俺が聞いた山のしきたり
142 :あなたのうしろに名無しさんが…:03/07/30 21:07
- 先頭がうつむいて歩いてる隊に向かって挨拶はしない。
- 下着は必ず白。
- 山中でものをなくしても絶対に探してはいけない。
- 弁当などの携行食は食べ尽くさない。(小屋や家に戻るまで、形式的にでもひと口は残しておく)
これには非常食としての意味はなく、おまじないの類らしい。
確かに、弁当箱にひと口だけ残しておいたら、陽気がよければ速攻で腐ってしまうしね。 - 用便の際は山側の斜面に向かって行う。
これも、落石避けなどの一見もっともらしい理由もあるようだが、実は山の神は女性というのが一般的で、用便のときに男性器を山に向けると神が喜ぶ、という説がある。
- 登山口で山に向かって一礼。山頂に立つとき頂は踏まない。
これも山の神関連。
山への畏敬と感謝の念の発露、とか。
- 刃物は肌身離さず、寝るときも枕許に置いておく。
これも、有名なおまじない。魔除けですな。
ナタやマキリなどの大袈裟なものである必要はなく、ビクトリノックスや、卑語の守のような小さなナイフでも良いとのこと。ボンナイフでも良いかどうかは、知らないけど。
- 人の真後ろには立たない。真後ろから声をかけない。
これも、魔除けの類らしい。
物の怪は背後から現れるから、とか。
- 山に入った後は互いに屋号や通り名で呼び、本名では呼ばない。
これも、魔除けと言霊信仰が混合したもののよう。
山で本名を口にすると、物の怪や山ノ神に連れ去られてしまうのだとか。
(了)