私の実家は元被差別部落だった(と、思われる土地)にある。
517 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 10:13:29 ID:FiiTfcMLP
といっても、明治以後に土地を買って住み着いたらしいので、Bとは全く関係ないのですけれども。
うちの実家=本家の代々の言い伝えで、「地元民とは絶対に結婚するな」と伝えられているので、曾祖父・祖父・両親、そして私も、それぞれ他所の町の、確実にBとかKでは無いと分かる人と結婚した。
今はこうしてのんびり2chする余裕もあるけど、若い時は大変でした。
私が中学生くらいになった頃から、もう引っ切り無しに婿養子の話がきて、「うちの息子を是非、婿養子に!!」って、同級生や近所の人が押しかけてくるんだから。
学校帰りに待ち伏せ、拉致されそうになた事もあるし、レイプ未遂とか、無言電話とか、嫌がらせとか……
更には、「男の気を引くことばかりやってムカつく!!」と、地元のBだかKの女共に集団暴力振るわれたりとか、一時期は対人恐怖症になるくらい、本当にまぁいろいろあったもんです。
一応弁明すると、私は男性に媚びを売ったりなどは一切していません。
我が家の資産に目の眩んだバカ男共が勝手にしつこく言い寄ってきただけです。
地元の町には祟り神(疫神)と思われる神様を祭った神社があり、秋祭りには、代々うちの家系の女の子に巫女舞をさせる習わしがあったらしい。
らしい……というのは、私は巫女の役をしなかったから。
小学校教師が、地元の慣例をガン無視して、「決まった家の子だけ祭で役をやるのはおかしい!」と、わざわざ新しく引越してきた子供たちに巫女役をさせるように物申したからです。
でも別にその時の教師を恨んだりはしてないです。
だってその巫女役をやった女の子たちは、現状ことごとく仕事や恋愛、結婚に失敗して、不幸な人生を歩んでいるのだから。
更に言うなら、彼女たちは地元の町から脱出出来ない状況になっています。
精神を病んで引篭もりになったり、子連れで出戻ったり理由は色々ですが、各種手当が非常に充実している町なので、町外に出たら恐らく生活していけなくなる。
選ばれた巫女たちは、本来は疫神を鎮めるためのイケニエだったんじゃないか?
そして我が家が祭に巫女を差し出すのは、この町で暮らしていくための何らかの交換条件だったのでは?
今、地元の町は過疎化が進み、子供がどんどんいなくなっています。
そして生まれてきた子供たちも、持病持ちだったり、体や精神が弱かったりと、様々な問題を抱えている子が少なくないらしい。
昔は、町の子供たちはみんな健康でやたら丈夫な子ばかりだったのに……
そして、生まれつき持病持ちで体が弱かった私は、地元の町を離れてからというもの、今はほぼ健康体になりました。
いずれ両親が亡くなったら実家の土地を全て処分しようと思っています。
うちの家系を犠牲にすることでなりたっていた町の人達。
これからは全ての厄が自身に降りかかかっていくことになるかもしれませんね。
519 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 11:00:31 ID:eb2CF9mf0
あなたの家系で巫女をやった女の子はどんな不幸があったんでしょう?
そもそも、どうして地元民との交際を禁じるような土地に引っ越してきたんでしょう?
ましてや娘たちを生贄にさしだす条件までのんで引っ越してきたとしたら、余程のメリットがないとおかしいですよね。
資産って、その地にきてからのものなんでしょうか?
ご実家はその土地でどんな生業をなさってたんでしょう?
521 :517:2010/08/26(木) 11:38:47 ID:FiiTfcMLP
>>519
>巫女をやった女の子はどんな不幸があったんでしょう?
父方の家系の女性たち、ほぼ全員が不幸な結婚をしているんです。借金・暴力・子供の障害・あとメンヘラ多数と様々……
それと、本家以外になぜか男がほとんど生まれてこない。
たとえ生まれてきても、長生きできない人が多かったらしい。
跡継ぎの男子が死ぬ事、男子を産めない事は、昔の女性には今よりもっと不幸に感じたのかなあ、と。
>どうして地元民との交際を禁じるような土地に引っ越してきたんでしょう?
それは多分、土地が安い(タダ同然)だったからではないでしょうか?
実家はとある山の麓にあるのですが、実家周辺の地域は全てうちのご先祖が開墾したそうです。
また、山の麓は地元民(Bの人)が手をつけない土地だった事から、ひょっとしたら忌地だったのかも?
忌地を無理やり開墾
→地元民怒る、一族に不幸が起こる
→娘を差し出す→あまり良い土地ではないけど、地元民を雇うと色々便利だから居座る
→でもBの血は入れたくないから結婚相手はヨソから連れてくる
こんな感じだったのかなあ……と。
>資産って、その地にきてからのものなんでしょうか?
>ご実家はその土地でどんな生業をなさってたんでしょう?
祖父の代までは、アパート経営などで収入がありました。
タダ同然で手に入れた土地からお金が入ってくるのですから、一応のメリットはあるかと。
あと、うちの分家で会社経営してる人もいて、地元民を多く雇っています。
ほんの30~40年前まで、「○○町出身」というだけで就職を断られるような状況だったので、地元出身の社員なら、賃金安くても、コキ使っても文句言わず働いてくれたそうです。
524 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 12:27:59 ID:eb2CF9mf0
>>521
なるほど、やっぱり巫女さんをするといろいろあったんですか。
実家を離れたらご健康になったそうでよかったですね。
本家筋のようですが、男のお子さんがいらっしゃるんでしょうか?
どちらにしても、離れた土地なら影響でなかったんでしょうね。
祟り神(疫神)を祭る神社等に興味があり、不躾な質問をいろいろしてしまいましたがお答えくださってありがとうございました。
御神体は?とか巫女さんの舞とは?とかいろいろ浮んでしまいました。
土地を処分なさるとのこと、今後何も起きないといいですね。
補足
《うちの家系を犠牲にすることでなりたっていた町の人達》について。
二十五年ほど前、地元の町に大規模な公営住宅が建設されました。
『新しく引越してきた子供たち』というのは、その住宅に住み始めた人達のことです。
それからというもの、引越し組の人達が、地元のB民と結託し、私の実家をBだと吹聴し、あちこちで誹謗中傷を始めたのです。
更に、引越し組の人達は地元の伝統行事(祭の巫女役について)にも、教師を巻き込んで口を挟み始めました。
祭の主役を務めることで、「自分達こそがこの土地の主だ」と主張したかったのでしょうね。
巫女を差し出す事でうちの家系が被っていた町内の厄を、わざわざご丁寧にも引越し組の人達が、「自分らで被る!」と主張し始めたのですから。
近年、地元の町では毎年のように崖崩れや鉄砲水が発生しています。
今年の梅雨時も崖崩れが発生し、ニュース欄に小さく載りました。
害獣も頻繁に発生し、畑や家庭菜園も次々と荒らされ、作物の実りがない土地に。
土地全体が徐々に荒廃している……そんな雰囲気ですね。
私にはまだ子供がいません。弟がいますが、実家を出て働いています。
実は母が流産しかけたせいで、弟は未熟児で生まれてきました(現在は健康)。
一人目(私)→幼児期に難病にかかり、生死の境をさまよう。
二人目(弟)→未熟児で生まれ、ひょっとしたら障害が残るかも……と言われていた。
三人目の子→死産。
私や弟はかなりギリギリで生かされた、という感じですね。
あと、ご神体は海から出てきた鏡?石?だかを祭ってあるそうです。
ご祭神は大穴牟遅神(おおなむぢ)となっています。
528 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 13:41:50 ID:hLZFyaO00
興味深いお話でした。
巫女の役にしても別によそに押し付けたわけでもなく、あちらから「やらせろ」ともぎとった感じですね。
わざわざ災厄を引き受けるとは。
このままその土地を離れ、不動産も処分し縁を断ち切ればセーフなのかも。
533 :517:2010/08/26(木) 14:31:25 ID:FiiTfcMLP
>>528
ご近所や親類が、「本家の娘が地元から離れるなんてとんでもない!」とうるさく騒いでいた時期もあったのですが、そういった声もいずれは無くなっていくと思います。
実は、実家の庭にはヌシのような大蛇(青大将?)に、ヤモリやイモリが住んでいたのですが、私が引っ越してしばらくした頃、なぜか新居の庭に大蛇とヤモリ達がこんにちは。
家の守り主?たちも、災厄だらけの町に早々と見切りをつけてお引越ししてきたみたいです。
だから、これはもう家を終わらせても良いんだよ、地元の町に戻らなくても良いんだよ、というサインだと思うことにしました。
539 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 18:10:07 ID:Oyh3/g3N0
この人の家が来るまでその神社の巫女はどうしてたの?
お金儲けか開墾か知らないけど、居るべきでない土地に無理やり入り一族にも不幸を負わせ、一見地域は豊かになったけど、BKの妬みが渦巻く荒んだ土地になってしまったようだね。
元々貧しい所でB地域なりにひっそりと暮らしてたのかもしれないのに、さんざん引っ掻き回して結局出て行くって感じにも見える。
別に何の責任もないし、お家は強く守られてるみたいだから、後はどうなっても痛くも痒くもないというとこですかね。実利的な家系。
540 :本当にあった怖い名無し:2010/08/26(木) 19:00:32 ID:FiiTfcMLP
>>539
地元の神社には宮司はいません。
大昔から何度も飢饉や疫病、災害などが起きていたので、町から逃げ出したのか、それとも家が絶えてしまったのかは不明です。(神社の建物は江戸時代に建立されたらしい)
ただ明治時代にかなり大規模な災害が起こったそうで、どうもその頃から、慌てて地蔵堂を建立したり、隣町の神主を呼んで正式な祭祀を執り行なってもらったりしていたそうなので、現在地元で行っている祭そのものが、明治~大正時代に成立したもののようです。
祭祀を執り行なう宮司さんは隣町の人、我が家はあくまで、社寺への金銭的な援助や神輿の世話役、神楽に関係する立場、という位置付けです。
一応、本家=巫女舞、分家=神楽奏者、という分担があります。
和楽器の演奏は訓練に時間がかかるので、引越し組の人達は今のところ誰もやりたがらない様子です。
ご先祖のために弁明すると、かつて(戦前~戦後の時代)の頃は、本家の男は地元民に文字を教え、行商や船の指揮したり、女たちは地元の女性たちに料理や裁縫を教えたりと、一応、ギブアンドテイクといえる関係?を結べていたそうです。
確かに、うちのご先祖にも、金儲けして財産を築きたいという欲はあったでしょう。
選民意識やエラそうにしていると言われれば、その通りかもしれません。
けれど我が家は、地元の町に対して十分な貢献もしてきたのでは?という思いもあります。
関係がおかしくなり始めたのは、やはり公営住宅が建設され、K関係が大量に町に入って来るようになってからです。
お金や手間のかかる神輿の世話や雅楽の演奏はうちに丸投げ、でも巫女舞などの目立つ役割は自分達がやりたいじゃあ、こちらだって呆れますよ。
うちのご先祖が移住してから、私でちょうど七代目になります。
忌地に手を入れてしまった事の償いは、もう十二分にしてきました。
無責任に思えるかもしれませんが、後のことはやりたい人がやってください。
ただし、神の加護を得るのも、タタリを受けるリスクも自己責任で。
何せ祭ってあるのは、今まで散々暴れまわってきた荒魂ですから。
……というのが、今の私の正直な気持ちです。
556 :本当にあった怖い名無し:2010/08/27(金) 14:50:17 ID:usXNHOu8P
神社のご神体と祭神になんか違和感があるんだよねぇ……
大穴牟遅神って大国主神でしょ?
大国主神が海と関連するような話って因幡の白兎くらいしか思いつかない。
ひょっとして先祖って、その禁忌の土地とやらを開拓する際に、地元の神様無視して大穴牟遅神を持ち込んじゃったんじゃないだろうか。
大国主神って国造りの神様だからよく開拓地で祭られてたそうだし。
それで土着神が怒って、祟り神にジョブチェンジしちゃったんじゃないかと。
祭りが成立した時期も先祖が移住した時期と重なるし、祭りの世話や巫女役をその家だけが負担してたのにも説明がつくような気がする。
ID:FiiTfcMLP
>>556
『大穴牟遅神』は、地元の神社に一番古くから祀られていた神様です。
いつからなのかは不明。分かっているのは、江戸時代以前からだという事。
現在は、大穴牟遅神以外の三柱の神様も一緒に祀られています。
この三柱の神さま達が合祀された事と、現在の社殿が造られたのは、江戸時代半ばの出来事だと記録にあります。
なので、うちの一族が新しい神を持ち込んで~というのは無いかと。
三柱の神様はそれぞれ、清め・魔除け・離別、に関する神様です。
具体的に書くと地元の町名が分かってしまう恐れがあるため、御祭神名は伏せます。
それと、この神社は古い時代には、とある家畜に関係する名前で呼ばれていたそうです。その家畜と大穴牟遅神が、どういう風に関係してくるのか私には分からないのですが、あまり良いものでは無さそうというか……
559 :本当にあった怖い名無し:2010/08/27(金) 19:08:37 ID:8D4a7nT30
巫女舞をやった人は純粋にBの人(元からの地元民)よりK(の血が混じった)の人の方が多いの?
朝鮮半島が関わるオカルトだと、あの国の人は日本で神仏の加護はほとんど得られないとか色々言われてるけど。
Bの人は代々祭祀やってますな家系の話も多いよね。
517さんの家系じゃないと災厄は静まらないんだろうか。
地元に残ってる分家の人も、今更また巫女舞の担当してくださいとか言われても嫌だろうけど。
573 :570:2010/08/28(土) 06:59:59 ID:k05oSRiiP
>>559
父や祖父の昔話では、B系の人は巫女になる事は無かった。
町内の暗黙の了解?で、「祭は○○家の家系が行うもの」という感じだったらしい。
なので、その慣例が破られた時は、地元のお年寄り達もかなりびっくりしたとか。
Bの若い人達は、Kの悪い方の影響ばかり受けている感じです。
地元の学校で差別教育をみっちりやるから、洗脳されちゃってるんでしょうね。
K系の人は、地元の神社に参拝する事はありません。
初詣もお宮参りも七五三もしません。
境内に平気でゴミをばら蒔いたりしています。
あと、地元の神社はわりと眺めの良い山の上にあるのですが、CMして登山客を呼び寄せて高額な入山料を取ろうと言い出したりとか。
これはさすがに地元のお年寄り達も反対の声を上げたそうです。
巫女舞についても、単なる巫女服コスプレ撮影会程度に思っている様子ですね。
他にもお神輿を土足で蹴り飛ばして壊したりとか、境内で暴れて子供に怪我をさせたりとか。神事の意味を全く理解していないっぽい……
とにかく、彼らは日本人から見ると信じられないような斜め上な行為ばかりしてくれるので、祟りが鎮まるどころの話では無いという感じです。
現在、入山料を取ろうと言い出したK系一家で、仕事が思わしくないとか、子供の持病やメンヘラがひどくなったりしているらしいとかいう話も聞こえてくるので、祟りは現在進行形なのかもしれません……
(了)