれるのだ
未熟が故に人は世界を善と悪に二分し善を良しとし悪を否とする、それが今の世の中であると宇宙人は言う
だがいつも言うようにある色は突然別の色を映し出すのだ
物事の一面のみに囚われてはならない
その置物を手に取りなさい、それは何だと思うかね
はい、これは円錐ですね、横から見たら三角で底から見たら円なので円錐です
そう、それは円錐だ、円錐は横から見れば三角だが底から見れば円なのだ

物事を捉えるとはつまりそういう事なのだよ
凡ゆる角度から見て初めてその姿を知るのだ
物事を二極化、ましてや善と悪に分けるなど以ての外である
善と悪を超越した姿こそ真実の姿なのだ、真実の姿を知れば争う事はなくなるだろう
そう言うと宇宙人は再び建物を見渡す仕草をした
この建物を見てごらん、天井は複雑に湾曲し、ある一面は上を、ある一面は横を向いている、この形状はこの円錐より更に複雑だ
この建物の姿は人と物事の本質に酷似している、人も物事も色々な側面を持ちそれらの側面は緩やかに異なる側面へと変容する
君たちと君たちの世界とはこのように無限の階調を有するのだよ
いいかい、ある色は突然別の色を映し出すのだ、その事を忘れてはならないよ
そう言うと宇宙人は消えてしまい間もなく目を覚ましたが、角の鋭利な円錐の置物の感触が手に残っていた

最後に

まだ紹介していない話しもあるが、宇宙人の意思によりここでの紹介はこれまでとする
宇宙人とその同僚は複数の地球人とコンタクトを取っており、一人に全ての叡智を与える訳ではなく全員に与えた叡智をひとつにまとめて完成すると言っている
今後少しずつ世界各地に叡智を授かった人が現れる、ただ彼らの全てが等しい影響力を持つ訳でない、だから隣人の声によく傾けるのだ、そなたの隣人は受信者かもしれないのだ、宇宙人はそう言っている
また宇宙人はこうも言っている、知的生命体には皆分け隔てなく探究心があり、知る事は喜びと心得ている
したがってこれらの叡智を楽しみながら知る事が出来れば合格である、楽しむ心が何より肝心なのだ

宇宙人は受信者とは知り得た叡智をただ伝える為だけに徹する伝言者でなければならない、したがって自分の価値観や思想などといったものを挟む事は許されないと話していた
つまり受信者とは電話やラジオ、テレビみたいなものでただ伝えるだけの存在なのだ、そこに浅はかな意見など介入する余地は一切ないのである
また自分の言葉で語ろうとする者、あるいは自分の利益の為に叡智を利用する者はそもそも受信者には選ばれないようだ
そのような訳で>>1の意見を聞きたいといった要望に応える事は出来ないのだ

宇宙人の言葉をそのまま書き残す

知識は正しく使って生きるのだ
知っただけでは意味がないのだ
叡智に埃をかぶせてはならない
日々の生活に叡智を役立てるのだ

叡智は己と他の為にある
己と他に等しく与え尽くすのだ
霊的進化は人類の一大事業である
人類総出で成し遂げるのだ

内観せよ
開眼するのだ

天地荒みど心晴れやかに
慈愛を以って人と成す

以上

(了)

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